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風音をかっこよく吹きたい!の最終章です。

風音って、一体どんな一連の作業をしないといけないんやろか?

一緒に考えてみましょう。


まず、ブヒョオ~~って風みたいな音。
こういうの出すためには、
適格に的を狙うよりは、的全体を覆うような、
適正以上の息を当てればいいですよね。
雑音がいわば、効果音になっているというのが
風音だといえると思います。
かすれたような音だったり、
あるいは一瞬高い音が混じっても
かっこういい風音になります。


そのためには、
いままで見てきた3つの要素を
どれをどうすればいいのかというと、


1.息の量→めっちゃ多い
2.息のスピード→結構速い
3.息の向き→これは・・?
あまり鋭角だと息がたくさんエッジに当たらないから、
あかんやろな。


以上のことがいえるでしょう。


雑音たっぷりの風音が出せたら、次になにをしないといけないかというと、
一瞬の後に、狙い定めた音を出さないといけません。
風音というのは、装飾ですから、
ある音の飾りで、「ある音」が本来の目標の音です。

例えば、「一の音」に風音付けたり、しているわけですから、
その場合なら、すぐさま一の音を出さないといけません。

そこで、思い出してください。
高い音から低い音への移行が難易度高ということを。


風音は、息の勢いの激しい状態から、
一瞬ののちに、狙いを定めて、
ある特定の音をばっちり決めないといけない、というテクニックだったのです。


「風音がうまくできない」という場合、
大抵は、風のような雑音は見事に決まっているのですが、
次の着地に失敗していることが多いのではないでしょうか?

かすれた音のままだったり、
高い音が入ったっきりになってしなったり、というような。

風音を決めるためには、
着地点の音へ狙いを定める、という意識をもつだけでも、
それなりに成功率があがるでしょう。


しかし、残念ながら妄想だけではテクニックは身につかないので、
コントロール力を高める訓練も必要です。
そのために、オクターブ練習をしっかりと日々の練習に取り入れていけば、自然に風音もばっちり決まるようになるでしょう。
一石二鳥!


風音の練習をしようと、ひたすら雑音の部分だけを
ブヒョブヒョと練習していた日々としばしお別れをし、
着地を決める!練習に切り替えましょう。

まもなくかっこういい風音がばっちり決められるようになりますよ!


意図せず4回シリーズになってしまった「風音」編。
もうすでにご存知の知識もたくさんあったと思いますが、
限られた練習時間をぜひ有効にお使いいただくためにお役に立てれば、と思います。

おしまい

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さあ、だんだんと風音テクニックの核心へ迫りたいと思います。


呂から甲への移行の際、
大切なのは息のスピードを上げることとお話ししました。
ところが、実はもうひとつ、
呂から甲へ簡単に移行する方法があるのです。

ただし、これは間違ったやり方です。


え、なんやて?
なんで、間違った方法を教えてくれんねん?
いらんし!知らんほうがええし!


と思われたことでしょう。
けれども、間違った方法でも音は出る、ということを知っていれば、
自分のやり方の正否を判断することができます。
それが大切だと思うのです。
こっちの道に行ったらアカンねんなあ~、と知ってる方がいいでしょう?

ではその間違ったやり方とは・・・


呂から甲へ移行の際に、
笛を巻き込むようにする。
つまり、
息の角度が鋭角になる=メってしまう
と、高い音が勝手に出ます。

ある程度の息の強さがあれば、
いとも簡単にオクターブ上の音が出るでしょう。
しかし、残念ながらピッチは低いのです。
響きも悪いです。
速いテンポのなかでのコントロールは効きませんから、
曲のなかで、音の高低差のあるパッセージがでてきたらお手上げです。


ということで、
メるようにして、高い音を出すというやり方は
全くのNGですよ。



高い音から低い音へ移行したときに、
妙なひっくりかえったような音が出てしまうこと、
ありますよね?
ちゃんと低い音へ着地できなかったという状態。
これ、倍音がでてしまっている状態ですが、
原因は


1.息のスピードが速いまま?
   アパチュアが小さいまま、大きくなっていない。


2.ちょっとメってしまったかも?


