1 | 2 次ページ >> ▼ /
2014年08月28日

データ解析機「トラックマン」は万能測定器ではない?

テーマ:コラム
アメーバ松山選手も導入したトラックマンのメリットと物足りない部分?

 昨日のニュースで松山英樹プロもデータ解析機「トラックマン」を練習に
 取入れたとありました。タイガーやマキロイも使っているこのデータ解析
 機など新しいものをすぐに導入してさらに上を目指す向上心は流石ですね。

 でもトラックマンを導入すればスイングデータのすべてが分かるというわけ
 ではありません。
  
 すでにキャンプで2年以上使用して数百人のジュニアのデータを分析して
 きた私たちがそのメリットに加えて物足りない部分もご紹介します。

てんとうむし詳細→松山英樹の新兵器 プライベート弾道計測器を導入



アメーバトラックマンで測定出来ない重要な数値とは??

 このトラックマンという機器は、一言で言うと「インパクトの瞬間のクラブ
 の軌道や機能とその後のボールの軌跡や回転等を測定する機器です。

 瞬間とはいってもその前後のクラブの軌道や方向性も測定出来るのですから
 スイングプレーンの解析まで出来るすぐれものです。なのでクラブのフィッテ
 ィングでまずは取入れられ、さらにショーン・フォーリーなどマニアなコーチ
 がいち早くコーチングにも取入れてプロのスイング解析にも使って来ました。

 たとえばヘッドスピードはそこそこあるのに力を伝える効率の悪いこの場合など
 効果的に飛距離アップのアドバイスに使えます。これまでのビデオ解析では、
 アドバイス出来なかった面であり、それがトラックマン導入のメリットです。

 ビデオでも・・・

「クラブの入射角がディープなのでボールに十分な角度がついていない。体のスパ
 インアングルやポスチャーを多少変えて構え、体の突っ込みを抑えてスイング出
 来ればビハインドボールで打てて入射角がシャローになって良い角度でボールは
 上がって飛ぶようになるさ!」

 と紹介しています。マニアな解説ですね。笑 確かに飛距離が飛躍的にアップしま
 した!



 でも実際にこのようなアドバイスをするとこうは上手くいきません。笑

 もし、このようにクラブをダウンブローからアッパーに当てようとすると
 体の右サイドが下がってダイナミックロフトもついてしまってボールが
 ふきあがってしまいます。インパクトロフトも増えてスピン量も増えがち
 です。
 
 そうしないためには手首をハンドファーストにしてクラブフェースを立て
 て当てないといけないのですが立てようとするとこれが難しく、大概は手首
 でクラブフェースを返してフェース面が被ってしまいフックボールにもなり
 がちです。

 当然ですが体のポジションや手首の動きなどは数値化しにくいので修正も難し
 く、現場ではなんとかダイナミックロフト等の数値を見ながら手首の使い方の
 修正を試みたりもします。
 
 このビデオのプロは撮影用に見事に修正していますが、実際はなかなか改善さ
 れにくいのです。





アメーバクラブのフェースが返ってしまう数値は計れない

 なかなか上達しない場合など特に手首を使い過ぎる選手達に対してアドバイス
 したい「クラブのフェースが返ってしまう数値(フェースローテーション)」
 が欲しいのですが、実はこの数値はトラックマンでは測定出来ません。

 私の教え子にドラコンタイトルを目指すばかりにインパクト周りで手首を
 200度以上返していた生徒がいました。
 
 バケツの水をインパクトで一気にひっくり返すような手首や腕の動きでクラブ
 ヘッドを加速させていたんですね!!

 この動きはトラックマンではインパクトの瞬間のフェース面の状態のみが測定
 されその結果「スクエアで問題なし」と?データには良い数値が表示されてい
 ました。

 でも実際はテニスや卓球のラケットのトップスピンのようなヘッドの動きですか
 らボールには強烈な右横回転のスピン(Spin Axis =+22deg)が掛かってしまい、
 ボールは30ヤード右に滑っていきます。さらにこの動きではアイアンでボールが
 フェース面に乗る前にボールは離れてしまい、これも上手く打てませんでした。

 数値は問題ないのにボールが異常な動きをするまさに謎のスイング??

