米国の大学チーム対抗戦「NCAA選手権」は、地元開催のオレゴン大が初優勝! | ジュニアゴルフ アジアジュニアゴルフ協会 吉岡徹治オフィシャルブログ Powered by Ameba

米国の大学チーム対抗戦「NCAA選手権」は、地元開催のオレゴン大が初優勝!

アメーバ「怪我をして決勝を欠場した選手の問題がクローズアップされています」

 みなさんこんにちは!今週はずっと忙しくてブログの更新も遅れましたが、
 米国の大学チーム対抗戦「NCAA選手権」が今年も開催されて地元オレゴン大 
 が初優勝を果たしましたので、エピソードも交えてちょっとご紹介しておきます。

てんとうむしOregon wins on home turf for first NCAA Championship title 




アメーバ「なぜか番狂わせの多い最近のNCAA選手権でことしもまさかの結果に!」

 NCAAの選手権は、米国の大学対抗のチーム戦です。各チーム5人の選手のうち
 4人のスコアを採用して4日間競技を行い上位8校を選びます。

 決勝ラウンドを8校のマッチプレーで行いますが各チームは5人の18ホールの対戦
 で勝敗を決めます。3回勝てば優勝となります。

 2008年まではスットローク戦で行われていたこの選手権は、2009年からマッ
 チプレー形式になりました。
 
 ストローク戦の時は、スーパースター1人のスコアを他の選手で守る戦術も取られまし
 たが、マッチプレーになると経験のある選手を揃えないといけないと言われています。

 連覇は、ストローク戦よりも難しいと言われ、始まってみると名門校がなかなか勝てな
 い?番狂わせの多い結果となっています。

 今年も、大番狂わせの地元オレゴン大が、まさかの快進撃で優勝してしましました。
 歓喜の様子は以下の動画でもご覧になれますね。


Oregon Ducks wins 2016 NCAA National Championship


 予選の結果では、NO1シードのテキサス大が有利かとおもわれましたが、決勝を
 前にエースのビュー・ホスラーが左肩を故障してファイナルに出られないという事
 態を招き、まさかの番狂わせの予感が的中したようです。

てんとうむしOregon wins on home turf for first NCAA Championship title 



アメーバ「一週間の競技日程は長すぎて選手の負担が大きすぎるか?」

 このビューホスラー選手は、現在のランキング3位につける選手で、テキサス大でも
 エースとして活躍して来ました。

 予選ラウンドのストローク戦も-8で3位の成績でチームを引っ張り、マッチでも
 準決勝まで2戦負けなしでチームの大黒柱の活躍でしたので彼のファイナル欠場は
 本当に痛かったようです。

 この原因として予選ラウンド4日間、決勝ラウンド3日間に加えて練習ラウンドを
 3日間やると合計10日間!この選手権が日程が長すぎて選手の故障に繋がるという
 批判が上がっているのも事実です。

 さらに、この大会は補欠の選手は認められていなくて、決勝でホスラーが棄権したため
 自動的にオレゴン大に戦わずして1ポイントを与えることになったのです!

 今後、選手が怪我をした場合に備えて6人目の選手をチームに帯同させるか?どうか
 の議論が始まっています。

 コーチとしてはチャンスがあれば優勝したいし、ベストの選手を揃えたいところですが
 、選手の将来を考えて怪我をすれば棄権もやむなしと考えもあります。

 日本の試合も過密スケジュールでいい選手は、各団体から取り合い?になるのが
 この時期で、預かる私たち指導者としても頭の痛い問題です。

 この問題は「ビューホスラールール」として今後議論になるようですので成りゆきも
 今後レポートしたいと思います。 


てんとうむしIt’s time to consider allowing substitutes in college golf 




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