豊島 みくに園通信

豊島 みくに園通信

みくに園でのイベントやお知らせなどを、
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 春は別れと出会いの季節です。

みくに園にも春が来て、今日から新卒のMさんが4月からの勤務に備えて

実習に入りました。彼女は1年前は短大からの実習生でした。

利用者さんのなかで、初々しく、張り切って動く姿と彼女にかいがいしく教える、

ちょっと嬉しそうな先輩の姿が春を届けてくれます。


 みくに園の道端にれんげ草が咲いていました。小さな花にほっとしました。

このブログもみくに園のなかで見つけた小さな花のような出来事を綴って

まいりました。みくに園のなかで、嬉しかったこと、すごい!と思ったこと、

哀しかったことなど一つひとつを皆様と共有したかったからです。

私、kame によるブログは今回で終わります。

いつも競うように、いいね!を押して下さったUpapa、 Hhus、そして、どなたかは

わからないけれど、いつものぞいて下さったたくさんの方々、ありがとうございました。


 4月からは担当がかわります。新鮮な気分で楽しんで下さい。

長い間、ありがとう! そして、これからもよろしく!

                             (kame カメ )


れんげ草

 今日は3頭のヤギたちがもらわれていきました。

オスのバジル、メスのチーノとナポリです。がらがらどんの橋ができてから、

3頭とも上手に橋を駆け上るようになり、本来の野生の姿を見せてくれました。

私たちが木の皮を剥くことを省いたら、ヤギたちが上手に全部食べてくれて、

木も腐りにくくなりました。

名残惜しいのですが、皆でさよなら!と手を振りました。

でも同じ豊島の唐櫃という地区の棚田にあるヤギ広場で飼ってもらえるので

すぐに見に行くことができます。3㎞ほど離れた場所ですが、なんだか近くに

なったような気がします。利用者の皆さんもすぐに見に行くことでしょう。

美術館の近くのヤギたちをぜひ見に行って下さい。


もう1頭は近くのお寺にもらわれていきました。

女の子たちが「さくら」と名前をつけてくれて、毎日散歩をしていますので、

家浦地区で見かけることができます。

雪のように白くて、とても可愛がられています。


みくに園のヤギ広場には親が2頭、子ヤギが2頭残りました。

子ヤギたちがもっと成長して、活発に橋を渡って行き来するようになって

欲しいです。

お寺のヤギも美術館横の棚田のヤギもみくに園のヤギも、皆に可愛がられて

幸せでいられますように。

                           (kame カメ )


ヤギ養子1

ヤギ養子2

 ヤギの広場を改修しています。

ヤギにとっても、見る人にとっても快適な環境を作ろうとしています。

ヤギは本来、山を駆け上るものだから、高い所も平気です。

だから、高い橋を作りました。丸太は豊島で譲って下さる人がいて、

チェーンソーで伐採するところから手がけました。

道を通りゆく車の人がスピードを落として、橋とヤギを見ていきます。

まるで「三びきのやぎのがらがらどん」(福音館)のヤギたちのようです。

可愛いだけでなく、かっこいいヤギもみてほしいと橋を作りました。

みくに園の人たちだけでなく、豊島を訪れる観光客の皆様も喜んで

下さると嬉しいです。

ちょうど今は子ヤギも三匹生まれて、可愛いですよ!

ぜひ見に来て下さい。

                         (kame カメ


がらがらどんの橋