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日経平均続伸、一時9700円回復も上値は慎重
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 4月21日、東京株式市場で日経平均は続伸。写真は東京証券取引所で3月撮影(2011年 ロイター/Issei Kato)
 [東京 21日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は続伸した。20日の米国株が強含んだ流れを受け、東京市場も買い先行。日経平均は一時9700円を回復した。米国のインテル<INTC.O>やアップル<AAPL.O>の好決算や商品市況高の継続を背景にハイテク株や資源関連株をはじめ幅広く買われた。 

 午後にはアジア株高やJFEホールディングス <5411.T>の決算などで一段高となる場面があったが、投資家は上値に慎重といい、為替の円高進行に伴って上げ幅を縮小した。

 東証1部騰落数は値上がり812銘柄に対し値下がり700銘柄、変わらずが161銘柄。東証1部の売買代金は1兆1380億円だった。

 20日の米国株式市場で、予想を大幅に上回る企業決算が投資家心理を押し上げ、ダウ工業株30種がほぼ3年ぶりの高値をつけるなど指数は続伸。インテルに続きアップルも好業績を示したことから、東京市場は前日に引き続きハイテク銘柄が相場をけん引した。また、原油などの商品価格の上昇が続いており、関連銘柄の買いが上昇を支援した。序盤の買いで日経平均は一時9700円を回復したが、買い一巡後は戻り売りもみられ、伸び悩んだ。

 後場半ばには一段高となる場面もあった。先物に断続的な買いが観測されたほか、台湾の加権指数、香港ハンセン指数、韓国総合株価指数などアジア株が強含んだことで「日本株の買い安心感につながっている」(大手証券の株式トレーダー)という。また、JFEホールディングスが21日午後に発表した2011年3月期決算が市場予想を上回ったことも好感されたという。

 ただ、上値は重く終盤は外為市場での円高進行に伴って上げ幅を縮めた。市場では「22日から欧米主要市場がグッドフライデーの休暇に入ることもあり、海外勢の手控えムードも強い」(準大手証券トレーダー)という。またSMBC日興証券・国際市場分析部部長の河田剛氏は「今後も日本株の買いが続くとは限らず、投資家の慎重姿勢は続くだろう」との見方を示した。

 個別銘柄では、インテルの好業績を受け、アドバンテスト<6857.T>や東京エレクトロン<8035.T>が引き続き堅調に推移した一方、イビデン<4062.T>や新光電気工業<6967.T>は利益確定売りに押された。半面、前日まで大きく売られたTDK<6762.T>は反発。原油高を背景に国際石油開発帝石<1605.T>など資源関連株が継続物色された。

 またJFEホールディングスが後場、上げ幅を拡大した。2012年3月期業績予想の公表が見送られたが、震災に伴う特損283億円を11年3月期に計上したことで、アク抜け感が出た。「これまで株価が軟調だったことで、特損計上によるアク抜け感からの買い戻しが入っているようだ」(準大手証券投資情報部)という。新日本製鉄<5401.T>や住友金属工業<5405.T>もつれ高した。

 (ロイターニュース 杉山容俊) 

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