天恍のブログ

九星気学・算命学・タロット・イーチンタロット・アセンションカード・数秘術
未来を開く鑑定をいたします!


☆「天恍リーディング・タロット講座」

  

タロットを習おうか、どうしようか、と迷っている方、前に習ったけれど、その後中途半端なままに挫折している方、習ったまま実戦をしていない方など、様々な方の、タロット習得法をプロの天恍が懇切丁寧に指導いたします。どうぞ、毎回、完結スタイルで行っていますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。



☆「天恍リーディング・イーチン・タロット講座」

  

イーチン・タロットを習おうか、どうしようか、と迷っている方、前に習ったけれど、その後中途半端なままに挫折している方、習ったまま実戦をしていない方など、様々な方の、タロット習得法をプロの天恍が懇切丁寧に指導いたします。どうぞ、毎回、完結スタイルで行っていますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。





詳細はこちらのブログをご覧下さい




NEW !
テーマ:

伝奇時代小説

「武蔵の夢」第17回:著/天恍

 武蔵はつかの間の勝負であるものの<燕返し>

の間合いを見切った、と思った。

 事実、見切った。

 破れ堂を背後間近に控え、小次郎に押されているかのように見える武蔵だが、心に余裕ができていた。 

 小次郎が追うように武蔵に迫り、一刀めが真っ向から雷鳴となって落ちてくる。

 武蔵は右手(めて)の大刀で払う。

 袈裟懸けに小次郎の剣が沈む。

 その長剣が下方へ流れた、ように見えて跳ね上がってくる。

 左手(ゆんで)の小刀で払う。

 武蔵の左肩上方に跳ね上がったと見えた長剣が、今度は同じ軌道を辿って倍速の速さで落ちて

くる。

 右手(めて)の大刀で払う。

 これだ、これが<燕返し>だ。

 得たり、小次郎。

 見切ったぞ。

 と、不意に小次郎の体が沈んだ。

 流された長剣と同時に、さらに右膝を深く折って大地に沈む。

 そこから180度。

 小次郎は己の体を伸び上げるのと同時に、刃を返した長剣を垂直に切り上げた。

 前傾姿勢をとっていた武蔵は、下腹部から肋骨(ろっこつ)まで断ち切られた。

 断ち割られた、と言ってもいい。

 小次郎は肩膝着きから伸び上がって剣を垂直に跳ね上げると同時に、後ろへ飛び退(すさ)った。

 武蔵の体から吹き上げる血潮を避けるためである。

 武蔵の眼が、呆然としていた。

 武蔵は左右逆袈裟に跳ね上がってくる<燕返し>を、見切った積もりだった。

 時に応じて、どちらか左右逆袈裟に跳ね上がってくる<燕返し>。

 その読みは、間違ってはいない。

 復唱するが、小次郎の<燕返し>は一刀めが擬

刀として、二刀めは状況に応じて打ち下ろした刀を左右逆袈裟に倍速で跳ね上げてくる。

 それが俗に言う<燕返し>で、間違いはない。

 が、小次郎はその<燕返し>に、さらに工夫を加えていた。

 巌流・佐々木小次郎の奥義。

 裏<燕返し>。

 巌流の奥義書、秘剣の項に<表の型二本>

<裏の型一本>とある。

 総じて<裏の型>は不用意に見せるべからず、ともある。

 巌流の弟子となった側近の者でさえ、この型を直伝された者はいない。

 巌流自身が秘匿する奥義書には、この型が火炙りで映し出されるように記されている。

 若くして<巌流>という一派を起こした天才・佐々木小次郎。

 孤高たる所以であろう。

 真の<燕返し>は三段構えとなっていたのだ。

 言うまでもなく擬刀の一刀め。

 打ち下ろされた下段から、状況に応じて左右逆袈裟に跳ね上げる二刀め。

 そして奥義となる、相手の正面に刀ごと深く沈んで、刃の腹を上に返すと同時に、垂直に真上に向って切り上げる三刀め。

 武蔵は二刀を左右に握ったまま、愕然と大地へ仰向けに倒れ果てた。

 小次郎は俊敏な獣の身ごなしを持って、暫し斬新の構えをとった。

 が、やがて長剣に血振りをくれると、懐紙で血脂を拭った。

 すかさず小気味のいい鍔鳴りをさせて、長剣を背に納める。

 そして血飛沫を上げている武蔵を、わずかに流し目で見やると、鮮やかに背を向けた。

 さらば、武蔵。

 誰にともなく呟く。

 横に流れる朝霧が、小次郎の足元を包む。

 まるで雲にでも乗っているかのように、小次郎が滑るように去って行く。

 朱の陣羽織。朱鞘、朱巻の柄をした長剣が、朝霧の中で、ひときわ眼に焼きつく後ろ姿だった。

                           (続く)