この二つが考えられます。
この二つの複合技をやっちゃってることもありますよね。

こうして、失敗の原因を突き止めることができるようになれば、
限られた練習時間をもっと有効に使えるようになります。
また、このようにテクニックの知識があれば、
人の奏法をみて、盗むということも
次第に可能になってくるでしょう。


このように、
前回と前々回のコラムでご説明したように、
高い音域から低い音域への移行は、
アパチュアを大きくとりつつ、
かつ唇は弛緩しないように注意しましょう。
弛緩してしまうと芯のある低音部は得られませんし、
ピッチも低くなります。
下顎が少し前に突き出るような動きをすることで、
アパチュアが中央に寄ります。


決して、下顎をひいて、メるようにしてはいけません。
それで高い音がでたとしても、
思い描くような、響きのある、豊かな高音部は出せません。
その間違った方法が、馴染みのある方法だとしたら、即座にさよならをして、正しいテクニックを身につけられるよう、訓練してください。



・・・なかなか風音にたどり着けへん。
標準語で書くのもいよいよ限界が近づいてきている。
わたしの標準語が標準語ちゃう、という人がいはりますが、
そんなことない、ちゃんとしゃべれるねんで、
何年東京に住んでると思ってるねん~という証明のために、頑張ってみましたが、気を張ってないと戻りますなあ。


風音は次回で絶対に終わりにしよう思います。

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こんにちは。
昨日の続き、オクターブ上の音を出すには3つの要素をどう変化させればいいか、というお話です。


1. 息の量
2.息のスピード
3.息の向き


どれが一番大事な要素でしょうか?

よく聞く答えは
高い音を出すには「強く吹く」です。

これ、残念ながらブーー!


息の量増やして、スピードも上げる、という状態のことを
「強く吹く」と言っていると思いますが、
そのように吹くと、高い音域はいつも強い表現、きつい音になります。
そして低い音域は、いつも弱い表現、そしてたぶんピッチ低い、ということになるでしょうね。

それでは音楽になりません。
ただ、音出た、というだけになってしまいます


それでは答えは、
「息のスピードを上げる」です。


スピードをあげるために、必ずしも息の量を増やす必要はありません。
水とホースの関係を思い出しましょう。
ホースの先をつぶしたら、スピードが上がります。
同じように、アパチュアを中央に寄せるようにして、息柱の径を小さくします。

このとき、下唇からせりあがってきて、アパチュアが小さくなるような動きができるように、下顎が柔軟に動かなければなりません。
下顎を少し前に突き出すような感じです。


鏡でみて、下顎が全く動いていないと、おそらく十分に効果がでるようには使えていないと思います。
横笛の奏法では、、下顎の柔軟性はとても大切です。
理想的なアンブシュアがひとつだけある、と勘違いしてしまう生徒さんがいますが、そうではなく、ひとつの音をとっても、その音量の大小にも関係して、それぞれに適切なアンブシュアがあるといって過言ではないのです。


ここからも、
「下唇の上に笛を載せてはいけない。
 下唇が笛の上に乗っていて、自由に、柔軟に動けるように、笛を構えなければならない」
ということがおわかりになるでしょう。


一から1   1から一
二から2   2から二
三から3   3から三
四から4   4から四
五から5   5から五
六から6   6から六
七から7   7から七
1から8   8から1


というように、低い音からオクターブ上の音、今度は高い音から低い音へという
練習をしましょう。
上行形よりも、

高い音から低い音へ下がる下行形の方が圧倒的に難しいでしょう?

高い音から低い音へ移行するさいに、
ただ唇をゆるめる、あるいは息の量を落とす、とやってしまうと、芯のない、ふぬけた低音部、
音の立ち上がりで音が出ない、タイムラグがあってから音が出てくる、ということが起こります。


低音域の方が、唇のテンションは高く、横の方向へひっぱる力が入ります。
高い音は寄せる動きが入りますから、横へのテンションは逆に低くなり、唇は柔らかく、力みが取れます。
低音域より高音域の方が、力が抜けるように吹くためには、
このような動きを習得しましょう。


高音域で力いっぱい!
低音域で脱力・・・・
というのは、間違いです。


思い込みとか、独学だとどうしてもこうなり勝ちですが、
この道は正しい道に繋がっていませんから、
だいぶ歩いてきたのに、という方がいらしたとしても、
ぜひ引き返してほしいと思います。

さあ、高い音から低い音への移行は、

低い音から高い音への移行よりも難易度が高いということが
わかった方は、なぜ風音が難しいテクニックなのか、
もうわかっちゃったかもしれませんよ!


