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「本当にやりたい仕事につき、自分らしく幸せに生きる」をテーマにコーチング、キャリアカウンセリング、コーチングやキャリアに関するセミナー、執筆をメインに活動しています。
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2010-04-15 12:21:16 テーマ:転職&天職で輝く女性インタビュー

キャリア・インタビュー Vol.13 キャリアカウンセラー齋藤 めぐみさん 後編

こんにちは。コーチ&キャリアカウンセラーの小田美奈子です。
キャリア・インタビュー、齋藤 めぐみさん 後編をお届けします。

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■ 「転職&天職で輝く女性に学ぶ~幸せキャリアのレシピ」
キャリア・インタビュー Vol.13
  キャリアカウンセラー・齋藤 めぐみさん 後編
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このキャリア・インタビュー企画は、転職など様々な転機を経て、自分らしく幸せに働いている女性の道のりをたどることで、より充実したキャリアを歩むためのヒントを学ぼうというものです。

第13回は、フリーのキャリアカウンセラーとしてご活躍の齋藤めぐみさんにご協力いただきました。

◆ 齋藤 めぐみさん(さいとう めぐみ)プロフィール

プラチナキャリア通信~自分らしく幸せに働く天職レシピ-saitou

1975年生まれ。1998年、(株)リクルートエイブリックに入社。ビジネスの面白さに魅了される。その後、ソフトバンクBB、エム・アイ・コンサルティンググループにて人事、マーケティング業務などに携わり、2006年、 CCE,Inc.GCDFキャリアカウンセラー資格取得。現在、フリーランスのキャリアカウンセラーとして活動中。

齋藤めぐみ オフィシャルサイト
http://www.megumi-saitou.jp/
夢の仕事で輝こう!~齋藤めぐみのお仕事ブログ~
http://ameblo.jp/megumi-saitou-career/
齋藤めぐみメディア掲載情報
http://blog.livedoor.jp/megumi_saito_career/archives/64713018.html


前号では、齋藤さんのこれまでのキャリアストーリーについて伺いました。

インタビューの前編はこちら
http://ameblo.jp/tencafe/entry-10502262752.html

今回の後編では、働くにあたって身につけておくとよいスキルや今後やりたいことについて伺いました。

↓後編はこちらから

Q:小田 美奈子
A:齋藤 めぐみさん

■ やりたいと思った時にやる

Q. ソフトバンクから再びリクルートエイブリックに戻られて、その後転職されていますね。これはどのようなことがあったのですか?

A. 実は大きい会社がいやなんです(笑)。リクルートエイブリックに戻った時は、社員が数百人になっていて、もっと小さいところに行きたいと思って、人材コンサルティングの会社(MI)に移りました。採用以外のこと、仕組みづ
くりや人材育成、コンサルティングの仕事をしたいと思ったのです。MIが新しい事業を立ち上げることになり、知人もいて、組織コンサルティングや人材育成もできて、理想の形だと思いました。

具体的な転職活動をしていなくて、やりたいことが明確だと、どこでも決まると思っていますね。どれだけやりたいことがクリアになるか、それは変わってもいいと思います。その時に自分がしたいと思ったことをやらせてくれる会社に行きたいと思っています。

自分の選択の仕方を見ていると、そういうふうに選んでいますね。直感で選んでいます。あまり考え込むと動けなくなって、どちらかと言うと、思考がネガティブになって、リスクが一杯出てきてしまいます。やりたいと思ったら、や
りたいと思った時にやる。考え込まずに決めるというのを自分で決めています。

Q. かっこいいですね。

A. もし、やってみてだめだったら、違うことをしようと思っています。やりたいことに、あまり執着しないのかもしれないです。周りの話を聞いていたら、やりたいことで失敗したら怖いという人が多いですが、そこまで執着してやりたいことはないと思う位、あきらめが早い。やってみて考える。失敗したら、違う新しいことが見えるかもしれないと思います。失敗を相当な数、しているからかもしれません。順風満帆ではないと思っているので、失敗したから
ラッキーって自分で思っているんでしょうね。

■ 失敗はラッキーなこと

失敗は選んではしないので、たまたまするもの。それってラッキーなんじゃないかと思っていて、受験も就活もたまたま落ちたのは、選んで経験できないことなので。

ミスしてもいいんだ、失敗してもいいんだと思ったほうが、学べる。隠すことなんてないと思い始めました。親からは都合のよい解釈と言われますが、自分の人生をどう解釈するかは自由。落ちたことを後悔するのではなく、次に違うことを勉強すればいいと思います。

キャリアカウンセリングでも自分でも意識しているのは、ネガティブに考えるのはきりがないということです。人を見る時もそうですが、抱えている課題や病気よりも、元々持っている可能性や資質に目を向けるアプローチが自分は向いていて、これから勉強したいものは、可能性にフォーカスする、強みを見出すアプローチです。そこが分かった上での課題解決だと思っています。

Q. 働く上で身につけたほうがよいと思う考え方、スキルにつながるお話ですね。

A. 失敗したことを反省するのは置いておいて、失敗したからこそ得たものを考える習慣が大事だと思います。

■ 情報は発信するところに集まる

あとは、「情報は発信するところに集まる」と思っているので、やりたいことを言う、自分から情報を投げると勝手に集まってきます。それが人脈やマーケティング、生き方にもつながっていると思っています。自分から出すと、提案
をもらえたり、一個のアイデアが広がっていきます。自分の知識や経験だけだと広がらないので、人に聞いてみるようにしています。

今は、インターネットメディアで発信できるので、ブログでも自分が思っていることを書いています。誰かが元気になればいいなという位の気持ちでやっています。
今もこの仕事が向いていないと思っていて、一生この仕事は天職とは思わないだろうなという位、緊張しますね。いつも初心者(笑)

Q. そこがいいのでしょうね。慢心ではなく、慣れないということが。

A. 実は一番怖いのはそこで、『ヘルピング』の本を読んで、相談を受ける側は、助けてあげているという感覚を持つと思うと、それが怖いですね。やってあげている、助けてあげているという気持ちが芽生えるのは仕方がないとして、持ち続けないように気を付けています。主従関係をつくらないというのは大きいですね。
カウンセリングは、1日2人位が限界ですね。

例外は大学生のカウンセリングで、教育とカウンセリングの間位の感覚ですね。特に、就職活動支援をやっていると、教えてあげる必要もあるので、教えるのとひたすら聴くの間位、その位が自分のカウンセリングスタイルにはちょうどよいです。

Q. バランスがいいのかもしれませんね。

A. 自分ではこれが合っているのかもしれません。大学生と向かい合っている時、仕事としては、とてもやりやすいです。自分らしくセミナーをしている感じがして、楽しんでいると自分でも思います。

もちろん、小中学生のキャリア教育の授業も楽しくて、学校に行くと、(先生になりたかったという)夢が実現している感じがするので、「それが子ども達に伝わっていい」と先生から言われます。夢ってそういう形で叶うこともある
んだと思います。

