アトピー性皮膚炎診療ガイドライン 2016年版が、発行されたそうです。東京逓信病院薬剤部の大谷先生が以下のような記事を書いておられました。ガイドラインのステロイド中心主義の治療には、一部疑問はあるのですが、汗に関する記述があり、これは納得することが多いです。参考 にしてください。注意

 

実例として、漢方薬でのアトピー性皮膚炎の治療をしながら、ウオーキングやジョギングで、積極てきに、発汗を促して、良くなる事が多くあります。

今ひとつ、改善傾向がでないかた、ぜひ取り入れてください。ランニング

 

 

 

汗には、皮膚の温度調節や感染防御、保湿といった大切な役割がありますが、アトピー性皮膚炎に関しては、症状を悪化させる因子といった見方をされてきました。実際、アトピー性皮膚炎は冬だけでなく、夏にも増悪する患者さんが多くいます。アトピー性皮膚炎の患者さんで症状が悪化すると感じることから、汗をかかないようにしている人も少なくありません。

しかし、改訂された「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン 2016年版」では、「汗をかくこと(発汗)」と「かいた後の汗」を区別して考えるよう示した上で、発汗自体が皮膚の症状を悪化させるという科学的根拠は存在せず、発汗を避ける指導が症状を改善するとしたエビデンスはなく、汗をかくこと自体を避けるように指導する必要はないと示されました。

 

アトピー性皮膚炎では、発汗機能に異常を認め、時間あたりの発汗量が少なく、アトピー性皮膚炎において問題となる皮膚の乾燥は、角層のバリア機能の異常によるTEWL(Trans Epidermal Water Loss:経皮水分喪失)より、汗の減少が主な原因となっている可能性も指摘されています2)

発汗異常が起こるメカニズムは、完全には解明されていませんが、皮膚のバリア機能の異常によって汗管から汗がうまく排出できないことや、発汗をコントロールする自律神経の異常によるものなどが考えられています。

同ガイドラインでは、発汗機能の回復もアトピー性皮膚炎の治療到達目標の1つであり、汗をかく習慣が、アトピー克服へとつながる可能性があると解説しています。(フアルマシアンの記事から)

 

 

 

広島 寺町電停北 寺町漢方薬局

 

漢方薬によるアトピー性皮膚炎