2010年10月10日

喉声を直すには「喉を開く」(話し方のボイストレーニング教室)

テーマ:話し方

言語戦略研究所の齋藤です。


ときどき「喉声」の話をしていますね。


日本人は、日本語の言語特性がゆえに、
喉を詰めた喉声で話しやすい。


「喉を詰める」とは、喉頭(喉仏のある部位)が
上に持ち上がっている状態です。


嚥下(食べ物を飲み込む)の際は、
喉頭蓋で器官を閉じて誤飲を防ぐために、
喉頭がぐっと持ち上がって喉を詰めた状態になります。


そのまま声を出すと、喉声になるわけです。


歌手の志望者や、声を出すのが仕事の人
(アナウンサー、声優、ナレーター、落語家など)は、
「喉声を直しなさい」と指摘されやすい。


ところが、どうしたら喉声を直せるのか、
さっぱりわからず困っている人が多いといいます。


喉声は、出すほうも聞くほうも苦しいけれど、
直し方がわからず叱られ続けるのもつらいですよね。


喉声は、「喉を開く」ことで直します。


あくびをすると、喉の奥がぐっと持ち上がると同時に、
喉仏が下がりますね。


これが「喉が開いた」状態です。


解剖学的には、喉の上部(口を開けて見えるあたり)を咽頭、
下部(喉仏のあたり)を喉頭と呼びます。



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ですから、表現を変えると、「咽頭を持ち上げ、
喉頭を下げる」のが喉を開く動作ということです。


こもった感じの声になってしまいますか?

最初はそれで構いません。

正しい共鳴発声法をトレーニングすれば、
喉を開いたまま澄んだ明るい声が出せるようになります。


「モテ声」「愛され声」と呼ばれるような声ですね。


まずは、少々こもった響きになってもいいので、
「開いた喉」をキープしたまま話す練習をしてみてください。


* * *


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言語戦略研究所  齋藤 匡章
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メール:tenor.saito@gmail.com





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