篠笛奏者:朱鷺たたら 笛吹き道中記

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篠笛・横笛の音色を通し、皆様と共感し合える世界が作れればと

思っております。これからの演奏活動の励みになりますので

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今年も牡丹の季節がやってきました。
この時期にコンサートをさせていただいて、もうそろそろ20年近くになります。
千葉県茂原市の牡丹園での笛コンサート、今年も開催されます。
例年より一時間早い開演時間となっていますので、
お時間お間違えないように、
ぜひいらしてくださいませ。

牡丹園の夕暮れ、いつもお庭で吹かせていただいています。
夕闇が迫るとともに、花の香りが濃厚に立ち上ってきて、
数えきれない、色とりどりの大きな花も、じっと耳を澄ませているように
感じられます。

前半は笛を中心に、後半はギターや打ちものも入って、
耳馴染みのあるナンバーを中心にお楽しみいただきたいと思っています。

どうぞみなさまのお越しをお待ち申し上げております。


2016年5月1日(日)

「笛と牡丹の夕べ」茂原牡丹園にて

http://www.mahimahi.co.jp/botanen/
17:00open
17:30start
コンサートは投げ銭です。
(牡丹園の入園料が別途いります)

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3月13日、狩野嘉宏先生門下の発表会に出演させていただきました。

発表会に臨まれた生徒さんのすべてが暗譜!

やればできるんだなあ・・・。

やっぱり自分の門下生も暗譜してもらおうか、と思った次第。



暗譜については、いろいろ考え方があると思うのです。
暗譜をしなさいと先生がいう理由としては、


暗譜するほど、練習しなさい
音楽を表現するところまで到達するためには、楽譜を読んでる段階では足りない


以上のようなことが大きいんじゃないでしょうか。

その一方で、覚えたはずなのに、次の音は何だったっけ?と思い出しながら、
それに必死になってしまうようでは、
これまた音楽表現なんかできる余裕がないわけで、本末転倒になってしまいます。


わたしは、よく楽譜を置いて演奏していますが、
楽譜を読んでいるわけではなく、
楽譜を置くことで、演奏に集中できる、という面があります。
楽譜はただ眺めている程度で、いま演奏してる最中の音を必死で追っているわけではありません。

特にだれか共演者がいる場合、演奏する箇所、お休みする箇所や
小節数を間違えると大変なことになります。
絶対にそういうミスをしない、というのが舞台での大前提になりますから、
ノーミスでいくために、楽譜を置いておきたいとなります。


そういうわけで、何曲も演奏したり、共演者がいる場合、
楽譜がありさえすれば、ケアレスミスを防げるというなら
暗譜にこだわらずに、堂々と楽譜を見て演奏することをお勧めします。


でも、発表会のように年一度、
たった1曲か2曲、それにかけて稽古をしてくるという場では、
暗譜でもって発表に臨めれば、それが一番いいだろうなと改めて感じました。


というわけで!!

わが門下のみなさま、この話の流れだと結論がみえてきて
まずい・・・という思っている方もいらっしゃるでしょうが、
今年の発表会は20周年記念の年でもありますし、
なんとか暗譜でいきましょうぞ~~~~!!!
文句は狩野先生までどうぞ(あ、ちがうか)。



13日は、狩野先生門下生のみなさまの発表の後、
50分ほど演奏させていただきました。

初めに「Fire Valley」(朱鷺曲)を狩野さんとデュオで、
次に狩野さんの「三日月」をこれまたデュオで。
その後はソロで、「かぐや」「ケヌケ峠」「コードコヤー」「ヤモリ庵」
「かがり田楽」そしてアンコールを頂戴し、「「笛吹童子」

ほぼ自作曲のアップテンポでもって、間の即興がテーマより長い、という、
かなりマニアックな選曲でした。
笛の二重奏と独奏で、こんなにマニアックに吹きまくったというのは、
久しぶりで、ずいぶん楽しかったです。
お客様はどうか知りませんが。




