2011-04-21 11:44:05

人材紹介会社の給与制度(その2)フルコミッションに関して

テーマ:インセンティブ制度

人材紹介会社の給与制度(その2)フルコミッションに関して



ちょっと大切な事を言っておく必要があります。


業務委託のフルコミッション(粗利益の50%を払うなど)で、コンサルタントと契約し


人材紹介をやらせている紹介会社がありますが、これは法律的にアウトです。


厳密には、雇用関係の無い人に、人材紹介業務をやらせてはいけません。


「職安法」 に抵触します。


そして、 「個人情報保護法」 にも抵触する可能性があります。



「職安法」では、


・名義貸しの禁止違反


・厚生労働省の許可を受けずに有料職業紹介事業を行うことの禁止


などに抵触します。



「個人情報保護法」では、


紹介会社が外部の業務委託契約者に、登録者の許可無く個人情報を取り扱わせる事になります。



「数多くの会社がやってるし大した事ないじゃないか」 とバカにしていると、


突然査察が入って業務停止命令とか、認可取り消し とか、


とんでもない事になる可能性がありますから注意してください。


人材派遣業の事は対岸の火事ではありません。


今度は紹介業にメス入るだろうと人材協も警告しています。


萎縮していては何もできませんが、皆さん、気をつけましょう。


まあ、業務委託でも良いコンサルタントはたくさんいるのですが、


法律なので仕方ありませんね。



「なるべくなら うそのないほうがいい」    みつを



合掌。


※弊社HP↓。

http://www.agent-shokai.jp/

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コメント

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1 ■気になりました

はじめまして、いつも勉強させていただいてます。
おっしゃる通り、この業界の暗部ですね。

業績が低下して固定費を下げるため、安易にフルコミシフトする紹介会社が増えました。
最大のリスクは職安法への抵触で、ご説明の通りだと思います。
行政のお目こぼしに甘え続けるのはいけませんね。

ただ、最低賃金法と個人情報保護法は2点ほど誤解があるのでは?と感じました。

1.フルコミ=業務委託契約であって雇用契約でない=労働法による保護がない=最低賃金法は適用されない。と思います。

2.個人情報取扱い業務を外部委託することの有無を事前に告げましょうね、が現状ルールなのでとりあえず「委託あり」と宣言してたらセーフかと思います。

余談ですが、フルコミ制じゃなくても本人に無断で個人情報の共同利用(アライアンス)してる会社が増えてます。業界全体で共同利用先を明示するようにして、ご本人の信頼を裏切らないようにしたいです。

2 ■Re:気になりました

>24年生さん

コメント、ありがとうございます。

法律に抵触する・しないは最終的な判断です。

一番優先されるのは、ユーザーの納得感でしょう。

その他は、貴方の書かれてある通りでしょう。

3 ■お世話になっております

武谷 様

いつもお世話になります。

人材業界はビジネスモラルに欠けた方が多いですよね。
求人業界から人材業界にシフトして、
一番強く感じた事がそれです。

武谷さんが今回書かれた記事もそうですが、
「現地確認しないで紹介する」という感覚が
私には全く理解できないです。

電話一本で開拓し、大したヒアリングもせず案件を紹介。

そりゃ早期退職も起こるだろうと…。

今回武谷さんが書かれた事も含め、
審査機構の様なものが必要だと常々感じております。

大手や老舗はそういう機能を社内で設けてるんですかね?

4 ■Re:お世話になっております

>高橋 秀成@AidAim(エイドエイム)さん

こんにちは。
お世話になっております。
コメント、ありがとうございます。

本当に真面目にやっている会社と、そうでない会社との差が大きいと思います。

個人情報の管理はもちろんですが、企業の機密情報の管理も見落としがちですが大切ですね。
昔、これで痛い目にあったことがあります。
こちらは応募者に公開してよい情報として受け取った。ところが、クライアント側は、「そんなつもりで渡してない」と言いもめました。
どうもクライアント内部で問題が起こって途中から話が変ったようで、責任をこちらに押し付けたかったようでした。その事実がわかったので、「御社のような会社には、人材を紹介できません。文句があるなら出るところに出るぞ」と切れたら治まりました。

話が脱線しましたが、昔から審査室がありました。クライアントから就業規則をもらって来る義務がありました。今はコンプライアンス室とか名前は変わってます。細かい企業審査基準があり、胡散臭い会社とは、お取引を控えます。また、紹介後に問題があり改善提案しても改めず、人の定着が悪い会社も切ります。

あとは、内容が薄くクライアントの事がよくわからない求人票は、マネージャーがチェックして戻す(求人として承認しないので紹介が出ない)、または、専任の求人票チェック担当者が最後にダブルチェックします。だから、訪問しないで紹介するなど考えられないです。

新規訪問では、たくさん聞かなければいけないので、1時間半から2時間ぐらいのヒアリングは当り前でした。

未だに応募の承諾無く紹介する会社があるとは絶対に放置できないですね。

5 ■参考になります。

初めまして。医師の斡旋会社の営業の者です。ブログを拝見するようになり1ヶ月ほど経ちました。
いつも大変勉強になってます。
給与制度は会社によって様々ですよね。
私は独立系3年、大手資本系3年の経験なので両方のいろいろな側面での一長一短を見ることができました。
独立されているとのことなので、今後も勉強させていただきます!

6 ■Re:参考になります。

>はぎはぎさん

コメント、ありがとうございます。

給与制度に社風が現れると言いますか、会社と社員との関係に大きな影響を与えると思います。

今後とも宜しくお願い致します。

7 ■大変参考になりました。

武谷様

はじめまして。
少数精鋭の人材紹介会社の社員です。

実は、弊社にはアドバイザーと称して、社員ではない外部の個人の方と業務委託契約を結び、
案件の開拓を中心にお願いしております。

これは完全に「アウト」なんですよね。。

恥ずかしながら、私自身も含めボードメンバーもまったく不勉強だったため、
今回の武谷様のご指摘にびっくりしてしまいました。

対処法としては、例えばアドバイザーの方を社員化(契約社員)するか、さもなくば
アドバイザー制度そのものを廃止するしかないのでしょうね。

御助言等ありましたら何卒よろしくお願いいたします。

それでは今後ともよろしくお願いいたします。






職安法に抵触する

8 ■Re:大変参考になりました。

>ノビーさん

コメント、ありがとうございます。

「案件開拓」という行為が有料職業紹介業務に該当するのか?「案件開拓」のみであれば許されるのか?本当に「案件開拓」のみを依頼しており、その他の登録者面談やマッチングなどは一切依頼されてないのか?この辺は相当微妙だと思います。

重要な問題ですので、私もいい加減な回答はできませんね。

詳細は、人材協にお問い合わせいただく方が確実だと思います。
http://www.jesra.or.jp/about/index.html
03(5408)5454 

会員でも非会員でも親切にお答えいただけます。私も非会員です。

宜しくお願い致します。

9 ■Re:大変参考になりました。

武谷様

さっそくの返信をありがとうございます。
武谷様からのアドバイスのとおり、さっそく人材協に確認してみます。

どうもありがとうございました。

10 ■Re:Re:大変参考になりました。

>ノビーさん

コメント、ありがとうございます。

人材協には何でもオープンにご質問されてください。

宜しくお願い致します。

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