◎応援告知です。

<月恍>先生の鑑定予定。

☆8月21日(月曜日)毎週。

「スカイプラザ柏」B1。

◎場所=JR総武線「柏」駅。東口下車。徒歩1分

◎時間=am11:00~pm21:00

◎℡=04-7164-7413

◎<天恍>の鑑定予定。

☆8月22日(曜日)毎週。

「柏モディ」2F。

◎場所=JR総武線「柏」駅。南口下車。徒歩1分

◎時間=am10:30~pm20:00

◎℡=4-7113-5157

☆8月23日(水曜日)毎週。

「アルカキット錦糸町」10F。

◎場所=JR「錦糸町」北口下車。徒歩1分。

◎時間=am11:00~pm21:00

◎℡=03-5608-6701

◎いずれも開運館E&Eのブースで、お待ちしております。

 

◎今年の天候を観ていると、早や夏は終わりだ

 な、という気がしました。

 気分は<秋モード>に切り替えました。

 個人的に、少しエンジン・モードの回転数を上げ

 ていこう、と思っています。

 とりあえず、助走に入るぞ、です。

 では、では<夏の疲れ>が出るころ。

 海は<土用波>。

 皆様もろもろ、身体、ご慈愛下さいませ。

 

☆「コスモスの窓辺にありや日の名残り」(天恍)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:

◎<夏の終わり>と形容すると文学的ですが、8

  月に入ってからの、この曇り空、雨、曇天はな

  んなの? と思ってしまいます。

  もう、夏は終わり?

◎今週も一週間の長期予報を見ると、どうもパッと

 しない。

 小学生の気持ちや、自分が同じ年頃の夏休みを

 過ごした気分を思い出して、少し気持ちが沈んで

 しまいます。

◎夏は、やっぱり<晴れ>ていて欲しいですね。

◎そういえば天恍がハイティーンだった頃、主に詩

  をメインにしていましたが、読者投稿の詩や小

  説を掲載していた<灯>(ともしび)後に「抒情

  文芸」と改題した雑誌がありました。

◎昨日今日の<夏の終わり>のような、感傷的な

 内容の雑誌でしたが、ナイーブさが突出していた

 稀有なテーマであったのも、確かでした。

◎オーシツクツクと鳴く、つくつく法師の鳴き声を

  耳にして、近所の梨園が売り出しの旗を掲げ

  始めたのを目にすると、抒情文芸にハマってい

  た、あのデリケートな青春の<夏の日々>を少

  し複雑な気持ちで思い出しています。

☆今週の<天恍>の鑑定予定。

◎16日(水曜日)毎週。

「アルカキット錦糸町」10F。

☆場所=JR総武線「錦糸町」駅。北口下車。徒歩

      1分。

☆時間=am11:00~pm21:00

☆℡=03-5608-6701

◎17日(木曜日)毎週。

「スカイプラザ柏」B1。

◎場所=JR総武線「柏」駅。東口下車。徒歩1分

◎時間=am11:00~pm21:00

◎℡=04-7164-7413

◎19日(土曜日)毎週。

「東武百貨店船橋店」本館1F。

☆場所=JR総武線「船橋」駅下車。徒歩0分。

             本館1階<婦人靴売り場>並び。

☆時間=am10:30~pn20:30

☆℡=047-425-3670

◎いずれも開運館E&Eのブースで、お待ちしております。

 

☆応援告知です!

◎<月恍>先生の鑑定予定。

☆16日(水曜日)隔週。第1、第3

「柏モディ」2F。

◎場所=JR「柏」駅。南口下車。徒歩1分。

◎時間=am10:30~pm20:00

◎℡=04-7113-5157

☆19日(土曜日)毎週。

「アルカキット錦糸町」10F。

◎場所=JR総武線「錦糸町」北口下車。徒歩1分

◎時間=am11:00~pm21:00

◎℡=03-5608-6701

◎いずれも開運館E&Eのブースで、お待ちしております。

 

☆<天恍&月恍>のイベント

           出展予定です!

 心と体が喜ぶ癒しフェスティバル

 9月3日(日)
 10:30~17:00
 入場無料
 東京都立産業貿易センター(台東

 館)5F
 詳細:お問い合わせ=    
http://iyashifes.com

 

◎では、では、少しセンチメンタルになりましたが、

 <蟻とキリギリス>の童話を思い出す、残り少

 ない<夏の日々>。

 充実させていきたいと思います!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:

◎今日の帰り道<虫の鳴き声>を聞きました。

 8月10日、夜の9時過ぎのことです。

 天候は曇りで、涼しい。

 夜道の風は気持ち良し、でした。

 そして室内に入っても涼しい。

◎<立秋>も過ぎて、いよいよ<秋モード>です

  か?