客席の笛吹き率が半端なく多い、という結構、怖い現場だったからこそ、
あまりおもねることなく、プログラムを組ませていただきました。
やっぱりテンション上がるなあ・・というのが実感だったので、
また濃い~ライヴをしたいなと思います。




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今週末、13日(日曜日)に狩野嘉宏先生の門下の篠笛発表会があります。
ゲストで出演させていただきますので、ご案内いたします。

栃木県総合文化センター 3F
古典芸能練習室(県庁 向かい側)

12:30開場
13:00開演


全席自由席 無料です。

わたしの出番は16時頃と伺っています。
50分ほど演奏します!
なに吹こうかな~・・・
楽しみやけど、聴いてる方が全員愛好家というのは、緊張するなあ。

管楽器をやる人ならわかるけど、息の楽器って緊張したら、もろ!です。

唇はどうやったらそんなに震えるかね・・という位になり、
手先は冷たく、口は乾いてきます。
心臓の位置がはっきりわかるようになり、
このまま死ぬんではないか、と思います。
こういっても、誰も信じてくれません。

「うっそー、全然緊張してないでしょ!」
と言ってくれます。
そんな風には見えないそうです。
それは大事なことでもありますが、見えないからと言って、ウソをつてるわけじゃありません。
プロだって緊張するんですよ。
プロだから、緊張半端ない、ともいえます。

でも、緊張するのはとても大切なこと、です。
オリンピックの選手だって、みんな緊張して
試合に臨んでいますよね。
試合直前までへらへらと雑談して、
「あ?次わたしの番?」なんて出ていく選手は一人もいませんよね。
そんなんじゃ、絶対にいい試合の結果をだせないのは明白ですもん。

演奏も同じです。
この一回きりの舞台。
いままでの稽古のすべてがこの一回に集約されるのです。
集中しなければなりません。
緊張で委縮するのと、集中するのを混同しないでください。
ぜひ大いに集中してください。

というわけで、狩野先生の門下生の方々と一緒に
この週末の日曜日は大いに緊張したいと思います。
はっきり言って、誰よりも緊張する自信を持っています。

入場も無料です。
どうぞお近くの方、ちょっとご遠方の方も、
よろしければいらしてくださいませ。
お待ちしています。

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今月の協会主催セミナーのお知らせご案内です。

今さら聞けないあれこれや、横笛を演奏する技術的な理解を深めたい方、どなたでも門下を問わず、

ご参加をお待ちしています。

私、朱鷺たたらと、優しい狩野嘉宏先生の

おせっかいな講師陣がお待ちしています。

お申し込みは日本篠笛協会HPからどうぞよろしくお願い申し上げます。


篠笛 スキルアップセミナー 開講!(全6回シリーズ)
□高音が苦手、音が小さい、息が続かない などで悩んでいる方
□短時間で効果的にウォーミングアップしたい方
□今より楽に吹きたい方
□もっと音楽を楽しみたい方 もっとうまくなりたい方
一つでもチェックのあった方、演奏の極意をプロから直接学べる絶好の機会です。
セミナーでは、一流の横笛奏者を講師に招き、充実したレッスンを全6回のシリーズで展開します。
講習内容は、毎回異なるテーマで行われ、伝統的手法を使い横笛奏法の基礎の気づき・強化に目的をしぼっています。
第1章 「詳しく知ろう 姿勢のこと・呼吸のこと~良い呼吸なくして、良い演奏なし」
篠笛にとって「音」というのは無くてはならないものです。
安定して旋律を歌うためには、楽器を持ったときの正しい姿勢・正しい呼吸が不可欠です。
正しい姿勢は、正しい呼吸をもたらします。これらの習得が上達の一番の近道といえます。
第2章 「詳しく知ろう いい響きを出すために~素敵な音へ」
音が出る、ということと、旋律を歌うことの違い、これは音の響きの問題でもあります。
プロはどう音色を意識して音を作っているのか。
「音」から「よく響いた素敵な音」へ。その練習法を学びます。
講師に横笛奏者「狩野嘉宏」「朱鷺たたら」をお招きし
演奏の基礎となる「呼吸」や「姿勢」、「音色」について学びを深めます。
篠笛を始めたばかりの方、音色について悩んでいる方
ぜひぜひご参加くださいませ。

