秋はイスラエルの祝祭日のシーズンです。
先週にはユダヤ新年(ローシュ・ハシャナー ראש השנה)をむかえました。
今日の夕方から明日にかけて、1年で一番聖なる日といわれる大贖罪日(ヨム・キプール יום כיפור) をむかえます。
普段、宗教的な行いをしていないイスラエルの人々も、この日だけは丸一日断食をし、ユダヤ教の礼拝所であるシナゴーグに行き、祈って一日を過ごす方も多いです。
イスラエル中が静寂に包まれ、空気も聖なる空気になることを感じます。
安息日に車で出かける方も、この日に車を運転することはなく、動いている車はアラブの方か外国人くらいです。
ユダヤ系の全ての会社、学校、店、交通機関は全てストップします。
24時間稼動している工場もこの日は機械を止めてしまいます。
空港も国境もクローズです。
1973年にはこの大贖罪日にエジプト・シリア軍が同時に攻撃を仕掛け、勃発した戦争が、ヨムキプール戦争(第4次中東戦争)で、イスラエル側にも戦争を仕掛けてくるという情報があったものの、この日にはまさか無いだろうと、考えていたので、大打撃を受けた戦争でした。
また、メジャーリーガーでもユダヤ系の選手は出場しないこともあります。
ある年のワールドシリーズで登板する予定だったピッチャーが出場を拒否したこともありました。
この大贖罪日が終わると、来週には仮庵の祭り(スコット סכות)をむかえ、テントのようなものを庭に建てたりして、その中で過ごします。これは、出エジプト後の荒野の生活を覚えて、食事や寝泊りします。
仮庵の祭りの最終日にトーラー歓喜祭(シムハット・トーラー שמחת תורה)で1ヶ月ほど続くお祭りが終わります。
ユダヤ人は1年かけて、聖書のモーセ五書(トーラー)を読みますが、この日で申命記まで全部読み終えて、翌週、創世記からまた始めます。
楽しいお祭りを!חג שמח