『レゴバットマン ザ・ムービー』 (2017) クリス・マッケイ監督

Fri, February 17, 2017 15:32:19 Theme: 洋画 ラ行
 
2014年の『LEGO ムービー』に続く、一見ストップモーションでレゴを動かしてるように作られたCGアニメーション。子供時代にレゴを持っていなかった自分には、レゴに何ら思い入れはないが、前作の評価の高さから観てみることに。
 
子供から大人まで楽しめる映画というのはある。例えば宮崎駿やPIXARの一連の作品はそうだろう。PIXARの最近の作品『インサイド・ヘッド』はかなり面白かったし、より子供向けと思われるウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ制作の『ズートピア』もそれなりに楽しめた。この作品も、同じく子供から大人まで楽しめる作品を狙っているが、先に挙げた作品とは方向性が違うように感じる。
 
「子供から大人まで楽しめる映画」の多くは、同じものを観て大人も子供も同様に楽しめるもの。とは言っても、いかに「子供の心を持った大人」であってもさすがに子供よりは精神的に成長しているはずなので、それはやはり子供向けであり、大人が子供の視線で観ているに過ぎない。
 
しかし、この作品は、子供が受けるであろうシーンと大人が受けるであろうシーンがかなり分かれているように感じた。
 
例えば、バットマンがヴィランと戦うシーンなどは、レゴの形をした人形がちょこまか動いているだけなので、子供は楽しく観ることができても、大人には正直辛い。しかし、バットマンがスーパーヒーローでいながら、家に帰ると非常に孤独であり、彼が最も恐れるものは「家族のぬくもり」という実に滋味深い設定は大人でなければ分からないだろう。例えば、バットマンが家で一人、ホームシアターで『ザ・エージェント』 (1996年)を観ながら、シリアスなシーンで大笑いする感覚は大人ならではのもの。
 
つまり、確かに「子供から大人まで楽しめる映画」なのだが、子供には受けるだろうが、大人にはあまり面白くないシーンが多い(そしてその逆もあると思われる)。
 
ところどころ非常に面白いのだが、1時間44分は辛かった。ターゲットを大人に絞って、時間を半分にすれば、かなりイケるのにと思った。それほど、ストーリーは悪くなかった。
 
ということで、敢えて勧めるほどでもないが、もしかしたら子供時代に(あるいは現在)レゴにはまりまくった人にはまた更なる興味があるのかもしれない。
 
★★★★★ (5/10)
 
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