• 03 Apr
    • 【ビジネス】新年度

      新年度です。新卒のルーキー達も入ってくる。今年はディーリング部門では4名。中途採用も入れると9名の未経験者が将来の成功を目指していくことになります。新部署も立ち上げ、席も大幅に入れ替えたこの年度末。沢山の変化が当社の中でも起きています。一つ一つの『変化』がどう形を見せていくのか?これはその一人一人がどれだけの覚悟を持って懸命に向き合えるかにかかっている。『変化』に満足してしまう人も少なくない。でもその『変化』は始まりに過ぎない。それをしっかりと結果に結びつけられるように。ここから先に自分が出来ることは道を示すのみ。あとはそれぞれが自分達の未来のために懸命であってくれるよう願うばかりだ。さぁこの一年も頑張っていこう!

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  • 30 Mar
    • 【ビジネス】嬉しかったこと

      昨日は嬉しいことがありました。大阪取引所からオプション市場への流動性供給に貢献したということで会社として感謝状をいただきました♪アローヘッド稼働後、我々ディーラーは絶滅危惧種とされ(それは今でも変わらないけど)、『流動性の供給者としてはHFTさえいれば、ディーラーはもう不要なんじゃないか?』なんてことまで言われた時期がありました。『そうじゃない。市場への流動性の供給は多様な存在が必要だし、どちらかといえば受動的にしかリスクを取らないマーケットメーカーやHFTばかりでは市場は本当の意味では活性化しない。我々が果たすべき役割はまだあるはず。』そう主張してきました。6年前に入社した時のウチはオプションはやってはいたけどごく一部のディーラーのみで、しかも日計りしかできないという状態でした。デリバティブをやってきた自分から見ると『これではデリバティブでまともに収益なんて上げられない。』と感じる状態でした。スタートはそこから。それでも管理部門の人達が頑張ってくれて、様々なルールや環境を整備し、オプションを少しでも理解するために勉強会を開き、変えてきてくれました。そしてオプションを得意とするディーラーがある程度戦える環境が作られていき、人が増えていきました。ウィークリーオプションなどの新商品に対しても、そのディーラー達が積極的に取り組んでくれた結果、今回の感謝状につながりました。バックオフィスからディーラーまで、みんなで前向きに取り組んできたことがこうして形として認めていただけたことがとても励みになりました。流動性の供給者としてのディーラー不要論。10年は遅れていると感じたデリバティブの運用環境。そこから始まったこの数年で評価していただけるところまで来れたんだと。まだ十分ではありません。米国はもちろんのこと、デリバティブでは韓国の強さが目立つ。『オプションは危険』という誤解を解き、そのリスクとしっかり向き合いながら、その有効性をもっと活用できるようにしていきたいと思います。自分もスタートはオプションディーラーでしたからね(^ ^)今回の感謝状で俺が何かやったかと言われると…頑張ったのはディーラーであり、それが出来る環境を作ったミドル・バックのスタッフたちなんですけどね(^_^;)なんにせよ嬉しい出来事でした。

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  • 29 Mar
    • 【トレード】相場は自分の都合では動かない

      『相場は自分の都合では動かない』 当たり前のことだ。 でも毎日のようにトレードしているとつい忘れてしまいがちなこと。   『損を取り返したい』 『結果を出したい』 『もっと稼ぎたい』   これらは全て自分の都合に過ぎない。 改めて… 『相場は自分の都合では動かない』んだ。   でもトレードしているのが人間である以上、そこには感情がある。 トレードしているのがAIやらアルゴやらのシステム的なものならそれは排除できるかもしれないけれど…。   気負い、焦り、不安、欲、願望、慢心…様々な感情を抱きながら人は市場と向き合う。 だからこそ『自分自身を客観視する』ことがとても大切になる。 特にトレーディングの期間が短ければ短いほど、自分の状態を客観視し、メンタルコントロールをしっかりと保たなければリズムを崩してガタガタになりがちだ。 もっと長い期間のトレーディングであれば、冷静さを取り戻したり、分析し直す時間も持てる。それを実現するためにはまた別の要素が必要にはなってくるけれど。   自分もまだ若手だった頃に忘れられない失敗をしたことがある。 前にもこのブログで書いたことがあるフセイン捕縛の報道が出たときの損失。 その背景には取り返さなければという『焦り』があり、その『焦り』から市場の水準を客観視出来ずに色眼鏡で見てしまった上に、リスクコントロールを見失い、過剰なリスクを取ってしまったという自分自身の問題があった。そしてそこに陥るきっかけはその直前まで好調であったことから生じた『慢心』があった。収益がどんどん伸びていて「負ける気がしない」という慢心からリスクの取り方が雑になった。本来ならもう少し見極めてから入るところを安易に入り、安易だからこそ我慢が効かなくなったりもした。そしてつまらないところで損失を出し、それをまた取り返そうとバタバタし始める。そしてそれが積み重なっていつの間にか『焦り』につながり、大きな損失につながってしまった。 また別に、自分が所属する会社がより大きな会社(十倍ぐらいだったかな?)に吸収合併されることになった。ただディーリングにおいては自分が所属する会社の収益が圧倒的(9割以上)であり、さらに自分はそのチームの中では最年少ながらトップディーラーと言われていた。当然、吸収合併した側の方々は面白くない。「針のむしろ」ともいうべき雰囲気だった。多くの人があの年齢でそんな収入もらってるなんて生意気だとか、失敗すればいいのにと望んでいるような気がしていた。『結果を出さなければ』という『プレッシャー』、『気負い』」が極端に強くなっていた。そのせいもあったのかもしれないが、合併初日に40度近い高熱を出して休まざるをえなくなった。より『プレッシャー』や『気負い』は強くなる。翌日、38度台の熱があるにも関わらず出社し、相場に飛び込んでいった。結果は…散々だった。忘れもしない一日で一千万の損失。相場が終わったとき、自分は机に伏せるようにしてしばらく動けなかった。 どちらも共通していえることは『自分の都合』で相場と向き合っていたということ。 本当に見なければならなかったのは自分の都合ではなく相場だ。 そのときの相場にそういった収益機会があったのかどうか? 明らかにそんな収益機会がないにも関わらず、自分の気持ちだけでトレードし、空回りしていた。 前者のときは自分自身で取引を止め、それまでの2ヶ月分ぐらいの日々のトレードを全て見つめなおしてその要因と向き合い立ち直れた。 後者のときは吸収合併した側の顧問の方がフラッと自分のところに立ち寄って下さり、「やっちまったな。まぁでもディーラーなんてそんなもんだ。お前の実力は知ってるから、焦らずにやれや。」と笑顔で声をかけてくれた。その言葉に救われたんだと思う。 『相場を見る目』と同じぐらい『自分を見る目』は大切だ。 自分がよく『コントロールが大事』という中にはメンタルコントロールなどのセルフコントロールが含まれる。 自分自身を客観視し、どんなに心が熱くなっても頭は冷静に。 フラットな状態で市場と向き合う。 それが出来て初めて実力は発揮できる。   『稼ぎたい』『稼がなきゃ』はあくまで自分の都合。 『稼げる相場なのか』どうかをしっかりと見極めていくこと。   自分はかなり意思は強い方だと思うし、自己抑制もかなり出来るようになっている方だと思う。 それでも足りなくて、テクニカルなどのツールを使ったり、様々なルールを作ったり、色んな対応方法を考えていた。 そのアプローチは人それぞれでいい。 でも『相場は自分の都合では動かない』ということを忘れてはいけない。 自分たちは相場の中で生かされているにすぎないのだから。