■ “これがやりたい”の先を考える

Q. キャリアカウンセリングをする上で意識していることはありますか?

A. クライアントさんにいつも言っているのは、「"これがやりたい"の先は何か?」ということですね。その仕事に就けたら、何が可能になるのかを一緒に考えようと言っています。そうすれば、選択肢が増えます。今の仕事でもいいという人もいるし、既に手に入っている人もいます。そこに集中するようにしています。
仕事をするために生きているのではなくて、仕事をすることによって、得たい未来、人生全体が大事ですよね。

学生のエピソードで、業界にしばられている男子がいました。志望動機が書けなくて、食品業界に行こうと思ったきっかけを聞いたら、子供の頃に身体が小さくて、牛乳を飲むことで、食品が自分を助けてくれたと。「食品業界に行きたいのではなくて、人を助けたい、勇気を与えたいという仕事をしたいんじゃない?」と話したら、彼がすこーんと抜けたみたいで、自分の言葉が出てくるようになりました。

人がその場にいるだけで幸せになるような場を提供したいという思いが出てきて、受け始めた会社は、オフィス内にコーヒーサーバーを置くとか、学校に給食施設を提供するとか、場を提供する会社で、最終的には、幼稚園に遊具や教材を売る会社に決まりました。

ここに気づいた人は強い、面接でもぶれないですね。就職活動が楽しいと言い始めました。彼は経験をしているから、自分の言葉で言えたのです。こんなに人って成長するんだという位、自分に気づいてからが強かったですね。
人は、仕事をやりたいというよりも、その先に見ているもの、実現したいことがあるので、そちらを一緒に考える。この仕事は、枠を外す仕事だと思っていますね。

■ 伊豆のカフェとの出会い

Q. それは本当にそうですよね。素敵なエピソードです。
今は、キャリアカウンセラーの他に、カフェでのお仕事もされていますね。

A. カフェは、去年の7月から働いていますが、働いて変わったことはたくさんあります。伊豆に来て3ヶ月は自宅にいたのですが、ストレスでこれは無理、外での仕事を探そうと思いました。東京の仕事と並行してできるものになると、バイトしかない。将来的に伊豆で仕事をするためには、人が集まっている場所がいいと思って探していたら、発見しました。家で仕事をしているよりいいですね。友達が増えたし、ブログで伊豆の人とつながったり。

人と対話するのが好きなんだと思います。飲食店は、学生時代のバイトでずっとやっていて、ウェイトレス=天職だと思っていました。ただサーブをするだけでなく、常連さんが多いので、話をする方が多いです。ちょっとだけ話を聞いたり、バイトが終わった後に聞いたりしています。

■ 夢はオープンなカウンセリングサロン

夢は、もっとオープンなカウンセリングサロンをカフェのような形で作れたら理想ですね。今は地元の人が中心ですが、観光客の人にも来てもらって。宿と提携して、自分を見つめ直す旅の一つに入れてもらう。将来はそういうことをしたいですね。

カウンセリングを密室ですると、お互いが苦しくなってしまいます。聞いてほしいことは、日頃の愚痴や、ちょっと思ったことを言うとか、昔は地域社会でできていたと思います。井戸端会議があって、知恵袋的なおばあちゃんがいて。
将来は物知りおばあちゃんになりたいですね。齋藤さんに聞けば、アイデアをもらえるよ、いい人紹介してくれるよとか、そういうふうになりたいですね。
このような場があるのはすごくいいと思っています。

今、アルバイトしている先の(オーナーの)キャプテンがそのような生き方をされていて、しょっちゅう、色々な人が相談にやってきます。自分がやりたいことはこっちなんだと思うようになりました。個人からお金を頂いてカウンセ
リングをするよりも、お茶代を払って、習い事をするような感覚できてもらえればいいなと思います。

■ 地域の活性=人の活性をサポート

Q. 私も同じようなことを考えているので、とても共感します。地域の活性化の活動もされていますね。

A. 地域の活性=人の活性だと思っています。働く人たちが元気になるようなことですね。
悩んでいる人の話を聴くとか、ブログでの発信の仕方を教えるとか、それだけでも変わります。自分ができることで貢献したいですね。新しく何かをやろうとすると、これ以上仕事を抱えられないとなりますが、持っているものをみんなで少しずつ出せば、地域はある意味狭いので、変えられるんじゃないかと思っています。

Q. 伊豆に住んでいるのがぴたっとはまっている感じがします。

A. 伊豆に来たのはちょうど1年前(2009年4月)、夫が転職することになって、来ることになりました。自然な決断であまり迷いはありませんでしたね。
伊豆は、元々好きな観光地で、住んでいて違和感がないですね。場所の相性はあると思います。呼吸が深くなったのと、ストレスが減りました。

こういう生き方が、新しいライフスタイルになると思っています。引退すると別荘を買って伊豆に住む方も多いですが、生活するためには、今位でちょうどよいです。あまり執着がないんですね。(カフェで働くことも)人目も気にな
らないし、人と対話する仕事、手段は何でもいいと思っています。

■ やりたいことを見つけるには?

Q. キャリアカウンセラーは一つのスキルですよね。やりたいことを自然に実現されていると思います。
時々、女性から「自分のやりたいことがわからない」という声を聞くのですが、これについてはいかがですか?


A. 大きいことを考えすぎなのではと思います。多分もっとシンプルにあるはずなんです。
たとえば、会社の中で「この仕事、もう少しこうしたらうまくいくのに」ということを「こうした方がいいですよね」と提案できる人は、やりたいことがどんどんクリアになる人だと思うんですね。ちょっとこうした方がいいと思った
ことをやれない人は、やりたいことが見つからないと思っている人だと思います。

小さいことでいいので、やってみればいいと思いますよ。小さいやりたいことをやっていくと、どんどんやりたいことが増えていきます。もっとこの部署で会話がよくなればいいのにと思ったら、自分は何ができるだろうと考えていく。
大きいこと、仕事に無理につなげようとしがちなんですよね。たとえば子供と接していて、将来、なりたいものは見つかっていないけど、高校生になってもサッカーを続けたいとか。それが夢でいいと思います。

時間軸をずらしてみることもします。「仕事が終わって、老後何をしたい?」と聞いてみたり。逆に今、やりたいことが見つからないなら、何でもやれば?と思う。やりきらないから、次にやりたいことが見えない。死ぬ気でやった?
と後輩には聴いています。

