私はどこで間違ったか? | 二代目社長の告白

二代目社長の告白

かまえオフィスブログからタイトル変えました。

会社を継いでから、思うことを書いていきます。
これから二代目になる人のためのブログです。

 頭を抱える人


タイトルを変えてブログを再スタートします。

今までにも会社経営をしていて、感じたことを書いてきましたが、
今になってわかってきたことが出てきたので、どうせやるなら、
もっと役に立つことを書いてみようと思いました。

 なので、私の廻りにも二代目社長になる人が少なからずいるし、
私自身もまだ今のあり方を完成しているわけではありませんが、
一緒に考えることができたらと思っています。

 では、今日は二代目の私が
どこで間違ったかについて書いてみます。

 私の会社は設備工事業ですが、父が創業して
30年ほどで、私は帰ってきました。

 会社や家業のつぎ方はいろいろありますが、
私の場合は、同じ職種で大手企業にまず勤めて、5年して
退職し、父の会社に入りました。

 仕事は父が社長で、営業。
父が取ってきた仕事を、
私や既存のスタッフがこなしていくというスタイルです。

私が大手企業に勤めていたときは技術職だったので、
そうすることが自然だったのです。

 主に私の仕事は施工管理。そしてそのほかの社員が現場での
施工及び施工管理という形。

 今までとそれほど仕事に変化はありませんでしたが、
問題はありました。

 私は自分の会社に戻ってきたといっても、
新参者です。既存のスタッフ社員とは余り関係がよくありません。

私は勘違いをしていました。

 私が大手企業で仕事をしていたとき、
協力業者の人と一緒に現場にいましたが、
その時の感覚で、スタッフ社員と接していました。

 大手企業の協力業者は、やはり大手の下請をするので、
現場や仕事のやり方などの教育がされていて、
コミュニケーションが上手くいくことが多いです。

しかし、やはりうちのような中小零細の企業は
そういう教育にはお金はかけられません。

 私が、これは常識だろうと思うことは常識ではなく、
私はそれが理解できずにストレスを感じていました。

仕事に対する姿勢も違っていました。
しかしそれは社員が悪いのではなく、
私がそのことに対する認識が出来ていないからでした。

 私は何とか、この状況を変えなければいけないと
思いました。

 しかし既に私は間違っていました。

私が考える「この状況」とは、
社員を変える(社員の性格を変える)事だったからです。



というわけで今日はここまでです。
あなたは今どの段階ですか。

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