サンスペアシスタント列伝(7) | さんきちの「え~のんか~」

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サンスペの歴史を彩った18人のアシスタントについての思い出です。
第7回は大橋恵理子です。1979年8月から1980年1月までつとめました。

eriko

生年月日:1959年6月25日
出身地:岡山県倉敷市


日本テレビのオーディション番組”スター誕生”を経て、'78年6月にシングル「経験シーズン」でデビューしました。
サンスペには、デビュー後2回ほどゲスト出演したことがあり、その時のあっけらかんとした性格とアイドル離れした面白さが買われて、'79年8月からアシスタントになります。

今までのアシスタントが榊みちこ川島なお美など、いかにもアイドルらしかったのに比べ、彼女は岡山弁丸出しでお笑いそのもの。ちょっと変わった感じでした。
進行もざっくばらんで、イントロ当てクイズでリスナーが(相手が川島なお美でないことに)不満を露わにすると、「アタシで悪かったわねぇ~」と居直ることも。
というわけで、付いたニックネームが「居直り姉ちゃん」

また、アシスタントでは初めて家族(お父さん)が出演したことも。
もともと番組ネタで父親のことを話題にしてましたが、ついに彼女のコーナー(エル虫の声コーナー)へ電話で生出演し、娘のレコードを会社で宣伝しているなど、アイドルの親としての苦労話をしました。

いろいろ話題が豊富な彼女でしたが、'80年1月に番組を卒業します。
師匠もサンスペの最終回で触れていましたが、卒業するアシスタントで泣かなかったのは彼女だけです。

卒業後は、劇団東京乾電池に参加し、”笑ってる場合ですよ”などのバラエティや、ドラマで活躍しますが、その後、脚本家である長谷川康夫氏と結婚し芸能界から引退します。

現在はほとんど音沙汰がありませんが、あの「ガハハハ」という笑い声をもう一度聞きたいものです。