写真と実物は異なることが多いです。 | 講談師 一龍斎貞寿オフィシャルブログ 「じゅじゅブログ」

写真と実物は異なることが多いです。

最近、色々な試練と戦ってます。
しかも、負け戦ばかりです。

貞寿です。

今日は、昼夜。
お昼は、日本橋亭で久々に土曜特選会に出演させていただきました!
沢山のご来場ありがとうございました!

今回は、芝居特集 ということで、

私が、「名人小團次」
師匠が「中村仲蔵」

芸歴の差をまざまざと感じて頂けるラインナップです。

師匠も、私も、忠臣蔵の五段目が出てくるんですけどね、
私はさ、ビビりだから、浄瑠璃のところとかはアッサリやるのですよ。
でも、師匠は、
「これでもかー!!」
ってくらい、おやりになる(^_^;)

皆さん、
「さすが貞心先生!」
って思ったでしょ?

でもね、

ご存知ですか?

大きな声じゃ言えませんがね、
あの浄瑠璃のくだりね、

適当にやっているんですよ

歌舞伎みると分かりますけど、全然あんな調子じゃないんですよ!
師匠が、適当にそれっぽくやっているだけなの!
それでもね、まるで芝居を見ているかのような気持ちになるの。
本当に浄瑠璃がそう語っているように思えるのですよ。
そこが、師匠の凄いところ!
私がやったんじゃ、絶対嘘くさくなっちゃうもん。やっぱり凄いや。
袖で聞いてて、改めて思いました。

前方が私だから、まあ、もう、いい引き立て役になっちゃった。クスン。

でも、よき勉強になりました。


帰りがけ、楽屋ですずちゃんとキャッキャッ話してて、
「あ、そうだ、すずちゃん、ブログ用に写真とっていい?」
「あ、姉さんのブログにのせてもらえるんですか?」
「勿論!のせていい?じゃあ撮るよ~」

と携帯で自撮りしてたら、貞奈ちゃんが
「姉さん、撮りましょうか?」
といってくれたので、撮ってもらいました。

「はい、チーズ!」



写真とったら、すずちゃんがおもむろに

「姉さん、写真確認させてください!…ああ、よかった!」
「どうしたの?」
「いや、姉さんの携帯で写真撮ると、私、いつも目つぶっちゃうじゃないですか」
「ああ、そうだったねぇ」

確かに、



こーんな写真とか。



こーんな写真ばっかりだったもんね。

「大丈夫よ、すずちゃん、今日は目あいてるよ!」
「良かった!」

でも、

あとで最初に撮った自撮りの写真をみたら…



やっぱり目つぶってるし(笑)

写真を撮るときに、目を開いていられない、不憫なすずちゃん。

よく、宣材写真と実物が違うなんて話を聞きますが、すずちゃんは、写真より実物の方が何倍も可愛いですから、ぜひ、本物を見に講釈場へ足を運んでくださいね。

ご来場の皆様、ありがとうございました。

☆☆☆

さて、夜は二ッ目時代です。
私、今回で最後なのかな?

よかったら、お運びください♪
お待ちしております!