今日は節分だなぁ。とは思っていたものの、一人暮らしでは豆まきをすることもなく、恵方巻きに関しても、元々は関西の風習を購買意欲促進のために違う地域まで広めたんでしょ?くらいにしか思っていませんでした。
先週は丸々東京にいたので、家族にお土産を届けたいと思いつつ、連日残業で
全く時間がとれず、なんとか今日の昼休みに抜け出して姉が経営するお店 へ。
2月から母が姉の店で縫い子デビューすると聞いていたのですが、
ちょうど今日手伝いに来ると聞いていたんです。
店に入ると、レジ横のテーブルに母がちょこんと座って、姉が用意してくれていた恵方巻きを食べていました。
その図がなんとも可愛いらしく・微笑ましく、ふと気が緩みました。
「来ると思ったんだ~」と、姉はテキパキと私の分も用意してくれ、
滞在15分とバタバタでしたが、母と姉と我が家の母娘水いらずのお昼ごはん。
「そういえば、恵方巻き食べたの初めてかも」
「これ一息で食べなきゃいけないんだっけ?」 等々、姉に聞いていたら
「本当は食べ終わるまで話してもいけないんだけどね^^;」と。
正しい方法では食べれませんでしたが、世界平和だの家族平和だの、
ざっくりとした願いごと等を心の中で浮かべながら、今こうしていられる幸せを実感したのでした。
用件を急いで説明しつつ、戻ろうとしたら姉は次々に何かを食べさせようとして、「いやいや私ももう歳だからそんなに食べられないよ」と断ると、
「いくつになっても私の中では9歳のままなんだよね~(笑)」と。
かねてから、私もそう感じていましたが、きっと私たち姉妹の感覚は、
父を亡くしたときから変わらないのでしょうね。
まだ自分だって18歳の姉が、9歳で父親を失った私を見て感じたこと。覚悟したこと。
幼いながらもきっとまた母の心が壊れてしまうと察知して、なんとかみんなを元気づけて明るい家庭にしなければと感じた私。
節分にこんな風に一緒にいたことなんて、父の生前を含めても、実は今まで一度もなかったと思いますが、苦しいときがあっても、逃げずに諦めず、支え合いながらがんばっていれば、こんなささやかな幸せが感じられる日が来たりするんだな、と安らかな気持ちになりました。
昔は洋裁が得意で、自分の服はもちろん、姉や私の服も手作りしていた母。
何十年というブランクを経て、老化防止のためにも姉の店を手伝うことになり、
私もとっても嬉しいです。
姉と兄は年子で、幼い頃から「長女」の役割を担ってきてくれ、高校生になれば友人との遊びとアルバイトで大忙し、社会人になると家を離れるのも早かったので、母と一緒に過ごした時間が短いのです。
以前、姉妹でそんな話をしたこともあったので、二人が共に過ごす時間が増えるというのも、私にとっては嬉しい出来事です。
そしてこちらが姉の指導のもと、母が縫った第一弾。
(昔の姉は針仕事なんて全くせずに母に丸投げだったのにね~)
写真の撮り方が下手ですが、お店 で気に入った方はどうぞご購入くださいませ。
追記:
帰り際、「歳の数だけ食べなさい!」と姉がくれたのが、おつまみのピーナッツ。
「こんなんでいいの~?」と言いつつ、姉のこの大らかさと勢いが自分にはなくて、とっても好きなのよね。とありがたく持ち帰り、ただいま「麦とホップ」とともに頂いております。おかげで歳の数はとっくに超えました(笑)。
みなさんも良い節分を。




