人が去る時、たとえ財産(資産)を残していたとしてもさほど褒められたものではない。
財産(資産)は消費されいずれ尽きるし、残された者の運用能力次第である。つまりは「丸投げ」、「後は野となれ山となれ」となんら替わりはなく、実のところ無責任な去り方だ。
財産ではなく仕事を残せば残された者はその仕事を通して継続的に財を得ることができる。しかし環境はつねに変わり続ける。今、仕事とされているものがいつ「価値のないもの=稼げないもの」になるかは分からない。
だからこそ人を残す。時代の流れを読み、自分達に求められるものをいち早く理解し、自分で稼ぎ方を生み出し、また新たに人を育てられる「人材」を。
財を残すは下、仕事を残すは中、人を残すが上。
野村元楽天監督がつねに心にとめ続けたというこの言葉は経営とは何か?ビジネスとは何か?働くとは何か?に一つの答えをくれる。
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