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  • 07 Mar
    • 【ビジネス】4月からまた新しい世代が

      昨日はこの4月から入社してくる新卒メンバーとの懇親会でした。 現役ディーラーである先輩達と話してもらいながら、いい時間を過ごしてきました。 ただただ楽しみです(^.^)   採用面接したときに「いいね!」と思ったから採用したんで当たり前なんだけど、彼らが入社してくるのを心待ちにしていました。   次世代を担うディーラー達を育て続けること。   契約化が進み、人材が流動化し、引き抜きが横行した2000年代前半(最近また増えてますけどw)。 人を育てるということを怠るようになってしまったこの業界。 市場の変化に対応出来なくなり、活力が失われていった。   これから十年先の未来を思い描いたとき、楽しみに感じられない業界ではつまんないよね。 現役で頑張ってくれているディーラー達ももちろん大切。 でもまだ未知数である彼らも大切なんだ。 若い世代のディーラー達にとって、この場所が少しでもその成長のためにいい場所であれるよう、オレは部長として頑張らないといけないね。 信頼して指導を任せられる後輩や部下がいてくれるこの場所ならそれが出来ると信じられる。   4月からが楽しみです(^.^)  

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  • 24 Feb
    • 【ビジネス】ディーリングの未来

      今日もう一社撤退していたという話を聞いた。このところ引き抜きにアグレッシブな会社があって、その余波で撤退したようだが、それはそれでしかたない。ただ恐らく地場ディーラーの数はすでに500名を切るところまで来つつあるだろう。現時点でも撤退を検討している会社は他にもまだまだありそうだ。このままだと5年先に残る会社は5社あるかないかかもしれない。10名もいないところはいつ閉めてもおかしくはない。そんな雰囲気になってきた。『ディーリングは儲からない』と未だによく言われる。それが何故なのか?本気で向き合って突き詰めて変えていかなければならないのに、そこと向き合うことなく閉鎖していく会社が後を絶たない。一つだけはっきりと言えることがある。ウチのディーリングはしっかりと部門収益が上がっている。ディーラー達の努力や能力の高さももちろんあるけれど、未経験者の育成にも取り組み、ちゃんと育ってくれている者もいる。戦える環境さえあれば彼らはまだまだ戦える。決してディーリングは儲からないとは思わないし、こうして実際に数字も出ている。未経験の若者達が運用の世界を志したとき、その受け皿になり、育成をし、プロの運用者として育てられる場所がどんどんなくなっていく。この業界が潰えたとき、他にどれだけの場所が残されるのだろう?未だに世界トップクラスの個人金融資産を持つこの国。その資源ともいえる資産を金融や運用という道で活かせるかどうか?それはその受け皿になりえる運用者をどれだけ育てていけるかどうかが大事だ。なんとか若い世代がチャレンジし、マーケットと向き合い、成長していける場所を守り抜きたい。自分に何が出来るだろうか?あまりにも小さな存在だと痛感する。それでも自分の周囲にいる仲間や部下の未来だけでも全力で守っていきたい。そう思う。