次回はいよいよ風音について。
また長くなってしまったので、
今回はこれにて。


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最近、同時多発的に

「風音(かざおと)がうまく出せないんです・・・」という質問を受けました。

「風音」とは、笛の奏法のなかで、装飾的なもののひとつで、
言葉の通り、風のような、
ザァ~~~~ッ
とか、
ブヒョヲ~~ッ
とか、
ピウ~ッ!
とか、まあ、そんな感じで、いうなれば雑音をふんだんに含ませた音、といっていいのではないでしょうか。

風音はうまく決まればかーなり恰好よくて、
おぬし、やるな・・・感が満載なんですが、
結構難しい。


で、もう一度、風音を出すために
どんな一連の作業をしなくてならないのか、
考えてみました。
そこで、大事なことにいまさらながら気づいたので、
メモかわりに書きたいと思います。

知ってる方はスルーしてくださいね。

しかしまず、風音より前に、
おさらいです。


音を出すのに大事な要素は大きく3つあります。

1.息の量
2.息のスピード
3.息の角度(向き)


これを水道の蛇口にホースを取り付けた様でイメージしてもらえると
わかりやすいかと思います。


息の量=水の量
息のスピード=水流のスピード
息の角度=ホースの向き


水を当てる地点をある一点に固定します。
これは、ある特定の一音を出す、ということと同義と捉えてください。
水のあたる地点が自分より遠ざかれば、音が高くなり、
近くなれば音が下がる、というイメージを持ってください。

蛇口をひねって、水量を落としていきます。
ホースは同じ角度でただ持っています。
そうすると、水はさっき狙っていた地点まで届かなくなり、
近くに落ちてしまいます。

音でいうと、ピッチが下がってきた状態、になります。
さきほどまでと同じ地点まで水を届けようと思うと(=音量を下げていきつつも、ピッチを保とうとしている)、ホースの先をつぶして、速度をあげればいいですね。
それでも、届かなければ、角度を少し上向きにするでしょう。


笛に置き換えると、
水量が落ちてきて=息の量が少なってくる。
そのままだとピッチが下がるので、
アパチュア(唇の穴、空気の出る部分)を寄せて小さくすることで、スピードを上げる。
それでもまだピッチ下がってきちゃったら、息を上向きにする。
顎を上げ、視線も上げーので、ピッチが下がるのを防ぐべく、頑張るわけです。


息の量を絞るという状況は、

1.音を小さくしたい、というとき、
2.フレーズの最後(絶対的に息がなくなってきてる~!)
こういうときです。


フレーズの処理はどんな曲でも必ずしなければなりません。
そして、上記の作業を適切に行わないと、必ずピッチが下がります。
息はもう補充できませんから。
まあ、ぶちっ!と暴力的に音をぶった切るなら構いません。
しかし、旋律によって、そんな処理しかできないようでは曲にならないものって
たくさんありますから、
やはり上記の一連の動きができるように、訓練する必要があるのです。


なんで、フレーズの最後、低い音になってしまったり、ぶちっと切れてしまったりするんだろう、
きれいにすうう~~っと消えていければいいのになあ、と悩んでいらした方は、
ぜひこの原理を理解して、ご自分のアパチュアの大きさを観察、
息の向きも観察し、
ピッチに変化がでていないか、ピッチを観察して、注意深く練習してみてください。


譜面台に鏡を置いて、ガン見!!です。
アパチュアの大きさの変化を、ガン見!!
歌口がどの程度、アパチュアから距離があるかとおかも、ガン見!!
息の向きもガン見!!
アパチュアの位置もガン見!!(歌口の中央とアパチュアの位置が延長線上にあるのか)


生徒さんにもいい続けていますが、たとえば先日も


私(以下T)「鏡見てやってるかー?」
生徒さん(以下S)「はい、見てます!」
T「そうか、アパチュア、今どんな形や?」
S「・・・え?」
T「スリットみたいになってる音してるけど、どうや?」
S「…スリットみたいになってます」
T「そうやろな。・・・あかんやないの~」

