三橋貴明、安倍晋三本人から直接電話が来て7月の参院選出馬を打診される(2013年5月27日)
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11538878843.html
これで、以下の効果が生じた。そのための「芝居」だった。
三橋氏のネット社会における発言力、影響力を高めるため。
安倍晋三本人から直接電話が来て7月の参院選出馬を打診される、という事は、
政権と太いパイプがあるという事をアピール出来る。
そしてネットで自民党の応援をしてもらう。
・これで終わりではない。
三橋氏には役目がある。
なすべき「ミッション」がある。
そのミッションの前に「前段階の盛り上げ」を行います。
引用します。
巧妙な文言で、「盛り上げ」を行います。
彼の文章の精緻さを確認して下さい。
(一般的な意味の精緻さではありません。)
・つまらない内容です。
過去の文章だ。
でも我々は「失敗から学ばなければならない」。
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三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ
「泥の沼をかき分けて進め(前編)」
2013-06-09
○ >ところで、産業競争力会議の民間議員の皆様の「規制緩和の哲学」は何なのでしょうか。「自社の利益を増やす」「自分の投資の配当金を増やす」ではないというならば、きちんと説明して欲しいものです。
>「いや、デフレ期に競争を激化させて、企業を潰し、失業者を増やし、物価を下げ、国民の所得を減らす規制緩和をやるって、何考えてんの?」
と、聞くと、いきなり、
「あんたっ! 規制緩和に反対するんですかっ!」
とやってくるわけです。TPPに反対すると「鎖国するのかっ!」などと極論を言ってくる推進派がいました(本当にいた)が、あれと同じです。
・・・敵の設定と、それと戦う自分(筆者=三橋)。
○> と言いますか、以前「新世紀のビッグブラザーへ
」で、
「人権!」
「環境!」
「平和!」
という美名の下で、おぞましい政策を推進し、反対者には、
「あんた、人権擁護に反対するのか! 人権犯罪人がっ!」
とやってくる、醜い人々について書きましたが、あれと変わりません。
ご覧になった方もいらっしゃるでしょうが、竹中平蔵氏は以前、わたくしとTPPについて議論になったとき、
「TPPは自由貿易ですっ! 自由だからやるんですよっ!」
と仰いました。
・・・読者が怒りを覚えるであろう、敵の醜さ、卑怯さの強調。
読者の感情に訴えて、理性より感情で捕獲する。
感情だから、止まらない。
○>手段と目的を取り違える人たち、歴史問題を歪める人たち、自虐的に日本を否定する人たちが言論界、マスコミ業界に溢れる中、一部の人々、そして日本国民が「泥の沼をかき分け」続けた結果、間違いなく前に進んできました。皆さんも、改めて後ろを振り返れば、自分たちがどれだけ前に進んだか分かるはずです。
・・・さあ、本丸に向けて突撃を開始しました。
「泥の中」で、「苦渋の決断」をしようよと持って行く。
苦渋の決断=安倍支持。
○>泥の沼をかき分けるのが面倒になった人たちは、例えば安倍政権の経済政策に構造改革的、新自由主義的な政策の匂いを感じた途端に、
「安倍は売国奴だ! もう日本はダメだ!」
と、全てを投げ出します。あるいは、
「安倍ではダメだ! 日本を抜本的に改革するためには独裁者が必要だ!」
などと、分けの分からないことを言い出すわけです。
・・・安倍否定の、否定。
つまり安倍容認の、安倍肯定に持って行く。
「全てを投げ出します。」「分けの分からないことを言い出すわけです。」は、「否定」を意味します。
「安倍は売国奴だ! もう日本はダメだ!」を、否定。
「安倍ではダメだ!」を否定。
○>現実には革命は起きませんし、全てが自分の思い通りになることもありません。それでも、泥をかき分けて前に進んでいかなければならないわけです。
・・・安倍への不満を、「我慢」しように持って行く。
・>革命は起きませんし、全てが自分の思い通りになることもありません。
・・・これ、安倍否定の、否定ですよね。
○>個人的な意見ですが、そういうのを「保守」と呼ぶのではないでしょうか?
・・・えっ? 保守? 三橋氏は「自分は保守じゃない」と仰せではありませんでしたか?
これ「保守宣言」では無いですか。
巧妙な。
「保守の読者に語りかける、保守の私」というスタンスですよね。
これで私は保守じゃありませんなどと言ったら、詐欺でしょうに。
もしくは、この発言で保守であることを否定したのなら、「極めて卑怯な詭弁」でしょうに。
どっち?