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    • 【雑感】ニュースを読んでいてふと…

      なんとなく…世界は危険な方向に突き進み始めた気がする。ブレグジット、トランプ大統領の誕生、そして欧州ではその中核的な国であるフランスでもルペン氏が人気となりフレグジットなんて言葉が踊り始めた。そしてドイツでも与党が苦戦し始めている。移民・難民の問題。人件費の安い発展途上国への雇用流出、技術移転。企業の国際化による税制や規制の不備。国家と企業との関係の変化と緊張(世界では企業が国家を相手取った裁判が多発している)。そういった問題がそれによって雇用を失った人達や、割りを食ってしまった人達の不満を高め、それが暴発し始めているように感じる。正しいと思って進んできたはずの道。ふと気づいたら足もとに沢山の綻びが生じていた。それに気づかず、気づいても十分な手当てをしなかったからの反動なのかもしれない。でもその反動が行き過ぎて、反対向きに一気に突き進んでしまったときに失われるものには目を背けずにいないといけない。世界が分断され、対立を深め、力を振り回すようになってしまったとき、多くの悲劇が生まれた過去を思い出さなければいけない。ある程度の反動はしかたないかもしれないけれど、それを支持している人達には盲目的にならず、それが間違った道までいかないように厳しい目で見守って欲しい。 こんな時代にこの宇宙に他に生命があるかもしれない星が複数見つかったというニュースがあった。国という枠組みから、いつか地球という枠組みで物事を捉えられる時代が来るといいなと思う。朝のニュースをいくつか読んでいてふと感じた雑感でした(^_^;)

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  • 22 Feb
    • 【ビジネス】面接

      東京・大阪と続いてきた面接が終わりました。あとは来週のシンガポールを残すのみです。50名弱いるディーラー一人ひとりと向き合い、彼ら自身のこの一年間の結果と向き合う面接です。全体としては好調を維持できてはいても、個々で見れば結果を出せている者、いない者、中には損失を出してしまっている者もいる。うまくいっている者からは希望や要望も出てくるし、それに応えてあげなければいけない。それは大変でも嬉しいこと。一方でうまくいっていない者には、ポジション枠の削減や、中には契約終了つまりクビも宣告しなければならない。毎年10月ぐらいから心配し、頑張って欲しいと思いながらも悩み続け、決断し、伝えるのが自分の役割。利益を出すのが仕事であるのに儲からないどころか損すら出している状態を放置していれば組織は弱体化してしまう。その理由や原因ももちろん考慮はするものの、一年間という期間で見て結果を出せなかったという現実には向き合わざるをえない。今年もごくわずかだけれど契約終了を伝えなければいけない者がいました。契約は維持しても厳しい話をしなければならない者もいました。それは受け止める側にももちろん、伝える自分にとっても辛いことです。でも…。そんな中でも若手の成長や、彼らがキラキラした目をしながら来年はもっともっとこうなりたいという目標や夢を持ってくれていることは自分にとっての励みにもなりました。来年度には新卒が4名入社し、中途も合わせると育成枠のディーラーは10名近くになる。わずか一年半前、二年前、異なる業界から飛び込んできた若いディーラー達が現在では主力にまで育ってくれている。そしてこれから入ってくる者の指導を彼らに頼んだら、『自分もそうやってきてもらったんで、自分に出来ることがあるならお手伝いします。』と引き受けてくれた。若手が次々とチャレンジし、バトンが繋がっていく。自分がこれまで実現したいと願ってきたもの。それがここにありました。人のお金でリスクを取り、収益を上げるという仕事。それは儲かることもあれば損をすることもある。その結果は運用者自身が受け止めるしかない。結果が全て。その覚悟が出来ていなければ、この仕事はやるべきではない。自分も二十数年間、その立場で仕事をし、結果を出し続けてきました。夢もあるけれど、厳しい現実とも向き合わなければならないのがこの仕事です。夢を勝ち取りたいのなら、それだけの努力をし、結果を出す。結果も出せていないのに、朝もロクに準備もせず、引けたらすぐに帰ってしまう。それでなんとかなるほど相場は甘くはない。懸命に足掻き、なんとかしようと努力している者には手を差し伸べられても、結局は本人次第。今年の面接でも、辛い話もしなければならなかったけれど、未来を感じることも沢山出来た面接でした。あとは来週のシンガポールを残すのみ。そこからは来期戦うための体制をどう作るか。今日はウチに入社したいという若いディーラーの採用面接です。

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  • 13 Feb
    • 【ビジネス】MarketForum大阪でいろんな方とお話して

      先週末のMarketForum大阪。 無事に終わってとりあえずホッとしています。 自分はすでにOBの立場なので、基本的に現場でのことは現役メンバーに任せて自分は裏方に回っていました。 今年はご協賛いただいた企業数も大阪開催では過去最高。 参加者数も186名と過去最高となったようです。 またヤーマンの協力もあって、今年は個人投資家さんも沢山来てくれました♪   他社の若手ディーラーや個人投資家の方から、このブログを愛読しれくれているという話を聞いたり、ここで読んだことが何らかの形でプラスになったりというお話もいただいて、ちょっと嬉しかったです(^^)   更新は気が向いたときしかやらないし 何度かやめようかとも思ったし でもそういう声があるから続けてこれたんですよね(^^;   元々、ブロガーとしてどうにかなろうという気持ちはかけらもなく(笑) 始めた頃に、元部下のディーラーがかなり甘えたことを言っていたので、自分の若手の頃の話やいろんなことを間接的に伝えるメッセージボード的な意味合いで始めたこのブログ(本人が読んでいるかは知りませんがw)。 これからこの世界を目指す若者や、現在を戦っている若手、運用・市場の世界で戦っている人たちに、自分の経験や知識の中から何か受け取ってもらえるものがあればと思ってきました。   個人の方から、いろんなお話をきけたのはいい機会になりました。 また気が向いたときしか更新しないと思いますけど…今後もよろしくお願いします(笑)  

