コンビニ⑤

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一人暮らしの僕にとって、コンビニとはなくてはならないものなんだ。


雨の日も、風の日も、雪の日も、晴れの日も、生理の日も、


いつも僕を温かく迎え入れてくれるんだ。



かといって、店員が僕を温かく迎え入れてくれるってことじゃないんだ。


あくまでも僕を温かく迎え入れてくれるのはコンビニの存在そのものであって、


店員(アルバイトスタッフ)はどちらかというとお客さんに対して殺意すら抱いているものなんだ。


このことについては、過去の記事でも掲載したから、


ばかちん!フリークのみんななら、言わずもがなだよね。


うんうん。



今日はそんなコンビニで昨日巻き起こった事件を紹介するよ。



僕はその日、一人寂しく夕飯をコンビニ弁当で済ませようと、


ミックスフライ弁当と、野菜ジュースと、春雨ヌードルを


買い物カゴに入れてレジに向かったんだ。




店員は、感情という感情をすべて削り落としたような、表情のない声で、


「いらっしゃいませ~」


と何かの呪文のように言いながら、僕をレジに迎え入れてくれたよ。



うつむきながら、


その店員はベルトコンベアーに乗った大量のジャガイモを仕分けするように


半ば捨て鉢な態度で僕のチョイスした商品を


次々とバーコードリーダーにかざしていったんだ。



「○○○円になります」


店員は僕の顔をチラリとも見ないで、吐き捨てるように言ったんだ。



もちろん、店員の態度はお客様商売には適しているとはとても言えないんだけど、


そんなことで、いちいち腹を立てていたら、


コンビニとの共存生活を円滑に進めることはできないんだ。



そして、店員が告げた金額を財布から取り出しながら、


僕は抜け目なく店員の手元をチェックしたよ。



そう、コンビニとの共存生活において、絶妙な駆け引きが必要になる瞬間なんだ。


つまり、お弁当を買った場合は、割り箸、


プリンやヨーグルトを買った場合はスプーンが、


ちゃんとビニール袋に投入されているかの確認がとっても重要なんだ。



エコ的にはもちろん良くない事だってわかってるよ。


うんうん。


割り箸は、森林伐採、


スプーンのプラスチックはダイオキシン。



地球環境的にはもちろん良くないことだよね。


わかってるよ。



でもね、部屋に着いたときに割り箸やスプーンが


入ってない事実を確認した時の絶望感は本当にたまらなくて、


思わず地団駄を踏みたくなるものなんだ。


プリンを買って、スプーンが入っていなかった時の、


割り箸で無理やりプリンを食べる時の敗北感なんて、本当にたまらないんだ。



ごめんごめん、ちょっぴり感情的になっちゃったね。


話を元にもどすよ。



商品を袋詰めする店員の手元をチラチラとチェックしていたら、


明らかに割り箸が投入されていない事実を、僕は抜け目なく見抜いたんだ。


もちろん、コンビニでの共存生活を大切にする僕としては、


感情的にならずに、


会計を済ませた後、僕はタイミングを見計らってこう言ったんだ



「 あの~、おはし、もらえませんか?」



すると、今まで僕のことをチラリとも見なかった店員が、


目を大きく見開いて僕を見つめて、こう言ったよ。





「お、・・・


















「お菓子ですか?!

それは買ってください!




確かにお菓子はただではくれません。

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