◆講師:狩野嘉宏 朱鷺たたら
◆日時:2016年3月27日(日) 各講義90分入替え制
   第1章 14:15~15:45(90分)
   第2章 16:15~17:45(90分)
◆参加費:一般・各10,000円(税込)
     日本篠笛協会会員・各8500円(税込)
◆定員:20名(篠笛初心者・経験者 どなたでも)
   六本調子をお持ちください。
   (貸与あり、お申し込み時ご相談)
◆場所:レイクホール
    東京都新宿区百人町1-11-29 ARSビル2F
    http://lakehouse.co.jp/
◆お申し込み方法
参加ご希望の方は、セミナーお申込み にてお申込み下さい。
※申し込みをいただいてから3日以内に受付メールを返信いたします。
返信がない場合は迷惑メールフォルダ内に保存されているかご確認ください。
迷惑メールフォルダにも保存されていない場合は、お手数ですが再度ご連絡ください。

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2月22日、にゃんにゃんにゃんの日に、ライヴします!

「ねえ、2月22日ってさ、にゃんにゃんにゃん、なんだよね」

ピアニストの小笠原純子さんからこうお電話がありました。
小笠原さんは通称「ネコさん」
本名は「猫山ねこ」だとおっしゃっているように、たぶんネコ好き。
犬好きだったらびっくりです。

で、一体お電話の要件はなんだろうと思いましたらば、

「あのね、ネコの日なわけ、ライヴをしなきゃと思って」

そうきたかー!
月曜日ですけど・・。
しかし、日付は譲るわけにはいかない、日付から決まっている事項であるので、
ではやらねばなりませんな、ということになりまして。

ねこにまつわる物語と音楽をお楽しみいただきます。
ぜひお越しをお待ちしております~!

以下、猫ライヴ詳細です。
会場にネコはいません。
悪しからず。
哺乳類のみです。
(あ、ネコは哺乳類やな。わたしらと同じやったんか。)


2016年2月22日(月)


 pm19:30開演 18:00開場
 アジアご飯が美味しいライヴハウス RAKUYA中目黒


篠笛 朱鷺たたら
ピアノ 小笠原純子
ギター 吉原寛治
パーカッション 足立浩

ゲスト:vocal&」朗読 まるたまり vocal 椎葉マリエ

http://rakuya.asia  目黒区上目黒2-15-6
チャージ:予約3000円 当日 3.500円
ご予約:RAKUYA 03-3714-2607
    music@rakuya.net
アクセス:東横線「中目黒」駅よりGTプラザを抜け目黒銀座商店街2番



以前から疑問があって、人間と動物の違いは?とか本に書いてあったんですが、火を使う、とか言葉を使う、とかあるわけです。
しかし、頭部の毛だけがどんどん伸びる、というのは大きな特徴ではないかと
思っていて、老化にともなってそれが抜けていくこともありますが、
頭部の毛、という頭部をやたら守りたい意思を感じます。

頭がひどく大事な動物なのか、と思うのです。
わたしはすっごい大きな特徴やないか~と声を大にして言いたかったので、
ここで言っておきたいと思います。

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明けましておめでとうございます。
カーラジオから大沢誉志幸の「そして僕は途方に暮れる」が流れてきて、急いでいたのに、しばし車の扉を閉めなおして、学生時代に戻っていました。
紅白も懐かしい歌が流れ、主催側が狙う層に自分が入っている感を強く持ちましたが、心地よかったので、ぜひこれからも狙って欲しいと思います。


