2006-12-07 10:27:35
ザ・ミリオネラ美容
テーマ:往復路
~ テディからのお知らせ ~
このブログは2006年の秋の滞在記です。
検索からお越しの方、あるいは
はじめてお越しの方は
出発前の日記からお読み頂く事をオススメいたします。
~~~~~~~ 以下本文です ~~~~~~~
例えば世界を征服したいと言う存在があったとする。
もし僕がその存在だっとしたら
大衆には考えることをさせないだろう。
そして僕らが望むモノを買わせ
消費させてお金をすくい上げる。
1000万円を一人の人から借りるのは難しいが
1円を1000万人から集めれば良い。
少ない金額を多くから集める。
そう考えるとお金儲けは結構簡単だ。
そのシステムを創れば良いのだから。
ローマ帝国は娯楽で大衆の意識を政治からそらし
戦後のアメリカは3S(Sports,Screen,Sex)政策で
日本を弱体化させた。
質の低いテレビやスポーツの蔓延、そして風俗の氾濫。
今の日本を眺めると良く解る。
剣闘士を観て姦通し喜ぶローマの人々と
K-1を観てお金の為に体の売買をする日本の人々に
千数百年以上経つ時の開きを感じられない。
我々は中世で何を学んだのだろう?
子供の頃好きだった童話を思い出して欲しい。
白雪姫や人魚姫、色々あるが
オレは鶴の恩返しが好きだった。切なくて。
今は亡きオヤジ作の名作「子象のポンちゃん」も良かった。
子供の脳内でイメージを膨らませ
近所の森などたかだか知っている小さな環境に
その童話を当てはめて浸っていた訳だ。
そう、好きな童話は子供の数だけあったように思える。
しかし、もう10年以上前の事だろうかニューズウィークで
子供達の想像する童話のトップを読んで
衝撃を受けたのを覚えている。
それは横にスクロールする「スーパーマリオ・ブラザーズ」が
欧米の50%以上の子供、確かうろ覚えだが80%とかが
大好きな「童話」としてあげていたのだ。
1つのモチーフを10人でデッサンすれば上出来、不出来含め
10枚の異なった絵が出来て当たり前。
それが個性というものだ。
貧富、醜美問わず人と違うというのが当たり前で
それが与えられた魂の重さであり
逆に思えば人にはマネの出来ない特権でもある。
東京に戻ってきて電車に乗っていると広告が目に付いた。
とある女性誌の車内吊り広告は「ザ・ミリオネラ美容」。
内容は読まずもがな。
それ以外に、車内には本当に必要なのか
頭をかしげてしまう商品の購買意欲を煽るキャッチの数々。
これを持っていれば安心、
これを持っていれば他人と差が付く
お金があれば安心
お金を持っていれば他人より偉い
見方によっては確かに間違えでは無いが
そんな歪んだ人生観を植え付けられて
一生を見えない支配者の懐を潤す為に使う人生を
精神的な奴隷と言わずして何と言おう。
誰かより秀でていなければと言う不安
競うべきそれは人と動物を隔て、人を人として形作る
他人への思いやり、優しさそして暖かみであるはずのものが
拝金や美容といういかにも動物的な欲望に置換されている。
あの島では主張をする必要性が無かった。
必ず誰かの目にとまるから。
ここ東京のような大都会では主張をしなければ
人混みの渦の中に埋もれてしまうのが不安なのだろうか。
見えない支配者は良く人の心理を読んでいる。
整形無しのぱっちりお目々、長い足、小さい顔に可愛いアゴ、
所謂日本で言われる美人以上の美人が中南米にはゴマンといる。
彼らはそれが普通なのだ。
我々黒人は鼻が横に広がり唇が厚いことを誇りに思おう!