私も最初はコピー取りから始まって、何が印刷されているのか見る、何のためのコピーなんだろうと考えることをやっていました。そういうことができない人はやりたいことが見つからないと思います。そういう人は、仕事を勝手に差別したり、こういう仕事は誰でも出来る、今の仕事を馬鹿にしてしまう。そうではなくて、目の前のことを極めてみて、と思いますね。

そこの執着を手放せるかどうかは大きいと思います。正社員でなければというのもそうだし、この業界でなくてはとしばられるのもそうです。

私はアルバイトから入って、雑務の繰り返しで、その積み重ねでした。アルバイトや契約社員でしたが、当時、同級生より給料がよかったと思います。正社員かどうかはあまり関係がないですね。やりたいことをやっているから、あまり迷いもないです。やりたいことは次から次へと見つかっていくから、探していないですね。

本を読んで面白いと思ったら、著者に会いに行く、ネットで調べる、セミナーへ行く。友達にそのことについて話す。行動すれば、必ず変化は起きると思います。

Q. まずは目の前の小さなことをやっていく。本当にそうですね。

A. 自分が生きようと思えば生きられます。自分は、あえて転職歴やバイト経験もオープンにしています。ぴかぴかのキャリアでなくても幸せということを伝えたいですね。

Q. 勇気が出ます。素敵なお話をありがとうございました。


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★★ 齋藤 めぐみさんから学ぶ、幸せキャリアのレシピ ★★
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(レシピ58)執着を手放す

齋藤さんのお話で何度か出てきた「執着しない」という言葉。やりたいことは明確ながらも、そこに執着しないというお話が印象的でした。正社員ではなくては、この業界でなくては、としばられることで、自分にとってのチャンスを
失ってしまうことは往々にしてあると思います。いい意味でこだわりを強く持ち過ぎない柔軟な姿勢に、齋藤さんの器の大きさを感じました。この姿勢が多くの人を惹き付けるのだなと思いました。

(レシピ59)失敗したから学べる

大学受験や就職活動が思っていた通りにはいかなかったという体験から、行った場所でよいことがある、自分が変われというタイミングと捉えるようになったそうです。
「失敗は選んでしないので、経験できるのはラッキー」と捉えることで、学べることも多くなりますね。
現在、齋藤さんは小中高でのキャリア教育や大学の就職活動のサポートなどをされており、小学校の先生という夢を別の形で叶えていらっしゃいます。

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最後に、齋藤さんの好きな言葉をご紹介いただきました。

高橋 歩さん

「夢は逃げない、逃げるのはいつも自分だ」
「ヒントはあるが、ルールはない」

相田みつをさん

「人の世の 幸不幸は人と人とが 逢うことからはじまる よき出逢いを」
「しあわせはいつもじぶんのこころがきめる」

齋藤さんのお話を伺い、まさにこれらを体現していると感じました。

今回のインタビューは、齋藤さんの働く場所でもある伊豆高原の「Cafe Be」で行われました。
マスター(キャプテン)の太郎さんのお人柄も素晴らしく、「お急ぎのお客様はご遠慮下さい」というカフェ好きには嬉しい場所です。伊豆方面にお出かけの際はぜひどうぞ!

「Cafe Be」 http://www.cafebe.com/


↓齋藤さんからおすすめの書籍を紹介いただきました。

齋藤さんは本を読むのがお好きで、特に小説は、自分の気持ちを表現する言葉を身に付けるのに役立っているとのこと。就職活動中の学生にもお勧めしているそうです。

私も下記、早速読んでみましたが、自分では気づかない新たな視点を手に入れることができました。

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『観想力』三谷宏治(著)東洋経済新報社

齋藤さんが大きな影響を受けたという一冊。発想の仕方、視座、視点を変える方法が紹介されています。「空気はなぜ透明なのか」という問いには考えさせられました。

齋藤さんがこの本のレビューを書いたことがきっかけで、ご本人から連絡があり、その後仕事でもご一緒するようになったそうです。

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『求めない』加島祥造(著)小学館

「ついつい色々と求めがちになってしまう女性におすすめ。求めてしまう自分も許せる」(齋藤さん)、そんな優しい目線の一冊です。

私は下記のフレーズが心に残りました。

【求めない
 すると、いまじゅうぶんに持っていると気づく」

 求めない
 すると、いま持っているものがいきいきとしてくる】

自分のエゴ(ここでは自分勝手、利己的の意味)を手放すこと、
まずは目の前のことを大切に、そんなメッセージも受け取りました。

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『なぜ会社は変われないのか―危機突破の風土改革ドラマ』
柴田昌治(著)〈日経ビジネス人文庫〉日本経済新聞社


齋藤さんが25歳の時、ソフトバンクで採用の仕事をしている時に出会った一冊。
この本がきっかけとなって、社長に「会社を変えたい」と伝え、改革プロジェクトのメンバーになったというエピソードを教えていただきました。

齋藤さんが「本を読んだら、著者に会いに行く」ことを実践され、そこから可能性を広げていることに大きな刺激をいただきました。

本書では「気楽にまじめな話をする」オフサイトミーティングについて詳しい紹介があり、参考になりました。

ご興味ある方は、ぜひご覧ください♪
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今回のインタビューを通じて、齋藤さんのメッセージがたくさんの方に伝わることを願っています。

ご多忙の中、この企画のためにお時間を作っていただいた齋藤さんに改めてお礼申し上げます。


★ インタビューのご感想、齋藤さんへのメッセージはこちらまでお寄せください。
nakocafe<あっとまーく>nifty.com

プラチナキャリア通信~自分らしく幸せに働く天職レシピ
http://www.happy-coachingcafe.jp/magazine.html

2010-04-07 12:23:11 テーマ:転職&天職で輝く女性インタビュー

キャリア・インタビュー Vol.13 キャリアカウンセラー齋藤 めぐみさん 前編

こんにちは。コーチ&キャリアカウンセラーの小田美奈子です。
キャリア・インタビューをお届けします。

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■.「転職&天職で輝く女性に学ぶ~幸せキャリアのレシピ」
  キャリア・インタビュー Vol.13
   キャリアカウンセラー・齋藤 めぐみさん 前編
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このキャリア・インタビュー企画は、転職など様々な転機を経て、自分らしく幸せに働いている女性の道のりをたどることで、より充実したキャリアを歩むためのヒントを学ぼうというものです。

第13回は、キャリアカウンセラーとしてご活躍の齋藤めぐみさんにご協力いただきました。
齋藤さんとは、先日、株式会社はぴきゃり主催のセミナーに参加した際、出会いました。
自然体な佇まいの中に包容力を感じる素敵な女性です。

お話していると、考え方や行動スタイルなど共感することが多く、齋藤さんの職場でもある伊豆高原のカフェにて取材させていただくことになりました。

齋藤さんのこれまでのキャリアや、現在のお仕事に就かれたお話、伊豆でのライフスタイルのお話には、多くの発見がありました。齋藤さんのキャリアストーリーから、幸せなキャリアへのヒントをつかんでいただけると幸いです。