 高速度カメラやビデオでフェースの動きを解析してようやく原因を突き止め1年以
 上もスイングを直している最中ですがいまだにヘッドスピードが戻りません。

 これはドラコンとゴルフは打ち方が全く違う事を学んだ事例であり、トラックマン
 のみを使った指導の限界も感じたのも事実でした。



アメーバフェースのどこに当たったか?という数値も計れない

 また、「ボールがフェース面のどこに当たったのか?」という数値も測定できません。

 ボールの回転や軌跡に影響を及ぼすのはフェース面のどこに当たったのか?が重
 要な要素を占めています。最近のドライバーは曲がらなくなったとはいえやはり
 当たる場所が芯からズレてくると大きくボールは曲がります。

 例えばこの完璧な数値の並ぶMくんの見事なショットですが、実際にボールは右に
 20ヤードも滑って曲がっています。理論上の数値からすればドローボールで飛ん
 いくではずですがこれは本人曰く「少し芯をヒールに外した」という表現でしか分
 かりませんが結果的に芯で打てずにスライスしたようです。

 でもさらに詳しく「実際はどれだけどちらに芯を外れたか?」・・・

 は「スマッシュファクター」と 呼ばれるミート率の数値や「フェーストゥパス」
 と呼ばれる理論上のボールの回転の数値(face to Pass =-1.2)と実際のボールの
 スピン等(Spin Axsis=+4.2)では推測出来るものの詳細は数値ではわかりません。
 
 なのでこのフェースにボールの当たった場所はあくまでもコーチやメカニックなど
 トラックマンを扱う人間の経験と感によってアドバイスされる部分です。

 このへんは私の専門の物理の実験に近いものがあって大変興味の湧くところです。






アメーバ機械はあくまでも自分をデータとして知っておくためのツール
 
 このように飛びに影響する人間の体の動きやインパクトの詳細なデータがすべて
 数値で表されているわけではありませんから「トラックマンのデータ解析こそが
 上達のすべて」と位置づけていいとは思っていません。

 また、ジュニアが自分一人でこれで練習したも数値は毎日変わるものではありませ
 んから3日で飽きてしまうかも知れませんね。

 ジュニアがトラックマンを使用する場合みんなで比べ合って練習するから楽しいの
 であり、それが練習に飽きないいい刺激になればいいのではないかと思っています。

 機械は頼るのではなくあくまでうまく利用するものなのですね。

 |  リブログ(0)
2014年08月25日

タイガーウッズがクラブの進化について語った

テーマ:コラム
アメーバ新しい試みはボールを糸巻きからソリッドに変えたことから始まった

 今週は、久しぶりのお休みです。一昨日から丸二日間寝てました。
 食事するとき以外は全部・・・この夏完全燃焼です。笑

 さて、今日から仕事復帰!キャンプ中は時間が取れないのでこういった
 時間を利用して勉強をするようにしています。

 今日は英語の勉強から・・・今シーズンのタイーガーは怪我などのためプレー
 オフシリーズの出場を逃して所属メーカーのPRイベント等で忙しくしているよ
 うです。
 
 そんな中スイングコーチのショーンフオーリー解雇のニュースも入って来ました
 が、試合に出なくても常に話題の中心にいるには流石です。

 そんなタイガーウッズがクラブについて詳しくインタビューを受けているのでご
 紹介!(タイガーがクラブについて深く語るのは珍しいようです。)

てんとうむし詳細→Tiger Woods gives his insight on golf equipment



ーウッズ:さて何から話そうか?

ーGW:ナイキについて話しもらえますか?