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  • 12 Feb
    • 【御礼】MarketForum大阪のご報告

      MarketForum大阪にご来場いただいた皆さん、ありがとうございました!無事盛況のうちに今年の開催も終えることが出来ました。ビジネスネットワーキングという枠から、今年の大阪開催は一歩踏み込んで個人投資家の方にも沢山ご参加いただきました。これからの市場を担ってくれるであろう高校生や大学生なども参加してくれて、新鮮な喜びを感じました。シンガポールからも来てくれたし、懐かしいヤツにも会えたし、個人的にも嬉しい一日となりました。参加人数も多かったですし、自分はOBとして裏方に徹していたのでご挨拶出来なかった方も沢山いらっしゃったとは思いますが、お越しいただいた皆様に心から感謝申し上げます。開場前協賛企業ご挨拶乾杯!志摩さんのセミナーヤーマンのコーナーは自分のカメラで写真撮れなかったので、また改めてオフィシャルサイトで(^_^;)

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  • 01 Feb
    • 【満員御礼】MarketForum大阪

      2月10日(金)開催予定のMarketForum大阪。 おかげさまで満員御礼となりました。 今後のお申し込みはキャンセル待ちになります。 また事前申し込みがない方のご入場はお断りしておりますので予めご了承ください。   MarketForum大阪2017はこれらの企業の皆様のご支援によって開催されます。   さて、このMarketForum大阪。 このブログでも書いてきましたが、数年前から開催しています。 東京では2005年から毎年開催されてきた証券・金融業界交流イベント。 証券ディーラーを中心に、ヘッジファンドなどの運用会社、ブローカー、取引所、システムベンダー、情報ベンダー、メディア…など様々な形でマーケットに関わっている方々が集まっています。 2000年過ぎた頃に数十人の飲み会から始まったこのイベント。 人数が増えて200名を超えた2005年から『MarketForum』という名称となり開催してきました。 大阪ではじめたきっかけはとあるディーラーのTweet(笑) 『また東京か』 これを見て、なんとか大阪でもやれないかと画策し始めました。 セミナーなどをやってみて、なんとかいけるんじゃねーかな…と初開催。 そして最初は手伝ってくれていた在大阪のディーラー達が主体となって今では開催されています。   今年の大阪開催は本格的に個人投資家の皆さんにも来ていただけるようにして、様々な出会いや気づきの場になるようにしていこうと取り組んでいます。 ヤーマンとディーラー達とのディスカッションなども企画しているようです。 証券ディーラーの取引環境や手法なども掘り下げるようですよ。   自分は本来はOBの立場ではありますが、今年はかなり前のめりにお手伝いをしていたりします(笑) なので自分ももちろん参加します。 会場で皆さんとお会いできることを楽しみにしています(^.^)

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  • 31 Jan
    • 【マーケット】トランプ相場の理想と現実

      『現実』に直面したトランプ相場。 大統領選以降、『トランプリスク』から『トランプラリー』へと一変した相場展開だった。 ただその上昇相場はある意味『理想』だけで買えた。 トランプ大統領の持つリスクや怖さには目をつぶっていた部分がある。 どんなに暴言吐いたとしても、ビジネスマンだし、ある程度のモラルやバランス感覚は保ってくれるだろう…なんて楽観的な意見もみられた。 でも蓋を開けてみたら、エライことになってる。 政治を行うための基盤作りも不十分なまま、大統領令を出しまくって、多くの混乱を招き、今回の入国制限では様々な企業や人からの反発も受けた。 大統領に就任するまでは『理想』で買えた。 大統領に就任してからは『現実』に直面する。 相場は上がると思っていたけど、『現実』に直面した今の相場は簡単にはいかない。 トランプ氏については、米国民が選んだ以上は特にアレコレ言う気もなかったけれど、ここまで乱暴なやり方するようだと、あまりに危険な人が世界最強の軍隊や経済力を持つ国の大統領になってしまったんだなと危機感を持たざるをえない。 ある程度、強引な決断や行動をしなければならないこともある。 でもこれほどの反発を招くのは、対話や説明というプロセスを軽視し過ぎているから。 そこに反省がない限り、これからもっと大きな問題に直面していくだろう。 今回の入国制限で様々な大企業の経営者や司法が反対を示したことを真摯に受け止めて欲しいと願う。

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    • 【ビジネス】他人のお金を預かるということ

      前にもちょっと書いたことがあるんだけど…   個人投資家やってて、『自己資金飛ばしちゃって勝負できなくなったからディーラーやりたい』って言われても採用なんて出来ないよ。   自己資金でやる分にはどんなリスクの取り方しようが自己責任でやりゃあいい。そのツケは自分に返ってくるのだから。 でも会社のお金を預かるディーラーや投資家の資金を預かるファンドマネージャーといったプロの運用者になろうとするならば、そんな考え方や意識でいられたら困る。   (専業)個人投資家でいるということは、履歴書では「無職」になる。運用の自由度は高いし、収益に対する税金のみで済む分、手取りも多くなるかもしれないけれど、自己資金を飛ばしてしまえばそこで終わってしまう。そのリスクを前提で続けるべきだし、運用におけるリスクもそれを踏まえて行うべきだ。  実際に個人投資家でもリスペクトすべき運用者も沢山知っているし、彼らはその「リスク」と向き合い、立派に市場で生き残って成功している。それが出来なかった人が自己資金を飛ばしてしまう。そんな人が他人のお金を預かるプロになりたいと言っても通る話ではないということは理解して欲しい。   他人のお金を預かり、リスクを取る仕事である以上、プロの運用者としての矜持を持っていて欲しいと思う。その仕事をあまり軽く見ないで欲しい。結果を残せない人がいつまでもしがみついていていい世界じゃない。他人のお金でギャンブルやるようなヤツも困る。   自分なりに成功してみせたから、もっと大きな運用がしたいからチャンスをくれっていうのなら素晴らしいことだと思うけど、失敗しちゃったから他人のお金でやらせてくれってのはあまりにも筋が違うし、そう考えている時点で勝負の世界からは離れて堅実な生き方をした方がいいと思う。   厳しいようだけど、それはこの世界で生き抜いていくための条件なのだから。

