しがないディーラーのブログ

元証券ディーラー、今はディーリング部長の相場ネタ


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珍しく長々と相場について書きましたが…。


トランプが勝ったのに相場がこんなに上がるのはおかしいと売りで突っ張って苦しんだ姿を見みて思うところがあり…。


相場ってのは思うようには動かないもんなんだよ。

でもそうなるからには要因がある。

『下がると思っていたのに下がらない』

これは相場が発してくれているメッセージだ。

そのメッセージを受け止めて考える。

見えていないなら無理はしない。


相場に対して傲慢になっちゃいけない。

相場に対して謙虚に在ること。

相場に対して畏怖を忘れないこと。

相場の声に耳を傾けること。


相場観が外れるなんてしょっちゅうだ。

でもそれでいい。

俺だって現役の頃、しょっちゅう外してた(笑)

プロとして大切なことは、外したときに全てを失うようなリスクの取り方をせず、しのぐことが出来るか?見通し外したんならヤラレはしゃあない。それを最小化出来れば、次の勝負への余力が生まれる。


『コントロール』

それはリスク、損益、メンタル…様々なものに求められる。

それが出来ているからこそプロなんだよ。

それを放棄してしまえばただの丁半博打だ。


よく株をギャンブルという人がいる。

ギャンブルにしてしまっているのはその人の相場への姿勢であって、相場自体がギャンブルなのではない。

そうじゃなければ20数年間も勝ち続けることなんて出来はしない。


今回の相場の動きは予想外だった人がほとんどだろう。

だから間違いでもしゃあないんだよ。

それでも結果に大きく差が生まれるのは、そこの違いなんだ。

それに気づいて欲しいと願う上司なのでした(^_^;)

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日経平均株価は年初来高値云々という水準まで来ましたね。

トランプ次期大統領が決まってからあっという間の出来事でした。

『トランプリスク』とか散々言っとったのどうなっとんねん⁉︎

と言いたい人は沢山いるでしょうがこれも相場。


『相場は需給』

という考え方があります。

ニュースやファンダメンタルズも含めて買いたい人が増えれば株価は上がるし、買わなきゃいけない人が増えても同じこと。


トランプが勝ったら円高・株安。

大多数の市場参加者がそう決めつけていたからこその強さでしょう。

トランプ勝ったら株買うわと大金突っ込んだ人達が短期的には正しかったということでしょうね。そういった買いもあって需給が締まった結果、前日に千円安した日本株はそれこそ踏み上げ(買わなきゃいけない人が沢山いた)。逆に考えれば前日に千円安した日本株の方が脆弱すぎる。トランプ次期大統領がやろうとしていることはアメリカ第一主義。そんな人が勝ったのに米国株がそこまで下がるとは思えなかった。にも関わらず日本株はお先真っ暗とでもいうかのような急落。その動きの中で売りに傾けた人もそれなりにいたでしょう。


一方で、現在のマーケットは踏み上げ、買えていなかった人達、出遅れた人達、ポートフォリオの調整が間に合っていない人達が沢山いて、需給面では非常に『いい』状態。こうなっちゃうとしばらくは続く。この動きが想定外であればあるほどに。


冷静さを欠いた買いが多いことを考えれば、しばらく市場はボラタイル(不安定)になる。ちょっと下げ始めれば弱気筋があっだこーだと言い始め、想定外の動きに振り回されて買ってしまった人は不安に駆られる。


この上昇、水準がどこまで裏付けを持って語れるのか?