ーナイキとはウエアやシューズなどの付き合いから始まったんだ。でも2000年
 にナイキの新しいボールを使う事がさらなる付き合いの始まりだね。当時は別の
 メーカーのクラブと糸巻きボール(the wound-ball )を使っていたんだが、ナ
 イキの新しいボール( solid-construction bal)の感触、特にグリーン周りや風
 の感触が良かったんで使ってみた。その後すぐにメモリアルやUSオープンでもこの
 ボールで勝てたんだ。その後は、みんな他の選手達もソリッドボールに変えていっ
 たんだよ。
 
 ※当時のナイキのボールはブリヂストンのOEMで作っていて実際タイガーが使った
 のはBSの「WF432」と言われていました。私たちも買って使いました。笑


Nike RZN and 20XI Golf Balls - Player Reactions


アメーバ今のクラブは構えると違和感がある。飛び過ぎる・・・

ーGW:次にアイアンについて話を聞かせてください。

ーウッズ:ウェッジに関してはいつもあれこれ手を加えているよ。どこを削るとか
 また削らないとか?でも結局はいろんな芝やバンカー対応出来るようにオールラ
 ウンドなものに落ち着くよ。最終的には自分の技術の問題だからね。

 でもアイアンは、そんなに悩まないね。昔は「マッスルバック」背面がラウンド
 したというモデルを使ったけどあれは芯を外すと距離がばらついて使いにくい。
 そこで私は、「ストレートバック」というモデルに変えてから勝て始めたんだ。
 あれは大きなムーブメントだったね。

以下ニューモデルの宣伝・・・タイガーはボールのディンプル次第で風の中で
 ボールが受ける影響は大きく左右されると考えているようで研究に余念はない
 ようです。ニューモデルはさらに風を切り裂いて飛んでいくとか。ブレードを
 長くして先を重くした結果らしい。使うかどうかこれからテストするようです。



ーGW:次にウッドの話を聞かせてください。タイガー、あなたは100分の数ミリ
 のシェイプの違いが分かる特別な目と耳の感性を持っているようですね?

ーニコラス(ナイキスタッフ)そんな半話は沢山ありますよ。その5ウッドは
 0.07mmフェースが開いていましたね。我々がロボットテストとトラックマ
 ンで作ったクラブはあくまでもサイエンス(科学)です。それをアート(芸術)
 の域まで達するには、タイガーのようなアスリートとの感性が加わってきます。

 彼がスティンガーやグリーン奥のピンにハイドローを打ってそのニュアンスを
 伝えてくれるのです。タイガーの感性があってようやくマスターピースモデルは
 完成するのですよ。それは機械ではなくタイガーにしか出来ない仕事なのです。

ーテイラー(ナイキスタッフ)そうだね。以前我々はこの仕事を始めた頃、いい
 条件の時だけ何千回とロボットテストを繰り返していたんだ。風が出て来たら
「おい、風が出て来たよ!そろそろ帰ろうぜ・・・って」でもタイガーは風の中
 でもその条件に対応してテストを続けられるんだ。素晴らしいアスリートが
 必要なのがその時分かったよ!


TIGER WOODS, RORY McILROY & NIKE GOLF INTRODUCE THE NEW VAPOR IRON


-GW:タイガーあなたはナイキにいて技術的に進歩しましたか?

ーウッズ:そうだね。CGでもいろんな事が理解出来た。たとえばアイアンごとに
 バンスが少しずつ違ってくるとかだね。でも、私は基本的に14~15歳の頃から
 アイアンのロフトは変えていないんだ。グリップもね。私のクラブは今のクラブに
 比べてすべてロフトがウィーク(寝ている)ことになる。
 
 だから今の選手達の使っているクラブを持つと違和感を感じるんだ。彼等はロフト
 45度のPWで150ヤード~155ヤードを打ってくるからね!昨日もマクロイ
 のPWを構えてみて「おー!なんてこった!こりゃ俺の9番だよ!」と話したんだ
 よ。笑