みたいなやり取りが合って、
T「楕円とか、丸のイメージや、言うてるやろ~」
というと、

S「わかってたけど、あんまり見てなかった」というわけです。

で、
T「それは見てたんとちゃう。眺めてたって言うねん」
で一緒になってアハハ!と笑ってオチがついたわけです。
でも、笑ってたんはこの時までや。
次からはよう観察しいや。
あなたの唇やで、その骨格も、わたしちゃうからな。
代わりにやってあげられへんのやからなー。


っちゅう訳で、
ぜひぜひ、たくさん自分のやっていること、観察してください。
うまく音が操作できなくて、
自分は下手や、と思う方はたくさんいはりますが、
思いたければ思ってていただいて構いませんが、そんなこと思ってもなんもならんので、
なんで失敗したのか、原因を究明してください。

この原理がわかれば、オクターブ上の音を出すためには、
3つの要素(息の量、速度、向き)のうち、
なにをどうすれば鳴るのか。
とか、考えていくとおのずとわかると思います。

で、ブログを終了してもいいのですが、
間違った答えを思い込んでもいけないし、
おせっかいなのと、生徒さんがこれを見て復習してくれることを願って、
次回、書き留めたいと思います。


風音は、そういえばどこにいった?
大丈夫、ふかーく関係しています。
忘れたわけじゃないのですが、長くなってしまったので、
本日はこれにて。

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夏のツアーのご案内です。
7月29日の名古屋jardinさんでのディナーコンサートを皮切りに、
鳥羽まで足を伸ばします。

メンバーは、
小笠原純子(ピアノ)
マサ大家(ギター&ベース)
清香(琴)
加えて、江南市の永正寺にはゲストに歌手の
丹羽恵子さんをお迎えします。










曲は馴染みのある抒情歌や歌謡曲に加えて、
わたしや、メンバーのオリジナル曲もお贈りしたいと思います。

詩情溢れる柔らかなピアノ、ギターの響きに包まれ、
篠笛と琴の和楽器の音色が、際立ちます。

和楽器も演奏する曲に合わせて、改良がなされてきている昨今ですが、その特異な音色は、理屈でなく琴線に触れてくる感じ、
毛穴から音が吸収される~(とはある知人のキャスターさん談)感じは、一体なんなんでしょう。
西洋楽器の音色は、それを自国の楽器とする人々にとって、
毛穴からバイオリンの音が吸収されていく感じ~とかって、あるんでしょうか。
例えばバイオリンはわたしも好きで、すごく恰好いいと感じるけど、
邦楽器に触れたときの肌感覚とは違います。

かといって、邦楽器だけで固めると、あまり好きな響きじゃなくなってしまいます。
これは個人的な感想です。


邦楽器の音の立ち上がりって、とっても強いと感じます。
例えば、
琴 シャンっ!
三味線 チリチリ~~
太鼓 どんどこどんどこ
笛 ヲヒャ~~!
琵琶 ベン!

という具合に。

そして、長く伸びる音が出せるのは管楽器の笛と尺八、
あとは・・・胡弓くらいですね。
管楽器は音を長く伸ばせるといっても、息の楽器ですから、
あまりバックを担当するのは得意じゃない楽器です。
バックを担当するのに適した楽器が、邦楽器にはあまりないんとちゃう?と
思ってしまいます。

こんなふうに、邦楽器は音の初めのアタックが強くて、
そしてすぐに消えてしまう、という特徴を持つものが多いように思います。

こうなると、こういう同じような特徴を持つ楽器同志でアンサンブル組むのは、かなり難しいんちゃうかな~
互いに主張が強くて、相殺しあってしまって、
なかなか魅力が存分に出し切れないような気がして、
わたしは大抵は西洋楽器と一緒にアンサンブルをしています。