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  • 26 Jan
    • 【マーケット】祝!NYダウ2万ドル突破!

      NYダウが2万ドルを突破してきましたね(^.^)   一方で、トランプリスクがトランプラリーになり、いよいよトランプ大統領が就任となってからは少しばかり現実が見え始めてきた気もします。   『アメリカ第一』を掲げるトランプ大統領。 米国株が上昇するのはまぁ当然といえば当然なのかもしれません。 あんまり極端なやり方するとかえって米国企業の競争力を削ぎかねない気もしないでもないですけど…(^_^;) 今のところはとにかく米国を良くするということを主眼に置いていますから株価が上がるのもまぁ頷けます。   一方で、なんでもかんでも基本的には米国追従の日本。 トランプラリーもここまではイケイケドンドン。 一度逆にふるい落とし入れた分、カウンターが決まった反動も大きかったですしね(笑) ただここにきてちょっと様子が…。 上がりはするんだけど、どこか上値も重い感じも。 日本企業にとってトランプ大統領が決してプラスではないということにようやく市場も気づき始めた…? というよりは、当初の相場の転換が極端過ぎて、大きな資金を動かすところはとりあえずポートフォリオを立て直すのに追われていた感もあります。 その修正が一巡し、ここからはその後を見通しての運用がようやく冷静にできる状況になってきたってとこなのかもしれません。 「理想買い」の局面から「現実買い」の局面へ。 日本市場も連れ高はするでしょうが、ここからの上昇はそんなに容易ではなくなるのかもしれませんね。   ちなみにこのチャートはトランプ大統領勝利の直前からのNYダウと日経平均株価を比較したもの。トランプラリーの間はNYダウ以上に上昇し、迫る場面もあったものの、直近高値をつけて以降はおいていかれがちになっている日経平均株価がみてとれます。下段が価格差。   そしてもっと気になるのが次のチャート。   同じものを日経平均株価をドルベースにして、比較しやすいように100をかけたものです。 ドルベースでみたときの日経平均株価の上昇って…うーん…。 外国人投資家からみた日本株のパフォーマンスは全然ダメですね。 もしかするとそれが現実なのかもしれません。 この上昇の間に103円→117円まで一気に円安が進んだドル円相場。 見方を変えると為替の変動がここまでの株価上昇の要因としては非常に大きかった。 米国株が上昇すれば日本株にも上昇バイアスはかかるでしょうが、為替が同じようにいくかどうか? 今後のマーケットを見極めていくうえで、為替の動きにはしっかりと着目しておいた方がよさそうですね。  

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  • 16 Jan
    • 【マーケット】理想と現実

      前回『理想買いと現実買い』で書いた。タイトルは似ているけれど…ちょっと違うテーマで。 理想(似て非なるものだとは思っているけれど、夢や目標と言い換えてもいい)はほとんどの人が持っている。それが生きていくうえで、仕事をしていくうえでのモチベーションになっていたりもする。自分自身、そういったものを常に持ち続けているタイプだと思う。若い頃はディーラー(運用者)としての目標であったりしたし、40歳過ぎたあたりからはまた別の目標を持っていたりする。ただその理想ばかりを追い続けて、足元の現実が見えていないと多くのものが叶えられない『夢』に終わり、形にすることは出来ずに終わる。一方で、現実に囚われて『どうせ難しいから』『こんなもんでしょ』と自分の未来の可能性を追えなくなってしまうのももったいないと思う。 『理想』を持つことは自分自身を向上させていくうえでも大切なもの。『現実』を知ることはそれに対して足りないものを自覚し、改善させていくためにも大切なもの。いわば『現実』が出発点となり、『理想』が将来の目標地点となる。 そのバランスが適切にコントロールされていないが故に失敗する人も沢山見てきたし、可能性をつぶしてしまっている人も沢山みてきた。プレーヤー(ディーラー)であれば、現在の自分の力量、能力など様々なものを自覚し、そのうえで未来の目標に向けて何をすべきか、何ができるかを考えて日々積み重ねていく。マネジメントであれば、現在の組織の力量、リソースなど様々なものを客観的に分析し、そのうえで未来の目標に向けて足りないものをどう埋めていくかを考え、様々な手を打っていく。一足飛びにそこまでいきたいと思うことも少なくはないが、どんなに小さいことでもスタッフの経験値を引き上げていくことや、能力向上、人材獲得など様々な面でそれが求められてくる。未来を考えずに現実に囚われて動かないことは楽だけれど将来の淘汰にさらされるリスクになる。何もしないことがリスクであるという認識が出来ているマネジメントは思いのほか少ないものだ。でも未来ばかり見て現実を見ずに飛躍したことばかりをやっていればどこかで破たんする。 組織も個人もそれは同じだ。ふと最近そんなことを改めて感じる機会が続いたので…。 さて2月10日(金)のMarketForum大阪ですが、定員がいよいよ近づきつつあるようです。特に今回は個人投資家の皆さんにも沢山参加いただきたいと思っています。ぜひご参加ください。http://marketforum.jp/index.php/about/mfosaka2017_info/ 

