「裁判官の爆笑お言葉集」

この本、読んで良かったです。タイトルに爆笑とありますけど、厳粛な場での言葉だけに私は真剣に読んでしまった感じでした。裁判官それぞれの思いが込められた言葉は心にグッとくるものがありましたね。中には裁判官ってこんなことも言うんだぁ~とか、そんなこと言っちゃっていいの?って思ったりする裁判官もいて・・・。その辺は面白かったり。知らない世界をちょっぴり知る事ができた。


お言葉集ではないですが、219回にわたる公判で一度も同じネクタイを着用していなかった実はオシャレな裁判官がいたり・・。この時点でも219本のネクタイを所持している訳ですよね・・・単純にす、すごい。この事に気付いたこの著者もすごい。お塩で身を清めるではないけれど、毎回違うネクタイをして挑む姿勢はそんな意味合いを含んでいたのでしょうか・・・。それとも真のオシャレさんなのかな!?


特に印象に残ったお言葉・・・いくつかありましたが、1つ。
「もし、犯人でないのなら、説明してくれればありがたかったとも思います。たしかに黙秘権は被告人の権利。だが、あなたの声をもう少し聞いて判断したかった。」です。裁判官である前にひとりの人間としての感情と本音が出ている・・そんなところが印象に残りました。


この本を既に読まれてる方、これから読もうとしてる方、どの言葉が印象に残ったのだろうか・・。


「女性の品格」

こちらの本もサクサク読めました。
女性として人としてのあり方について、改めて考えられる本。今の自分はどうかな・・大丈夫かな・・って。


二冊ともサクサク読んでしまったので・・・次に読む本が・・・なくなってしまった。まだもっと読みたい気分。何か良い本あるかなぁ~。