◆ 齋藤 めぐみさん(さいとう めぐみ)プロフィール

プラチナキャリア通信~自分らしく幸せに働く天職レシピ-saitou

1975年生まれ。1998年、(株)リクルートエイブリックに入社。ビジネスの面白さに魅了さ れる。その後、ソフトバンクBB、エム・アイ・コンサルティンググ
ループにて人事、マーケティング業務などに携わり、2006年、 CCE,Inc.GCDFキャリアカウンセラー資格取得。
現在、フリーランスのキャリアカウンセラーとして活動中。

齋藤めぐみ オフィシャルサイト
http://www.megumi-saitou.jp/
夢の仕事で輝こう!~齋藤めぐみのお仕事ブログ~
http://ameblo.jp/megumi-saitou-career/
齋藤めぐみメディア掲載情報
http://blog.livedoor.jp/megumi_saito_career/archives/64713018.html


下記、齋藤さんにQ&A方式でお話を伺いました。

Q:小田 美奈子
A:齋藤 めぐみさん

■ キャリアカウンセラーの仕事にたどり着くまで

Q. 現在、齋藤さんはフリーのキャリアカウンセラーとして、個人のキャリアカウンセリング、大学の就職活動セミナー、小中高でのキャリア教育など多方面でご活躍です。2009年に伊豆に拠点を移し、カフェでのお仕事や地域活性のサポートなど、様々な活動をされています。現在のお仕事に至るまでについて
教えてください。

A. 20代まではライフスタイルを考える余裕もなく、自分でもびっくりする位、働いていました。リクルートエイブリック(現:リクルートエージェント)やソフトバンクという会社は、男女が完全に平等だったので、甘えもなければ、
自由でもある、そんな感じでした。

男性社員に紛れて深夜も働いていて、会社が好きだったので、土日も思わず仕事に行きたくなる感じでしたね。
ただ、この働き方は一生続けられないとどこかで薄々思っていたので、今積めるだけのスキルを積んだら、働き方を考えようとどこかで思っていました。

ソフトバンクでも、当時、管理職の女性はほとんどいなかったんですね。これは無理かなと思ったのは、管理職になるとさらにハードになると分かった時です。年を重ねて、体力的についていけなくなった時に、管理職では長くは勤められないと感じて、仕事は楽しいけれど、どこかで転機が来ると思っていました。

それもあって、30歳を超えて、自分でもどういう働き方をしようか考え始めて、キャリアカウンセラーの勉強を始めたのもその位の時期でした。自分の人生について、そんなに明確に考えたことはなくて、じゃあ一回ちゃんと考えようと思ったのが、30代に入ってからですね。

Q. ちゃんと考えようと思ったきっかけは、何かあったのでしょうか?

A. ずっと人材紹介や人事など、人に関わる仕事をしてきて、人の相談にはよくのっていたけれど、自分の人生やキャリア、仕事についてあまりちゃんと考えていないなと。なんとなく、波に乗っかってやってきたなと思いました。何か大きいきっかけがあったというより、ゆるやかに考え始めたという感じです。

■ キャリアカウンセラーの資格を取得

Q. キャリアカウンセラーの資格(CCE,Inc.GCDF)を取得しようと思ったのは、どんなことがあったのですか?

A. 人材コンサルティングの会社に転職したのがきっかけです。元々資格を知ったのは25歳の時で、その時は社員の相談にどうのったらいいんだろうと思って、コーチングの勉強をしようと思ったり、GCDFの説明会に行ったりしていましたが、当時そこまでお金をかけて資格をとるという動機にはなりませんでした。

たまたま先輩に「講師とかやってみたら? 向いている気がする」と言われたんですね。ただ、その会社で講師をやるには、資格をとらないとできないので、「行ってきてくれる?」と言われて、その日のうちに申し込んだんです。
こういうのも転機かなと思うので。

2006年から講座に行き始めたのですが、これがきつくて。一つは日程的に、土日がどんどん埋まっていくのと、覚えなければいけないことが山ほどあって。

一番きつかったのは実技でした。今まで相談を受けるほうだったので、人の話を聞ける気になっていたと思うんですね。それが「聞いてもらっている気がしない」と感想をもらってしまって、ものすごいショックで、何を聞いていいのかわからなくなってしまって。

私はキャリアカウンセラーには向いていないって、勉強をしながらずっと思っていました。今まで人の話は聞けてこなかったんじゃないかという、大きな反省とショックがありましたね。

Q. それでも何とか乗り越えたんですね。

A. ここまで勉強したから、意地でも資格は取ろうというのがありました。
資格の勉強に通っている最中に大きな失恋をしたこともあって、とにかく講座に通うことは必死にやりました。資格をとらないと、何も始められないと思ったのもありましたね。
でも、私はこの仕事には絶対につけないと思う位、無理だなって、ずっと思っていました。

当時はマーケティング寄りの仕事だったので、講師にならなくてもいい仕事だったんです。ただ、資格をとったらとったで、ちょっとやってみればという話になり、有料でカウンセリングをしてみることになりました。
今までにない有料の相談で、転職するかしないかその手前の相談をしてみようというもので、少しずつ、マーケティングと広報の仕事と並行して始めました。

そうしたら、どんどんクライアントさんが増えてきて、「これって意味のある仕事なんだ」「お金を払っても、人がこんなに来るんだ」という気づきがありました。

もう一つは、転機にもつながりますが、メンタル面で悩んでいる友人が周りに多くいたこともあって、会社に相談できる人が一人いるだけでも違うんじゃないかと思いました。

具合が悪い時は健保に相談にいく、健保のカウンセラーも常勤ではないので、手に負えないと病院を紹介する、薬が処方される、安定剤を飲み始める、安定剤がないと不安定になるという状態になる人を何人も見てきて、「その手前」が必要だとずっと思っていました。

「その手前」に自分がなればいいんだという考えで、誰にも相談できない人たちのために、有料だけど相談できる場所があるということを私はやっていかなければならないという使命感みたいなものが、ぽーんと入ってきたんです。

Q. そうだったのですね。

A. ただ、私はカウンセラーに向いていないと思っていたので、私一人でやっていても、救える人数は限られる。だったら、この仕事を世に広めなきゃと思いました。マーケティングと広報の仕事がすごく好きだったし、ちょうどその時に自社のプレゼンに新聞社に行っていたんですね。それもあって、メディアを使って広めていかなきゃと思ったのです。

この仕事の意味とか、今世の中こうなっているということを訴えていかなきゃならない。じゃあ、キャリアカウンセラーをその仕事で食べられる職種にしなくてはいけないと、どんどん勝手に背負って(笑)、やろうと決めたわけです。

