男児のわいせつな画像を公開する携帯電話サイト掲示板に投稿したとして、警視庁少年育成課は13日、サイトを開設した香川県丸亀市の県立高校3年の少年(17)を児童ポルノ禁止法違反(公然陳列)容疑で書類送検し、投稿者の男女26人(15~54歳)のうち、同容疑で20人を逮捕、6人を書類送検した。同一サイトの児童ポルノ摘発としては過去最大規模。同課は他14人の投稿者を特定しており、今後、摘発する方針。

 27人の逮捕、送検容疑は09年10月から今年2月にかけて男児のわいせつ画像約150枚を投稿し、不特定多数が閲覧できるようにしたとしている。27人の年代別では、10代が13人、20代が8人だった。10代のうち高校生が7人いた。

 開設者の少年は09年1月ごろ、多数の画像を入手するためサイトを始めた。利用者が画像5枚を投稿すればパスワードが付与され、掲示板にアクセスできる仕組みだった。少年は「興味のない人が閲覧して警察に通報する恐れがあるので、パスワード制にした」と供述しているという。

 少年のサイトは、警視庁が4月30日に削除要請した、アクセス数に応じて順位をつけてサイトを紹介するランキングサイト14のうち9サイトで上位だった。14のランキングサイトから誘導されるサイトに掲載されていた児童ポルノ画像1万4490点のうち、約1割の1324点が少年のサイトに収蔵されていた。【町田徳丈】

 ◇ネット掲示板、拡散を加速

 投稿サイトに掲載された画像は別の愛好者にネット上で容易にダウンロードされるため、児童ポルノの流通、拡散の場になっている。画像サイトへのアクセスを強制的に遮断する「ブロッキング」を巡っては対象サイトの範囲について議論になっているが、捜査幹部は「幅広くブロッキングされれば、投稿は止まり、児童ポルノのはんらんを防ぐことができる」と強調する。

 今回摘発された投稿者で、愛好者になったきっかけを「ネットで見て興味がわいたから」と供述したケースもあった。また、自身でわいせつな画像を撮影した容疑者はおらず、全員が別のサイトからダウンロードした画像を投稿していた。動機は「コレクションを自慢したかった」「性的欲求を発散させるため」などだった。日本ユニセフ協会は「愛好者はより珍しい画像を投稿して見せびらかすうちにエスカレートしていく」と指摘する。

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