錆びる鉄の遺物を探すということ・・・
テーマ:東北の古鉄を探るたった一晩、外に放置しただけで鉄にはサビが浮いてくる。
半年も放置したら、サビのかたまりになってしまう。
それを、「古代の鉄」ということになったら、もう、なにがなんだかわからない土くれの一部でしかない。
その上、古代では鉄は貴重品であったため、目的にそぐわなくなっても、もう一度焼いてたたいて別なものに作り替えて使った。
古代の鉄の出土は、まれなのだ。
それでもたくさんの出土品がある。
それは、利用価値があったという証拠でもある。
そして、それを掘り出して保管しておく技術が現代にはあるということだ。
掘り出した鉄を、ただ保管しておいたら、ますますサビが進み、なんだかわからないものに変わってしまう。
博物館にとっては、鉄はやっかいな展示物ということなんだと想像する。
青森市の博物館で古代東北の鉄器を見た。
もちろんだが、大和権力の鉄器とそっくりだ。
大和の鉄器なのかもしれない。
しかし、青森地域は古代朝廷の権力の及ぶところではなかった(はずだ)。
こういう現実に、単に学者が空想した歴史とは違う現実の事実が存在しているのだ。
歴史は、無限に興味深い。
もちろん、現代社会も、古代と同じように複雑な状況で動いている。
歴史が読めなければ、現代社会の真実もわかるはずがない。
年末を間近に控え、また戦争が起こりそうな木がしている。