■ キャリアカウンセラーの仕事を広めたい

まず会社内でやろうと思って、社長に「今は他の仕事と一緒にキャリアカウンセラーをしているけれど、これにもう少し重きを置きたい」と言ったら、社長の志向は違っていました。自分の仕事が、企業のロゴの改訂や、社内にブランドを浸透させるマーケティングになって、やりたいことからずれていきました。

社長にやりたいことができていないと話したら、うちでやるのは無理と言われたのです。
キャリアカウンセラーの資格を活かせる仕事はあるのかと思って、色々な人材会社の社長さんに会いに行きました。「こういうことはやれますか?」と聞くと、キャリアカウンセラーをビジネスにするには、企業内だと採算がとれないという意見が多くて。どうしようと思った時に、ある先輩から「やりたいことがそんなに明確なら、自分でやればいい」と言われたんです。

自分の中では起業とか独立とか、そんなに明確になかったのですが、確かにどこでもやれなかったら、やりたいことがこんなにはっきりしているならやればいいと素直に思って、独立しようと。なので、起業家になりたいとか、独立したいというのではなく、やりたいことをやるには、独立しないとできなかったという感じでした。

Q. 大きな決断ですよね。

A. 当時、貯金がなかったので、勇気がいる決断でしたが、先輩が「独立して、ビジネスができないと思ったら、また就職すればいい」と言うわけです。確かにそうだなと思って。派遣でもアルバイトでも、キャリアカウンセラーの仕事を続けながら、稼げればよいと思って、やろうという覚悟を決めたという感じですね。

2007年9月に独立したんですが、8月の1ヶ月はとにかく人に会って、「こういうことをやりたい」と会う人ごとに言っていました。ちょうど取材してくれていた新聞社の方に、独立することを伝えて、会社の記事として自分を外して掲
載するか、判断してくださいと伝えたら、会社は出さずに個人として掲載してもらえることになりました。記事が出る日が独立する前日の8月31日で、「明日から独立する」という一文を載せてくれたのです。

Q. それはすごいタイミングですね!

A. 記事にはクライアントさんの声も載っていて、その記事のおかげもあり、初月からクライアントさんが入ってきて、すべてがタイミングですね。
その新聞から芋づる式に取材が入り、最初の1年はスムーズにいったほうだと思います。
後は、知人の社長さんに独立することを伝えると、クライアントになると言ってくれて、今も2年半続いています。全部今までのご縁です。

Q. 順調なスタートですね。独立した後、転機があったと伺っていますが。

A. 独立して1年位して突然外出先で倒れたことがありました。完全に過労で、休むのを忘れていたんですね。どこかで不安もあったのだと思います。会社を辞めて、健康保険と住民税の金額を見てびっくりしました!

稼がなきゃと思って、周囲にも仕事の紹介をお願いして、業務委託の仕事をたくさん受けていました。面白い案件もあったのですが、オーバーフローで、本来やりたかったことが全くできなくなっていました。

■ 独立後の“変化”

倒れたことがきっかけで、自分が本当にやりたいことを整理しようと思って、当時まとまった金額を頂いていたコンサルティング会社との契約を止めるとい
う大きな決断をしました。頂いている金額分、自分が働けている感覚がしなくて、それがよりプレッシャーとなって、貢献できていないんではないかというストレスもありました。

転機というより、失敗したということを逆に「変われ」ということだなと思うようにしていますね。今まで、たとえば受験に失敗しても、だからこういうことがよかったよねと過去の経験にあったりするわけです。だから何か起きると、
また変われというタイミングかもしれないし、人に会えというタイミングかもしれない、相談ベタだから相談しろというタイミングかもしれないと思うようにしていました。

Q. それは以前からそういう風に考えていたのですか?

A. 大きい挫折は大学受験なので、それからですね。悩んでいてもしょうがない。行った場所でいいこともあるわけで。あの時に希望の大学に入っていたら、まっしぐらに教師の道を歩んでいたと思うんですが、その時に教師になっていたら、おそらくメンタルでつぶれていると思う位、弱かったんです。

今、キャリア教育という形で、学校で授業をさせてもらうようになって、これは外部にいたから役に立っていると思います。企業で働いたり、キャリアカウンセラーという道を歩んできたから、今子供の頃からの夢だったことができて
います。

Q. 昔から先生になりたかったのですか?

A. ずっと小学校の先生になりたかったんです。大学受験に失敗して、短大から四大に編入するか、悩みましたが、先生の職もないという状況だったので、先生になるのはあきらめました。メンタル面での自信がなかったというのもあります。幼稚園実習は行きましたが、親御さんと対応できるか不安になって、今の自分の弱さではできないと思っていました。

幼稚園の先生もあきらめ、編入もあきらめ、じゃあどうしようとなったら、親が銀行員だったので、銀行に入れば?と勧めてくれて。ただ、当時(96年)、就職は超氷河期で縁故採用もないと言われました。就職活動もしていなくて、
何も考えていなかったんです。面接を受けても何も話せない、やりたいことがわからないので、適当にしか答えられない。どうしようと思って初めて悩みました。

■ 音楽の道を目指す

自分がずっと続けてきたものは音楽(エレクトーン)しかなくて、音楽だったら続けられるのではと思いましたが、親は猛反対で就職してくれと言われました。私の中では音楽しか選択肢がないので、「話を聞いてくれるまで、家には帰りません」と置手紙をして家出(笑)

自分の居場所だけは伝えたら、「明日帰ってきなさい」となって、帰ったら、専門学校の資料が用意されていました。後で親に聞いたら、反対された位でやめるなら、大した思いではない、覚悟がないとできないと思って反対したそうですが。

もう絶対にやめられないと思いました。ある程度結果を出すまでは、死ぬ気で努力した時期でした。コンクールで入賞したり、首都圏のファイナルには出られるのですが、ここまで練習してもこの位かと。エレクトーン自体がマイナーなので、よほどセンスがないと食べていけない。趣味で弾くのも、相当練習しないと楽しめない、そんなことを考えていました。当時、22歳位からリクルートエイブリックで、バイトを始めていました。

Q. それはどのように見つけたのですか?

A. ずっと「とらばーゆ」を見ていて、バイトを探していたんですね。楽譜代やレッスン代を稼ぐために。昇格もあるし、ボーナスもあるし、いいなと思って決めました。
仕事も楽しいし、エレクトーンも楽しくて、土日はレッスン、大会前は夜もレッスンに通っていました。

■ アルバイトで仕事の面白さに目覚める

ここが一つ転機で、仕事がとっても面白かったのです。最初はコピー取りのバイトで、企業の資料をコピーする仕事でした。パソコンも1人1台あるし、職場環境は最高、女の子はいっぱいいるし、楽しくてしょうがないわけです。