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  • 13 Jan
    • 【マーケット】理想買いと現実買い

      トランプ氏の会見。『リスク』の部分が表面化してきたかな。『トランプ・リスク』から『トランプ・ラリー』へ。おかしな話ではあるけど、相場はそれほど合理的には動かないときもある。これまでは『理想』で買えた。でも実際に大統領になろうというこの一月以降は『現実』を見なければいけなくなる。相場は理想買いの局面が一番上がるし、強い。そして現実買いの局面になるとそれほどでもなかったりする。理想であれこれと勝手に想像膨らませている分にはイケイケドンドンでいけちゃう。ITバブルなんて典型的。『インターネット』という言葉がつけば、なんでもかんでもインターネット関連銘柄(笑)とりあえず飛びついておけば上がった時期がある。それを本当に実業として収益に結び付けられるかどうかなんて後回し。そのフェーズが終わると、収益性などを評価されなければ買われないという当たり前の状態になり淘汰も進んだ。トランプ・リスクを散々言っておいて、手のひら返して『これからは米国が良くなるから』とただ盲目的に言っているような人には要注意。実際に大統領に就任すれば必ずボロが出る。様々なリスクも表面化する。だからといって暴落する訳ではないけど。トランプ次期大統領という存在が何を生み出し、何を失わせていくのか。大きな変化の中で受ける影響を見極めていく必要がある。あのやり方は他国からの反発を生み、世界のリーダーとして尊敬されてきた米国の立場を変えていくだろう。自国優先といえば国民受けはいいが、利己的・排他的な政治は他国やグローバル企業との間に様々な軋轢を生む。人が一人では生きていけないように、国も他国との関わりの中で存在している。グローバル化、ボーダーレス化がここまで進んでいる時代ではなおさらのことだ。ヒト・モノ・カネが国という枠組みを越えて活動することが当たり前になった現代。その反動が生み出した現実。これからの相場はそんなに簡単ではない気がする…。

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  • 12 Jan
    • 【参加者募集】MarketForum大阪

      来月10日(金)に大阪で開催される交流イベントです。MarketForumについてはこのブログでは何度もご紹介しているので割愛しますが、参加者募集中です。すでに100名を超えてきており、定員が徐々に近づいているようですので参加のお申し込みはお早めに。自分も参加しますので、当日会場で色んな方にお会いできるのを楽しみにしております。 http://marketforum.jp/index.php/about/mfosaka2017_info/

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    • 【トレード】攻めと守り②

      常にフルスイングで勝負していないと満足できない。もしそれで儲かったら、『もっと勝負しておけばよかった』と損をした気になる。その貪欲さは評価できる。でも損をしたときのこと、その相場観が間違えていたときのことを想像しないと。 相場は表情を変える。銘柄によっても値動きが違う。自分の置かれている状況もその時々によって違う。 バブル的な勢いのある上昇相場やパニック的な急落相場。少なくとも方向性が極端に強く、ボラティリティが大きい相場。順張り的なリスクをとっても成功率は比較的高い。そういった相場では値動きが大きくなり、同じ金額でポジションをとっても損益のブレは当然大きくなる。そういった相場で逆張るのであれば、それは結構なリスクになる。そういったときにはポジション量を抑えるなり、打診売り(買い)から入り、状況を見ながらポジションをコントロールするなどのリスクコントロールが求められる。 でも何も材料がなく、値動きの乏しいボックス相場ではチマチマやっていてもなかなか利益は増えていかない。かといってそういった相場では出来高自体も減少しがちなので、極端に大きなポジションを取るとさばくのが困難になる。大型株の値動きと小型株(特に直近IPOなど)の値動きもまた全然異なる。同じ1億円でも損益のブレは全く違ってくるし、流動性も異なるから、それに伴うリスクも変わってくる。そして自分自身に余裕があるときとないとき。積極的に攻めていいときと、守りを固めてコツコツと利益を積み上げる必要があるとき。特に損が出ていて苦しい時にコツコツとやるなんてのは修行しているようなもんだ。我慢に我慢を重ねて少しずつ取り返しても、不用意なトレード一つでまた振り出しに戻るなんてこともザラ。一歩ずつ階段上っているのに、あっという間に落ちる。モグラたたきのモグラになっているような気分。でもキレたら負け。歯を食いしばって乗り越えていくしかない。またお金の色を理解しておかなければいけない。自分のお金であっても、最悪なくなっても生活に困らないようなお金なのか、絶対になくなっては困るようなお金なのか(個人的にはそういったお金では相場を張るべきではないと思うけど)、リスク許容度が変わってくる。ディーラーやファンドマネージャーなどの他人様のお金を預かる身ならなおさらのこと。その会社や投資家のリスク許容度を理解しておかなければならない。ディーラーなんて会社によってその許容度は大きく違ってたりもする。それに合わせてどこまで攻めていいのか、守っていかなければならないのかをバランスしていく必要がある。自分の置かれている状況を客観的に分析し自分自身の状況を客観的に分析し相場環境や銘柄の値動き・特性を客観的に分析し合理的にそれに合わせてリスク量をコントロールする。その強弱こそが『攻め』と『守り』だ。多くの人が儲かったときのことだけを想像し、全力で勝負してないと儲かったときにもったいないと思う。自分だって『もっとやっときゃよかった』と思ったことは一度や二度ではない。でも実際には負けることもある。そして全力で勝負し続けて負けたときは大きなダメージを負う。相場はやらなければやられることはない。日計りなどの短期運用で勝率を上げていくためにはポジションを取らずに見ているときだって必要。ポートフォリオマネジメントにおいても、リスクを抑制しておくべきときも必要。『待つのも相場』実際にはヤラレてもいないのに、『やっておけばよかった』『もっと勝負しておけばよかった』と損をして気分になってしまうのは心情としては理解できるけれど、それは合理的な考え方ではなかったりする。やらなければ儲け損なうことはあってもヤラレではない。合理的かつ客観的な分析に基づいてトレードに強弱をつける(リスクコントロール)。それに『待ち』が出来るようになれば、少しずつ勝率も、損益のバランスも改善していくはずだ。自分がディーラーだった頃・勝率(個々のトレードおよび日々の損益)・利益と損失のバランス(損小利大)。最大利益と最大損失、平均利益と平均損失がどちらも利益が大きいこと。を常に意識し、自身のトレードを必ず毎日、毎月分析していた。歯車が狂い始めたとき、自分を客観的に分析し直してみると、どこかにその要因が見えてくる。『攻め』と『守り』と『待ち』それを主観的(悔しい、焦り、思い込み、怒り…)ではなく客観的な分析に基づいてバランスできたとき、最終的に積みあがる収益は変わってくるはずだ。毎月・毎年の損益は、結局のところ一つ一つのトレードの積み重ねでしかない。その一つ一つのトレードを大切にできなければ、ブレばかり大きくなり、数字は残らない(シャープレシオ)。

