前回からずいぶん時間がたってしまった。
前回の記事と若干かぶってしまった感もあるが、このままいかせてもらう。

では。


1988年~89年初頭。

アルバム大賞を取りBOØWYの勢いをそのまま自分の活動に取り込んだかに見えた氷室だったが、
Flowers For Algernonのツアー最終日は東京ドーム公演。

LAST GIGSにて氷室が「今度は必ず4人それぞれがこの場所に帰ってくる」と言ってのけたとおり、

一番乗りで帰ってきた。
布袋はともかく、松井や高橋が一人でこのドームで単独公演できるとは思えないが、その辺が氷室らしいとも言える。
とにかくドームでは様々な演出を凝らし、King of Rock Showの名の通り、日本人ソロアーティストとして

最高峰のエンターテイメントが提供できるという証明をしてのけた。
バンドで一番になって、ソロになって初めてのアルバムがナンバーワン。そしてツアーも成功。

この自信が次の活動に進む大きなステップとなったことは間違いない。


話をANGELに戻すと、東京ドーム公演でのMCは以下の通りである。


Ok Ok Thank You Baby. それじゃ、俺が一番大事にしている8ビートのロックンロールを

 一発ぶちかましたいと思います


字面にするとちょっと痛い感じだが、やんちゃで怖いものなしの氷室に叫ばれると何も言えない。

理屈ぬきでカッコいいのだ。
しかもすでにこの時から「一番大事にしている」発言があったことに注目したい。
氷室はソロデビュー作として選んだこの曲に対し、相当な思い入れがあるということだ。
後に変更を加えることとなる「臆病な俺を見つめなよANGEL」のフレーズがいかに

意味のあるものだったのかだ窺い知れる。
ぶっちゃけ、バンドを解散しなくてもよかったと思っていた」という氷室の実感が、このフレーズに

込められているのではないだろうか。


今回GLAYとのコラボレーションが実現し、氷室はバンドの良さを再認識したという。
楽しいこと、嬉しいことは分かち合えて、辛いこと、苦しいことは支えあって乗り切っていく。
BOØWYはメンバーそれぞれの個性、特に氷室と布袋との個性のぶつかり合いが絶えなかったという。
二人の衝突にいつも割って入ったのが年長者の高橋だったという。
そうしてぶつかり合いながらも刺激しあい、わずかな期間で大きな変化と成長を遂げたバンド。
成功をつかみ、その影に自らを見失う前に潔く区切りをつけたバンド。


氷室がGLAYに見たものは、過去の追憶だけだったのだろうか?
氷室はGLAYに、ぜひバンドを続けていって欲しいと伝えたという。
氷室はバンドに対する思いを断ち切って、たった一人で暗黒の空を切り裂いていった。
その生き方に、後悔はないはずだ。


ただ個人的には、BOØWYの再結成もありえない話ではないと思う。
もしあるとすればそれは、イベント・ライブという形での実現になるだろう。
東芝EMIの青写真には既に描かれているに違いない
自分が上層部ならそうするだろうから。
この音楽シーンに絶大なる集客力を確実に見込めるのは、BOØWY再結成である。
CDやDVDが出ようものなら、トップセールスは確実である。
それはデビュー20周年時のリリース・ラッシュでも証明済みである。


大胆にも私はここで予言したいと思う。



BOØWY再結成は「ある」
2010年までに、東京ドーム2Daysのスペシャルライブという形で。



布袋は断らないだろう。松井も。高橋も。
布袋は以前Hey×3出演時に氷室には頭が上がらない的な発言をしていた。
21stの際にも、氷室から一言も断りなり連絡なりがなかったことにへそを曲げていた。
布袋は氷室が声をかけてくれればやるという心積もりだろう。
氷室が決定権を握っている。
実現には、氷室本人に何としてでもYesと言わせなければならない。
今はそのための一歩一歩を進んでいるではないだろうか。

お祭りライブの恒例化、BOØWYのセルフカバー、BOØWYに多大な影響を受けたGLAYとの共演・・・

こうして、BOØWYに対するマイナス要素が氷室の中で取り除かれてきているのは間違いない。


ただし、現在製作中のアルバム発売・ツアーは行われるであろう。
ついでに予想すると、アルバムは11月以降、2月まで。
ツアーは2月から3月にかけて。
その間、影でボウイ・プロジェクトが画策され、ツアー終了後しばらくして氷室に打診。
「お祭り」の延長上にBOØWYが仕掛けられている・・・


 

 
ああ、恐ろしい、恐ろしい・・・。(((( ;°Д°))))

話がANGELからとんでもない方向に進んでしまった。
自分でも書いてて怖い。みんなの反応が。


※この記事は全くの憶測に基づいて作られており、氷室関係者、東芝EMI関係者からの情報は
 全くありません。いちファンが恐る恐る妄想しているだけですのでお手柔らかに。

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SMiLE

テーマ:

