恥ずかしげもなく、またチェーン店の話題でございます。
今回は「CoCo壱番屋」さん。
カレーのチェーン店ですね。
じつはワタクシ、CoCo壱番屋さんに行った記憶がない。
マジかって、自分でも思うけど、あんなに有名なカレーのチェーン店に入った記憶がないんですよ。
カレーは好きなんですよ。専門店にはよく行きます。なのにCoCo壱番屋さんに行かない理由は……
自分なりに分析するに、おそらく学食のカレーが原因ではないかと。写真を学ぶ学生だったころ、トーゼンながらお金がない。まあ、いまもお金はないけど、貧乏学生の食生活なんて推して知るべしでございます。
学食のカレー。たしか150円とか、そんなもんで、ご飯大盛りで食べられた。だからよく食べた。でも、「不味い!」という記憶しかないんですよ(苦笑)。
それと、学校の近くにあった中華屋さんの「中華丼」これも安くてボリュームがあった。まあ、学生街でしたからね。
でもその中華丼も「不味い」という記憶しかない。値段は覚えてないけど、そーとー安かったはず。だって具材より「あんかけ」の「あん」しか記憶にないモン。味つきの「片栗粉とじ丼」というシロモノ。そりゃ不味いわね。
という記憶が植え付けられていて、立ち食いそば屋や、チェーン店の「カレー」は、不味いに違いないという認識ができちゃってたんですな。
むかし話が長くなった(苦笑)。
で、こないだネットの記事をツラツラ読んでたら、CoCo壱番屋さんって、カレーのチェーン店では、世界一の店舗数なんだそうで、それでギネスにも載ってるんですって。
へー!
と感心したら、急に食べてみたくなった。
で、思い立ったら即実行。食べに行きましたがね。
いきなり戸惑う。
カレーの注文方法という指南書(メニュー)があるのだ!
なになに?
ルーの種類を決め、ご飯の量を決め、ルーの辛さを決める……
うわ、細分化されてる!
これにさらに、トッピング(?)が、山ほどある。ふえー。どーうしよう。
しばし逡巡した結果、やっと決まりました。
ジャン!
ポークカレーの、ロースカツと野菜。
写真ではわかりにくいですが、ゴハンは例によって大盛りを頼みました。えっと大盛りといっても、少なめから100グラムずつ段階を踏んで、7段階あるうちの、4段階目です。ふつう盛りの一個上。ゲームでいうと、中ボスにもならない、途中の雑魚クラス。
いやまあ、それはいいとして、問題のお味は?
あ、記憶の中の学食カレーと比べると、これは「天国」だ(笑)。
うまく説明できないけど、家庭のカレーを思い出す味。とびきりおいしいわけじゃないけど、安心できる味っていうか……
いままで食べず嫌いで、CoCo壱番屋さんを避けていた自分を反省しました。
今回頼んだセットで、1,062円ですから、そんなにお安いわけじゃございません。だからこそ、学食のカレーとは、雲泥の差なんだと思います。
安けりゃいいっていうのは、若いときだけですね。いまはちょっと値が張っても(高すぎたら無理ですが)、おいしいモノを食べたいです。
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