でも、和太鼓とのセッションはちょっと別ですね。
コードが必要ない音楽になっていることが多いからでしょうね。

やりたい音楽によって、楽器の編成は変わるし、
もちろん正解なんてあるわけありません。
わたしはまさに現代っ子なんでしょう。
小学生のころから、西洋音楽を一番身近に聴いてきたし、
暮らしのなかで聞かれる音楽も、西洋音楽を土台にしていました。
そんなんいうて、もうほとんどの日本人が同じ境遇なのではないでしょうか。

そんな、子供のころから西洋音楽をいままでの音楽背景にしてきた日本人としてのわたし、が奏でる篠笛、です。


ライヴでうんちく垂れませんからご安心なさってくださいね~

ぜひみなさまのお越しをお待ち申し上げています。

ご予約は、各コンサートのお問い合わせのほか、
わたしへ直にメッセージくださっても、承らせていただきます。



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時折、学校公演に行くことがあります。
大抵は楽器のレクチャーをすることになります。
昨日は西伊豆の中学校での公演でした。

和太鼓のはせみきたさんのが中心となった公演でしたので、
笛のレクチャーはとても短かったのですが、
そこで、ふと思ったこと。

まずは篠笛の楽器説明として。

1.古くからあって・・・
   (そうはいっても平均律に調律した歌用調子ができたのはすごく最近)
2.竹の一節だけを使って・・・・
   (そうはいっても節ぶち抜きのもある。一節とは限らない)
3.篠竹という女竹を使って・・・
   (そうはいっても、実は篠竹に限らないこともある)
・・・・・ってな具合でして、
説明する先から自分で心の中で突っ込みが入ってしまうという状態です。
「とりあえず竹で作ってるんですわ」
というのが一番突っ込みが入らないのですが、
それ、見たままやん、というわけで、もうちょっとなんか言いたいのです。

それから、この篠笛が使われてきたのはどういうジャンルかというと、
各地域のお囃子、そして歌舞伎の下座音楽である長唄です。
とまあ、これは間違いではないのです。
けれども、
「今日はじめて篠笛聞いたでー」という学生を前に、
もし、わたしたち(和太鼓&笛)の演奏が恰好いい!となって、
また聴きたい!となってくれたとします。
そうしたときに、
お囃子や長唄で使ってるって言ってたよな~と、そういう公演に足を運んでくれても、
わたしたちが昨日お聞かせした音楽は絶対に聴けないわけです。
お囃子でもなければ、長唄でもないのですから。

そうなると、
「今日聞いてくれたような音楽はわたしたちのコンサートにきてくれない限りは
聴けませんのですわ」というのが、親切な案内になるのかな・・・と思うのです。

しかしそうなると伝統的な和楽器の云々・・・という説明と
次第に矛盾してきます。
伝統的じゃないのか、と言われると、
そうでもなく、
伝統的なのか、と問われれば、
決してそうではありません、というほかありません。

なぜなら、
楽器としては結構古くからあったっぽいんだけど、
古くからあったままだと、
いまの音楽で使うには使いづらくて、しょうがないから、
新たに調律を現在主流の音楽に合うように合わせている。
しかし、律が違うというのは、とても大きな問題で、土台が違うということでもある。
それならば、すでに古来からある楽器とは違う楽器なのでは?と
いわれてしまえば、ぐっと詰まってしまいます。
そして楽器の問題と同時に、演奏している音楽が、古典ではないわけです。
伝統的と対極にある、現代作曲作品なわけです。
そうなると結論的には、
もう新しく改良された楽器でもって演奏する現代曲です、というべきなのか。


こんなことをいろいろと、悩ましく思うのも、
伝統的なジャンルに属さない笛奏者が現れてきたここ数十年の時代だけが持つ悩みなのかもしれません。
あと、50年もたてば、こちらも伝統になってしまっているかもしれません。


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今年も牡丹の季節がやってきました。
この時期にコンサートをさせていただいて、もうそろそろ20年近くになります。
千葉県茂原市の牡丹園での笛コンサート、今年も開催されます。
例年より一時間早い開演時間となっていますので、
お時間お間違えないように、
ぜひいらしてくださいませ。

牡丹園の夕暮れ、いつもお庭で吹かせていただいています。
夕闇が迫るとともに、花の香りが濃厚に立ち上ってきて、
数えきれない、色とりどりの大きな花も、じっと耳を澄ませているように
感じられます。

前半は笛を中心に、後半はギターや打ちものも入って、
耳馴染みのあるナンバーを中心にお楽しみいただきたいと思っています。

どうぞみなさまのお越しをお待ち申し上げております。


2016年5月1日(日)

「笛と牡丹の夕べ」茂原牡丹園にて

http://www.mahimahi.co.jp/botanen/
17:00open
17:30start
コンサートは投げ銭です。
(牡丹園の入園料が別途いります)

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3月13日、狩野嘉宏先生門下の発表会に出演させていただきました。

発表会に臨まれた生徒さんのすべてが暗譜!

