『音楽バトン(HIMURO version)』


Q1.今回,回答する好きなアーティストは?
●氷室京介


Q2.そのアーティストのCDアルバムを挙げ、アルバム1枚ごとのベスト3は?
●難しいけど、無謀にも寸評も入れてみます。

 

1st⇒『Flowers For Algernon』

・“ANGEL”        何といってもデビュー曲ははずせない。

・“SHADOW BOXER” CDLで復活した名曲。勇気を与えてくれる。

・“STRANGER”     歌詞の内容と曲調が何とも言えない。


2nd⇒『NEO FASCIO』

・“NEO FASCIO”    華麗なる狂気のカリスマを演じる幕開け

・“COOL”         タイトル通りCoolな曲。

・“CALLING”       俺たちのアンセム。

 

3rd⇒『Higher Self』

・“WILD AT NIGHT”   3分間で燃え尽きる。

・“BLACK LIST”     汚れたイニシャルを解読するのもいい。

・“STORMY NIGHT”   無くしてきたものより まぶしい夜明け待とう

 

4th⇒『Memories Of Blue』

・“Memories of Blue”    ブルーの思い出。誰の胸にも。

・“YOU'RE THE RIGHT”  シングルバージョンのボーカルは沁みる。

・“Good Luck My Love”   カタルシスを感じる突き抜けたボーカル。

 

5th⇒『SHAKE THE FAKE』

・“VIRGIN BEAT”           COHのオープニングは忘れられない。

・“LONESOME DUMMY”      氷室しか書けない、歌えない曲。

・“LOST IN THE DARKNESS”   氷室の曲で最もスケールの大きな曲。

6th⇒『MISSING PIECE』

・“魂を抱いてくれ”   松本隆の詩の世界と、氷室の人生観がシンクロする。   

・“STAY”         氷室のパブリックイメージをそのまま形にした曲。

・“SQUALL”       音楽的な幅を広げた意外性のある曲。

 

7th⇒『I-DE-A』

・RE-BORN”           初めて聴いた時の衝撃を忘れない。

・“FLOWER DIMENSION”  こんな曲を書けるようになった氷室。

・“LOST WEEKEND”     スティーブとの最高のコラボレーション。

 

8th⇒『The One Night Stands TOUR COLLECTIVE SOULS』

・“LOST WEEKEND”     ドライブ時に聴いたらまずい。リミッター外れる。

・“NATIVE STRANGER”   イントロからボーカルが入るところが、何度聴いても鳥肌モノ。

・“STRANGER”        本田毅!本田毅!!本田毅!!!


9th⇒『MELLOW』

・“So Far So Close”     カミサンと遠距離中の思い出の曲。

・“Silent Blue”         明けない夜は無いと信じられた。

・“ダイヤモンド・ダスト”    披露宴で弾き語りを披露した。

        

10th⇒『beat haze odyssey』

・“OUTSIDE BEAUTY”   無駄に高いセッション・ミュージシャンを使っているのがミソ。

・“Pressure”          この曲の音作りはなかなかのもの。

・“ONE”             歌の巧さを堪能できる。

 
11th⇒『FOLLOW THE WIND』

・“VIRUS           氷室の新境地を開いた、外せない曲。

・”SACRIFICE”        翼は折れても歩けるなら 道はあるはず

・“Claudia”          新たなライブ定番曲。


Q3.そのアーティストの全CDアルバム中、ベスト3アルバムは?

●・『Flowers for Algernon』   時代の風に乗り、まばゆい光を放つ20代。

  ・『IDEA』             困難を乗り越え、一つの答えを出した30代。

 ・『FOLLOW THE WIND』   自分のために、やりたいことを極める40代。

  それぞれの時代にこれらの名作を生んだ氷室は、もっと評価されていい。

Q4.そのアーティストの全曲中、ベスト3曲は?

●・“炎の化石”            こんな曲、他のアーティストがやれるか!?

 ・“SACRIFICE”          骨太のロックサウンドに切ない歌詞とメロディ。氷室の真骨頂。

 ・“SWEET REVOLUTION”   CDLの映像を観て確信した。ビートナンバーの最高峰はこの曲だ!