仕事をしていくと、自分の本質が見えてきて、磨かれるというか、工夫したくなるわけです。ただやっているだけだと面白くない。資料を見ていると面白くて、古い資料が入っているのを発見したら、営業に言わなくちゃと思ったり、
勝手に社内に動き始めていったら、色々なことが見えてくるようになりました。

当時の上司に色々なことを教わりました。ある時、コストカットしなくてはならない、コピー代をどうにかしなくてはということになって、学生アルバイト15人を全員辞めさせなくてはいけない。そうすると仕事が回らなくなるので、
「それは無理です」と言ったら、上司から「無理な理由を教えて」そして、「できない理由を探すよりも、できる方法を考えようよ」と言われたのです。

そもそもバイトが毎日何人必要なのかを考えることはなく、そもそも業務量が適正なのか、と色々考えて、業務改善のプロジェクトになっていって、コピー代も減らせたし、アルバイトも繁忙期だけ数人ですむようになりました。上司は、きっとこれから必要だからと、全社に発信するための、メール文章の書き方を教えてくれました。

当時、アルバイトなのに「営業部に異動したい」と言ったら、ちょうど営業部から引き抜きがありました。自分から発信していたので、社内報に名前が載るわけです。上司は、一通り業務改善のプロジェクトは終わったし、アルバイトでうちの部署にくださいというのは、そうそうないことなので、行ってきなさいと言ってくれました。アルバイトとしては、破格の昇給で、もっと仕事をしたいとの欲が出てきました。

最後はトップ営業ウーマンだった女性(Mさん)の専属サポートになりました。Mさんが抜擢してくれて、当時なかった職種を認めてほしいと経営陣に交渉してくれたのです。

当時25歳で、今度は営業になりたいと思いました。今はMさんの下だから全社表彰をされているけれど、私一人になったらできるのかな?と。Mさんは自分と5つしか違わないのに、会社のスターになっている。自分が29歳になった時にこうなっていられるかと思ったのです。

■ 転職を決意~自分の力を試す

当時正社員への登用制度がなくて、どこかで修業してこなくてはいけないと思った時に、たまたまソフトバンクの求人がありました。「人事・未経験OK」の求人でした。

当時2000年で、インターネットビジネスを始める時でもあり、人の採用に関わったら面白いなと思いました。Mさんのアシスタントをやっていたので、面接を受けたら通ったのです。

Mさんは私が社員になる交渉もしてくれたのですが、当時の会社の制度では難しくて、正社員で雇用できない以上、引き止めてくれるなと周囲に伝えてくれて、送り出してくれました。

Q. ここでアルバイトとして働き続けるか、転職するかは大きな分かれ道だったわけですね。

A. 現場で採用の仕事をやりたいという純粋な希望や期待がありました。ソフトバンクは、社風も新しそうだし、優秀な人、若い人も多くて、勝負してこようと。私はどこまで通用するかと思ったのです。

Q. それでソフトバンクに転職、その後再びリクルートに戻られていますね。

A. 私は、色々な人や面白いものを紹介するのが好きで、それに気づいてから楽になりましたね。昔は、自分はもっと目立ったほうがいいんじゃないかと思っていましたが、前に立つのが好きじゃないと思いました。自然にやっていることが目立つのはいいけれど、前に立って講演するのがあまり好きではないと分かった時に、「裏方でよかったのかな?」と思いました。
それもあって、ソフトバンクからリクルートエイブリックに戻ったのです。

(リクルートエイブリックの)Mさんが育休明けで、ソフトバンク採用の仕事をする人を探していました。当時、私は営業に移っていましたが、社内の人脈が広かったので、人事より詳しかったんですね。

■ 再び人材紹介の世界へ~恩返しの仕事

Q. 今度は正社員で戻られたのですか?

A. この時は契約社員で戻りました。雇用形態のこだわりさえなく、仕事の面白さを重視して。両方に恩返しできる仕事になると思いました。3ヶ月で90人採用して、表彰されました。

Q. 3ヶ月で90人!ということは1日1人、すごいですね。
ある意味、どちらの社員かわからないような、いいポジションだったんですね。
リクルートエイブリックに戻られて、その後再び転職されていますね。これはどのようなことがあったのですか?

A. 実は大きい会社がいやなんです。<後編に続く・・・>


※ 前編、いかがだったでしょうか?

齋藤さんのこれまでのキャリアから現在のお仕事について伺いました。
次号の後編では、働くにあたって身につけておくとよいスキル、今後やりたいことについてお届けします。
どうぞお楽しみに!

※ インタビューのご感想はこちらまでお寄せください。
nakocafe<アットマーク>nifty.com


プラチナキャリア通信~自分らしく幸せに働く天職レシピ
http://www.happy-coachingcafe.jp/magazine.html

2010-01-12 22:17:56 テーマ:転職&天職で輝く女性インタビュー

【転職&天職で輝く女性に学ぶ】キャリア・インタビューVol.12大前みどりさん後編

こんにちは。コーチ&キャリアカウンセラーの小田美奈子です。
キャリア・インタビュー企画をお届けします。

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■ 「転職&天職で輝く女性に学ぶ~幸せキャリアのレシピ」
キャリア・インタビュー Vol.12
  映像制作、出版プロデューサー 大前みどりさん 後編
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このキャリア・インタビュー企画は、転職など様々な転機を経て、自分らしく幸せに働いている女性の道のりをたどることで、自分に合った仕事を見つけるため、仕事での充実感をより感じるための"幸せなキャリアのヒント"を学ぼうというものです。

第12回は、出版プロデューサーであり、企業のビジョンムービーの制作も手掛けている大前みどりさんにご協力いただきました。

■ 大前 みどりさん(おおまえ みどり)プロフィール

30代女性のプラチナキャリア~幸せ転職・天職のレシピ

1972年生まれ。印刷会社の制作部門での英文、和文テクニカルライターを経て、(株)アントレプレナーセンターに転職。これまで20万人への講演や数千 人の起業家育成をしてきた福島正伸氏の秘書を務める傍ら、氏の書籍をプロデュースし、累計23万部のベストセラーを生み出す。また、会社案内の「感動ムー ビー」制作では、大手企業からの依頼が相次ぎ、1年待ちという状態に。

2009年4月独立。イーファイブ・プランニング代表として、出版プロデュースや映像制作を行っている。その他ライフワークとして、人を幸せにする経営の研究、個の可能性を発揮できるような対話の場づくりなどの活動をしている。
2009年11月、心を開き、聴いて語る、対話の文化を広めるための「ワールド・カフェ・ウィーク2009」において実行委員会の代表を務める。趣味は読書で、本に埋もれながら暮らすことが何よりの幸せ。
TOEIC935点、産業カウンセラー、男児2児の母。