やればできるんだなあ・・・。

やっぱり自分の門下生も暗譜してもらおうか、と思った次第。



暗譜については、いろいろ考え方があると思うのです。
暗譜をしなさいと先生がいう理由としては、


暗譜するほど、練習しなさい
音楽を表現するところまで到達するためには、楽譜を読んでる段階では足りない


以上のようなことが大きいんじゃないでしょうか。

その一方で、覚えたはずなのに、次の音は何だったっけ?と思い出しながら、
それに必死になってしまうようでは、
これまた音楽表現なんかできる余裕がないわけで、本末転倒になってしまいます。


わたしは、よく楽譜を置いて演奏していますが、
楽譜を読んでいるわけではなく、
楽譜を置くことで、演奏に集中できる、という面があります。
楽譜はただ眺めている程度で、いま演奏してる最中の音を必死で追っているわけではありません。

特にだれか共演者がいる場合、演奏する箇所、お休みする箇所や
小節数を間違えると大変なことになります。
絶対にそういうミスをしない、というのが舞台での大前提になりますから、
ノーミスでいくために、楽譜を置いておきたいとなります。


そういうわけで、何曲も演奏したり、共演者がいる場合、
楽譜がありさえすれば、ケアレスミスを防げるというなら
暗譜にこだわらずに、堂々と楽譜を見て演奏することをお勧めします。


でも、発表会のように年一度、
たった1曲か2曲、それにかけて稽古をしてくるという場では、
暗譜でもって発表に臨めれば、それが一番いいだろうなと改めて感じました。


というわけで!!

わが門下のみなさま、この話の流れだと結論がみえてきて
まずい・・・という思っている方もいらっしゃるでしょうが、
今年の発表会は20周年記念の年でもありますし、
なんとか暗譜でいきましょうぞ~~~~!!!
文句は狩野先生までどうぞ(あ、ちがうか)。



13日は、狩野先生門下生のみなさまの発表の後、
50分ほど演奏させていただきました。

初めに「Fire Valley」(朱鷺曲)を狩野さんとデュオで、
次に狩野さんの「三日月」をこれまたデュオで。
その後はソロで、「かぐや」「ケヌケ峠」「コードコヤー」「ヤモリ庵」
「かがり田楽」そしてアンコールを頂戴し、「「笛吹童子」

ほぼ自作曲のアップテンポでもって、間の即興がテーマより長い、という、
かなりマニアックな選曲でした。
笛の二重奏と独奏で、こんなにマニアックに吹きまくったというのは、
久しぶりで、ずいぶん楽しかったです。
お客様はどうか知りませんが。




客席の笛吹き率が半端なく多い、という結構、怖い現場だったからこそ、
あまりおもねることなく、プログラムを組ませていただきました。
やっぱりテンション上がるなあ・・というのが実感だったので、
また濃い~ライヴをしたいなと思います。




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今週末、13日(日曜日)に狩野嘉宏先生の門下の篠笛発表会があります。
ゲストで出演させていただきますので、ご案内いたします。

栃木県総合文化センター 3F
古典芸能練習室(県庁 向かい側)

12:30開場
13:00開演


全席自由席 無料です。

わたしの出番は16時頃と伺っています。
50分ほど演奏します!
なに吹こうかな~・・・
楽しみやけど、聴いてる方が全員愛好家というのは、緊張するなあ。

管楽器をやる人ならわかるけど、息の楽器って緊張したら、もろ!です。

唇はどうやったらそんなに震えるかね・・という位になり、
手先は冷たく、口は乾いてきます。
心臓の位置がはっきりわかるようになり、
このまま死ぬんではないか、と思います。
こういっても、誰も信じてくれません。