タイに来て2週間経った。

最近の自分の音楽生活に欠かせないものを紹介しよう。

いや、これからの人生にも欠かせない宝物を紹介しよう。


ブライアン・ウィルソン
スマイル


1967年当時未完成のままお蔵入りし、なんと37年経った2004年にブライアン・ウィルソン名義で

発表された作品。

当時はThe Beach Boysの作品としてレコーディングが進んでいたが、同グループの方向性と著しく異なる

作品であったためか、メンバーが参加を拒否したいわくつきの作品である。


ブライアンは以前からThe Beach Boysの楽曲のほとんどを作曲・編曲しさらにはレコーディングまで

スタジオ・ミュージシャンを使って行っていた。

メンバーはツアーから帰ってくると歌入れに参加するという状態であった。

その結果、66年には名作Pet Soundsが生まれた。

以前の記事にも書いたが、この作品はビートルズのアルバム"Rubber Soul

に影響を受けたブライアンが、それを凌ぐ作品として作ったものである。

これに刺激されて、ビートルズは"Revolver”でさらに実験的な作品作りに

のめり込み、“Sgt.Pepper's~”に至るわけである。


さてブライアンというと、様々なプレッシャーに押しつぶされてしまった。

何しろ当時のリリース・ペースは現在と全く異なる。

シングル月1枚ペースといっても過言ではないペースで作品を作らなければならなかった。

アルバムはまだシングルの寄せ集めという考え方が主流で、年2枚はざらだった。

その時代に、ブライアンはいた。

レコード会社は1967年初頭までには「SMiLE」を発売する予定で、すでに40万枚のジャケット刷りを終え、

当時としては画期的なテレビCMを打つなど、大々的な宣伝を行っており、

後は作品の完成を待つばかりだった。


しかしブライアンは、「あと1年はかかる」と思っていた。

なぜならば、この「SMiLE」の楽曲群はいわばサウンド・コラージュのような形でバラバラにレコーディングされており、

これらをつなぎ合わせる作業が必要だったからである。


モジュラー・レコーディングと呼ばれるその手法は、66年発表のシングル‘Good Vibration'で初めて

取り入れられたが、プログレッシブかつポップなサウンドが大衆にも高く評価され、見事全米No.1に輝いている。


ブライアンはそれを発展させ、1枚のアルバムまるごとその手法で作ろうとしていた。

しかしそれは当時の技術では途方も無い労力と時間を要するものであった。

そしてその時間は、ブライアンには与えられなかった。

しかもメンバーは、ブライアンの音源に難色を示した。

あまりにも実験的過ぎて、今までのThe Beach Boysとして作り上げてきたイメージと

異なる内容だと思ったのである。

それも無理はない。世界中をまわって疲れ果ててやっとつかんだNo.1グループの座。

事実、66年にはイギリスの音楽誌アンケートでビートルズを抜き、人気投票で第1位となっていたのだ。

それを守ろうとするメンバーの気持ちはわからなくもない。


そしてブライアンは悩み、苦しみ、精神が崩壊した。


ドラッグの影響もあり廃人同様になったブライアンは、1988年にソロアルバムを発表するまで

ほとんど表舞台に顔を出さず、The Beach Boysの単発的なライブイベントに参加したり、

アルバムに楽曲を少し提供するなどにとどまっていた。



そんな彼が、37年の月日を越えてついに完成させた"SMiLE”。

ブライアンはなんとアルバムより先にライブで演奏してしまった。

その模様が収められたのがこのDVD。

2枚組で、1枚目にはブライアンがバンドメンバーに見守られながら、当時の傷を思い出させる

Smileの音源と向き合い、立ち向かっていく姿が収められている。

2枚目にはSMiLEのフル演奏が収録されている。バンドの驚異的な演奏も見逃せない。

ワーナーミュージック・ジャパン
スマイル DVD

ブライアンが、自分の精神を崩壊させる原因となったこの作品。

テクノロジーの進歩と、メンバーの励ましのおかげで、ブライアンはみるみるうちに

それらのコラージュ群をひとつのポップ・シンフォニーに作り上げてしまった。

これはまさに、当時ブライアンがすでにこの音像を頭に描いていたという証明ではないか。

一聴していただければわかるが、一つ一つのコラージュは美しく素晴らしいメロディーに

満ち溢れている。

それらをひとつにまとめることがどんなに難しいことか。

ブライアンは、当時の自分が描いていた音像をなぞった。

しかも過去のトラウマと向き合いながら。

ブライアンは、その戦いに勝った。

自分との戦いに、勝った。

なんという才気。そして精気。


そして、本当の意味で彼に"SMiLE”が戻った。


smile

自分は毎朝、SMiLEを聴きながら仕事に行く。

すがすがしい朝日とともに、神々しいメロディが私を包み込んでくれる。

「お前は許されているんだよ」と、神が語りかけてくる。

ブライアン、あなたは過去の呪縛から解き放たれた。

自分も、過去の自分とは決別できた。

この作品は、人類が生み出したポップ・ミュージックの最高峰である。

数々の作品を聴いてきたが、これを超える作品はまだないと、断言できる。

それは音楽的な意味ももちろんであるが、それよりも人間的な面から言える事である。

一人の人間が、生命の危機から立ち直り、自分を苦しめ追い詰めた原因に立ち向かい、

見事それを克服した。

その刻印が、この作品である。

Pet Soundsは前座だった。

Sgt.Pepper's~も比較にならない。

100年に一度あるかないか、そういう作品である。

ベートーベンやモーツァルトの交響曲と肩を並べる、人類の財産である。

聴かずに暮らす人生と、聴いて暮らす人生は、全く違う。

そこまで思わせる作品である。

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え~っと、ANSWERが発売されるっちゅうのに

こんな記事をアップしてすみません、とはじめに謝っときます。


今はまだぎりぎり8月1日。

LOHメンバーの誰かさんの誕生日だあ!!

おめっとさん!!

誰なのかは自分で探してくれ!


では、心を込めてこの歌を贈ります。

聴いてやってください。



You Are The Right.mp3
ダウンロード用リンク


(うまくいかない方はこちら



ああ、とうとうやっちゃった。

無謀にもやっちゃった。

みんなからのバッシングが怖いよ・・・

でもいいのだ。ここは日本じゃないw


ともかくおめでとさん!



p.s.この音源を某所で生で聴いたそこのあなた。

  まっちょれ。ちゃんと送ったるけん!

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