今日は、花菜ちゃんを岡山のおばあちゃんに送り届ける日

    あらし達が朝の散歩に出かけたら、花菜も、「くぅん くぅん」と、いつもより

    元気に鳴きだした。しんも散歩から帰って来るやいなや、早く花菜ちゃん出してよと

    花菜のケージにひとっ跳び。さっそく、ケージを開けて、二匹で仲良く鬼ごっこ。

    そんな彼らを見ていて、ふと、花菜が来る前のあらしとしんを思い返していた。

    あらしはどんどん、貫録が出来て、長男犬らしいたくましさが備わってきた。ただし、

    柴犬は人間に甘えることが苦手だから、いつでも一歩離れて、孤独に人を観察している。

    しんは、警戒心が強いけれど、心許した人には、ニコニコ顔でトイレにまでも付いてくる。

    ところが、花菜は、ずっーと人間に甘えっぱなし。誰でも大好き。

    それを見ていたお兄ちゃん犬に変化が表れた。あらしも甘えることが多くなり、しんも

    前よりも警戒心が薄れてきた。知らないうちに、三匹がお互い良い点を引き出して、

    犬種も性格も違うはずなのに、一つの家族になっていく。これが、多頭飼い魅力の

    ひとつかも。いいもの、見っけ(≡^∇^≡)

    

    今日の昼過ぎから、家族みんなで花菜を送り届け。

    朝から、花菜のシャンプー予約して、可愛い子犬に大変身。

    岡山に着いたら、「 どうはてなマークわたし、おばあちゃんに気に入ってもえるかしら!?」と

    花菜のことだから、可愛らしさを素直にアピールすることでしょう。


    おじいちゃんからは、 「明日は、会食の予約してあるから 」と電話あり、おまけに、

    中華料理のフカヒレの姿煮もあるからと聞いて、いつものお里帰りより豪華な出迎え

    に花菜との悲しい別れも一瞬、吹っ飛んだ。でも、今日から花菜は、岡山の子に

    なっちゃうんだと思いだし、ちょっぴり、ご馳走に喜んだ私のこころも、またまた、

    シャボン玉のように パチンと弾けた。

 
柴犬あらしのブログ

    


    私の実家は、瀬戸内海を一望できる雄大な瀬戸大橋の近くにあり、里帰りした折に、

    必ず立寄る美味しいお寿司屋さんがある。座る席も、毎年、同じカウンター。顔馴

    染みの板前さんに瀬戸の旬のにぎりを注文し、彼から 「今年もよく来たね」と息子に

    決まって 同じセリフで声掛けをしてもらっている。その度に、今年も帰ってきたことを

    実感していた。

    「これ、おまけだよ」と いつも一貫、多く握ってくれた板前さんも 月日の流れ、

    「もうすぐ 店をやめちゃうんだ」と、ぽつりと話してくれた。


    ちょうど、夕日に輝くオレンジ色の瀬戸大橋を眺めながらの 別れの言葉が心に響く。

    実は、学生の頃、実家でとても可愛がっていた犬種はチンのモモを交通事故で亡くし、

    この瀬戸大橋の下にある私有地に、夕日に照らされながら涙して埋めたことを急に

    思い出し、余計に寂しさが込み上げて来た。


    私にとって、夕日に輝く壮大な瀬戸大橋は、人と人との懸け橋でもあり、別れの象徴

    でもある。今夜が、あらし達にも花菜と過ごせる最後の夜なんだと、何とも言えない

    虚脱感に襲われた。

    でも、花菜は、今日からおばあちゃんやおじいちゃんに喜びや笑いを届ける、小さな

    小さな介護犬としての使命がある。

    おそらく、お転婆で賢い花菜ちゃんの事だから、両手で抱えきれないほどの幸せを

    母や父に運んで来てくれるだろう。たった40日間で私たちを魅了したように。 

    

                  

コスモス 輝ける花菜へ
              黄色い花 花菜、ぼくが教えたこと、ちゃんと守っていい子でいるんだよ。

                                             しんにいちゃんより
                

                                   

  

にほんブログ村 犬ブログ 柴犬へ  ブログランキングに参加しています。ポチッとよろしくねラブラブ
にほんブログ村
AD