と言ったのはマーチン・ルーサー・キングだったか。
一重のまぶたにつり上がった目
短い手足脚を称える文化は潰えてしまった。
コーカソイドの体が一番美しく
肉のない少年の様な体が美しいと言う
操作され押しつけられた美意識。
美容業界はコンプレックスを突き、煽り
その人が持つ「本当の自尊心」を握りつぶす。
通信業界は一人であると不安を煽らせ
通話をするように強要する。
そしてグローバルスタンダードと言う名の元に行われる
げに恐ろしきかな価値観の統一。
崇拝する対照が将軍様からお金に変わっただけの国。
日本は裕福な北朝鮮と言ったのは誰だっただろうか。
社会的地位や財産の内側にその男の個性や人間性があり
ファッションや化粧の内側にその女の個性や人間性がある。
拝金というドグマが蔓延したこの国が良しと推奨するのは
そう、個性の否定である。
このブログは2006年の秋の滞在記です。
検索からお越しの方、あるいは
はじめてお越しの方は
出発前の日記からお読み頂く事をオススメいたします。
~~~~~~~ 以下本文です ~~~~~~~
例えば世界を征服したいと言う存在があったとする。
もし僕がその存在だっとしたら
大衆には考えることをさせないだろう。
そして僕らが望むモノを買わせ
消費させてお金をすくい上げる。
1000万円を一人の人から借りるのは難しいが
1円を1000万人から集めれば良い。
少ない金額を多くから集める。
そう考えるとお金儲けは結構簡単だ。
そのシステムを創れば良いのだから。
ローマ帝国は娯楽で大衆の意識を政治からそらし
戦後のアメリカは3S(Sports,Screen,Sex)政策で
日本を弱体化させた。
質の低いテレビやスポーツの蔓延、そして風俗の氾濫。
今の日本を眺めると良く解る。
剣闘士を観て姦通し喜ぶローマの人々と
K-1を観てお金の為に体の売買をする日本の人々に
千数百年以上経つ時の開きを感じられない。
我々は中世で何を学んだのだろう?
子供の頃好きだった童話を思い出して欲しい。
白雪姫や人魚姫、色々あるが
オレは鶴の恩返しが好きだった。切なくて。
今は亡きオヤジ作の名作「子象のポンちゃん」も良かった。
子供の脳内でイメージを膨らませ
近所の森などたかだか知っている小さな環境に
その童話を当てはめて浸っていた訳だ。
そう、好きな童話は子供の数だけあったように思える。
しかし、もう10年以上前の事だろうかニューズウィークで
子供達の想像する童話のトップを読んで
衝撃を受けたのを覚えている。
それは横にスクロールする「スーパーマリオ・ブラザーズ」が
欧米の50%以上の子供、確かうろ覚えだが80%とかが
大好きな「童話」としてあげていたのだ。
1つのモチーフを10人でデッサンすれば上出来、不出来含め
10枚の異なった絵が出来て当たり前。
それが個性というものだ。
貧富、醜美問わず人と違うというのが当たり前で
それが与えられた魂の重さであり
逆に思えば人にはマネの出来ない特権でもある。
東京に戻ってきて電車に乗っていると広告が目に付いた。
とある女性誌の車内吊り広告は「ザ・ミリオネラ美容」。
内容は読まずもがな。
それ以外に、車内には本当に必要なのか
頭をかしげてしまう商品の購買意欲を煽るキャッチの数々。
これを持っていれば安心、
これを持っていれば他人と差が付く
お金があれば安心
お金を持っていれば他人より偉い
見方によっては確かに間違えでは無いが
そんな歪んだ人生観を植え付けられて
一生を見えない支配者の懐を潤す為に使う人生を
精神的な奴隷と言わずして何と言おう。
誰かより秀でていなければと言う不安
競うべきそれは人と動物を隔て、人を人として形作る
他人への思いやり、優しさそして暖かみであるはずのものが
拝金や美容といういかにも動物的な欲望に置換されている。
あの島では主張をする必要性が無かった。
必ず誰かの目にとまるから。
ここ東京のような大都会では主張をしなければ
人混みの渦の中に埋もれてしまうのが不安なのだろうか。
見えない支配者は良く人の心理を読んでいる。
整形無しのぱっちりお目々、長い足、小さい顔に可愛いアゴ、
所謂日本で言われる美人以上の美人が中南米にはゴマンといる。
彼らはそれが普通なのだ。
我々黒人は鼻が横に広がり唇が厚いことを誇りに思おう!
と言ったのはマーチン・ルーサー・キングだったか。
一重のまぶたにつり上がった目
短い手足脚を称える文化は潰えてしまった。
コーカソイドの体が一番美しく
肉のない少年の様な体が美しいと言う
操作され押しつけられた美意識。
美容業界はコンプレックスを突き、煽り
その人が持つ「本当の自尊心」を握りつぶす。
通信業界は一人であると不安を煽らせ
通話をするように強要する。
そしてグローバルスタンダードと言う名の元に行われる
げに恐ろしきかな価値観の統一。
崇拝する対照が将軍様からお金に変わっただけの国。
日本は裕福な北朝鮮と言ったのは誰だっただろうか。
社会的地位や財産の内側にその男の個性や人間性があり
ファッションや化粧の内側にその女の個性や人間性がある。
拝金というドグマが蔓延したこの国が良しと推奨するのは
そう、個性の否定である。
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