篠笛奏者:朱鷺たたら 笛吹き道中記

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篠笛・横笛の音色を通し、皆様と共感し合える世界が作れればと

思っております。これからの演奏活動の励みになりますので

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一般社団法人 日本篠笛協会が月に1度発行しているメルマガに、3月寄稿しました。目にする方が限られている媒体なので、記事をこちらでもご紹介したいと思います。

 

「桜が咲き、卒業と入学の季節となりました。
大人になると、卒業も入学もなくなり、節目がない生活が続きますが、
数年ごとに節目があると、メリハリが出ていいかもしれませんね。
PTAの役員をした経緯から、久しぶりに小学校の卒業式に列席しました。
ひとりひとりの子供たちが大きな声で、自分の夢を発表し、
卒業証書を受け取りました。
そのなかで、3割程度でしょうか、思いのほか多くの子供たちが語る夢に気になるところがありました。
それは
「○○になって、周りの人々を笑顔にしたい」というものです。
○○のところは、スポーツ選手や、ダンサーやパティシエなど色々です。
笑顔にしたい、ということと、○○になる、ということはイコールではないちゃう?というのが感じたところで、真の目標が周りの人を笑顔にすることだったら、もっと簡単な方法があるやろし、
目標にせんでも、いまでもすぐにできるやん、と。
しかし、子供たちの目標はもっと奥深く、
○○になりたい!という憧れと他人の幸せを同時に叶えるということなのかもしれません。
この願いは本当に素晴らしく、きっと叶うだろうと感じました。
生まれてたった10数年でこういう成長を遂げるのは、人間をおいて他にないでしょう。

子供たちの語る夢を聴きながら、別のことを思い出していました。
時折、ミュージシャンが語る言葉に、
「自分の音楽を聴いて幸せ(笑顔)になって欲しい」というものです。
個人的な話をします。
わたしはこの類がどうにもうさんくさいのです。
平たくいうと、
「あなたの奏でる音楽聴いてどう感じるかは、わたしにもわからん。ほっといてくれへんか」と思うのです。
この音楽はこのように感じなさい、というようなHow toとでもいいましょうか、
音楽やアート、味覚でもそうですが、本人がどう感じるか、それを本人もとらえきれないこと多いんちゃうかと思います。
ところが、それを「こう感じるのが大抵の人の感じ方やから、このように感じたらええのや」とか、
「多くの人はこう感じてるんやから、同じように感じたら安心やで」というような空気、
いままで感じたことないでしょうか?
こういう教育は感性を尊重するうえでは最悪やと思います。
共感は社会で共生するなかで、とても大切ですが、うすっぺらな共感の前に、自分がどう感じるのか、ということを
誰にも指図されず、感じ尽すということを、特にこどもたちには大いにしてもらいたいと思います。
学校公演に行って、「笛きれいでした」という文面で埋め尽くされた感想文をもらうたび、痛感します。
怖いっていって、泣いてたやん~、うそ~と。
「怖い」とか「もう二度と聴きたくない」とか、気を遣わず書ける学校であって欲しいなあと思うのです。
といいながら、大人のみなさま、演奏の後で上記のような凹む感想をわざわざ伝えにきていただかなくていいです。
それはどうかやめてください。
この春から新しい生活を始められる方も多いことと思います。
幸多かれとお祈りします。」

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5月南青山MANDALAにて、ライヴします!
和太鼓のはせみきたさんと笛・朱鷺たたらでお贈りする
新感覚ユニット「BOK・SUI」立ち上げライヴです。

和太鼓と笛のデュオという、とてもシンプルな構成でありながら、
それぞれの音色のもつ音風景が拡がり、交錯します。
太鼓と笛の二重奏には、コード(和音)が付随しないため、
絵でいえば背景のカラーがない状態ですが、
だからこそ、音の世界が制約なく、広がっていくような面があります。
どんなふうにも進んでいける、どこまでいってもいいぞ~!というような。

 

