コキマダラセセリ と ホソバセセリ
兵庫県北部
2017-07-08
コキマダラセセリは北日本に行くほど低地に生息し、よく見られる蝶ですが、西日本では、山地性の分布(中国山地に分布)し、ここ兵庫県では北部の高原に生息しています。
よくセセリチョウの仲間は、蛾と間違われてしまう事がありますが、こちらのコキマダラセセリは、裏面の鮮やかな橙色を観せて「花に留る蝶だよ」と誇示しているので、蛾と見間違って逃げ回るのはやめておきたいですね。
お天気の良い日には翅を半開きにして留る事がありますが、今日は雨降り前の曇天のため姿を見せてくれただけでも感謝です。
今日は、ウツボグサの花の紫色の鮮やかさに引き立ち鮮やかな橙色が際立っていました。
また、少しばかり小さなホソバセセリも数多くの個体が順を競って姿を見せてくれました。
コキマダラセセリ 2017-07-08 撮影
コキマダラセセリ 2017-07-08 撮影
コキマダラセセリ 2017-07-08 撮影
コキマダラセセリ 2017-07-08 撮影
少し翅に傷がありましたが、セセリチョウにはよくある事ですね。
ホソバセセリ 2017-07-08 撮影
ホソバセセリ 2017-07-08 撮影
薄暗い場所にも、翅を休めていました。フラッシュ使用