ダン・ブラウン, 越前 敏弥
ダ・ヴィンチ・コード ヴィジュアル愛蔵版


というわけで、『ダ・ヴィンチ・コード』の上映が始まりました。

いつかは観ようとは思っていますが、

立ち見したり並んでまで観たいとは思いません。


え? 本は読んだのか?

え~と、まだです!


というわけで、この本ですが、「ダ・ヴィンチが『最後の晩餐』で描いたあれは

ヨハネちゃいまっせ。マグダラのマリアでっせ」と主張するダン・ブラウンさんが書きました。


…………。

ちょっと待ってください。

使徒ヨハネさんは、最後の晩餐の準備をなさった2人の使徒のうちのお1人だそうですヨ。

その人を外しちゃっていいの、ダ・ヴィンチさん?

いや、ダン・ブラウンさん?


ヨハネさん、泣いちゃうかも。


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オムニバス(クラシック), ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団, カラヤン(ヘルベルト・フォン), ラヴェル, ブーレーズ(ピエール), アルゲリッチ(マルタ), ロンドン交響楽団, アバド(クラウディオ)
ラヴェル:作品集

ポピュラー音楽に比べるとバカみたいに安いクラシック音楽のCD。
(CD2枚入りで1500円ってあり得ないよ)
とりあえず、相性のいいラヴェル様からと思って、このCDを買いました

…………ところが、

サルでも知っているカラヤン様の名前に惹かれて買ったところ、
「ちょっと失敗したかも」の感が漂い始めた。

ちなみにこのCDはオムニバスで、世界的な指揮者(だけど、意識して聞いたことがない)カラヤン様や、
日本が誇る(けれども、意識して聞いたことがない)小澤征爾などの指揮による
ラヴェルの名曲(というよりもポピュラーな曲)ばかりを集めたものである。

目立ったところで、こんなん入ってます。
・『ボレロカラヤン様&ベルリン・フィル
・『亡き王女のためのパヴァーヌ』世界の小澤&ボストン
(と、性懲りもなく、この2曲が入ったCDを購入。徐々に体を慣らしていこうかと)

そう…。
世の中が「カラヤン様~(ハート)」と騒いでいるとき、私はちっとも彼に興味がなかった。
だから、カラヤン様がドイツ語の人だとは知らなかった……。
ドイツ語をしゃべる人といえば、無情なまでに正確無比で実直な人たち。(←偏見)

カラヤンファンのみなさん、ごめんなさい。
でも、本来、クラシック音楽とは聞く人のものなのです。
だから、誰がどんな感想を持とうがその人の勝手なはず。
というわけで、これから書く内容はカラヤン様を攻撃するものではありません。
「ふっ、素人が」と聞き流していただければ幸いです。


カラヤン様は、恐らく、お堅い音楽は得意なのだと思う。

しかし……
終始一貫してラテンの血(エネルギー)が流れ、フレーズの繰り返しの中に
官能や情熱、冷静さが表現されるはずの扇情的な『ボレロ』は、
まるで軍隊の行進曲のようだった……。

巨匠は、あまりお色気はお得意ではないのね、きっと……。_| ̄|●

ごめん。こんな色気のない『ボレロ』は初めて聞いたよ。

それとも、あれかな。
いつも踊りつきで聞いていたので、私は踊りを観ていたのであって、
音楽を聴いていたわけではなかったのかな…。

『ボレロ』って、いつも終わった後に、全身の毛穴が開いて汗ばんでることが
多いんだよねぇ~。
だけど、カラヤン様のを聴いた後は、あまりにも正確なそのリズムと
期待していた感情のうねりがさっぱりなかったお陰で、頭の中に「ズッドコドッコ、ズッドコドッコ」って
リズムが流れ出しちゃって、色気を感じるどころか、「軍隊の行進」やら
北朝鮮の「マスゲーム」が浮かんできちゃった…。
違う意味で、腰がグラグラしばした…。

……こんなところで、指揮者の影響力のスゴさを見せ付けられるとは……

なるほど……。
私は、今まで指揮者ってのは単なるメトロノームでしかないと
思っていたよ。
だから、あんなに陶酔しきった顔で指揮棒を振る彼らの姿はお笑いでしかなかった。
でも、彼らは、演奏される曲にとって、非常に大事な存在だったのね…。
彼らが、曲の方向を決めて、それを表現するためにオーケストラを動かす。
まさに、曲が生きるも死ぬも指揮者次第

それを教えてくれたのが、カラヤン様の『ボレロ』だったなんて~~!!