 でも、ナイキのスタッフは、私と同じ時代のクラブを見て来た世代だから話を
 するにも違和感はない。クラブテストの時は、おもりのピンを差し込んだクラブ
 を打ってどんな感覚かや悪いライからのボールの回転の違いなんかをはっきりと
 彼等スタッフに伝える。でまたすぐにソールの形状の違う5種類の7アイアンを持
 っ来て打つなんてこともやっている。

 こういったテスト楽しいよ。でも、テストをする時は、怪我をした時じゃなくて
 調子のいい時にやりたいね。その方がクラブの違いもよくわかるから。だから 
 調子の良くない時は、クラブテストを待ってもらったりもしているんだ。



ーGW:タイガー、あなたは新しいクラブの開発にも関わっていたんですね。

ーウッズ:そう、あの2アイアンもね。でも私は市販品とは違ってオフセットの
 少ないモデルが好きなんだ。だからちょっとネックをひねってストレートにして
 もらっているよ。マキロイが、全英で使ったものもストレートネックだ。
 でもアベレージゴルファーが使うなら少しオフセットのグースネックがベストだ。
 その方がボールも上がりやすいと思うよ。



アメーバパーシモンドライバーで育ったからいまのゴルフがあるんだ。

ーニコラス(ナイキスタッフ)そういえば昔使ったスクエアヘッドのドライバーは 
 タイガーには合わなかった。まっすぐに飛びすぎたんだ。ドッグレッグのホール
 とか、曲がらずに突き抜けていったからね。まっすぐに飛び過ぎるクラブもまた
 タイガーのプレースタイルには合わないんだ。

ーウッズ:私はバラタボールとパーシモンクラブで育った古い世代のゴルファー
 だから、1996年、最初にプレーオフでラブⅢに勝ったとき彼はパーシモンのクラ
 ブを使っていた時代だ。だから、小さい頃からレンジでまっすぐなボールを打とう
 とした事はなかった。いつもどちらかに曲げて飛ばそうとしていたんだ。

 そういった感覚が今でも体に染み付いているからボールを曲げにくいスクエアな
 ドライバーは合わなかったね。風が右から吹いてくればボールをカットに打ちたく
 なるのにまっすぐ飛んでしまうと感覚がおかしくなってしまうんだ。

 そしてメタルドライバーが出て来てからボールを曲げにくくなったのは事実だ。
 さらにソリッドなボールが登場してからはさらにボールは曲がらなくなった。
 今の若い選手達が思いっきりクラブを振り回しているのも見ると時代の違いを
 感じる。バラタボールやパーシモンで育った世代ではないからね。

 もし、彼等がパーシモンドライバーを今のクラブと同じようにフェースのセンター
 で打ったらギア効果でとんでもなくあちこちに飛ばしてしまうことになると思う
 よ。



ーテイラー(ナイキスタッフ)タイガー、あなたがパーシモンで育った事は
 いまのプレーに影響してますか?

ーウッズ:パーシモンドライバーを使っていたジュニア時代には、生前の父にいつも
 こう話していたんだ。
「みんな僕がいつも芯を食って打てる(on the screws)のはなぜ?と聞いてくるんだ。
 でも、芯を食ってフェースの真ん中で打つのはミスヒットだよね。だってクラブの芯
 はフェースの真ん中じゃなくて少し端にあるじゃない?。」
 と話と父は「タイガー!だから私はクラブ真ん中ばかりでで打っていたからミス
 ショットばかりだったんだな。笑」
 私は当時はパーシモンは、芯と芯の間で打つようにしていたんだ。

 パーシモンとバラタボールの組み合わせのギア効果は絶大だった。ヒールやトゥ
 で打ったボールが右や左からフェアウェイセンターまで戻ってくれたからね。
 でももし、パーシモンで今のソリッドボールを打ってもそこまでギア効果は得ら
 れないはずだ。ましてや今のクラブはバルジ角やロール角が昔ほどついていない
 から(フェース面がラウンドしていない)そのまままっすぐ抜けてしまうと思う。

 


