わんわん 今日の主人公  柴犬あらし & ポメチワ しん しっぽフリフリ


 
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    「ベル ぴん~ぽ~ん 」  インターホンの呼び出しホンが鳴り響きます。

   

    我が家には、玄関横の垣根の下に柴犬あらし。そして、部屋には、ポメチワのしんが

    います。つい、先日のテレビで、犬の遺伝子DNA半分と生活による影響半分とで 

    犬の性格が創られていることを知りました。すぐ、興奮しちゃうとか、あるいは、興奮が

    収まらないのは、犬種によるDNAの男性ホルモン遺伝子が、かなり影響している

    とか。毎度のことですが、このインターホンの音に異常に反応するのが、我が家の

    小さなしん君です。もう、それはそれは、チワワの遺伝子メキシコ産のどぎつい声で、

    吠え続けます。

    なので、せっかく、インターホンに出ても、相手の言葉が聞きづらく、結局、玄関先で、

    改めて、来客からの用件を聞くはめになります。


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              コスモス 玄関先の音も聞きつける優秀な番犬です

   

     あの日も、来客のお知らせのインターホンが鳴りました。「ぴん~ぽ~んベル

     しんの異常な吠え 「ぎゃうぃんーーーーーぎゃっふぅーーーードンッ

   

    「どちら様ですかはてなマーク」インターホン越しに尋ねます。

    「あの ふにゃらふにゃら・・・・・・・・」 しんの大吠えの連続で、何を言ってられるのか

    聞き取れません。

    「 すみませんが、犬の鳴き声で、よく、聞き取れないのですが・・・・」

    「ふにゃらふにょろ・・・・・・・・・」

    「えっ!?」「もう一度、お願いします。」

    「・・・・・・・・ばさっ、どんどん、ひゃあ~」

    「 えっ、どうされましたはてなマーク

    

    インターホンの画像に、帽子のようなものが見えたと思ったら、見えるはずのないあらし

    の耳も一瞬、見えかくれしてて、何やら、不穏の気配。もう一度、インターホン画面をじっ

    くり覗き込んだら、人の腕とパッケージが、大きく揺れて、誰かが、暴れているみたい。

    

    慌てて、玄関に飛び出してみると、そこにいないはずのあらしが、嬉しそうに、ぴょん

    ぴょんと郵便局の配達人に飛び掛かってるじゃありませんか。垣根の近くには、リード

    に首輪が付いたまま、地面にコロンと落ちてます。どうやら、あらしの隠れた才能、

    首輪すり抜けマジックをしてしまっていたようです。いつもは、すり抜けをした後、

    玄関先にお座りして、ご主人様が気づくまで、静かに居座り続けちゃうのですが。

    今日は、偶然にも、小包配達に来られた方が、犠牲になり、あらしの遊び相手に

    指名されてしまったようです。

 
           柴犬あらしのブログ 柴犬あらしのブログ-201108101628000.jpg
          晴れ  ここがぼくの定位置さ。 星 どうだい、首輪すり抜け術は

   


    彼は、我が家に届いた小包を盾にして、あらしの飛び掛かりジャンプを右に左に

    避けながら、私が出てくるのを、必死の思いで待たれていたようです。

    「すみません(゜д゜;)」 「ご迷惑をおかけしました」

    「いえいえ、たいしたことありません」 「仕事ですから」  「はぁはぁはぁ・・・・」

    息遣いからして、かなりあらしの相手になってくださっていたようで、申し訳なく、何度も

    頭を下げて、あらしの無礼をお詫びしました。


    彼は、あらしの足型で少し汚れた制服をさっさっと払い、襟を正して、何事もなかったよう

    に、赤い郵便局のマーク入りの車に乗って帰って行きました

    私はと言うと、まるで、正義の味方が、恰好良く、「しゅわっち」と去って行く姿に、言葉も

    見失い、ただただ、見とれておりました。

           

                         
                
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              「あの配達のおにいさん、ウルトラマンだったのか!?

   


    「あれはてなマーク」「似たようなシーン、どっかで、見たような気がするけど・・・・」

    そうそう!!あの赤い車を自転車に置き換えて、ソフトバンクの郵便配達のウルトラマンと

    北海道犬のカイ君、いや、お父さんの一シーンをほうふつさせるような出来事でした。


    それにしても、あの郵便局員さんは、こうして、色んな体験されてるんでょうね。たまたま

    あらしが、ご迷惑をおかけしてしまったとはいえ、噛む犬かどうかも分からないのに、使命

    感を貫きとおすために、勇気を持っての、ピンポンチャイム押し。「お待ちください」と言わ

    れたものの、足元には犬がにじり寄ってくる。この犬は、大丈夫なんだろうかと不安な待

    ち時間も、ずいぶんと長く感じられていることでしょう。    

    凄いことです。各家庭に小包を届けなければと、日夜、頑張ってられるその前向きな姿。

    

    しかし、少しだけ気になることが。あらしを避ける盾に、我が家へのお届け物が使われて

    いたことに。でも、あの荒々しいジャンプで飛び掛かってくるあらしを上手くあしらった彼の

    勇気に免じて、ここは、文句ではなく、感謝の意で、

    「郵便局員さん、ありがとうございました」

    私たち飼い主も、彼らの労をねぎらって、郵便マークの配達員さんには、礼儀正しくご

    挨拶出来るワンちゃんを育て上げねばなりませんね。反省してます。



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               黄色い花 郵便局員さん、この前はご迷惑をおかけしました。

                  ぼく達も反省してます。でも、どうやら、遺伝子

                  DNAが、ぼくらの自制心をどこかに吹っ飛ばせて

                  しまってるみたいです。

                  だから、ぼく達、考えました。

                  このDNA撲滅に向けて、訓練頑張るしかないと。

           

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