まあどっちでもいいけど。
と言うより「上手」ですよね。
その手並みを評価しましょう。
「自分は保守じゃない」を、さりげなく飛び越えるのだから。
・三橋氏の側に立って、考えるのも一興ですね。
どうやって安倍支持にもっていくのか。
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三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ
泥の沼をかき分けて進め(後編)」
2013-06-10○>【11/24 安倍救国内閣樹立!街頭演説会 2/3【三橋 三輪 倉山 他 】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm19432768
・・・さて、こんなのまで持ち出して「どうやって安倍支持にもっていくのかな」と文章を眺めます。
感情の昂ぶりに訴える、ひとつの手ではありますよね。
○>「最後に申し上げたいんですけれども、多分、安倍総理大臣が実現しても、なかなか皆さんの思い通りにはいかないかも知れない。政治っていうのはなかなか難しいものがあります。でもですね、そのときに最終的なゴールを達成できるとしたら、それには一つだけ条件があるんですよ。それはどういう環境になっても、わたくし達日本国民が、安倍総理大臣を支え続けるという意志を示すことなんです。
というわけで、長い戦いになると思いますけど、その第一歩、来月の総選挙。何としても、安倍総理大臣を実現するために、頑張りましょう、みなさん! ありがとうございました。」
一応、書いておきますが、
「安倍総理大臣を支え続ける」
からといって、
「安倍内閣が間違った政策を実施しようとしたときであっても、批判してはならない」
などという話ではありません。当たり前でしょ?
・・・応援の過去を持ち出す。
しかし現在の空気を読んで、批判への理解と許容を見せる。
「切り込まねばならない」ですからね。
変幻自在の話術が求められる。(×)詐術。
・ここ、こう言い変えられるんだよね。ひっくり返すの。
>>
一応、書いておきますが、
「安倍総理大臣を支え続ける」
からといって、
「安倍内閣が間違った政策を実施しようとしたときであっても、批判してはならない」
などという話ではありません。当たり前でしょ?
↓
・「安倍内閣が間違った政策を実施しようとしたときであっても、批判してはならない」
などという話ではありません。
批判はしていい。(私の付け加えです。)
でも、
「安倍総理大臣を支え続ける」。
中身はこう言う「論理」になっています。
勿論ここまで意識して書いてはいないでしょう。
でも「三橋氏の心中はこの論理」なのです。
この誘導したい論理が、文章に反映されるのです。
○> そして、安倍政権が「思っていたのと違う!」ということで、「安倍は売国奴だ!」「安倍を支援している三橋やチャンネル桜も売国奴だ!」といった、レッテル貼りが始まることも予想していました。
・ちゃんと「真っ当な理屈」を、入れ込んでくるんですよ。
我々の安倍支持は、真っ当な理屈の中の、範疇にあるんだと。暗にね。
○>世の中とは、そんなものです。
わたくしは、IT業界に身を置いていた時期、シスコ・システムズという「ガリバー」と常に戦うことを余儀なくされていました。
・これを持ち出す。
「安倍への批判」を「緩和」に持っていこうとする。
シスコ・システムズを持ち出す。
安倍が何やら「巨人」と戦っているかのように。
○>安倍政権のおかしな政策を批判しまくること、これはやるべきです(というか、わたくしもやります)。もちろん、安倍政権を見限って「安倍政権打倒!」とやりたくなった人もいるでしょうし、それはそれで構わないのです。日本国は政治的自由が保証された民主主義国です。
・「批判」はOKとして、読者の不満を「汲み取っている」上での話だと。
○> とはいえ、一つだけお願いしたいのは、
「じゃあ、どうする? どうすれば、日本が良い方向に変わる?」
ということだけは、常に念頭に置いておいて欲しいわけでございます。
・視点を「安倍政権の問題点」から、「日本をどうやって良くする」という視点に、
さりげなく変更させる。
安倍政権の問題点に、読者は怒っているのだから。
これを巨視的な、「日本をどうやって良くする」という視点に、ずらす事で、
安倍政権の問題点を吸収し、緩和し、許容出来るものに(表面上)変質させるわけだ。
・まあ、上手と言うより、こんな手しかない。
だって安倍政権の問題点は明らかであって、「大した問題ではない」という方向に持って行くしか無い。
しかも「実際的な政策」とかでは無理。
実際的な政策を持ち出すと、安倍政権の問題点に直結する訳で、説得なんて出来ない。
だから「実際的な政策」ではなく、「抽象的な観念」に説得の照準を据えたのだ。
それが、「日本をどうやって良くする」という視点である。
○> 別に決定ではありませんが、自民党の公約から「竹島の日「政府主催」」が削除され、怒り心頭に発したとして、
「ならば、どうする?」
のでしょうか。竹島問題を優先順位のトップに据え、アンチ自民党として活動を始めますか?