 そういえば、かつてニクラウスと話した事がある。彼はパーシモンドライバーの
 ヒール側を大きく削ってボールにカーブが掛かりやすくしていたらしい。トーナ
 メントのサンデーバックナインは、プレッシャーのかかる長い道のりだ。だから
 バックナインはティーグランドの左サイドにティーアップしてフェアウェイの左
 を狙ってボールクラブのヒール寄りで打ってスライスを掛けてボールをフェアウ
 ェイの右サイドに置くように狙って打っていたらしい。距離は3Wくらいに落ち
 るけど確実だ。でも、今それをやろうとしたら?ボールは左の林にまっすぐだ。

 今の選手達がパーシモンクラブを使ったら感性が磨かれると思う。ミスは
 許されないクラブだから・・・特に古いボールだとなおさらだ。

 そうそう、2000年の全英オープンでにセントアンドリュースでプレーして
 いたとき、R&Aの競技委員がガタパチャボールを打ってみないかと渡してくれ
 たんだ。

 ちょうど352ヤードの短い9番を自分のドライバーで打って1オンしたとこ 
 だった。そしてガタパチャボールを打ったら?グリーン前40ヤードのフェア
 ウェイバンカーをやっと超えたくらいだった。

 そのあともアイアンなど何発か打ってみたけどボールのテクノロジーの進化を
 実感したね。

 


アメーバーGW:今後の復帰予定は?

ーGW:今後の復帰予定は?

ーウッズ:今年は背中を痛めて手術もしたので今はボールテストもやっていないよ。
 ボールを打てる「球数制限」もあったしね。でもよくなったらまたテストも再開
 する予定だ。

ーGW:いままでクラブのテクノロジーの進化に合わせてたくさんのクラブをテスト
 して使わなかったものも多かったですね。

ーウッズ:テストそのものは楽しんでいるよ。自分のゲームにプラスになるかもしれ
 ないクラブを試してみることはね。でも、そうでないと思ったら使わない。
 自分はいつも好きなクラブは14本全部だと思ってるんだ。勝つためにはすべて
 のクラブが必要だ。その中に合わないクラブが1本でもあったらだめだ。220
 ヤード打つつもりの4アイアンが240ヤードも飛んでしまったらトラブルだから
 ね。

 これまで、多くのクラブテストやボールテストに関わって来てミクロ単位のディン
 プルまでがボールの飛びや曲がりに影響するkとが分かって、それが自分のゴルフ
 にも大きく役立っている。これからももっと試行錯誤して研究に関わりたいし、
 それが自分の大きな技術向上に役立つと思っているよ。
 
 でもゴルフにはサプライズは必要ないね。もし私がショットを打ってクラブをくる
 っと回して歩き出してそれがナイスショットであればオーケーだ。でもボールが
 その時池に入ったら?それはトラブルなんだよね。

 タイガーのロングインタビューいかがだったでしょうか?ゴルフは打つだけでなく
 道具にも工夫を凝らして欲しいですね。私も今週は、少し休んでまた来週から活動
 を再開します。みなさんも最後のジュニアの夏を楽しんでくださいね!

 
 |  リブログ(0)
2014年08月22日

キャンプ後記:自分にあった練習スケジュールを立てよう!

テーマ:ジュニアゴルフ
アメーバオーバーワークは怪我のもと

 サマーキャンプが終了していろいろ次の指導をどうしようかと考えています。
 それは、例えば怪我やオーバーワークについてです。

 キャンプを充実させようと開催期間や練習時間やメニューを増やしていくと
 どうしてもオーバーワークになりがちになっています。

 みんなと練習をするのが楽しくて、時間を忘れて沢山ボールを打って、1.5Rを
 回ると疲労が溜まって体経負担がかかり痛みや肉離れなどを起こす場合も出て
 来ました。

 みんな疲れて夜も早くには寝ているようですが、暑さもあってそれでも疲労は
 溜まってくるようです。練習場で打つボール数の制限などもちょっと考えたり
 昼休みの時間を取ったり体のケアをする時間をもっと増やさないといけないと
 思っています。