それは独奏にもいえて、このたびのライヴではそれぞれの
渾身の独奏もお楽しみいただきたいと思っています。

わたしは独奏には、果てしない音楽的な拡がりを感じています。
意外に思われるかもしれませんが、独奏はひとりぼっちの、寂しい世界ではないんですよ。


笛に関していうと、一瞬には一音しか出せない楽器です。
複数の音を同時に出すことはできません。
逆に和音を出せる楽器は、一瞬を切り取ってみても、なんらかのカラーを感じることができますよね、
明るいとか暗いとか、気持ち悪いとか(笑)。
それが一音だけだと、それはない。
なにかの音が一音鳴ってるだけでは、カラーは感じにくいです。
しばらく聴いて、初めてメロディを感じることができます。
そういう楽器であるというのが、笛の特徴です。(他にもそういう楽器はたくさんあります)
こんなどこかストイックな楽器ですが、
音色には奥深いニュアンスをたくさん包括しており、一音だけでも後ろに風景が立ち上ってくるかのような、そんなものすごい楽器だと感じています。
アンサンブルでは感じられない、独奏ならではの世界。
こちらもぜひ堪能していただきたいと願っています。

みなさまのお越しを心よりお待ちしております。
チケットご予約は南青山MANDALAのご予約フォームからしていただけます。

 

 

日時:5月14日(日)

    12:00 open/13:00 start

会場:南青山MANDALA

    港区南青山3丁目2-2 MRビルB1

    東京メトロ「外苑前」徒歩3分

料金:ご予約 3,500en/当日4,000en

        (+1ドリンク代)

ご予約・お問い合わせ:南青山MANDALA 03-5474-0411

        (ホームページ予約フォームにて受付中)

南青山MANDALA  HP :http://www.mandala.gr.jp/aoyama/index.html

 

 

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今日は小学校の卒業式でした。
我が子のではなく、PTAの役員として出席しましたが、我が子のだったらタオルハンカチ必須です。
6年でこんなに成長するものか、と自分の最近の6年間を振り返って、
どうやら時間の流れが違うようだ、と思わざるをえません。
新しい生活が始まる節目にいつも風景の中にあるのは、桜です。
今年は中野区の哲学堂公園 桜まつりで、笛を吹かせていただくことになりました。

日時は以下のようになっています。

3月26日(日)
11時開演(約30分ほどのステージ)
14時開演(約30分ほどのステージ)

4月2日(日)
11時開演(約30分ほどのステージ)
14時開演(約30分ほどのステージ)


戸外での演奏です。
笛の音が遠く通っていくさまは、心地よいです。
ぜひ風景とともにお楽しみください。

また、各演奏終演後、篠笛体験コーナーを設けています。
はじめて篠笛というものに触れて、音出してみたいな~というみなさまを
優しく、丁寧にお手ほどきいたしますので、
ぜひお気軽にいらしてくださいね。

すべて無料ですよ~

中野通りには、今日からぼんぼりが灯りました。
桜のころは、JR中野駅から中野通り沿いを
ずうっと北へ約2キロ弱、哲学堂公園までほの暗いぼんぼりが
夜桜を浮かび上がらせます。
この道のりは桜並木が途切れることなく、
そして到着地の哲学堂公園はこれまた見事な桜の園です。

まだ肌寒く、開花がどうなるか、そしてお天気は?というところが
気になりますが、
わたしが気にしてもどうなるものでもないですね。
しっかりとした雨の場合は演奏はなくなりますが、
いまのところは曇り、ということですから、大丈夫そうです。

どうぞぜひお花見にお越しくださいませ。
詳細は以下の哲学堂公園HPをご覧くださいませ。

http://www.tetsugakudo.jp/top.htm

 

 

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今週の金曜日です!佐藤誠さんバースデーライヴに出演します。
わたしも今月バースデーだった、そういえば。
もう何回目か数えられなくなりました。
10代のころは誕生日は特別やったなあ。
おばあちゃんやおじいちゃんに年を聞くと、
「何歳だったけな・・?」なんていってのは、
年を隠したいのかと思っていたけど、
そうじゃなくてほんまに数えられなくなるんですなあ・・・。
よくいままで元気でいられて、奇跡のようです。
ありがたやありがたや。

さあ、10日も凄腕の方々とご一緒させていただきます。
素晴らしいメンバーです!
これはぜひ聞き逃せませんよ!!