「うっそー、全然緊張してないでしょ!」
と言ってくれます。
そんな風には見えないそうです。
それは大事なことでもありますが、見えないからと言って、ウソをつてるわけじゃありません。
プロだって緊張するんですよ。
プロだから、緊張半端ない、ともいえます。

でも、緊張するのはとても大切なこと、です。
オリンピックの選手だって、みんな緊張して
試合に臨んでいますよね。
試合直前までへらへらと雑談して、
「あ?次わたしの番?」なんて出ていく選手は一人もいませんよね。
そんなんじゃ、絶対にいい試合の結果をだせないのは明白ですもん。

演奏も同じです。
この一回きりの舞台。
いままでの稽古のすべてがこの一回に集約されるのです。
集中しなければなりません。
緊張で委縮するのと、集中するのを混同しないでください。
ぜひ大いに集中してください。

というわけで、狩野先生の門下生の方々と一緒に
この週末の日曜日は大いに緊張したいと思います。
はっきり言って、誰よりも緊張する自信を持っています。

入場も無料です。
どうぞお近くの方、ちょっとご遠方の方も、
よろしければいらしてくださいませ。
お待ちしています。

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今月の協会主催セミナーのお知らせご案内です。

今さら聞けないあれこれや、横笛を演奏する技術的な理解を深めたい方、どなたでも門下を問わず、

ご参加をお待ちしています。

私、朱鷺たたらと、優しい狩野嘉宏先生の

おせっかいな講師陣がお待ちしています。

お申し込みは日本篠笛協会HPからどうぞよろしくお願い申し上げます。


篠笛 スキルアップセミナー 開講!(全6回シリーズ)
□高音が苦手、音が小さい、息が続かない などで悩んでいる方
□短時間で効果的にウォーミングアップしたい方
□今より楽に吹きたい方
□もっと音楽を楽しみたい方 もっとうまくなりたい方
一つでもチェックのあった方、演奏の極意をプロから直接学べる絶好の機会です。
セミナーでは、一流の横笛奏者を講師に招き、充実したレッスンを全6回のシリーズで展開します。
講習内容は、毎回異なるテーマで行われ、伝統的手法を使い横笛奏法の基礎の気づき・強化に目的をしぼっています。
第1章 「詳しく知ろう 姿勢のこと・呼吸のこと~良い呼吸なくして、良い演奏なし」
篠笛にとって「音」というのは無くてはならないものです。
安定して旋律を歌うためには、楽器を持ったときの正しい姿勢・正しい呼吸が不可欠です。
正しい姿勢は、正しい呼吸をもたらします。これらの習得が上達の一番の近道といえます。
第2章 「詳しく知ろう いい響きを出すために~素敵な音へ」
音が出る、ということと、旋律を歌うことの違い、これは音の響きの問題でもあります。
プロはどう音色を意識して音を作っているのか。
「音」から「よく響いた素敵な音」へ。その練習法を学びます。
講師に横笛奏者「狩野嘉宏」「朱鷺たたら」をお招きし
演奏の基礎となる「呼吸」や「姿勢」、「音色」について学びを深めます。
篠笛を始めたばかりの方、音色について悩んでいる方
ぜひぜひご参加くださいませ。

◆講師:狩野嘉宏 朱鷺たたら
◆日時:2016年3月27日(日) 各講義90分入替え制
   第1章 14:15~15:45(90分)
   第2章 16:15~17:45(90分)
◆参加費:一般・各10,000円(税込)
     日本篠笛協会会員・各8500円(税込)
◆定員:20名(篠笛初心者・経験者 どなたでも)
   六本調子をお持ちください。
   (貸与あり、お申し込み時ご相談)
◆場所:レイクホール
    東京都新宿区百人町1-11-29 ARSビル2F
    http://lakehouse.co.jp/
◆お申し込み方法
参加ご希望の方は、セミナーお申込み にてお申込み下さい。
※申し込みをいただいてから3日以内に受付メールを返信いたします。
返信がない場合は迷惑メールフォルダ内に保存されているかご確認ください。
迷惑メールフォルダにも保存されていない場合は、お手数ですが再度ご連絡ください。

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