 また、体の成長よりも技術の向上の方が早くて、クラブを振るスピードに体が
 追いついて来ない場合も見られます。

 ゴルフ歴1年であっというまに300ヤード飛ぶようになっていきますから
 確かに関節や筋肉の強化が間に合わないので怪我もしがちですね。

 キャンプ中もSくんが肩付け根をちょっと痛めて病院に連れて行きました。

 幸い骨には異常はなかったので1~2週間で回復するようですが、首や肩周り
 の筋肉や筋が固くなっていたため疲労が溜まってスイングの際に炎症をおこし
 たようです。






 
 アメーバ仲田健氏のアドバイスでフィジカル面を強化

 昨日はゴルフ雑誌『EVEN」のイベントがありひさしぶりに友人のトレーナーの
 仲田健氏に来てもらいジュニア達も指導を受ける事になりました。
 
 現在順天堂大学でインターン生として勉強をしている彼は、卒業をすると医学
 博士となるようです。

 昨日も、体幹を鍛えるメニューや股関節周りを鍛えるメニューなどをお願いして
 やってみせてもらいました。

 また、ストレッチも運動前に行う「ダイナミックストレッチ」と練習後に行う
 クールダウン用のスチレッチの違いを説明してもらうなど医学的な見地からも
 アドバイスをもらいました。

 体作りは、成長期にあったメニューを専門家に作ってもらいながらやるように
 したほうがいいと思います。

 今後も定期的に東京でフィットネスセミナーを開催することで了解をしてもらって
 いますので、また10月頃に都内で開催したいと考えています。
 
 フィジカル面も強化して怪我のない体を作っていきましょう。







 



 |  リブログ(0)
2014年08月20日

キャンプ後記:自分に合ったクラブを使おう!

テーマ:ジュニアゴルフ
アメーバ様々な要因で調子は落ちていくもの・・・

 キャンプが終了して二週間でのべ250人を超えるジュニアが参加してくれま
 した。皆さんありがとう!今夜はホテルでキャンプ後記を書いています。

 【キャンプ後記】

 今週サマーキャンプをやっている裏では日本ジュニア選手権が開催されて
 います。

 華やかなジュニアの祭典に出場する選手は一握りで、多くのジュニアたちは
 練習に励んでいます。私のキャンプにも多くのジュニア達が参加しています
 が、中には去年は日本ジュニアに出場したものの、今年は調子を落としてし
 まった子もいます。
 
 調子を落とす要因は様々で、例えば、「高校から地元を離れて寮生活を始めた
 のでコンスタントにスイングを見てもらえなくなった。」や「試合が増えて
 ボールを安全に置きにいくようになって思い切って振れなくなった。」

 「遠征に連れて行ってくれる人が変わってルーティーンが変わってしまったう
 えに、試合中にチェックしてくれる人も変わったので不調の初期を見過ごして
 しまった。」

 など環境の変化や試合数の増減なども影響するようです。

 また、

「海外遠征に行って帰って来てから調子が悪い。アプローチとパターでしのいで 
 いたのが、ドライバーまで曲がるようになったらアイアンも悪くなってしまった。」

「周囲に言われて球筋を変えたら打ち方が分からなくなってしまった。」

 などの声もあります。

 体の成長も著しいジュニアは常に見ていないとちょっとしたことでスイングが変わっ
 たりしがちですのでプロ以上にジュニアの調子の波は激しいのです。



アメーバクラブが合っていない場合もある・・・

 さらに、キャンプでデータ解析機器等で細かく測定していくとスイングそのもの
 よりもクラブに問題がある感じに思える場合も出て来ました。

 例えば、「最近スコアが出ない」というジュニアのスイングには特に問題が見つ
 からないので、(というか素晴らしいくらい)今度は距離感を調べていると彼の
 使っているの58度のウェッジでどんなに上手く良い数値で打っても5~10ヤ
 ード近くランが出てしまうことがわかりました。