お越しをお待ちしています。

 

 

3/10(fri)MAKOTO SATO LIVE

      at KICK BACK CAFE 03-5384-1577

  京王線「仙川」駅下車徒歩5分

open 18:00

start 19:30

door  3,500en

佐藤誠(ギター)岡沢章(ベース)村上ポンタ秀一(ドラム)

スペシャルゲスト:SETSUO(ボーカル)

           朱鷺たたら(笛)

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今週末、今年度初の日本篠笛協会スキルアップセミナーが開催されます。

2月4日(土)第1章&第2章
場所:中目黒 楽屋 〒153-0056 東京都目黒区上目黒2-15-6
受講料(税込み):篠笛協会会員 各回:6,000円 一日通し:10,000円
         一般  各回:10,000円
         篠笛専攻(音楽理論教室)のみ受講
           日本篠笛協会会員:1,500円
                 一般:3,000円
時間:第1章「姿勢・呼吸のこと」11:15~12:45
   理論クラス 篠笛専攻  13:00~13:40
     第2章「いい響きを得るために」14:10~15:40


スキルアップセミナーとは、コンテンツ毎にテクニックメソードを学び、
効率的、効果的な練習法を学んでいただく講座です。

第1章:姿勢・呼吸のこと
   安定した音を持続するために不可欠な管楽器の呼吸法についての講義と実践です。


 腹式呼吸という言葉はよく耳にしますよね。なんとなくわかっているつもりの呼吸。取り出して見せてさしあげるわけにはいかないので、わかりづらいのと、習得がいっぺんに起きないため、余計にぼんやりとしたもの、と感じていらっしゃると思います。仕組みについて知ったうえで、実践練習を行い、日々の練習方法についても提示していきます。

 

第2章:いい響きを得るために
   ただエッジに当たって音が出ている、というだけでは、いい音色にはなりません。楽音を目指して。この個性あふれる自分の身体からしか出せない、唯一無二の最高の音を目指すために、必要な注意についての講義と実践練習を行います。この講座はとてもユニークな内容となっています。自分の身体の感覚に耳を研ぎ澄ませて傾け、身体の変化と音色の変化に注意を向けます。素晴らしい豊かな音は、力づくではなく、とても気持ちよく、易しく得られるということを知ってください。高音域(大甲)を出すのに苦労している方々にもぜひ受講していただきたい内容となっています。

 

 

そして、第1章と第2章の講座の間の時間帯で、篠笛専攻と名付けた理論クラスが今年度から開催されます。
理論と聞いて、難しそうだなあ・・と思ったあなた!
あなたにこそ、ぜひ参加していただきたいと思います。
上達に理論はバックアップになりこそすれ、障害になることはありません。そして、専門家向けの講座ではありません。


生徒の条件はなんでしょう?
「わからない」「まだ知らない」ということです。
もう理解している人向けの講座ではないのです。どうぞ安心していらしてください。

 

今回は音階(音を順番に並べて作った階段のようなもの)について解説し、篠笛の歌用調子がどのように調律されているか、について学んでいただきます。
この知識から、篠笛の調子を曲ごとにどうやって選択すればいいのか、ということがご自分で判断できるようになっていくことでしょう。
篠笛、というまだあまり一般的ではない楽器を吹くみなさんだからこそ、他の楽器の方に向けて、自身の楽器がどういう仕組みになっているのか、ぜひ紹介できる程度の知識を持っていただければ、さらに皆様の音楽世界、音楽仲間の輪が拡がっていくこととでしょう。

 

この理論クラス(篠笛専攻)は前後の第1章あるいは第2章のどちらかでも受講なさった方には無料で開かれています。
ぜひご参加ください。

また、このセミナーは流派を問わず、どなたにでも開かれています。
どうぞ日頃、上達に頭打ちになり、悩んでいらっしゃる方、独学の方で気づきが欲しい方など、笛が上達できるように、必ず役立つ練習法、観点などをお伝えしたいと思っています。

 