久しぶりに会った弟が、「田中泯、知ってるか?」といい、テレビで見たという、彼がやっているという舞踏を真似て披露してくれましたら、
いい歳の男が胸を強く叩いて、奇声を発している様が、なかなかに迫力があったので、
「うまいうまい!いけるんちゃう?」と誉めてみたら、大笑いされました。

弟が大笑いするのもわかるけれども、わたしもただ誉めたのでなく、
田中泯のオリジナルは知らないが、
真似たものだという奇妙な動きも、真似と知らずに観賞してみると、ずいぶん胸に迫るものがあって、
真剣に自分の弟の舞踏の才(なのか物真似の才なのかわからないが)を誉めたのでした。

その後、田中泯と大野一雄と岩下徹さん(わたしはファンであり、一度は共演していただいたので「さん」づけ)の舞踏について、また、又吉の花火の感想へと話は展開したのでした。


さて、明日は東京、中目黒で新春初のライブです。
アフリカンパーカッションの永原元さん主催で、
な、な、なんと数えれないほどのミュージシャンがてんこ盛りです。
30名くらい出るんじゃないでしょうか・・・。

音楽のバイキングですよ~!
お得感満載やなあ・・・
福袋のようです。

お昼から夜までずうっとやっています。
わたしは17:40~15分間の出番です。
ピアノの小笠原純子さんと元さんと、デュオだったりトリオだったりします。
この時間帯は邦楽器部隊が集結しているという情報が入ってきていますので、ぜひぜひお見逃しなく、ご都合よろしければいらしてくださいませ。
お待ちしています!


2016年、皆様にとって幸多き、よき年でありますように!


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先日、「ギターとアンサンブルするなら5本調子がいい」と言いました。
その話をしようと思います。


ギターは開放弦の調律が一番太い弦から、
「ミラレソシミ」と並んでいます。
弦は途中を指で押えて、弦の長さを変えることでピッチを変えることができますが、
どこか押えるより、なにも押さえないで弾いた方(開放弦)が、よく鳴るというのはお分かりいただけると思います。

この理由から、ギターの場合はシャープ系の曲の方が、楽器はストレスなくよく鳴るのです。
フラットが付いている曲だと、カポをはめて、基本設定の開放弦の音をフラット系に変えるとか、
ともかくもあまりあっけらかんとは鳴らなくなってしまいます。

篠笛の5本調子というのはシャープが3つ、基本的に付いています。
keyでいいうとAです。
同じシャープ系なので、
もともと持っている音(=開放弦=篠笛でいうと1から7の指付けをした時に出る音)
の共通項が多く、一緒に演奏しやすいのです。


よく使う6本調子はフラット2つです。
ちょっとギターの方にはひねりを与えてしまいます。
では、7本調子はというと、シャープ5つです。
シャープ系でいいんですが、
「シャープ付きすぎやねん!」という調子です。
4本調子はフラット4つです。
3本調子はシャープ1つです。
いい管です。
3本は合わせやすいです。


というわけで、5本とか3本調子あたりが一緒にやりやすいと
考えていいと思います。

さて、そうはいっても、奏法上やりやすい、加えて楽器もよく鳴るという話は、
音楽的に最高の価値か?というとそうでもないのです。


楽器にストレスをかけずに、よく鳴らすというのは、ええ話です。
でも、あっけらかんと鳴るばかりがええ、というわけでもないのです。
ちょっとアンニュイな音色欲しいときとか、ありますよね。
人の性格でも、真っ当な誠実な人よりも、ちょっとワルの方が魅力感じてみたり、と
人生は複雑です。
音楽も同じなんですね。
だから、作曲家は
「交響曲第○番○調」と
必ず調性を書きます。
調性が結構大事なんです。
簡単やし、ぜんぶハ長調にしたらええやん、というわけにはいかんのです。
調性ごとに持ってる雰囲気が違いますのやね。

