また、7月も歌舞伎夜の部見に行ってしまいました
今回もお友達のおかげで一等席でお安くみれて感謝感激でございます!!!
じゃないとこんな連続で歌舞伎なんていけないわ~有閑マダムじゃあるまいし。
7月歌舞伎界、結論としては「最高!!に華やぎました!!!」
しかし、今回メンツが濃すぎる。
前半はコテコテの人情モノを
海老蔵・猿之助・中車(香川照之さんですよ)がいちどうに会して演ずるので
フォアグラと大トロと生ガキを串揚げにしていっぺんに食べたみたいな胸やけ感・・・・
「個性が強い・・・」
スターを集めりゃいいってもんでもないなと、思ったりなんかして。
猿之助どーーーん6月の歌舞伎、猿之助オンステージが超絶技巧ですばらしすぎたので今回も期待しまくってたんですご、個性がマリアージュできなさすぎてて微妙かな~失敗かな~なんて思っていたのですが・・・
一転、後半は!
後半、歌舞伎十八番の演目でエビ様大フィーバーでした!!!
エビどーーーん
正直、前半のエビ様をみて、心中「大味の大根役者め!!」くらいの勢いになっていたのですが、
やっぱり個性ってそれぞれ活かし方っていうのがあるもんだなあと。。。。
後半は怒涛の海老様祭りでした。圧巻!
あれだけの個性と華、スタァ性は歌舞伎十八番みたいなシンプルで華やかでダイナミックな演目だと、そりゃもうピカッピカ!!に光るのですね~
成田屋どーーーん!歌舞伎十八番の内『鎌髭』『景清』でしたが、途中津軽三味線の上妻宏光さん登場!!や、派手で華やかでシンプルすぎるストーリーにエビ様のスタアオーラが歌舞伎座中の気温を5度ほどあげました。
津軽三味線最高!
歌舞伎十八番は、童の心で純真無垢の心を表現すると言われているそうですが、そういうシンプルで華やかでダイナミックな演目こその成田屋さんなんだなあという感じがしました。
お手洗いで70代とおぼしき女性二人が「やっぱり成田屋さん最高に素敵ね、華やぐわぁ~」ときゃいきゃいされてました。
たしかに、華やぐ!
私も、何度かエビ様の舞台は見に行っていて、あんまりエビ様肯定派ではなかったはずなのに!!歌舞伎十八番で成田屋フィーバー
最後はもう立ち上がらんばかりに興奮しちゃって、すごいすごい!!と叫んで大盛り上がりしちゃいました。
海老蔵さすが跡取り息子!!!
海老様すごいよ!
やっぱり市川家に生まれてきただけある!!継ぐもののスタア感がすごい!!表現者というより、継ぐもの!!スタアとして君臨するもの!!って感じでした。
細やかなアーティスティックさは私は感じませんでしたが、ど迫力さは圧倒されるパワーでした。
それがいい!市川団十郎になる人だもの!と素人ながら感じました。
しかし、海老蔵さんと猿之助さんの食べ合わせはあんまりよくなかったな~
二人とも真逆に同じくらい濃ゆいから、ちょっと疲れた。
くせがすごい