今週の12日(金)から
韓国でグランプリファイナルが開催されます。
ファイナルを放送するテレビ朝日などは、
真央VSキムヨナ!今年初めての直接対決!
などど、必要以上にあおっていますが、
今回の試合は完全アウェー。
しかも、韓国国内でファイナル放映権を持っているTV局が
浅田、安藤のネガティブキャンペーンを張っていることもあり、
浅田選手の復活で盛り上がったNHK杯を過ぎてしまうと、
「どうせ今回はヨナでしょう?」
みたいなちょっと白けた雰囲気もありますが。。。
まあ、キムヨナ選手が出場したスケートアメリカを
(時差の都合で)早朝から生放送して、高い視聴率を稼ぐほど、
韓国でのキムヨナ選手の人気はすさまじいものがあるようです。
そして、ファイナル3連覇がかかる大会、
17歳やそこらで、国民の期待を一身に背負う彼女も大変でしょう。
とにかく、「勝つ」ことを強く強く周囲に求められる立場は、
アルベールオリンピック前の伊藤みどりの状況を
ふと思いだしたりもします。
で、正直、今回のファイナルで誰が勝つか、
それ自体には私自身もあまり関心はありません。
(ヨナかな、と思っているので)
直接対決以上に注目すべきことは、
①NHK杯のように、すべての選手平等に厳しくDG判定されるか。
②安藤、浅田選手の3-3のセカンドループは認定されるか。
また、ヨナ選手の3F-3Tのセカンド、2Aー3Tのセカンド
は厳しくみられるか。
(NHK杯の基準で判定してしまうとスケアメはDGになるはず)
③ヨナ選手の3フリップのエッジ判定は。
特に、①と②の安藤、浅田選手のセカンドループは、
NHK杯での判定基準が今後のスタンダードになると、ちょっと厳しいですね。
(中野選手のトリプルアクセルなんかは二度と認定されなくなりそう。)
安藤選手は、大きな武器だった女子の中で最高難度の
3ルッツー3ループで得点が稼げなくなります。
(ばくちのような4回転サルコウより深刻な問題)
また、セカンドループより、
これまで若干判定が甘いと言われていたセカンドトウ、
こちらもNHK杯では、鈴木選手の2Aー3TはDG判定でしたが、
同じような基準で見ると、キムヨナ選手も時々回転が足りていません。
それを今回はきっちり取られるかどうか。
しかし、何てつまらない見どころ・・・。
肉眼ではわからない回転が足りているか足りていないか、
その判定をジャッジがどうするか、そこが一番気になるとは・・・。。
ただ、回転不足判定なるかどうかで、
あまりにも得点が変わってしまうこともあって注目せざるを得ないんですよね。
例えば、3回転ルッツ(基礎点6点)を跳んだ場合、
回転がすこーし足らないと、
ダウングレードで2回転判定(基礎点1.9点)に。
そして、DGだと必ず更に減点。
・・・見た目ではきれいに決めたと思う3回転ルッツが
1点くらいの得点になってしまいます。
(お手付きしたり、着氷が乱れたりしても回転が足りていれば、
基礎点からの1-2点の減点なので、とにかくコケてのよろけても、
回りきって認定されるかどうかが最も重要なんです。。)
世界トップのジャンプの技術力を持つ
浅田、安藤選手には、このDG祭り、
何とか乗り越えてほしいです。