調性ごとの性格と、楽器の特性からどこがよく鳴るとかいうのは
別の話ですが、
作曲家は楽器の特性も考慮して作曲しています。

私の場合は、笛で曲を作ることが多いので、
8本でも3本でもこの曲は吹けるけど、
3本調子の音色が欲しいから3本調子として書こう、とか
8本で吹いたほうが指使いは簡単だけど、
どうしても3本で吹くのだ!みたいなことはよくあります。

さあ、どなたかお仲間にギタリストがいたら、
ぜひ5本調子を用意して一緒にアンサンブルを楽しんでみてくださいね。

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笛の話じゃありません。

二年生の息子が木曜までに学校に牛乳パックを持って行かないといけない、といってきました。

ちょっと帰りが遅くなり、タクシーで帰宅を急いでいる最中の話です。


わたし「ひとつでええんやろ?」

子「いや~、せめて5つくらい?」

わたし「えー!間に合わへん。あらへんあらへん!」

子「いや~、いるやろ。お店でもらったらどうや?」

わたし「どうやろなあ・・あ、ちょうどりんごジュースあったやん。あのパックも持って行きいな」

子「りんごはあかんやろ」

わたし「なんでや、液体のもんが入ってる紙のパックやったらええと思うで」

子「そうかなー、牛乳って言ってはったで」

わたし「かまへんかまへん、牛乳でもりんごでもええのや。

    要は液体や!液体が入ってた紙のパックっちゅうのが大事なとこや!」


と、だんだん熱が入ってきたところで、息子が


「牛乳のにおいがしないと、アカンと思う」


言い切った。


・・・え、そこ?


「・・・そこか?大事なのは、においか?」


この辺で、いままで沈黙していた運転手さんが笑いだした。


運「においじゃないでしょうねえ・・・」

しかしこどもは頑張る。


子「牛乳のにおいがした方がいいと、俺は思う!」


ってなとこで家に着きました。

わかった。

りんごはやめとこ。

牛乳にしよう。

でも、洗ったほうがいいと、母は思う。



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ちょっとレクチャー。

ややこしいので、ご興味のある方だけ読んでください。

篠笛をなんで持ち代えるの?とか、

移調ってなに?と疑問に思っている方がいらしたら・・・。


篠笛は移調楽器といって、カラオケでkeyをぼたんひとつで変えるのと同じように、

ボタン押すたびに笛を持ち代えます。


カラオケでkeyを変えても、メロディは変わらないので、なぜか歌えてしまいますよね。

それは相対音感があるからです。

その相対音感に対して、絶対音感というのがあります。


音楽家の必須条件といってよく聞く「絶対音感」というのは、

何々ヘルツの音波を何々の音、として定めているのですが、

それを聞き分けられちゃう超能力的な音感です。

現在世界的に、440、あるいは442ヘルツを「ラ」に設定しています。

一分間に440回振動する音をラ、ということにしましょうや、という話です。


現在、といいましたが、そうなの、絶対とか言っておきながら、時代によって基本設定が変わってしまうんですよ!

