柴犬まるのワン若心経 | チャウ子のそれでも本を読むのだ

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柴犬まるのワン若心経/星雲社

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今回ご紹介するのは
「柴犬まるのワン若心経」です
リベラル社刊です★★★




インスタグラムで超人気の柴犬まる。
18キロというナイスボディ(笑)と
笑顔がステキな男の子です。
監修は加藤朝胤さんという薬師寺の執事長の方です。
「そこから先は、天に任せていい」。
これは私自身ががんを経験して、
すごく感じたことです。
手術や抗がん剤という治療以外に民間療法をするかどうか
という選択もあります。
私は経済的にその選択ができなかったこともありますが、
手術して抗がん剤治療をしながら、
あまりくよくよ考えないように努力(あえてそう書きます)し、
やってきました。
がんは治療をしたからと言って100%治るものでもないですし、
いくらお金をかけて民間療法をしても、
それで完治するかどうかはわかりません。
自分にできることを精いっぱいやれば、
結果はどうであろうと天に任せ、
それで納得するしかないのかなと思うのです。
「過去も現在も、あなたはひとりではない」。
私は若い頃からずっと孤独だと思って生きてきました。
今もそれは解消されていないし、
正直いつも孤独は感じているのです。
しかし、本書によると
自分はずっとひとりだった、誰も自分を愛してくれない
と決めつけることは酷く傲慢だとお釈迦さまは
言われているそうです。
自分がここまで生きてきたのは、
自分ひとりの力ではないし、
有形無形の力で生かされてきたと言われれば
確かにそうだと思います。
これからあまりにも孤独だと感じるときには、
この言葉を思い出さないといけないかも?