お申し込みは日本篠笛協会HPまでどうぞ。
http://shinobue.or.jp/
トップページのセミナーお申し込みフォームからお申込みいただけます。


みなさまにお会いできるのを楽しみにしています。

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新年明けまして、初めてのブログです。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、ATNから出版されている「音符で学ぶ やさしい篠笛教本」というわたしのテキストで学ばれている方々から、時折ご質問をいただきます。

常にお答えできるわけではありませんが、
実際に教えている生徒からも、よく来る質問でしたので、
お役に立てるかもしれず、ここでご質問とそれについての応えをご紹介します。
(質問者様から、ここでご質問を公開し、お応えすることについてのご了解は得ています)


ご質問)
■呼吸について
・今までは、腹式呼吸ということで、下腹を膨らませて縮めてという動き
を意識していました。これだと肋骨の動きというものが感じられません。

・そこで、「背中から息を吸う感じ」というのを試してみました。
こちらだと、肋骨の動きが感じられ、胸いっぱいに吸い込んでいる感じがします。
これが良いのかなと思うのですが、「腹筋をリラックスさせ」と
いう感じができず、かえってブロックしているような感じになるのと、
お腹の動きがあまり大きくならず、お臍から上の動きが中心になる感じです。
演奏するときには「下腹部は引き締まった感じ」ということもあるので、
下腹を意識した方が良いのかなと混乱してしまいました。
やはり、肋骨の動きが感じられる呼吸が正解なのでしょうか?


朱鷺)
腹式呼吸、胸式呼吸という名前が独り歩きしてしまい、
おなかだけを使う、あるいは胸だけを使うというつもりで呼吸をしていらっしゃいませんか?
「背中から息を吸う感じ」というワードでイメージした呼吸で合っていると思います。
おなかも全体的に膨らむと思います。
「よい薫りを胸いっぱいに吸い込む」というイメージも役に立つと思います。
上体を折って、腕をだらりと下げて呼吸してみると、肋骨は動きませんが、腹周りの動きを大きく感じることができます。
腹が膨らむ呼吸というのは、この感覚です。
講師の側はいろいろと言葉を使って、イメージを喚起してもらうようにしていますが、すべてイメージしやすいわけではないと思いますし、却ってわかりにくいと感じる言葉もあると思います。そのなかで、ご自分にわかりやすい言葉があれば、それを使ってください。

 

管楽器の呼吸法については、横隔膜の話が出ることが多いと思いますが,手や足のように、好きに動かせるものではないため、説明されたところで、「おお、なるほど!」と膝を打つようなわかり方というものはないとあらかじめ、お考えください。
日本篠笛協会の動画、ペットボトルを使った横隔膜の説明をぜひご覧ください。

下記の日本篠笛協会のHPのトップページから、「レッスン」のカテゴリーをクリックすると、ワンポイントレッスン動画がご覧になれます。
http://shinobue.or.jp/
息を吸うと横隔膜は自然に下がります。(感知しにくいです)
それによって、横隔膜より下にあるはらわたが押し下げられ、行き場を失い、外側へ押されることで腹が膨らみます。
吸い込んだ息で膨らんだのではなく、下がった横隔膜の稼働率が高ければその分、押されたはらわたの分、腹は膨らみます。
そういうわけですので、横隔膜の稼働率が低いと、あまり腹は動きません。
この稼働率を上げることが管楽器の効率のよい呼吸に大切です。
息を吐くと、横隔膜は元の位置に戻ります。
横隔膜が戻ってしまうと、もう息を吐くことができませんので、
演奏中(息が漏れ出ている状態、身体は息をせき止めている感じ=腹が引き締まっている感覚に繋がると思います)は、横隔膜が元の位置に戻ってしまわないように、なるべくkeepします。
それによって、長く息を漏れ出すことを保てます。(長いフレーズを安定して吹くことができます)
その間は、下腹部が引き締まった感覚になると思います。
息を吸うときには引き締めませんよ。

呼吸は見せてあげることができないし、なかなか伝えるのが難しいと私自身、
指導経験から感じています。
できれば、プロの管楽器奏者の先生について学ばれるのが一番安心です。

 

 

ご質問)
■1オクターヴ離れた呂から甲への移行(Track7)
今までの癖で、甲の音を出す瞬間に一度唇を閉じて息を出し直してしまい
ます。(小さくプッと音が出る感じです)
スラーでの演奏ということだと、この切り替え方は良くないでしょうか?
息を流したままアンブシュアなどを切り替えるトレーニングが必要ですか?
切り替えの時、一瞬息を弱めるようなコントロールをされるのでしょうか?