 聞くと「あるメーカーからクラブを1年間に1セットと決められて支給されていた
 ため、それを守りこの1年ウェッジを1本でやって来た」とか・・・

 メーカーの担当からは、勝手にクラブを変えると怒られる場合もあるようでそれも
 嫌で溝が減ってもそれでも変えずに使っていたようです。
 
 でも、それではボールをうまくコントロール出来ず、100ヤード以内からの距離感
 テストでも平均して4~5ヤードはバラついてしまていてこれではバーディーを沢
 山とるよりもパーがやっとのゴルフという感じでした。。

 すぐに他のジュニアのクラブで打ってみるとボールはちゃんと止まります。

 なのでウェッジ作りでは定評のある知人のメーカー担当にすぐに電話をして至急新
 しいウェッジをモニター提供してあげる事にしました。

 ※知人のメーカーではウェッジは3ヶ月に3本単位でモニター支給しているようです。

 




 さらに他の番手も見ていくと、ボールが強すぎてしまって落ちる角度(Land
 Angle)が足りずにピンの周辺に落下しても止まらないことも分かって来ました。

 クラブのフィッティングの専門家に言わせると・・・

「Land AngleとSpin rateはボールがグリーン上に止まるかどうかを見極める重要な
 数値ですので、この数値はよく見てクラブやシャフトを選んだ方が良い」との事。

 メーカーの工場でフィッティングした時にはここまで詳しくデータを見ずにクラブ
 とシャフトを決めたようで、もう一度シャフトやヘッドを変えて詳しくフィッティ
 ングしてみるようにもアドバイスしました。

 




アメーバAJGAのクラブフィッティングスタジオをお楽しみに!

 このようにジュニアとはいえ、レベルやパワーも様々ですからひとくくりにモニタ
 ー支給の条件なども決めるの難しいですね。

 プロと同じかそれ以上の結果を求めるのが今のアマチュアやジュニアゴルフの現状
 であるとすれば、プロと同等以上の細やかさでクラブを選んであげて欲しいものです。

 ヘッドやシャフト以上にクラブのライ角が合ってないジュニアも多いようですので
 自分に合ったクラブを使って欲しいですね。

 AJGAは今度新しく二子玉川に提携するフィッティングスタジオに協力して提携す
 る準備を始めています。

 完成したら皆さんに紹介しますのでお楽しみに!


 |  リブログ(0)
2014年08月17日

ミスショットとはどれくらいのことをいうのだろうか?

テーマ:ジュニアゴルフ
アメーバゴルフのミスは2度~3度のフェースアングルのミスから・・・

 サマーキャンプ中にコースや練習場にデータ解析機器の「トラックマン」を持ち
 込んでスイングやインパクトの関係を調べています。

 いつもキャンプに来ているS君はゴルフ歴1年、去年このキャンプに来てから
 本格的にゴルフを始めました。いつもキャンプに来ているトップジュニアや
 プロと一緒に練習させているので飛躍的に上達しています。

 でも、調子がいいとハーフ30台やラウンド70台も出るようですがまだ、ゴルフ
 歴が浅いので時々大きなミスをしてしまいます。

 ではその「ミスショット」とはデータや数値でいえばどれくらいのことをいうので
 しょうか?

 下のデータは、右プッシュアウトの時と、300ヤードのナイスドライブの時の
 データです。たまたま両方のショットのデータが取れたのでこのデータを見比べて
 みてください。

◎右プッシュアウト(富士桜CCアウト5番ホール)

 ダウンスイングがやや上から入り、(Attack Angle=+0.4)クラブの軌道も合わせて 
 ストレート気味に(Club Pass=+2.5)に入っています。
 
 でもフェースはややオープン気味に入り(Face Angle=+2.3)、クラブの軌道と
 フェースアングルの関係の理論値(Face to pass=-0.3)ではストレート回転の
 ボールとなっています。

 でも実際のボールは大きくスライス回転して(Spin Axis=+8.7)右の林に消えて
 しまいました。







◎300ヤードのナイスドライブ(富士桜CCアウト8番ホール)