サイト:想いを形にする「イーファイブ・プランニング」
http://efive.jp/
ブログ:大前みどりの「フローに生きる技術」
http://ameblo.jp/quotations/
日経IT Pro「ヤマト運輸、全員参加の経営理念研修に感動体験ムービー導入」
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/JIREI/20090828/336163/?ST=cio
ワールド・カフェ・ウィーク 公式WEBサイト
http://world-cafe.net/


前号では、大前さんが様々な仕事や出会いを経て、現在の仕事にたどり着くまでのキャリアストーリーを伺いました。インタビューの前編はこちら
http://ameblo.jp/tencafe/entry-10426593903.html

今回の後編では、身につけておくとよいスキルやこれからの夢、やりたいことについて伺いました。

↓後編はこちらから

Q:小田 美奈子
A:大前 みどりさん

◆ 英語でセルフイメージが上がる

Q:これまでで役に立ったスキルについて教えてください。

A:英語は、テクニカルライターの仕事で役に立ちましたが、それ以上にセルフイメージがすごく上がったことがよかったです。今まで資格を一つも持っていなかったので、自分は何もできないと思っていましたが、とりあえず社会的な基準になるものを一つでも持っていると、自信にもなります。TOEICは何回か挑戦して、935点で受けるのをやめました。

この体験で、自分が苦手なことにも取り組もうと思うようになりました。何もできないと、「どうせ私なんて…」と思ったりもしますが、ちょっと頑張ればできるという成功体験を一回積んでいるので。


◆ 誰かの思いを伝える「通訳」の仕事

Q:通訳になりたいという夢は、今はいかがですか?

A:まだあきらめていないですが、通訳といっても同時通訳という形だけではないと最近思っています。感動ムービーは、だれかの体験を短いエピソードに編集してメッセージを伝える方法なので、誰かの気持ちや思いを伝えること、つまり通訳に近い仕事はもうできているなと、先日気づきました。

福島さんのお手伝いをしていたときは、同僚が私の仕事を「翻訳」と呼んでいましたが、福島さんがこうしたいという荒削りの原型があって、それをどう伝えるか、どう届けたらいいのかなどメッセージを発する人の手助けをすることが自分の仕事だったと思っているので、それも大きくとらえたら通訳だと思っています。
つまり、誰かの媒介役をすることが、私自身のやりたいことだったのではないかと、後付けですが思っています。


◆ 相手と同じ世界を共有する

Q:英語以外で身につけてよかったスキルはありますか?

A:鮒谷さんや福島さんのお手伝いをしていたときなどに特に意識していたことなのですが、どうしたら相手に近づけるかと考えました。同じものを共有するには、似たような体験をすることが一番ですが、似ている体験がなかったら、体験に近いものをインプットする必要がある。

なので、相手が読んでいる本や影響を受けたという本をお聞きし、それらを読むことで、少しでも考えに近づきたいなあと思っていました。その人の語彙は、独自に編み出しているものではなく、これまでの体験や知識から出てくるものなので、そこを共有するには、自分もその人に近い経験をするか、知識を入れるかしかない。経験はすぐにできなくても、本はすぐに手にとれますからね。

そうやって本を読んでいくと、相手の方が自分の話についてきてくれると思って、さらにたくさん話してくれるようになります。自分が教えてあげた本をすぐに読むという行為は、上の人からみると嬉しいと思ってもらえるようで、次々に色々なことを教えてくれます。もちろん、見返りを求めてやっているわけではありませんが、そうやって相手の見てきた世界を少しでも見ようとすることが大切なのではないかと思います。これをスキルと言ってよいのかはわかりませんが。


◆ ブログで「フロー」を発信

Q:勉強になりますね。相手と同じ世界を共有する力というのでしょうか。

A:今年(2009年)に入ってからの大きな変化のきっかけは、ブログに「フローに生きることをしていきたい」と書いたことです。「フロー」というのは心理学博士のチクセントミハイ氏が提唱している理論で、時間や自我の感覚を忘れ行為に没頭している状態のことです。

仕事もこうやって没頭してできたら、仕事がやりがいのある楽しいものでしかなくなるのではないかと思い2年くらい個人的に研究をしていました。この「フロー」という言葉をブログに出した瞬間に、フローに興味がある、関係する人と不思議とつながっていくようになりました。

2009年の頭に独立すると決めたとき、自分はこれから何をやっていきたいのだろうととことん考えました。まずは自分自身がフローに生きたいし、フローに生きられる人が増えていったらいいと思いました。そこで、とりあえずフローの本をブログに載せて、私の座右の書ですと書くことにしました。

それに興味を持っている人が、たまたまブログを見た時に、大前さんはフローに興味がある人なんだと目をとめてくれて、それに関連する会に誘ってもらえるようになりました。

2年間は一人で勝手に思っていただけなんです。でも自分一人で「フロー、フロー」と思っていても、周りの人はわからないですもんね(笑)。ブログで本を紹介した途端、すごいスピードで人とつながっていき、フロー研究会という会も始めました。

経営者やコンサルタントの方々で集まって「人と幸せにする経営」についてディスカッションをし、それを実際に現場で活かしていくという勉強会です。その他にも、フローな状態をいつでも再現できるように各々のフロー体験をシェアしながら、それらをビジネスの現場にどう活かしていくかというHEROESプロジェクトでは、小田さんとご一緒させていただいていますよね。


◆ フロー~座右の書との出会い

Q:HEROESプロジェクトは、大前さんのおかげでありがたい出会いと学びの時間をいただいています。そもそも、そのフローの本に出会ったのは?

A:こちらも4~5年前だったかと思いますが、アタッカーズ・ビジネス・スクールの運営会社が「アゴリア」というSNSを提供し始め、SNS内のコミュニティを活発化するために、色々なプロジェクトが立ち上がりました。私は「輪読会」というコミュニティを立ち上げたのですが、その一回目の課題図書がダニエル・ピンクの『ハイコンセプト』で、その中の「生きがい」という章で、『フロー体験 喜びの現象学』(M.チクセントミハイ 著、今村 浩明 訳)が紹介されていました。

『フロー体験 喜びの現象学』読んだ時、うわーと思って。自分のこれまで本当に夢中になって仕事をしていたときの体験がこれで説明できると思いました。それが文字になって言い表してあったので。何とも言えない喜びを感じました。本を読んでいること自体が喜びでした。


Q:まさに「フロー」な体験、今の大前さんをつくった運命的な出会いですね。ブログで書こうと思ったのは、どんなきっかけですか?

