★人間、土台が大切。 | どんな時も、いつも上機嫌!

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徒然なるブログです

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叔父が元々某フルコン系空手の師範代だったことや、漫画「空手バカ一代」の影響もあり私は子供の頃に空手をやっていました。空手に限らず武道を習いだすと、まずはじめは礼節・しつけを叩き込まれます。正しい正座から道場に入場する際の礼、師範や先輩・道場仲間への挨拶。それが出来るようになると「型」を徹底的に反復練習します。

よく武道を知らない方が「型なんかダンスじゃあるまいしっ」とネガティブにおっしゃられることがありますが、武道に於いて、型はその技術の最も効果的な動き、体重移動や、重心の置き方、手足の動き等を体に覚えさせるための重要な修練です。型が身に付くと、いわゆる組手という試合形式の稽古に進みます。組手にも約束組手、自由組手とあるのですが、いずれにしても、組手の強い人(一般的にイメージされる空手の強い人)は、おしなべて型がとても上手いものです。


礼儀・礼節と型を軽んじて強い空手家(武道家)なんて、いません。
これ社会人、ビジネスマンでも同じです。

社会に出たら、まず社会で通用する社会的常識(しつけ・マナー)を身に付ける必要があります。しつけ・マナーはあらゆる世代・性別・職業・肩書・出身地の方に対峙するビジネスのシーンで、どんな方と出会い対峙したとしても、相手に「良い感じ」「気持ち良さ」を感じて貰える技術・能力です。

そして次に、「型」です。営業ロープレや先輩への同行など反復して徹底的に練習を繰り返すことです。圧倒的な量からしか、質なんて生まれません。質にたどり着くまでは、とにかく量へトライするしかありません。型が身に付いて初めて、先輩に同行して貰っての営業デビュー、営業ソロデビューとなりますよね。


人間、土台が大切なんです。
その土台となるのが、しつけ・マナーと「型」です。


アインシュタインの有名な言葉に「常識とは、一人ひとりの人が、人それぞれに植え付けられた偏見の集合体である」という言葉があります。あなたにあなたの常識があるように、隣の人には隣の人の常識があります。さまざまな人の偏見の集合体(=常識)の中で、ビジネスを成功に導くには、自分自身が物心両面で幸せに過ごすには、やっぱり人間としての土台が大切なんでしょうね。

がんばりましょう!



ほな、上機嫌で