サンスペアシスタント列伝(やけっぱちトリオ〜トリオ・ザ・ゴミ) | さんきちの「え~のんか~」

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鶴光のオールナイトニッポン・サンデースペシャル(サンスペ)の歴史を彩った、
18人の アシスタントについての思い出。
今回は”やけっぱちトリオ”(後のトリオ・ザ・ゴミ)です。

好評だった交代制アシスタント”崖っぷちトリオ”の後を受け、1983年4月より登場しました。

人選は、当時番組担当だった田村ディレクターが、次の3つの基準で行ったそうです。
1.好評だったミッドナイトストーリーができること。
 ミッドナイトストーリーを月一度のペースで行う企画があり、その頃にっかつロマンポルノの
 ”あんねの子守唄”に主演し大人気だった”小森みちこ”を抜擢。
2.演歌を生で歌える。
 4時台は、年齢層がやや上のリスナーも少なくないことからよく演歌をかけており、
 その流れでカラオケコーナーを作ろうという企画があり、歌のレパートリーも多く、
 当時アイドル演歌歌手で売り出していた”柳沢純子”に決定。
3.盛り上げ役がいる。
 投稿ネタやイントロ当てクイズなど、リスナー参加のコーナーをさらに盛り上げるため、
 ゲストで来たとき大騒ぎしていた”松本明子”を採用。

こうしてみると、大橋恵理子日高のり子(盛り上げ役)や芦川よしみ(演歌&セクシー)など、比較的長く務めたアシスタントの要素が盛り込まれたといったところでしょうか。

結果は、3人とも強烈なパーソナリティーで、数々の珍事件を起こしたり話題を振りまいたりと、ネタには事欠かず、文字通りサンスペがフィナーレするまでの2年間を大変盛り上げてくれました。

トリオ名は、はじめのうち”やけっぱちトリオ”でしたが、3人とも芸能界ではなかなか芽が出ず、1年後に”トリオ・ザ・ゴミ”という、なんとも悲惨な名前に改められます。

次回からは、その後の活躍も含め、3人のそれぞれをご紹介します。

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