タイトルは昨日私がずっとつぶやいてた言葉です。苦笑
昨日楽屋で三味線の1の糸を替えようとした。
音緒にひっかけて、右手にちょいとからげて糸をくいーーっと引っ張ります。(絹糸なので伸びるのです)
ここでありえないことが起こったんです。
バコッ!バコッ?
何??
…見たら天神(三味線の頭の部分)が取れてる。
え?外れた?
いや、、、違う、、、
折れてる~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!





(写真は帰宅してからうちで撮りました)
「ちょっとーーーー!!!しんじらんないんですけど!!!!
」思わず大きな独り言を言ったようで、隣の部屋に居たT先生に『?なんか言ってる』と思われてたらしい。
象牙の糸巻きがボキッと折れるのはたまにあるよ、差し込み方が悪かったり、テンションのかけ方が悪かったりして、負担がかかっててある時折れてしまう。
でも、でもさ、天神の糸倉の真ん中がばっくり横にわれるって、こんなんないよーーーー!!!!
今まで見たことだってないし、1の糸を伸ばす女の力でこうなるんだったら、男性の三味線弾きはいったい今までどんだけ折っとんじゃー!って話。。。さーーーー どうする!?!?!
開演まであと35分。
なんとかしないと!って無理だ。
アロンアルファでいっときなんとかくっつけるか?
おちつけ、無理だな、可能かもしれないけど、この対処は違うだろ…
2つ浮かぶ、ここから一番近い馴染みの三味線屋さんに連絡して替え三味線を借りる、うちの師匠に電話する。
まず師匠に報告。
「あと30分早かったらMさん(お稽古場からこっちの会場に来る人だった!)に持たせたのに!」
そうそうそんな上手いタイミングで壊れはしないねー(でも連絡してくれる)
すぐ切って三味線屋さんに電話。
店主「おぉ ご無沙汰してます」
事情を話すと「すぐご用意致します!」とのこと。
うわぁあぁあん!!!ありがとうーーー!!!!
「ただ、いま車がないんです!」
持って来てくれる?!でもそれはつまり従業員が居ないってことだよね?
じゃあ今からとりに行きます!
志の輔師匠にまだ会えなかったので、前座さんに説明して会場を飛び出し、タクシーに飛び乗る。
運ちゃん「混んでなかったら15分の距離なんですけど、今渋滞すごいから30分かかります」
んげ~~~~;;;何に間に合うんだーーーー!!!???
ここでも事情を説明し、とにかく急いでくださ~~~い;;;
しょっちゅう「運転手さん、あと何分ぐらい?」ときいてた。
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三味線屋さんに着いたら、もう用意して待っててくれた。
とにかくお礼を言って待たせたタクシーに飛び乗ってUターン。
タクシーに乗ってる間、Mさんに“大丈夫”の連絡や、うちの師匠、別の三味線屋さんに連絡。
往きも帰りも渋滞を避ける道で(それでも時間がかかり)ようやく戻ったら…
外で志の輔師匠がスタンバッてました。。。
「あと2分で出だ」
。。。。。。。
無理。
今ここに駒と撥があればいいけど、小物は全部楽屋。
そして楽屋は3階。
長鞄かかえて急いで階段登って、今度はサラの三味線持って駆け下りて来るのか???
危なすぎる。糸も伸ばせてない。。。
結局、弾けたのは、志雲師匠のと、志の輔師匠の二席目だけでした。。。
前座さん、全楽師匠、志の輔師匠の一席目には間に合わなかった。。。
CDで出てくれました。三味線屋に向かう時、志の輔師匠に電話で説明したら「で、どうするんだ?…ん、分かったから、もう焦らず戻って来なさい、事故らないようにな」とおっしゃってくれた。
なきてーーー。(:_;)
三味線が壊れたことより、仕事に穴をあけた事のがショック。
壊れなければ、きっと今頃普通に弾いてたのに。
1の糸を替えようとしなければ…
ってボサッてたら替えるさ…つづくー