先日卒業したばかりの生徒たちと
会って話す機会がありました。
ほんの少ししか時間が経っていないのに
なぜか急に大人になったような気がして、
頼もしいやら、なんとなくさみしいやら。
彼らと話していたとき、
英語の話になりました。
「俺、先生のところに来るまで
doで聞かれたらdoで答えるってことも
知らなかったんだよね。」
「いや、けっこうみんなそうだよ。」
「俺もそうだったかも・・・。」
彼らの中では
そんな当たり前のことも知らなかったという
笑い話です。
英語をかじったことがある人なら
「何を言ってるんだ? 当然だろ。」
という話だと思います。
しかし、実は新しく入ってくる中3生でも
「doで聞かれたらdoで答える」という単純な話を、
かなりの確率で理解していない状況で
塾にやってきます。
実際に、
Do you play baseball ? に
Yes, I am. と答えてしまう子が存在します。
Be動詞と一般動詞の文法の違いを
塾へ入ってきた生徒に説明するのが
私の最初の仕事だったりします。
いや、中1生に ではありません、中3生に です。
でも、このことに気がつくと
あとはドミノ倒しのように
分かることがどんどん増えていきます。
しかし、一回の説明で理解できるんだったら
はじめからできているわけで
何度も同じ説明をすることになります。
今年も、何度でも同じ話をしていくつもりです。