 

 

朱鷺)

スラ―というのは、「なめらかに奏しなさい」という指示ですので、
息を出しなおしてしまうと、必ず一度途切れることになりますからスラーにはなりませんね。
いまの奏法では、スラ―の指示には従っていないので、間違い、ということになります。
息を出したままでアンブシュアを変化させる訓練は大切です。
そのためにオクターブ練習や、倍音練習というものがあります。
または、音程の離れた2音を滑らかにだす跳躍の訓練も難易度は高いですが、高度なテクニックを身に着けるには不可欠な訓練です。
呂から甲に移る際、音域にもより、さまざまに変化しますので、一概に言えませんが、オクターブ上げるために一瞬息を弱めるようなことはしないと思います。
離れた音域へ移動する際に最も注意することは息のスピードです。
しかしそれを、息の強弱で行うのではなくアパチュア(息の出る唇の孔の部分)の変化で行いましょう。
息の強弱で行うと音の強弱まで変化してしまいますので、それはやめましょう。
下顎の動きも重要です。篠笛協会の一分動画で狩野嘉宏先生もレクチャーなさっているのでそちらもぜひご覧ください。http://shinobue.or.jp/


単発で受講できるワークショップなどを活用なさって、実際にレクチャーを受講なさるとさらに気づきが深まることと思います。
プロの演奏を間近で聴いて、目標とする音を浴びることもとても役立ちます。
楽器の独学は非常に難しいのが実際のところだなあと思います。
身体の使い方を学んでいるに等しいため、もし機会があればワークショップなども活用なさるとさらに上達なさることと思います。


後記:
日頃、ラジオやテレビから流れてくる演奏は、十中八九プロの演奏ですよね。
まず、気にならない、言い換えると「気に障らない」と思います。
それは自然に聴こえるからで、それってすごい上級者しかなしえない演奏です。
いともたやすく簡単そうに演奏しているように聞こえますものね。

しかしながら、実際に自分がやってみようと思うと、フレーズのある一部分をなめらかに奏したい、というだけでも、実のところ大変難しいものです。
取り組めば取り組むほど、疑問がでてきて、それを身体が学ぶまでの道のりが果てしなく思えるのではないでしょうか?
でも、高度なテクニックを身に着けるための訓練法は本当にたくさん明示されています。
それほど、先輩たちが苦労してどうやったら最短距離でテクニックを学べるだろうと試行錯誤した結果だけを、今いただけるとはなんと有難いことでしょうか?

自分ができるまでやるのが練習、と肝に銘じてひたすらできるまで取り組むしか方法がない、というのは潔くて気持ちよいではありませんか。
途中で嫌になってしまうかもしれませんが、確実にやっただけ、時にはボーナスタイムがあり、数段抜かして上達しちゃう、ということもあります。(継続していた人だけに訪れるボーナスタイムがあるんです)
ボーナスタイムにはスランプも含まれます。
苦しいボーナスタイムですが、練習していない人には訪れないという、不思議なもので、必ず壁の向こうへ行ける力を内在したときに、スランプが訪れるのではないか?と最近、スランプがこないと嬉しいけど却って不安になってしまうという気持ちです。

以上、ご質問にお応えしました。

 

今年も笛と共に・・・

 

 

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12月のワークショップのお知らせです。

「篠笛ワークショップ~初心者スキルアップ編」

講師:朱鷺たたら
12月3日(土)15:00~17:00
所沢市新所沢まちづくりセンター

持ち物:8本調子
参加費:3,000円

ご参加申し込み
下記までメールまたはお電話でお申込みください。

メール:tokorozawa@aoitsuki.jp
電話:04-2939-2907(鶴岡)


このワークショップは、12月23日に所沢のミューズで開催される太鼓祭りの主催者様からのお声がけで実現しました。
基礎練習と、曲としては、幕間などに演奏するのに適したような小曲をテキストにしようと思います。
基礎練習といっても、基礎力を養うには一朝一夕にはいかず、毎日繰り返して稽古を積んでこその土台力が培われていくのです。