ありがとう。カラヤン様…。
お陰さまで、私の中のクラシック苦手意識が全部解けてしまいました。(多分)
もう、怖いものはありません。
も~、なんでもこいだ!

あ~、奥が深すぎてクラクラするクラシック音楽。
やっぱり、あなたは巨匠だ。カラヤン様。
今度は、「素晴らしい。ブラボー!」な曲で私を笑わせて泣かせてください!!!

って、カラヤン様の何を聞けば感動できるんだ?
ほんとのところ、カラヤン様は何がお得意なの??

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佐竹 謙一
浮気な国王フェリペ四世の宮廷生活

どうやら、私はラヴェル(←『ボレロ』を作曲した人)とは多少相性が良いらしい。

哀愁を帯び、感傷的でありながらも感情に流されすぎないこの曲は
実は私のお気に入りである。

(確かに私はクラシック音楽が嫌いだが、好きな曲がまったくないわけでは
 ないのだ)

私が抱くイメージは、
自分の娘が亡くなってしばらく経った後に、ようやく少し落ち着いて
娘のことを考えることができるようになった王様(でもなんでもいいんだけど)が、
悲しげな微笑みを浮かべながら、友人や家族、はたまた王家の執事と
娘の思い出を語ってみるというもの。
あるいは、美しい王女の関係者(家族・友人)が、彼女の死後数ヶ月、
あるいは数年経ってもなお彼女を惜しむというもの。

なのだが……

ラヴェルがインスピレーションを得た王女というのが、
17世紀スペインの宮廷画家、ディエゴ・ヴェラスケスが描いた絵だ
というではないかーーーーーー!!!!

えええええええええ!!!!

ということは、その王女ってのは、フェリペ4世の娘、マルゲリータかよっ!!!

家族全員同じ顔の、あのマルゲリータぁぁぁぁぁぁ????

あぁぁぁぁぁぁ、齢8歳にして、けっしてハンサムとは言えない
(いや、むしろ…な)父親と
クリソツに描かれたマルゲリータぁぁぁ???

お父ちゃんが弱々しい笑顔を浮かべて、たそがれながら娘との日々を
思い出す図は容易に想像できるが…。
ラヴェルにインスピレーションを与え、20世紀初頭のパリで
貴族女性の間で大人気だったこの曲の源が、あのマルゲリータの絵……?? 
(´ヘ`;)

ううう~ん、知りたくなかった。

いや、50万歩譲って、実はマルゲリータは激マブ(死語)で、
ちっともお父ちゃんに似ていなかったとしよう。
あの絵に描かれたマルゲリータは、当時の権力者(フェリペ4世)の
(娘びいきなうえに究極なまでのナルシシズム)嗜好により
歪曲された表現だったしよう。

それでも、理解できん。
あの絵を見てあの曲を作曲するって…どういうことよっ!!

あぁぁぁぁぁ、
私の中の王女像が、音をたてて崩れていくぅぅぅぅぅ~!!!
ドンガラガッシャーーーーッン!!


ラ、ラヴェル。
君が分からんよ。ほんまにもー。

なんか、振られたあげく、
「実はぼかぁ、彼女のことが好きなんだ」と言って男が指差した先に
めちゃくちゃ不細工な女がいた

くらいな衝撃を受けました。
(そんな状況になったことは一度もないが。想像、想像)

ちなみに、お世辞にもいい男とは言えないフェリペ4世は、こちらで
拝むことができます。
サルヴァスタイル美術館(こんな素敵な美術館があったとは)
http://www.salvastyle.com/
http://www.salvastyle.com/menu_baroque/velazquez.html

マルゲリータで有名な「ラス・メニーナス」(女官たち)のほんまもんは、
プラド美術館にありまふ。

ヴェラスケスって、マルゲリータ以外にもどっかの王女を描いたのかな~??


実は、ラヴェルさんってば「亡き王女のモデルになったのは誰ですか?」と

聞かれるのにうんざりして、適当に「ルーブル美術館で見た―」などと

口走った可能性もあるらしい。

そうだといいんだけどな~。

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