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  • 11 Jan
    • 【トレード】自分と向き合う

      苦境に陥ってしまっているディーラーを連れてちょっとガス抜きにお茶してきた。彼はちゃんと自分と向き合えているからきっと大丈夫。 俺の失敗談やら、体験談やらも交えながら色々と話した。『部長はそういう失敗とは無縁だったんだと思っていました。』と。失敗散々やって、迷って苦しんで足掻いて…でも必死に向き合ってきたから現在があるんだよ。最初から強いやつも、最初からすごいやつもそうはいない。俺はどちらかといえば落ちこぼれで凡人で…(^^;ただただ懸命で、ただただ必死であっただけ。 短期運用では特にメンタルが重要。追い込まれている自分。焦っている自分。苛立っている自分。熱くなっている自分。そういった自分を客観視しながらしっかりと手綱を握らないといけない。自分を見失ったまま戦い続ければいつかポッキリ折れてしまう。真面目なやつほど自分を追い込む傾向が強い。だからこそ時には休むことも必要だし、出来ていない自分を素直に認めてあげることも必要。俺もそれは苦手だったけど。 だから場中に漫画読んだり、机に足を乗っけて座ってるなんて傍目でみたら酷い姿勢でいたこともある。そういう姿勢でいるときには理由があった。モニタにしがみつくようにしてマーケット見ていたら、自分にブレーキかけられなくなると思ったとき。つい指が動いて売買をしてしまうと感じたとき。マーケットからあえて目を離す(決まった水準でアラートが出るようにはしていた)。すぐには手がキーボードに届かないようにする。そうでもしないと自分を抑えられないと思っていたときだ。 『一日一日を大切に。一トレード一トレードを大切に。』なんて標語みたいな言葉をプリントして目の前に貼っておいたり、子供たちの写真をデカデカとPCの壁紙にして、自分を見失いそうなときや心が折れそうなときにそれを見て勇気をもらったりしていたこともある。 責任感が強く、真面目で、力の抜き方が苦手な人間ほど陥りやすい罠。肩の力を抜いて、8割程度の力でやればいいものを、ついつい10割以上の力で全力投球をしてしまう。そして余裕を失い、追い込まれ、メンタルコントロールを失ってしまう。俺なんて何十回も何百回も経験してきたよ(笑)その度に焦る自分を抑え込んで、歯を食いしばって一歩ずつ乗り越えてきたからその先の収益につながった。最初からすごいやつなんていない。自分は自分でしかない。まずは現在の自分を知り、それを受け入れ、認めてあげること。そこが再スタートの場所だ。そこから始めて、乗り越えていったとき、少しずつ強くなっていく。そうやって経た時間があって、年輪を重ねるようにして経験を積み重ねていったからこそ得られる強さもある。 俺は元々、落ちこぼれだったし、小学生の頃は背も小さくて、メンタルも弱い、どちらかといえばいじめられっ子だったんだから(笑)

