ニャンコには遊びが必要! | さみしかったりたのしかったり

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悶絶するほど猫と自己探求が好きです。
書きたいことを書いてます。

あらためて実感したことを
せっかくなので声を大にして発表します。


『ニャンコには遊びが必要!』


これはほんとに大切なことですよ。


今コトリーでペットシッティングさせてもらっているニャンコさんに
ものすごく臆病で警戒心が強くて自分のテリトリーを守ろうと必死な子がいます。

わたしたちは飼い主さんの留守中にお邪魔するわけですが、
その子がいる部屋のドアの向こうで激しく威嚇し続けるので入ることができません。

でもご依頼を受けたこと(トイレ掃除など)をやらせてほしいので、
ゆ~っくり時間をかけて、敵意はないよアピールをしながら正座のまま少しずつ前進して入室します。
用を済ませたあとも焦らず時間をかけて退室。もちろん正座のままです。
その間ニャンコさんはと言うと、ずーっとうなりながらチェックしてるわけです 笑

そんな、

ママ以外興味なし!!基本ヒト大っ嫌い!!!

な子でも、

おもちゃを見せるとやっぱり遊ぶんです。

先端に羽が付いたおもちゃをドアの隙間から入れて動かすと
ビビビビッって電気が走ったみたいに体が反応しちゃうんですね。

で、一瞬我に返るとこっちを見てシャー!!って鬼の形相に戻る。

でもおもちゃを動かすと、またそっちにくぎづけになっちゃう

あ~かわいい



それで確信したのが、しつこいですがコレ↓。

『ニャンコには遊びが必要!』


コワイ も
サミシイ も
イヤダ も
ツマンナイ も

基本的には「想いのエネルギー」。
そのエネルギーがどんどん大きくふくらんで
このままじゃ苦しいよ!!と、
どうにか自分を守ろうととった行動が、問題行動と言われちゃったりします。

だから、
鳴きわめくのも
家具で爪研いじゃうのも
トイレじゃない所でおしっこしちゃうのも
ごみ箱あさっちゃうのも
お花食べちゃうのも
お客さん威嚇しちゃうのも

飼い主さんを困らせたくてやってるわけじゃないんだよー
ほんとは、ぼくらもいつも心穏やかに(でもほんの少し刺激的に☆)過ごしたいんだよー


でもね、要はエネルギーだから、発散させるのは実は簡単♪

それが、遊んであげることです。

わたしの師匠のジャクソン氏もよく「1日15分は遊んであげて」と言ってます。

あまり動かない女の子やシニアの子には
「この子には必要ないでしょ~」
と決めつけちゃいがちですが、
そこはやっぱりニャンコなんで 笑、たまには誘ってあげてみてください。

ペットシッティングでも、飼い主さんから
「この子はそんなに遊ばないから~」
と聞いていた子が、お留守番の間オモチャにめちゃくちゃ食いついたりします。


これはもちろんほかの動物にも
っていうかヒトにも同じことが言えますよね。

考えごととか悩みごとでなんかモヤモヤする~
家にいると食べたくなっちゃう~
イライラして大声出したくなっちゃう~

みたいなときに散歩に出たり、運動したり、カラオケ行ったり、
そんな単純なことで案外スッキリ
しますよね。

悩みごとの内容に関係なく、
たまってた「想いのエネルギー」を上手に発散できるかどうかは
クオリティ オブ ライフ を高めていくためにも
かなり重要ではないかと(^ε^)

※クオリティ オブ ライフ=”Quality of life” 人生の質・幸福度
 動物の場合は、アニマルウェルフェア="Animal welfare"ともいいます。



ニャンコをはじめ、ほかの動物たちにも、
もちろん自分にも、
大切なその時間を見いだしてあげたいな