原江寺梅花稽古日
テーマ:行事・仏事今日は、午前中のお寺のお勤めを終わらせ![]()
周南市櫛ヶ浜駅北にある原江寺さまの梅花流詠讃歌の初稽古にお伺いさせていただきました![]()
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今日は、2月15日の「涅槃会」の御詠歌
仏教の創始者お釈迦さまが、80歳の生涯を閉じられて、涅槃に入られた御詠歌のお稽古や・・・
曹洞宗梅花流詠讃歌 観世音菩薩御和讃讃
(1)お慈悲の眼あたたかく まどかに智慧は満ちわたる
この世の母のおん姿 南無や大悲の観世音
(2)心の闇はくらくして 迷いはまこと深かけれど
深きがゆえのおん誓い 南無や大悲の観世音
(3)めぐみのんかにつつまれて うれしさあまるおきふしに
何をばおもいわずらわん 南無や大悲の観世音
そこで、わたくしは、お話させていただきました。
「皆さん、よく御存じのように、観世音菩薩さまは「慈悲」の仏さまといわれています。
「慈」は「友・友情」を意味します。
「悲」は「人の苦しみや悲しみを、自分の悲しみのように呻く(うめく)」という意味があると・・・
そして、皆さんよく御存じの「釈迦如来」「薬師如来」「阿弥陀如来」という仏さま・・・
「如来さま」は、「正しい悟りを開いた仏さま」という仏さまに対して・・・
「観世音菩薩」「地蔵菩薩」「文殊菩薩」さまのような「菩薩さま」
といわれる仏さまは・・・
「悟りを開こうと、常に修行に勤しまれていますが、多くの人々の幸福を願い、救援されようとされっています・・・
ひとりでも、悲しんだり・苦しんだりしている人がいるならば、自分自身は、悟りを開くことが出来ないと」・・・
この観世音菩薩御和讃歌や・・・観音経といいうお経は・・・
「どんなに、悲しく・辛く・苦しいことがあっても・・・観音菩薩さまをお慕い申し上げて・・・念じ、手を合せ・・・
その中で苦しみや悲しみは解き放たれ・・・様々な事が見えてきて・・・観音さまの慈悲の光が![]()

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そこで、改めて・・・念じ続けていると・・・
8万4千もの人が・・・全ての人が悟りを得ることが出来るというという教えが説かれているんですよ![]()
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」と・・・・念じ続け・・・お唱え続けることの大切さを・・・
お稽古の途中で、生徒さんがたててくださった「お抹茶」と「お菓子」をいただきながら・・・談笑![]()
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「テツゲンさん
わたしゃ・・・もう目も見えん事なったし・・・みなに迷惑かけるから・・・御詠歌を止めようと思う
わたしが、御詠歌して大丈夫じゃろうか?続けていいじゃろうか?」
「○○さん
きっと大丈夫ですよ~。きっと、みんなが助けてくれる」
「でも、テツゲンさん
わしゃ、みんなの足を引っ張っているようで・・・
」
他の生徒さんが、その方に、こう声をかけられました。
「淋しい事いわんとっていね~
一緒に稽古していこういや~
」
「足を引っ張るっていうんなら
わたしが・・・その先にあるもう一方の足を引っ張ってあげる。だから、一緒にお稽古していこう・・・
」
私は、自分のお寺を含め、月に12回程の梅花稽古に、お伺いさせていただきます。
また、役職柄・・・山口県内の色んな生徒さんのお稽古で指導させていただきます。
そこで、いつも思うのは、指導しているように、思っているが・・・色んな教えをいただいている事の方が、多いと思います。
だからこそ大切にしているのは・・・「誉める」という事と・・・
「いいですね
99点・・・あそこのラの音
あそこは単調ではなく長調・・・ここの音の繋がりは・・・ソ・ラ・ミ・ラとなるから・・・こう成り易い・・・皆さんが、今歌われた音階は、ラ・ソ・ミ・ソとなっていたの![]()
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」
「この曲は、音符の関係上、単調になりやすいけど・・・ここを強くして、ここは、声を抑えて・・・何故かというと、この歌詞は、こんな意味が説かれている歌詞なんですよ~![]()
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」
音階や拍速・・・テンポにも気をつけながら・・・必ず生徒さん、お一人・お一人の顔を拝見させていただきながら・・・お稽古させていただくようにしています。
悲しい顔をされているなら・・・少しシンミリした話・・・嬉しそうに、お稽古されているなら、
明るい曲をチョイスし・・・やお花や料理の話を・・・
お稽古にお伺いさせていただいて、大切にしていることは・・・
歌の稽古も大切ですが・・・お茶をいただきながら、お話させていただくということ・・・
最初、師範に成りたての頃は・・・「恐い先生じゃ~
厳しい先生じゃ~
」と・・・
これじゃ~いけん
と・・・どんな事に興味があるんじゃろう
どんな事が好きなんじゃろう
と・・・
それを考えるようになったのは・・・あるお稽古にお伺いさせていただいた時・・・
それは、わたくしが暮す市ではなく、山口県内の生徒さんが、集まった講習会での出来事・・・
お稽古の合間に、わたくしは、そこにおられる生徒さんにお茶を入れて、休憩を取りながら・・・お話をさせていただきました。そこで・・・
「先生、わたし・・・実は、先月、息子を亡くしたの・・・でね・・・今日、息子の供養になるかもと・・・お稽古に来てみたの・・・けれど、途中で辛くて、声が出なくなった・・・先生がね、ここはね・・・「声を抑えて、歌ってくださいね~そして・・・声が出ないにしても・・・お唱えをしよう・・・悲しくても願いたいという御霊に対する思いを祈り・・・そう、いわれて、思わず・・・お唱え出来んでした
」と・・・
40人近い生徒さんがおられましたので・・・お一人・お一人の顔を拝見しながら・・・お稽古しておりましたが・・・
見えない事って多いんだな![]()
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でも・・・ありがたいなあ・・・こうやって、お話をいただいて・・・
今以上に、見るようにしよう
見えない事も多いかもしれませんが・・・
漢字は不思議であると思います。
「観世音菩薩」って・・・世の音を見る菩薩さまと書きます。
音だけ注意してても、見えないことが多いんです。何故、その音の構成か?何故そのような音符の繋がりになったのか?どうして・・・しっかり、見つめる事こそ・・・大切にしたいと思う事です。
曹洞宗梅花流詠讃歌報謝御和讃歌
(2)
一河の流れにくむにさえ 深き恵みと知るものを 真心こもる 熱き茶に 疲れを癒す 有難さ
丁寧に組まれた一杯のお茶の奥にも・・・様々な・・・音や思い・・・
眼をしっかり開いて・・・見つめていかなければと・・・振り返される事が多々あります![]()