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    • 【トレード】攻めと守り

      毎日毎日相場と向き合う。ディーラーにとってはそれが仕事。でもいい時もあれば、悪い時もある。それは当たり前のこと。 戦い続け、勝ち続けるためには、常々『コントロール』が大事だと言ってきた。メンタル(コントロール)、リスク(コントロール)など様々な面で求められる。損益(PL)についてもコントロールは必要だ。でもそれを結構出来ていない人が少なくない。 分かりやすいのは、どんなときでもフルスイングしちゃう人。いい時でも、悪い時でもぶん回し続けて、簡単にロスカットまでいってしまう。最悪の人は、損が出れば出るほどムキになってリスクを増やす。ギャンブルで負けがこめばこむほど掛け金増やすパターンだ。こういう人にはハッキリと『戦い続けなければいけない勝負の世界には向かないよ』と思う。 損が出る(=相場で負ける)。それには必ず理由がある。自分の相場観やストラテジーと、実際の相場が合ってないから負ける。その理由が見えてもいないのに、損を取り返したいという自分の都合だけでリスクを取り続ける(増やし続ける)。たまたま相場に救われることもあるかもしれない。でもそれは実力ではなく、運頼みでしかない。合っていないときは、損を早く取り返したいという自分の中にある焦りと向き合いリスクを抑制する。そのうえで合っていない要因を客観的に分析し、少しずつ立て直していく。うまくいっていないときほどリスクを抑えなければならない。いわば『守り』が求められる。 儲かっているときはガンガンいけばいい。いわば『攻め』だ。ただし、自分の中に育っていく慢心に対して細心の注意を払い、落とし穴にハマらないように気をつける(それでもハマる)。ハマったら、いったん手を止めるなり、攻めの手をニュートラルに戻す。 『攻め』と『守り』。言い方を変えれば『強弱をつける』。これって実はとても大事なことだ。何年・何十年と戦い続け、勝ち続けたいのであれば必要になる。 守りばかりでは成長も成功もしない。攻めばかりではどこかで消えていくことになる。 その切り替えは…・自分自身の損失に対するキャパシティを把握する(リカバリー可能な損失にとどめる)。・ディーラーやファンドマネージャーなら、会社なり投資家なりの損失許容度を理解し、それに達することがないようにコントロールする。・自分のストラテジーの長所・短所を理解し、それに現在のマーケットがマッチしているのかどうかを客観的に分析する。言い方を変えると、KO狙いでガンガン勝負していいマーケットなのか、ガードを固めながら判定勝ちでもいいと割り切るべきマーケットなのかを見極める。例えば、順張りを得意とするならば大きなトレンドにある最中はガンガン攻めていくことも容易だ。逆に攻めきれなかったり、不用意なところで逆張りをすれば儲け損なうか、ヤラレにすらなってしまう。一方で、その手の人はトレンドの転換点やもみ合い相場になると乗り切れなくなる。ヘタをすると高値買って安値売って、安値売って高値を踏む…往復ビンタすら食らいかねない。だから日計りであっても、相場全体の流れや見通し、現在の位置を考え、チャート上のポイントや出来高・売買代金などの市場エネルギーを見て、経済統計やイベントなどのカレンダーを把握し(例えば重要イベントの前は相場は動きづらくなり、そんな中でフルスイングしても儲けづらい)、今日をどう戦うかを考える。外部要因や、自分が置かれている環境、自分自身の状況など様々なものを客観的に分析しながら、強弱をつけ、攻めと守りを使い分けないといけない。それがある程度出来ていないと、損益がブレる割には利益はたいして残らないプレーヤーにしかならない。要するにリスクとリターンが見合っていないのだ。運用の世界ではシャープレシオで見られるもの。自分の運用の目的や資金の性質に対して、自分自身の損益の動きが適正であるかどうかも含めて考えられてこそのプロだ。これから運用の世界を志す人は『勝つこと』『儲けること』『成功すること』ばかり追い求めるのではなく、そういったことも理解しておいて欲しい。相場でヘタうつ人のほとんどは『いいこと』しか想像しないでリスクを取る人達だ。『悪いこと(負けたときのこと)』を想像できている人は最低限の守りが出来るし、ちゃんと長いこと生き残る力を持っている。もちろん負けたときを想像して怖くて手が出ないでは話にならないけど…。

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  • 10 Jan
    • 【政治雑感】トヨタの報道を読んで

      通勤電車にて。『トヨタ、米で1.1兆円投資 社長が表明 トランプ政権にらむ:日本経済新聞』トランプ氏に言われたからではないそうだが…。このタイミングで表明するということは、トランプ氏のTwitterでの発言を意識したものではあるだろう。なんかトランプ氏のやり方って小学校ぐらいの頃のいじめっ子に似てる気がする。まるでジャイアン。意に沿わないことやる奴には脅しかけて、周囲はビクビク顔色伺いながら行動していく。世界最大の経済力・軍事力を誇る国の大統領だから、その脅しも半端なく効く。それを米国民が望んでしまうほど、様々な歪みが生活を圧迫し、脅かしていたのだろうな。それは雇用統計とかの数字のみでは計れないものなのかもしれない。そこに目を向けないと本質的な解決は出来ない。今年は欧州でも多くの選挙があり、ポピュリズムの台頭が予想されている。これまで理想と現実とのバランスが適切に取れていなかったから、大衆の不満を支持に変えて彼らが大きくなっていく。理想社会の実現に向かって努力することも大事。でも足下の現実にも目を向けて、段階を追うことも必要なのだろう。でもジャイアンは実は仲間思いだったりもする。トランプ氏も米国民、支持者、理解者の面倒はトコトンみるのかもしれない。だからこその支持だったのかな。だからといってトランプ氏のやり方が正しいとは全く思わないけど。今年は政治・経済が大きく変わる年になる気がする。『自分達には関係ない』ではなく、一人ひとりが知る努力をし、考えることが大切なんだろう。

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プロフィール

しがないディーラー

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お住まいの地域:
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自己紹介:
元証券ディーラーです。 二十数年ディーラーやって、シンガポールにも一時期行ってヘッジファンドを立ち...

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