 今度はドローボール打ちの彼もダウンスイングがうまくインサイド&アッパーに
 入って来ました。(Attack Angle=+2.2、Club Pass=+4.0)
 
 でもフェースは前回と同じくややオープン気味に入り(Face Angle=+3.0)、
 クラブの軌道とフェースアングルの関係の理論値ではストレートからやや
 ドロー回転のボール(Face to pass=-1.0)となっています。

 でも実際のボールは上手くヒットして300ヤードのナイスドローボールとなり
 (Spin Axis=-4.8)フェアウェイのセンター(Side=1.4R)をキープしました。






アメーバフェースのどこに当たったかも重要なポイント


 見比べてみると右プッシュアウトの時と、ほとんどデータに代わりがありません。

 でもボールの回転は大きく違います。なぜでしょうか??

 これは最初のミスショットがフェースのヒール寄りで打ったもので、あとのショット
 がフェースのセンターからトゥ寄りで打ったと思われます。

 ほんの数ミリ前後のインパクトの位置の違いでこれだけ良いショットと悪いショット
 の差が出て来ます。

 また、下のデータは、Kくんの225ヤードの13番ショートホールのミスショットの
 データです。

 クラブが下から入って(Attack Angle=+3.1)、フェースが被り(Face Angle=-2.0)
 ボールも大きくフック(Spin Axis=-14.6)してしまいました。

 でも、ミスを下と入ってもクラブの軌道やフェースに向きを2度ほどミスしただけ
 ですね。
 




 またでフェースが開くミスも同様です。同じホールのOさんのこのショットは 
 フェースが2度ほど開いてしまいました。

 スイング自体はほぼストレートに振れていてミスでもなんでもありません。
 
 でも結果はスライスボール(Spin Axis=+6.1)となってグリーンを20ヤード
 も右に外しています。

 このように・・・

 ミスショットとはいっても目で見えないくらいのものである事が分かります。






 また、逆に個性的なスイングでもインパクトのデータがしっかりしていればボール
 がフェアウェイのセンターにまっすぐ飛ぶ事も分かって来ました。

 これはレイドオフ気味のトップからうまく打って来るYくんのデータです。
 17番のロングホールでのナイスショットですね!

 スイングの形にこだわらずに個性を生かしていいところを伸ばしてあげるような
 アドバイスをしてあげる事が重要です。






アメーバドローボールとフェードボールで数値は大きく違う

 また、同じ300ヤードを打つトップジュニアでもドーローボールヒッター
 かフェードボールヒッターかで数値は大きく違いこともわかります。
 
 下のデータは関西から練習に来ていた二人のトップジュニアの数値の比較です。

 試合でここぞと言う時は得意なボールで攻めていっていいと思いますが、コース
 のレイアウトや風によっては普段使わないフェード系やドロー系のボールも必要
 となっていきます。

 今後は得意なボールに加えて、普段使わないボールも練習させてコースマネジメ
 ントのバリエーションを増やしていくよう指導してあげることが重要です。

◎ドローボールヒッター(Spin Axis=-6.3)のIくんの場合








◎フェードボールヒッター(Spin Axis=+4.2)のMくんの場合








アメーバ子どもは大人の誰よりも合理的に物事を考える

 子どもは大人が考える以上にこだわりはなく、合理的と思える事を優先して選ぶ
 傾向にあります。

 ですからこれからの時代は、無駄に気合いや根性で毎日2ラウンドしたり、毎週
 試合に出ていれば上手くなるものではありません。

 また、感覚や経験でのみ指導するのではなく合理的に論理的に根拠を示してあげ
 て、練習の目標を具体的に提示してあげることでより速く上達すると思います。

 ジュニアは上達のレベルに合わせてより良い指導を受けるようにしてください。





 |  リブログ(0)
1 | 2 次ページ >> ▼ /

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。

Ameba芸能人・有名人ブログ 健全運営のための取り組み
芸能ブログニュース