A: 30歳の時は将来が不安だったので、これからやっていきたいこととこれまでずっとやってきたことは何だろう?と考えて、英語というキーワードが出てきました。そこでまず英語を勉強したことが、その後のキャリアにつながっていきました。

2009年に独立をすると決めた時も、将来の不安、これからやりたいこと、これまでやってきたことは何だろうと集中して考えました。どんな事業になるのか形はわからないけれど、自分はずっとフローに生きていきたいし、フローに生きていく人が増えることが、自分が他の人の役に立てることだと思ったので、明確なビジョンはないままですが、とりあえずフローについて発信をしていこうと思い、ブログに書いていくことにしました。


◆ 生きている喜びを実感する

Q:そうしたら思わぬ出会いにつながっていったんですね。
では、改めてこれからやりたいことについてお聞かせください。

A:自分なりに定義しているのは、フローに生きるというのは、いつも充実感ややりがいを感じながら、ライフワークバランスとか関係なく、仕事でもプライベートでも、生きている喜びを実感していることだと思うんですね。

生きている喜びって言葉で言うと簡単ですが、結構自分の深いところに向き合ったり、目標に向かって努力したり、人間関係をよくしたりといった、たくさんの意味が含まれています。何か特別なことが必要なのではなく、本当に本人次第なのですが、今はまだあまり実感できていないという人のために、そのためのステップを「こういうプロセスがあるよ、頑張ってね」と紹介するのがやりたいことです。抽象的ですね(笑)


◆ フローのモデルを作りたい

Q:フローへのステップ、たくさんありそうですね。まさに翻訳することですね。

A:産業カウンセラーの資格はとりましたが、一人一人のコーチングやカウンセリングをするのではなくて、こうなるとフローな社会、つまり一人ひとりがいきいきと暮らしている社会だよねというのを一人ではなく、色々な人の力を合わせてつくりたいと思っています。その取り組みが先ほどお話したフロー研究会だったり、HEROESプロジェクトです。

今は、自分としっかり向き合って自分の使命に従って活動する人が増えているので、明治維新みたいなことが起こっていると思います。そういう人たちの流れが、しっかりつながっていくように、その部分、部分で活動していけたらいいなと。結果的に完成形というか、人がいきいきと暮らしている社会や組織のモデルができればいいなと思っています。それももちろんゴールではなく、時代が流れていく中でのプロセスの一点でしかないですが、私はその一点で満たされると思うのです。


◆ 何か一つを頑張ること

Q:流れをつなげる人。フローには流れという意味もありますね。
最後に読者の皆さんにメッセージをお願いします。

A:自分の体験ですが、何か一つをすごく頑張ることをおすすめします。成果が出るというよりは、自分で自分を頑張ったと思えると、セルフイメージが上がり、もっと上の挑戦ができます。
ただ、自分一人でやっていてもそうは思えなくて、私は何かを頑張るときは、この人に認められたいという人がいました。英語をやっていたときは、TOEIC満点(990点)の友人がいて、こまめに報告をしながら勉強を進めていました。その友人から頑張ったねと言われると頑張れました。そういうモデルになる人がいるといいと思います。

ただ、こういう人になりたいと思っても、逆になれていない自分を責めることがあります。そういうときは、人と自分を比べるのではなく、この人のこの部分に近づきたい!と思ってそこに集中して、他が全然できていなくても、落ち込まないことが大切です。

私が女性として尊敬するのは、アル・ゴアの『不都合な真実』の翻訳などを手掛けた枝廣淳子さんです。枝廣さんはご主人の都合でアメリカに住んでいる2年間で通訳になろうと、小さなお子さんを育てながら英語の勉強をされ、現在は同時通訳や翻訳、環境ジャーナリストとして活躍をされています。自分は小さな子どもがいるのは一緒だけど、他は何もないと思っている状態で普通に比べてしまうと落ち込みますよね(笑)

なので、現実の自分のできていないところに意識を向けるのではなく、この人のどんなところがすごいと思うんだろう?どんな部分で近づきたいんだろう?と、その近づきたい部分だけを見るようにしています。

あと、スティーブ・ジョブズ(※1)のスピーチを聞いた時は、自分のキャリアは自分で決めてつくっていっていいんだと、勇気をもらいました。ぜひスピーチを聞いてみてください。

※1:アップルコンピュータCEO、スティーブ・ジョブズが、2005年6月に行われたスタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチ
http://www.youtube.com/watch?v=DE8HrWmnLwA


Q:これは私もお気に入りです。素敵なお話をありがとうございました。

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★★ 大前みどりさんから学ぶ、幸せキャリアのレシピ ★★
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(レシピ56)レシピ:相手と同じ世界を共有する

大前さんは相手と同じ世界を共有するために、相手と近い経験をするか、知識を入れるかのいずれかを考えました。大前さんは、自分が好きなことでもある、相手と同じ本を読むことで、相手からより多くの知識を教えてもらえるという流れができていました。
同じ本を読むことは、その人と同じ世界を共有することになりますね。そしてすぐに実行するフットワークの軽さも大切と改めて思いました。

(レシピ57)レシピ:今日を一生懸命生きると、明日につながる

大前さんの好きな言葉の一つとして、下記を紹介していただきました。

"You are younger today than you will ever be again. Make use of it for the sake of tomorrow." ―Norman Cousins, editor

大前さんのキャリアは、明確な目標があって目指していったのではなく、目の前に起こっていることに集中して取り組んだ結果、現在の仕事にたどり着きました。その中でも、自分がこうしたいという意図、憧れの人に近づくのはどうしたらよいかという思いを持って歩んでいます。
思いを持って今に集中して生きる、フローな生き方をすることが、充実感ややりがいにつながっていると思います。

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インタビューは、大前さんの活動拠点である新丸ビル「東京21cクラブ」で行われました。大前さんのお話は、共感することが多く、とても心豊かな時間を過ごすことができました。
ご多忙の中、この企画のためにお時間を作っていただいた大前さんに改めて感謝申し上げます。

今回のインタビューを通じて、大前さんのメッセージが多くの方に伝わることを願っています。


<ご感想のご紹介>

yikuko-coachさんより、大前みどりさんのキャリアインタビュー前編のご感想をいただきました。
掲載の許可をいただきましたので、ご紹介します。

【今号のメールマガジン面白かったです!
 大前さんのインタビューで、
 手探りのキャリアづくりからスペシャリストになっていく様子…
 その道筋が、メルマガとか起業塾とか、福島さんとの出会いとか
 具体的に示されていて
 「私も大前さんのようになりたい!」
 という意欲をかきたてられました。
 インタビュー後半も楽しみにしてます!】

yikuko-coachさんのブログ
「これから生きる時間の話をしよう」コーチングブログ
http://ameblo.jp/yikuko-coach/

1/5のブログでは、このメルマガについても紹介いただきました。
http://ameblo.jp/yikuko-coach/entry-10427210197.html

素敵なご紹介、ありがとうございました。


★ インタビューのご感想、大前さんへのメッセージはこちらまでお寄せください。
nakocafe @ nifty.com

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