2012-02-22 17:12:01

残高0計算で強気で業者を攻めよう

テーマ:【過払金】意見

履歴の一部不開示により、引きなおし計算が出来ない場合があります。

もちろん、業者に対して履歴の開示を求めていかなければいけないわけですが、保存期間が10年間と法律で決められており、業者側としては履歴を廃棄処分にしても罪に問われません。

そうしたことから昔の履歴が開示されないことがあります。

その場合、途中から履歴が開示されますが、いきなり返済から始まり、それにあわせた残高が表示されることになります。

ここで、原告が主張する方法のひとつとして挙げられるのが「残高0計算」と言われるものです。

この残高0計算は、いくつかの問題点があります。


残高0計算で原告側が計算をした場合、不開示部分がどれくらいの期間のものなのかということです。

借り入れ初回日から不開示のところまでの期間が1年程度であった場合は、残高が0円になっているとは到底推認できません。

せいぜい3年以上初回借り入れ日から返済を繰り返していないと過払い金が発生している(残高が0円になっている)とは言えないからです。


続いて、残高を0円として計算した場合の根拠を原告が述べなければならないということです。

不開示の部分に残高が残っていることを立証しなければならないのは被告側です。

契約書はあるのだから、借り入れと返済が行われていたことは推認できます。

しかしながら、残高が本当にあるのかどうかは被告側が立証しなければなりません。

にもかかわらず、裁判官によっては原告に残高が0円であることを立証するよう求めてくることがあります。

その場合はどうしたらよいのでしょう?


残高0計算ができる期間とはどれくらいなのでしょうか?

初回借入金にもよりますが、月々のリボルビング支払いをしていくとどれくらいで過払い金が発生するかわかります。


私の場合を例にとると、

プロミス(利率28%)20万円借り入れで2年強
アイフル(利率29.2%)75万円借り入れで2年強
OMCカード(利率)10万円借り入れで1.5年
りそなカード(利率)10万円借り入れで2年強
イコールクレジット(利率)30万円借り入れで3年
ニコスカード(利率)20万円借り入れで1.5年

で過払い金が発生しています。

残高0円になっています。

そうすると、返済再引き出しを繰り返していったとしても、きちんと毎月返済をおこなっていれば、初回借り入れから1.5年~3年経てば、残高0計算できるのではないでしょうか。

初回借入額と利率と毎月の返済額が書面で書かれているならば、だいたい何年で完済するかわかります。

その計算をするべきでしょう。

計算の方法は簡単です。


例えば、

100万円を利率28%で初回借り入れしました。

毎月4万円を返済します。
(この計算は、フリーソフトの利息計算に入力すればすぐにでてきますよ)
法定利息の18%利率で計算すると2.5年で完済します。

もちろん完済日は、初回借入額と毎月の返済額に左右されます。

また、途中で借り入れを増やしたり、毎月の返済額を減らしたりするともっと完済までは多くの期間が必要になります。

こうした概算を最初にしておきましょう。

それで、残高0円でいけるのなら次はこのことを考えます。

残高0円の推認主張(立証か?)を書面で言えるようにすることです。

これは、今までやってきた計算をそのまま当てはめていけば構いません。


例えばこんな風です。

「履歴が不開示のため、不開示部分の不明点について次のように推認しました。初回、○○年○○月○○日に○○万円を借り入れしたことは契約書内に書いてあります。また、利率は○○%であり、月々の返済額は○○円となっています。そのことから、毎月○○円を返済したとすれば、○○年○○月には完済していることとなります。よって、不開示部分直後の残高が△△円となっていることの証拠を被告が提出されない限りにおいて残高が△△円ではなく、0円と捕らえることが妥当と推認できます。もし、残高があるというのであれば、被告は不開示部分における返済と借り入れの詳細な取引履歴を提示しなければならないと考えられます。よって、原告はその時点での残高を0円と考えて計算をいたしました。」

というような陳述書を提出することが必要かと思います。

もちろん「残高が残る」という被告側の主張の立証責任は被告にありますが、事実関係とそこから理解できる推認主張をしっかりと原告は述べなければなりません。

残高0計算の判例としては以下のようなものがあります。

平成16年 8月30日 広島地裁
平成16年12月27日 盛岡地裁
平成17年 1月14日 名古屋地裁
平成19年 2月18日 神戸地裁
平成21年 4月 7日 名古屋高裁
平成21年 6月18日 名古屋高裁

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