Q5.そのアーティストを広めたい時、聞いて欲しいアルバムベスト3は?
●・『FOLLOW THE WIND』    以前の氷室しか知らない人に聴いて欲しい。

  ・『IDEA』              洋楽好きの人にお勧め。           

  ・『Case of HIMURO』  ベスト盤ではこれが一番か。BOφWYファンも納得。


Q6.そのアーティストを広めたい時、聞いてほしい曲ベスト3は?
●“FLOWER DIMENSION”:洋楽しか聴かない人に聴かせたい

●“BITCH AS WITCH”:氷室を全く知らない人に聴かせて感想を聞いてみたい。

●“JULIA”:サザンが好きな人に・・・(笑)


Q7.バトンを回す人は?

●LOFT of HIMUROのメンバー全員+はぶR-Zさん

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ビートルズの公式作品は全て聴いてきたが、有名ではないもののかなり通好みのいい曲がある。

今回はそれらを少し取り上げてみることとする。


・Happiness Is A Warm Gun

 通称ホワイト・アルバムに収録されているジョンの作品。

 ジョンの死を考えると何とも複雑な思いを抱いてしまうタイトルだが、ジョンはテレビCMか何かでこの

 タイトルのフレーズが使われているを見てインスパイアされたとのこと。

 内容はドラッグ体験が暗喩的に語られているもの。めまぐるしく変わる曲展開はハマれば中毒性がある。

 この曲は何と言ってもジョンのボーカルが最高。

 イントロは語りかけるように静かに、そして曲の展開と共に徐々に熱を帯びてくる。

 「I need a fix 'cause I'm going down~」の部分ではまさに底を這いずるような低音ボーカル。

 そしてサビでは狂気をはらんだような絶叫。これがジョン流のブルースだ。

 クライマックスでは、恐らくジョンが生涯残したすべての音源で一番のハイトーンを出している。

 ただ単なるこれ見よがしなハイトーンではなく、魂の底から全てをさらけ出すような叫びを伴った肉声。

 これはジョンのベスト・ボーカル・パフォーマンスである。


・Taxman

 アルバム『Revolver』収録。

 ジョージの曲が初めてかつ唯一、アルバムのオープニングを飾った記念すべき曲。
 ジョージらしい皮肉を交えた歌詞、そしてハードロックの要素もはらんだギターのリフとサウンド。

 ポールがまたいいベースを弾いている。

 諸説によると、ジョージの曲になるとポールは自分が上の立場だと主張したいからなのか、

 いつもより良いプレーになっているという。

 真偽のほどはわからないが、この曲のベースは専門誌でも良く取り上げられるほどカッコいい。

 また、この曲のギターソロはポールが弾いている。

 やはりポールはジョージに対して意地悪なのだろうか?

 しかし攻撃的なこのソロは、ジョージの優しいギターでは表現できなかったかもしれない。

 そう思わせるだけの素晴らしい出来である。

 

・Mother Nature's Sun

 ポールの曲は、実在しない人物を凝った名前をつけてストーリー仕立てにすることが多いのであるが、

 それらの曲は私にはあまりピンと来ない。例えばOb-La-Di,Ob-La-DaにはDesmondとMaryという夫婦を

 出演させてみたり、Meter Maidという職名の語呂に合わせてLovely Ritaという女性を創造したり・・・。

 ポール自身は歌詞に登場する人物の名前には相当こだわっているようだが、はっきり言って私には

 どうでもいい。

 しかしそうではないポールの曲には、出色の出来のものが多い。

 Yesterdayは別格であるが、この曲も捨てたものではない。

 ホワイトアルバムに収録されており、ポールが他のメンバーと共にインドで瞑想修行していた際に

 書かれたものである。

 日々の喧騒から離れ穏やかな瞑想の日々を送っていたせいか、ポールはただの音楽好きな大地の子

 (Mother Nature's Sun)に自分をなぞらえている。

 聴いていると少年のような表情をしたポールが屈託無い笑顔でギターを弾いている様子が浮かんでくる。

 余談であるが、ジョージはこの瞑想修行の際にメンバーが作曲をするのを「修行を真面目にしていない」

 と怒ったそうだ。いかに彼が真剣に取り組んでいたかがわかるエピソードである。

・I'm Down

 ポールの魅力の一つに、ロックンローラーとしての一面がある。

 特にリトル・リチャード風の曲を歌わせれば右に出るものはいない。

 この曲はオリジナル曲ではあるが、そのファンキーなボーカルを前面にフューチャーしている。

 ジョンの電子オルガンもかなりイケている。

 65年の世界初のスタジアムコンサートであるニューヨーク・シェイ・スタジアム公演のエンディングでは

 興奮したジョンが肘で鍵盤を弾き、それを見たポールも喜んで一回転、ジョンは終盤自分のプレーで

 オルガンが落ちそうになっている様をジョージを小突いて見させようとしている。

 66年の日本武道館公演でもこの曲はエンディングであったが、ジョンはセッティングされていた電子

 オルガンを弾かなかった。

 たった1年で急速にコンサートへの興味を失ったビートルズの姿を象徴的に表している。

 