  そんな気分になりました。

 

◎伝奇時代小説

「武蔵の夢」第16回・著/天恍

 武蔵はだらりと下げた二刀から、右手大刀を正眼に構え、小刀を頭上三日月構えと移す。

 月が周回するように、左手の小刀を頭上から下げて正眼に。

 右手正眼の大刀頭上三日月構えにする、俗に言う<逆二刀>。

 武蔵は二刀の大、小刀をゆっくりと自在に動かして小次郎の剣を誘い、気を読み、己をも守り、と蜘蛛が蝶に迫るかのような動きを見せた。

 が、小次郎は右八双に構えたまま、武蔵の足捌きに合わせて身体の向きは微妙に変えるものの、立ち位置は不動のままだ。

  一歩も前に出ず、また下がろうともしない。

  正に動の武蔵。

  静の小次郎である。

 武蔵の小次郎を見る眼は、今や火の玉を噴き出しそうになっている。

 二刀を微妙に変化幻惑させながら、小次郎の気の起こりを探っているのだ。

 が、小次郎から<動>の気配が漂ってこない。

 焦るな、武蔵。

 小次郎も武蔵の二刀構えの変化と、気配のすべてを見ていた。

 さすがに隙がない。二刀構えで移動しつつも

<誘い>の動きなので、時に応じていかようにも対応できる柔軟性に富んでいた。

 来い、武蔵。

 俺は、いつでもいいぞ。

 不意に武蔵は無音の気合いを発すると、いっきに前へ出た。

 左手の小刀で<探り>と<誘い>を兼ねた突きを入れた。

 小次郎の長剣が短夜の雷光と化した。

 武蔵の小刀を斜め上から、斬撃する。

 衝撃で火花散り、小刀が右へ流れる。

 同時に小次郎の剣も、袈裟懸けのままに大地へ向う。

 それを先読みした武蔵は大刀を小次郎の頭上目掛けて、振り下ろした。

 が、予測のままに大地に沈んでいく筈の小次郎の長剣が、刃を返して即座に跳ね上がってきた。

 倍速の速さである。

 頭上へ落ちてきた武蔵の剣を跳ね上げる。

 目の当たりにすると、信じ難いほどの驚愕に襲われる。

 武蔵は間一髪の敏捷さで、避けた。

 後方へ跳んだ。

 小次郎の追撃を恐れて、さらに下がる。

 あれが<燕返し>か?

 武蔵のこめかみに脂汗が浮いた。

 小次郎の眼差しがキュッと吊りあがり、口元に微笑が刻まれる。

 しくじった、という自嘲の笑みでないことは確かだ。

 武蔵はあれが<燕返し>なら、小次郎の笑みは何を意味する?と猜疑心をつのらせた。

  武蔵は二刀を正面に向けた蟷螂構えにすると、さらに低く身構えた。

 小次郎は武蔵が発する緊張の糸など、度外視したかのように長剣を無造作に肩に担いだ。

 同時に足元に流れる霧を蹴立てて、突っ込んできた。

 三本の剣が激しく交差する。

 小次郎が振り下ろし、武蔵が大刀で避ける。

 同時に小次郎が突きに転じ、武蔵が小刀で裁く。

 武蔵の身体は獣の如く反応し、小次郎の身体は龍の如くうねった。

 二人の攻防<流星>のごとし、である。

 次は、あの秘剣だ。

 <燕返し>がくる。

                         (続く)

 

☆<天恍>週末の鑑定予定。

◎8月12日(土曜日)毎週。

「東武百貨店船橋店」本館1階。

◎場所=JR総武線線「船橋」駅下車。0分。

      1階<婦人靴売り場>並び。

◎時間=am10:30~pm20:30

◎℡=047-425-3670

☆応援告知です。

<月恍>先生の鑑定予定。

◎8月12日(土曜日)毎週。

「アルカキット錦糸町」10F。

◎場所=JR「錦糸町」駅。北口下車。徒歩1分。

◎時間=am11:00~pm21:00

◎℡=03-5608-6701

◎いずれも開運館E&Eのブースで、お待ちしてます。

 

◎天恍&月恍のイベント告知!

「心と体が喜ぶ癒しフェスティバル」

9月3日(日)出演します。

am:10:30~pm17:00

東京都立貿易センター(台東館)5F

◎お問い合わせ=http://iyashifes.com/

◎では、では今宵は<秋モード>に浸りながら、

  ぐっすり眠りたいと思います。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。