そろそろ頭を冷やして考え始めておくべきかもしれません。


トランプ次期大統領がやろうとしていることはあくまで自国優先。米国株が上がるのはまだしも、それ以外の国の株価の上昇がどこまで正当化できるか?というのがここからのポイントでしょう。

トランプ次期大統領への『不安』や『懸念』がどっかにいっちゃって、いまや『期待』を言葉にする人が増えている。まぁコメント出す人もいい加減だなぁと思いもしますが、そんなもんでしょう(笑)

その期待が現実に変わるあたりが相場が変調する節目でしょうね。

となると一月あたりからかな。

利上げが予想されている12月のFOMCもポイントではありますが、利上げ云々以上にトランプ次期大統領に対する評価によって相場が大きく変動している現状を考えれば、その影響は一時的でしょう。


年明け以降、トランプ大統領になってから、どういった政策を打ち出すのか?期待が現実に変わった時、それが失望に変わるのか、期待以上のものになるのか?

米国以外の国、特に日本のようにTPPに期待していた国や、米国依存度が高い国にとってはネガティヴに動く可能性もある。ま、急激な円安が円ベースでの企業業績拡大においては大きな支援材料でもあるわけですが。そういったことを整理しておく必要がありますね。それを市場が冷静に判断して織り込めるようになるまではもう少し時間がかかるのかもしれません。

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勝つこともあれば負けることもある。

相場の世界、勝負の世界だから当たり前のこと。

そこで勝ち続けることが我々の仕事だ。

そのためには勝率を上げなければいけない。

100%勝つなんてズルでもしない限り無理。それでも勝つ確率を引き上げていくために、相場を分析し、学び、考え、予測する力を懸命に培っていく。

それでも間違えるときは必ずある。

そう…間違えてもいいんだよ。

そのときに求められるのがリスクコントロール。

間違えたときにどう行動するか?

利益(リターン)と損失(リスク)と向き合うこと。

『損小利大』という格言がある。

実はそれをやりきるのは結構難しい。

自分に厳しく、相場に謙虚に向き合わなければ出来ないことだ。

ポジションテイクのときの想定と違う動きになったから損失が出る。

そのとき負けを認めるべきポイント(ロスカット)を自分の中に持てているかどうかだ。それが価格であったり、ポジションテイクの根拠に対してのものでもいい。

それがなくただ意地になって突っ張ってるのなら、人のお金でリスクを取るこの仕事はするべきじゃない。

相場の見通しなんて外れることがあって当たり前。相場が違う動きを示しているのに、それに向き合うことも、耳を傾けることをせず、ただ自分の主観的な考えにこだわったり、意地になってしまうのならプロとはいえない。

そういうやつは勝つときそれなりに利益を出せても、負けるときに平気でそれを吹き飛ばす。

結果、ならしてみるとブレの大きい割には大して儲かっていない。

要するにリスクとリターンがぜんぜん見合わない運用者になってしまう。そういうやつは投資家からは信頼されないよね。

他人様のお金でリスクを取るという仕事。つまり運用のプロであるならば『コントロール』はできて当たり前。

それが出来ていないやつは『運用』ではなく『ギャンブル』に過ぎなくなってしまう。それなら自分のお金でリスク取れよ。

『相場は度胸』と安易に語るやつが少なくない。

確かに怖さに怯えているようじゃ、この世界には向かないのも確かだ。

でも怖さを知ることは大切なことだ。

それと向き合うためにこそ懸命に学び、調べ、考え、予測する。そういった裏付けがあってはじめて怖さと向き合う『勇気』を手に入れられる。

裏付けがなく、努力も勉強も研究も分析も足りていないやつが『度胸』だけで相場での勝負を語るなよ。そういうやつは長生きしない。一時期勝てても、勝ち続けることなんてまず出来ないだろう。

プロとしての矜持。

自分という運用者を信じて預けてくれる投資家なり、会社なりがいるから勝負が出来ている。

その人達に胸を張れる運用者であって欲しい。

相場の世界。

勝負の世界。

勝ち負けがある世界で勝ち続けることが仕事であるディーラーという仕事。

この仕事をただのギャンブルにするな。

プロとしての仕事をしなさい。

そうなれなければ先は知れてる。

今はまだ足りないところだらけでいい。

懸命に足掻きながら、経験を積み、知識を得て、相場に教えてもらいながら、プロの運用者として成長してくれればいい。

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