女子選手のスイング作りに有効な練習法 | ジュニアゴルフ アジアジュニアゴルフ協会 吉岡徹治オフィシャルブログ Powered by Ameba

女子選手のスイング作りに有効な練習法

アメーバ『リディア・コーの水平素振りは有効だと思います。』

 マジックや代々木高校というと男子選手の育成が中心であると思われて
 いる方も多いようですが、私はもとは女子選手の育成が専門です。

 教員時代もバスケットの女子チームを強化育成して、都大会に連れていっ
 たものです。

 なので、これまで苦手?だった男子選手の育成に取り組んで来たのですが、
 成果もみえてきたので来年度にむけて女子選手の育成にも力を入れている
 今日この頃です。

 さて、今週のキャンプにもも女の子達がたくさん参加してくれたのでキャン
 プ中に2時間ほど指導しました。

 なんといっても女子選手の育成に必要なのは「練習のドリル(メニュー)」
 です。男子と違って女子はメニューを決めてあげないと何を練習していい
 のかが分かりません。

 海外の女子選手は、個別にコーチをつけてメニューを決めてマンツーマンで
 練習している子が成功していますリディア・コーやヤニ・ツェンがその例です。

 なので海外の試合会場にも専属のコーチが付いて来ている場合が多いです。



Lydia Ko swinging to LPGA stardom as an 8-year-old



 チームでやる場合にはこのような個別指導が難しいのでその代わりにドリルと
 メニューで補います。

 男子は同じメニューは面倒くさがって嫌がりますが、女の子には効果的で、全員
 でバンカー練習をやったり、素振りをしたりなどメニューを決めて練習すると一
 生懸命やりますね。

 特に、女子の場合はボールを投げたり球を打つ運動の股関節や肩関節の使い方
 が出来ないので、水平に素振りをしたり、キャッチボールをするなどして、運
 動の基本となる関節の動きをマスターしておきましょう。

 そうえば、女子バスケットの指導で一番効果的だったのは重いバスケットボール
 をコートの端から端まで投げるキャッチボールでした。これでよく速攻を仕掛け
 て点を取ってましたね。

 女子にとって重いバスケットボールを投げるのも受けるのも大変なのですが肩や
 腕が鍛えられてくるとプレーの精度やシュートの精度も上がって来るので来る日も
 来る日も遠投をやらせたものです。

 飛んだり、走ったり、投げたりなど基本となる体の使い方は大切ですね。

 今週のキャンプでもボールを投げたり水平の素振りが出来ない子が多かったので
 気になりました。毎日のメニューでやらせてみてください。
 
 ビデオは水平の素振りを繰り返すリディア・コーです。参考にしてみてください。
 





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