 

・You Can't Do That

 アルバム『A Hard Day's Night』収録のジョンの曲。

 このアルバムは初めて全曲Lennon=McCartneyオリジナル作品で固めた初期ビートルズの傑作である。

 中でもジョンの才能が一気に開花しており、リーダーとして名実共に君臨している。

 アルバム収録曲では「If I Fell」というバラードも秀逸なのだが、この曲はジョンのロックンローラーとして

 の力量を存分に見せつけている。

 イントロのリフからして、ジョン独特のリズムが感じられる。エリック・クラプトンはjジョンのギターを高く

 評価しているが、それはその骨も肉も断つ様なエッジの効いたカッティングにある。

 この曲ではギターソロもジョンが弾いているのだが、そのカッティングを交えたフレーズはジョージにも

 ポールにも弾けない何かがある。

 歌詞もこの頃のジョンを象徴するようなマッチョな男っぷりを誇示するような内容で、解散後Imagineを

 書いた同じ人物とは思えない。

 こうした二面性こそ、ジョンの魅力だと思うのだ。


・Good Night

 ホワイト・アルバムの最後に収録された歌。ボーカルはリンゴだが、作曲はジョンである。

 ジョンはこの曲を書いた時、決して自分が歌おうとは思わなかっただろう。

 なぜならその頃はビートルズのリーダーとしてのプライドがまだあり、マッチョなイメージを崩したく

 なかったからである(実質上はポールがリーダーシップを取っていたのではあるが)。

 しかしその実、既にヨーコの影響を受けていたからか、その優しい内面からにじみ出るようにして出来た

 のがこの曲である。

 

 Now It's Time to Say Good Night   Good Night Sleep Tight

 Close Your Eyes and I'll Close Mine Good Night Sleep Tight

 

 歌詞を見てわかるように、これは最初の妻シンシアとの間に産まれたジュリアンへの子守歌として

 書かれたものである。

 後にジョンはヨーコとの間に産まれたショーンに対しても子守歌を書いている。(Beatutiful Boy )

 この曲ではうって変わって、ジョンは自分の声で素直にわが子への愛情を心を込めて歌っている。

 ビートルズのジョンから、ただのジョンへ。

 ジョンの心の底はいつも変わらぬままだった。

 ただ、ビートルという重く厚い「よろいかぶと」を脱ぎ捨てるのにそれだけの時間と経験を要したのである。

 ジョンという人間に感じる魅力は、いくらカッコつけても見え隠れするその優しさにある。

 それは老若男女や国籍・年代を問わず、今でも多くの人々を惹きつけてやまないのである。



 

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今週のスクラップブックステーションに、私の参加しているThe Beatlesが紹介されている。

ここは参加者の務めとして、記事を投稿させてもらう事とする。


・・・と思ったが、以前かなり気合いを入れて書いたので、今回は時間もないからそれらを紹介。


はずせない曲。Strawberry Fields Forever

 この曲に関する事項を書いている。「クリック


この曲のほかに、ジョンの曲で特別な作品についても以前語っている。「クリック


考えてみたらポールの曲について全く語っていない。

もちろんYesterdayやLet It Be、Hey Judeなどの超名曲については語るまでもない。

普遍的な魅力にあふれるポールの楽曲は時代を超え次の世代に受け継がれるだろう。


ジョンの楽曲は個性にあふれ、楽曲そのものよりジョンという存在そのものが強烈で

普遍的なメッセージを与え続けている。


しかし、この二人はもとからこんな凄い奴らだったわけではない。

ただロックンロールやリズム・アンド・ブルースが好きで、勉強の嫌いなガキだったのだ。

しかし二人が出会う事でその才能を磨きあい、刺激しあった結果、世界を席巻するグループ

としてビートルズが君臨し、名曲の数々が生まれていったのだ。


その触媒として、60年代という時代背景や、リバプールという土地の持つ磁場ともいうべき文化の交わる地点があったのだ。



こうして分析するもよし、単純に好きな曲を挙げるもよし。

ビートルズにはそうした自由さを受け入れる懐の深さがある。

解散後すでに30年を越えているが、こんなバンドは他にはない。

いや、これからも出てこない気がする。

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