いつの間にか、このブログの下の方に「金属加工専門会社」の案内が出るようになった。
これを開いてみると、たいへんおもしろい。
金属加工の実際が全部みえてくるようだ。
そして、もちろんだが、自分自身で金属加工するよりこうした会社に頼んだ方がきれいで精度がよいものができあがる。
だいいち、自分でヤルとたいてい失敗する。
一日中やって、疲労困憊し、最後につくったもので「よし」と決めるような感じだ。
毎日、仕事でやっている人にはかなわない。
しかし、そうした本職の人たちは絶対に「しろうと」に「解説」したりしない。
口で言っているより、自分でやっちゃったほうが早いからだ。
「いいから、まってな」
という感じだ。
こういわれるのが悔しくて、余計自分でやりはじめた経緯がある。
思えば、いい歳をして若者といっしょに学校で正規の学生として金属加工を学ぶようになったのもその延長だったのかもしれない。
高校出たての若者より、多少はやってた私の方が少しうまくできたのはいうまでもない。
工業高校出身者は、さすがに基本はできたが、応用は苦手のようだった。
こっちは、応用ばかりで、基本を学ぶために学生になったようなものだ。
何事も、基本が大事だ。
先日、大学生のスタッフに「ガス溶接のとき、アセチレンと酸素とでは、どちらを先に止めるのが正しいのですか」という質問をされた。
難問である。
どっちが先でも炎は止まる。
しかし、学校で基本を学んだ私は「アセチレンを先に止めるようにするのが基本だ」と答えることができた。
そして、その理由も(熱く)語った。
いい年して学校で若者といっしょに学んだとき、鉄工所経営の息子が実習の時間に「アセチレンを先に止める」と先生が説明したとき「えー、うちの工場ではみんな酸素を先に止めてるよ!!」と反論したことを思い出す。
自分でやってみると、酸素の方を先に止めたくなることが良くわかる。
酸素のほうが先に無くなるのだ。できるだけ、酸素を節約したい。それが実際にやっている者の感覚だ。
なんだか、あまりにもどうでもいい話になってしまった。