絶対=普遍的ではない、ということですなあ・・・

500年くらい前は、ラがいまより半音ほど低いものを「ラ」に設定していました。

バロック時代と呼ばれていますが、そのころの音楽、いまから見ているから「古楽」といいますが、

CDに例えばハ長調と記載されていても、

一緒に演奏しようとしたら、楽譜より半音低く演奏しなくてはなりません。

楽譜に「ド」と書いてあったら、半音低い「シ」の音を出さないとCDの音源とは合いません。

何で?って、もともとの設定がいまより半音低い、ということはそういうことなんです。

ややこしいですね・・・


カラオケでkeyをお手軽に変化させていくことは、これって相対音感使って歌っているわけです。

知らず知らずのうち、専門的な音楽教育受けてなくても結構高度なことできてしまうのですね。


篠笛はkeyを変えるために、持ち代えていきます。

メロディはkeyが変わっても変わりません。

篠笛の奏法でいうと、指使いは変わらないのです。

だからkey変えるのなんて超簡単です。


バンドのメンバーに歌の方がいたとして、

「あれ、なんか今日調子悪いわ。高い声が出えへんし、ちょっと半音下げてくれへん?」

とオファーがあったとしましょう。


ピアニスとやギタリスト、その他大抵の楽器は、

「しゃあないな、ええでー」といいつつもピアノだったら押さえる鍵盤はすべてさきほどより半音低く、位置をずらさねばなりませんし、実はえらいことさせられてるわけです。

楽譜と実際は違う鍵盤を抑えなければならなくなってしまうのですから、

頭のなかで翻訳フル回転状態です。

そういう訓練をしてきている方々なので、

「ええでー」と言ってくれはりますが。

はっきりいって、key変えるんやったら、それ用に楽譜書いてきいな!と言いたいに違いないのです。


さて、篠笛奏者はそういう場合、一番楽ちんです

先ほどまで吹いていた調子が例えば8本だったら、その半音全体的に低く出る7本調子に

ただ持ち代えて、指使いは先ほどと全く変える必要なく、吹けばいいだけなのです。

もし、全音下げたいというなら、8本の半音下のさらに半音下で、8,7,6と下がってきて

6本調子に持ち代えたらいいだけ。

簡単です。

これが楽器が調を移動していくので、移調楽器です。


ところが!

もし絶対音感があるとかなり苦労します。

というのは、メロディラインは調を移しても変わりません。

それはどういうことかというと、

ひとつひとつの音と音の間隔は、移調しても変わらないから、

メロディは全体的に高くなったり、低くなったりしたところで、

インターバルに変化はないのです。

しかし、絶対的な音の高さ=ピッチは変化していますよね。

これを聞き分けてしまう耳が絶対音感なので、

調子を持ち代えるとめちゃくちゃややこしいことが起こるのです。


「ドレミの歌」を例にしましょう。

「ドーレミード ミードーミー」と絶対的なピッチ(ピアノのドレミとほんまに一緒の高さ)で

歌っていたとします。

あれ、声出えへんわ。

ちょっと低くしてくれへん?

半音下げてくれる?

とわがまま歌手が何の気なく、言ってきました。(コノヤロ~)


すると、

「ド」は半音下の「シ」にスライドしますので、

それをメロディラインで書くと、

「シード#レ#-シ レ#-シーレ#-」

実際は上記のような音になるのです。


ピアニストの苦労がわかってくださいましたか?

篠笛は、先ほどは8本調子をもって

指使いの「ドーレミード ミードーミー」と吹いてたものを、

半音下の調子の7本調子に持ち代えて、

指使いはそのままさっきと全く同じように、

「ドーレミード ミードーミー」と吹けばいいです。

が!

ここで絶対音感が

「はじめの音、ドーちゃうやん!シやん!」と言ってくるのです。

・・・こうなるとややこしい・・・

指使いのドを、なんの調子を持っても、「ド」と相対音感でとらえることができたら、

すごく便利な楽器なのですが、

絶対音感がしっかりしていると、そうはいかない!

ドはドやし、シはシやし、動くなんてありえへん、と聴覚がいってくるわけです。


わたしの考えでは

篠笛吹きは調子を持ち代えますので、

絶対音感はどちらかというと、邪魔になるように思います。


音楽家に必要なのは、音感に限っていうなら、絶対音感ではなく、

相対音感だと思っています。


ややこしい話でしたが、

調性によって篠笛の調子を持ち代えなければならないこと、

そのとき、指使いは変えなくていいこと、少しおわかりいただけたでしょうか?








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いろいろ楽しかったこと、たくさんありました。

嫌なことはひとつもなくって、あ、こどもが車に酔って吐いて、でも次のsAでうどん大盛り食べてたから、まあ花丸です。


そんななか、岐阜の山県市でのコンサートの終了後、主催者さまに

いわれたコメントに、わあ、そうか!と新たな発見をいただきました。

というのは、主催者さまはサックス吹いてらして、おやじバンドもやってはるという経歴の持ち主なんですが、

「篠笛を聴いていて、飽きない。

それは調子を代えるからだ」

とこうおっしゃったのです。


なるほど・・・!