・上手ですね。実害のない「竹島の日」を持ってきます。
「大した問題ではない」という‘感覚‘を読者に持たせる。
○>常に「代替案」を用意しておくものだということは理解して欲しいと思います。と言いますか、中小企業診断士のメインの仕事は、企業の成長のために「複数」の代替案を構築することです。
・「複数」の代替案。
つまり今の安倍政権のとっている政策は、複数の案のウチの一つでしかなく、
「複数」の代替案で、修正が可能だと、自民党への批判を和らげるのだ。
「複数」の代替案で、安倍政権を説得すれば良いじゃないか。
出来ないよね。バカ馬鹿しい。
そんな「パイプ」は無いじゃないか。
・自民誘導その1。
○>そして、代替案とは「実現可能なもの」でなければ、ただの「厨二病」になってしまいます。
考えてみれば、民主党時代のわたくし達は、とにかく民主党を批判していればそれで良かったのです。何しろ、民主党はとにかく「まともな事」を何一つしませんでした。
・民主党を引き合いに出して。最強の説得材料だよね。定番。
・>代替案とは「実現可能なもの」
で、「自民党の政策実現能力」を強調し、自民誘導に持って行く。
・自民誘導その2。
○>自民党政権になり、外交面、第一の矢、第二の矢等、比較的まともなことをしています。とはいえ、安倍政権が構造改革路線という、間違った政策を標榜しているのも確かなのですが、
「だから、安倍政権ではダメなんだ」
ではなく、
・「ではなく」?エッ?
安倍政権ではダメなんだ、ではないの?
↓
○>>「だから、○○をしなければダメなんだ」
という、代替案を提示するという「当たり前のこと」を日本国民は思い出さなければならないわけでございます。ある意味で、昨年からの「民主党⇒自民党」への政権交代は、日本国民が政治的に「普通に戻る」ことを学ぶ絶好の機会と言えるのだと思います。
・普通は、
構造改革路線という、間違った政策を標榜しているから、安倍政権ではダメなんだ、
でしょう?
それを三橋氏は、
構造改革路線という、間違った政策を標榜しているから、安倍政権ではダメなんだ、
ではなく、ではなく、
「だから、○○をしなければダメなんだ という、代替案を提示するという「当たり前のこと」を・・・(略)」
↓
安倍政権ではダメなんだという政権否定ではなく、
「だから、○○をしなければダメなんだ」
という、代替案を提示する、という「政策問題」に転換したのだ。
安倍政権下における「政策の追求」をするべきだと。
安倍政権は肯定し、
安倍政権は肯定し、
その安倍政権下で「政策の追求」をするべきだと。
・つまり、
安倍政権で行きましょう。
安倍政権下で「政策の追求」をするべきだ。
・安倍(自民党)政権への投票を求めたのだ。
「安倍支援」じゃん。
○>ある意味で、昨年からの「民主党⇒自民党」への政権交代は、日本国民が政治的に「普通に戻る」ことを学ぶ絶好の機会と言えるのだと思います。
泥の沼をかきわけて、進みましょう。日本国という共同体を共にする、日本国民として。
・民主党のひどさを学んだでしょう。
なら自民党で、
「政策の追求」=「普通に戻る」こと、をやりましょうと。
・>泥の沼をかきわけて、進みましょう。
をやりましょうと。
泥の沼をかきわける=苦しい道=批判はあれど自民党支持で。
批判はあれど自民党支持で。
○<総論>
巧妙な文言で、「盛り上げ」を行っています。
ミッションの前に「前段階の盛り上げ」です。
お上手ですね。
でもはっきり言うべきですよ。
「自民党を支持しましょう」
「安倍政権を信じましょう」と。
「自民党を支持しましょう」
「安倍政権を信じましょう」と言いたいのに、言葉を濁しまくって、
「泥の沼をかきわけて、進みましょう。」では、詐欺みたいでは無いですか。
・>>・これで終わりではない。
三橋氏には役目がある。
なすべき「ミッション」がある。
でこうやって盛り上げておいて、
「2013-06-22 」の記事がきます。
これが三橋氏の狙いだったのです。
で、続くわけ。
・鼻毛氏がしつこく追求した「○○が~」です。
三橋氏を責めてはなりません。
彼は、課せられたミッションを遂行しただけなのですから。
これは前回の参議院選挙でのミッションです。
現在のミッションは皆さんで考えて下さい。
・三橋氏におもねっているのではありません。
「彼はそういう人間だった」のです。
そんな彼に夢を託した側が、愚かだったのです。
三橋完全否定もそれでもいい。
でもこれから我々は、「人物を見抜いて」いかなければなりません。
見抜けなかった失敗例として、真摯に三橋氏のケースを反省し、分析し、将来の我々の糧にしようではありませんか。
藤井聡さん。
次はあなたかもしれませんよ。
しっかりして下さい。
付き合っている連中が、ダメか。
水島だし・・・。三橋氏は水島の古文だし。
・文章は、あまり見直しません。
誤記等はご容赦下さい。