Attack it ファイナルラウンド | TRIP 嵐 妄想小説

TRIP 嵐 妄想小説

嵐さん大好き♡
智君担当♪山好き♡で
皆様のブログを見ているうちに書きたくなってしまいました。
妄想小説です。腐っているので注意してください!
タイトルに愛を込めて、嵐さんの曲名を使わせていただいてます。
ご理解いただけると嬉しいです。


「さぁ、二宮さんが引いたのは……、あぁっ!

 これは……ハートのAだぁ~っ!

 ジョーカーじゃない!!」

ゲスト達が立ち上がって、手を叩く。

「ここで決まりました~。最弱王は嵐、相葉雅紀です!」

二宮は手にしたハートのAを見て、フフンと鼻を鳴らし、相葉を見て肩を竦める。

相葉は嬉しそうにガッツポーズをカメラに向け、ジョーカーを前に置く。

薄ら笑いのジョーカーが、自分のことを笑っているようで、

櫻井の眉間に皺が寄る。

「違うだろ?ガッツポーズしちゃまずいだろ?」

櫻井が不服そうに言うと、松本が肩を叩く。

「これで……大野さんは雅紀のもの?」

面白そうにニヤッと笑う。

「違うからっ!そんな話じゃないからっ!」

そうだよ。ただ、単にデートのお誘いだけだから!

試合会場から4人が出てくると、5人が一列に並ぶ。

「え~、最弱王、おめでとうございます♪」

ナレーターの言葉に相葉が小さく会釈する。

「お蔭さまで~。」

ゲスト達が笑い、隣の大野も相葉を見上げて笑う。

「大ちゃんが負けてくれないから~。」

相葉が怒った顔を作って大野を見る。

「相葉ちゃんが負ける決まりなんだよ。」

「うるさいっ。大ちゃんが悪い!」

何かを感じた大野が、相葉に向き直る。

「そんなことない!悪いのは相葉ちゃん!」

「おっとどうした~?ケンカかぁ?」

ナレーターが二人を煽る。

「大ちゃんだろっ!」

「相葉ちゃんっ!」

二人の顔が近づく。

ま、待て、これは……。

櫻井が二人に気づいた時にはもう遅く、二人の唇は……。

「チュッ。」

「おお~っ!これはお約束!」

会場中が阿鼻叫喚と化し、櫻井の顔が青ざめる。

重なり合った唇はすぐに離され、相葉が大野の肩に手を回す。

「ごめん、大ちゃん。俺が悪かったよ。」

「ううん、おいらこそ……。」

二人は見つめ合ってにっこり笑う。

「仲直りもできたことですし、佐々木さん……。」

「あ、はい……。」

慌てた佐々木が、チラチラ相葉と大野を見ながら番宣を始める。

ナレーターが、次々、ゲストに話しかけ、番宣を進めていく。

カメラがそっちに集中してるのを確認して、櫻井が相葉を後ろから突っつく。

「ちょっと、何してくれちゃってんの?」

「え?だって、最弱になったら、大ちゃんとチューできるんじゃなかったの?

 公開チュー。」

「え?」

櫻井が目を瞠る。

「あれ?違うの?俺、てっきりそうだと思って……。

 ニノがするくらいなら、俺がって……。

 大ちゃんの唇、柔らかそうだし~。」

相葉が、んふふっと笑う。

何言ってるかな?

お前はニノとラブラブチュッチュしてればいいの!

櫻井は、次に大野に向かって、口をへの字にする。

「智君も、なんで受け入れちゃうかなぁ。」

「だって……翔君、おいらを賭けに使ったんだろ?」

「違うから、俺じゃなくて……。」

「反対しなかったんだから、おんなじ!」

「智君、これは勝手に決まってて……。」

櫻井の言葉を遮って、大野が続ける。

「それに……翔君だってしてたじゃん。お返し!」

大野は勝ち誇ったように鼻を上げて笑う。

ずいぶん、気長なお返し……。

でも、ずっと智君の中でくすぶってたってこと?

それほど、俺のこと愛しちゃってるってこと!?

櫻井の血色が、一気に良くなる。

「智君っ!」

櫻井が、大野に抱き着こうとする。

「や、やめろよ。カメラカメラ!」

「この想い、体で表現したい!」

「やめろって!」

「翔ちゃん、大ちゃんが困ってるって……。」

相葉が二人の間に割って入る。

そんな三人を横目に、松本が二宮に耳打ちする。

「最後……わかってたのにジョーカー引かなかったでしょ?」

「……そんなことないですよ。」

「またまた~。」

「そんなこと……ないない……。」

二宮は面白くなさそうに小さな声でつぶやく。

「しかたないでしょ……もう一枚が……ハートのAだったんだから……。」

「ニノ~。」

松本が二宮の頭をグリグリと撫でる。

「可愛い。」

「う、うるさいよっ!」

一通り番宣が終わり、ざわざわとした会場がおさまってくる。

「では、最後に、最弱王の相葉さん、一言お願いします。」

相葉はカメラをまっすぐ見つめると、指を差して言う。

「最後は、愛が勝つ!以上です。」

笑い声の中、櫻井は大野の手をこっそり握り、

いつの間にか相葉の隣に来た二宮が、相葉の尻をつねる。

「い、痛っ。ま、また、半年後に~。」

みんなが笑ってカメラに向かって手を振る。



半年後の最弱ジャケットは……いったい誰の手に?








予選 第一試合
  藤原竜也、小栗旬、、小瀧望、大野智、

予選 第二試合
  山田孝之、松岡昌宏、櫻井翔、松本潤

予選 第三試合
  佐々木蔵之介、岡田准一、二宮和也、知念侑李

最弱王
  相葉雅紀

 


決勝戦
  大野智、松岡昌宏、二宮和也、相葉雅紀

 

 

 


席順♪追加~。

これでちょっとはわかるかな?(笑)
 


     小瀧望
藤原竜也 ① 小栗旬
     大野智

 

    松岡昌宏
山田孝之 ②  松本潤
     櫻井翔

 

        二宮和也
佐々木蔵之介 ③  岡田准一
        知念侑李

 

     大野智
相葉雅紀   松岡昌宏
    二宮和也