言われてみれば、です。

なんで気つかへんかったんやろ。


いままで、フルートの経験から、一本の笛で

どんなkeyも吹けることの利便性に、なんとか篠笛を近づけられないだろうかというベクトルでしか、

みていませんでした。

やはりすべてのkeyが一本の笛で演奏可能というのは、魅力的なんです。

曲のなかでどんな転調があっても、対応できるわけですから。


ところが篠笛はそうはいかない。

ひとつの調子の笛で対応できるkeyは、6つほどです。

例えば8本調子はC管です。

そうすると、もちろんCメジャー、とその並行調(調合が同じ)であるAマイナーはもちろんいけます。

そこにフラットがひとつ加わったkeyであるFメジャー、そして並行調Dマイナー、

フラットが二つ加わったものもものによっていけるわけですが、

そうするとBフラットメジャー、とその並行調のGマイナー。


シャープひとつくらいならいけるか、というのであれば

Gメジャー、とその並行調のEマイナー。


あれ?8つでした。

結構いけますな。

速さや運指、そして音域によりますので、

8つのkeyはひとつの管でいけると断言はできませんけれども。


しかし、フルートは全調いけるわけです。。

12keyのメジャーとマイナーが。


篠笛はそうはいかないので、曲によってどんどん調子を代え、持ち代えていきます。

そうすると、サックスでいえば、

バリトン、テナー、アルト、ソプラノサックス・・・というように持ち代えたような、

そんな効果があるんですね。


管の太さ、長さが音色に大きく影響しますので、

持ち代えることによって、音色の変化を出すことができるというわけです。

演奏者にとっては持ち代えは難しいテクニックを要しますが、

独りでいくつかの音色を出せるというのは、ものすごい強みです。


やっぱり篠笛、最高!

篠笛にひとつkeyつけて、トラヴェルソのように全調演奏可能にできひんかな、と

いろいろ模索したことがありましたが、

いや、持ち代えこそが大きな利点であったとは!


長く弱点と思っていたことが、反転しました。

いくつか転調しながら速いパッセージを難なく吹きこなせるようにはなりたいけど、

まあそれは別の練習法で探ることにして、

楽器改良でなく、自分の技量を上げるしかないですね。


持ち代えがうまくできるようになるにはどうしたらいいですか?と

聞かれますので、ちょっとわたしなりのアドバイスを最後に。


「持ち代える練習をする、のが手っ取り早い!」です。

え~?って感じですか。

もうちょっと専門的なこと聞きたいって感じでしょうか。


篠笛は一本一本違う竹でできているから、

それぞれほんまに特徴が違うんですね。

息の当て方が、同じ調子の笛でもこの笛やったら、

このくらいの角度で、この程度の息圧でいくと、こういう音色で出てくる、みたいなデータが

自分のなかにあって、

曲調に応じて、表現したいものに適した笛を選んでいます。

そういうわけですから、同じ8本調子でも曲によって代えているというほど、

8本調子はこう吹けばいい、というものでもなく、

この笛はこう、というのをかなり精密なデータとして持っています。

それは身体が考えて得たものとして感じています。

持ち代えたときは、その笛に身体が反応していきます。

考えているうちはたぶん間に合いません。


というわけで、結論は、

「頭で考えるな、身体が考え始めるスイッチを入れるんだー!」

簡単にいうと、練習しましょう、ということになってしまうのですが、

言葉の意味は上記のようなものです。


わたしがよく使う調子は、8,6,3です。

この3つは欲しいですね。

ギターなど弦楽器とのアンサンブルを目指すなら、

5本調子とかお勧めです。

その理由はまた次回に。







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