今回は、スケール(音階)練習を取り上げようと思います。
どの楽器を練習するのにも、必ず必要なものです。
また、ご紹介する曲は、和太鼓グループなどにおいて、幕間をつないだりする時間調整にも役立つように、曲の演奏時間を自由に調節できるようなアイディアが入ったものをご紹介しようと思います。
今回のワークショップのために、オリジナルを作曲中です。

笛は8本調子歌用をお持ちください。
筆記用具もお忘れなく。

では皆さまにお会いするのを楽しみにしています。

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13日中目黒・楽屋にて朱鷺会20周年発表会、無事に盛況に終えることができました~!
思えば20年経つのか。
生徒さんと一緒に年齢を重ねてきて、
もしかしたら家族よりも長く一緒にいるんだな、と思います。
まず、支えてくださった生徒の皆様方に感謝申し上げます。
また、聴きにきてくださったお客様のみなさまも、ひしめきあってなかなか座れず、ごめんなさいでしたが、本当に応援くださってありがとうございました!
お客様の姿が演奏する側には、緊張にもなるけれども、力にもなるんです。わざわざお越しくださること、有難いこととと感謝申し上げます。

長い間の能楽堂で開催してきましたが、初めてのライヴハウスということで、勝手が違いましたが、大きな違いは音響でした。
マイクの存在です。
ちょっと遠めに立ててもらって、うすくエフェクトかけてもらいましたが、演奏側にとっては、ちょっといい感じ~で、フレーズの処理もあまり気をくばらなくても、何とかなるよーという感じで、吹きやすかったのではないでしょうか。
特にゲストのギターやパーカッションと一緒に演奏した生徒さんんは、マイクがあることで、
演奏しやすかったろうと思います。

客席との距離がめちゃ近い、というのも吹き終わってすぐにみんなに迎え入れてもらえて、
良かったよ、良かったよ、と声をかけてもらえる雰囲気も和やかだったんじゃないかと思います。

写真が・・!
例のごとく、現場にどっぷり遣っていたために、自分では一枚もとっていませんでした・・・
しかし、腕のいいカメラマンの方をお願いしていたので、後日、改めて写真の数々、ご紹介したいと思っています。
どうもありがとうございました!!

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いよいよ今週の日曜日、発表会です。
20周年記念となりました。
中目黒の楽屋さんで、11時開演。

楽屋さんHP:

http://rakuya.asia/model/platform.shtml
今年は35名の生徒さんが出演します。
第一部(11:00~12:45)はソロとデュオの部。
第二部(13:15~13:45)は合奏、そしてこの日を記念して作った「遥かの風」という曲を全員で演奏します。
第三部(14:45~16:45)はゲストの方々との共演の部です。
ゲストはビターの佐藤誠さんとパーカッション足立浩さん。
凄腕の方々に胸を借りて、大船にのって大海へいざ~!
ゲストの方と一緒に演奏するのは17名です。

はい、もう緊張で大変なことになっています。
日本語が通じない感じになっています。
会話が上手く通じないので、
「じゃあ、用意できたらメールくれる?イントロ弾いてるから」みたなことになってて、
リハ会場は爆笑。
緊張のなかではありますが、和やかにリハも終えて、いよいよ明後日が本番です。


そして。ここにきて異変が・・・。
「音が出なくなりました」との報告で、
急患が飛び込んでくるように、レッスンに見えます。
ああ、これはよく知っている症状や・・・。
身に覚えがありますわ。
ロングトーンしてはらへんやろ?ああ、やっぱりね。
せなあきませんよ。
ふんふん、なに?曲の最初の音が出ない?
ああ、それもロングトーンしてはらへんやろ?ああ、やっぱりね。

ということで。
ロングトーン毎日やってると大体回避できることが多いのですが、
本番前、気持ちが焦り、曲ばっかりさらう→なんだかできなくなってる気がする
もっと必死にさらう→さっきまでできていたとこが出来なくなっている?!
さらに必死になる→できない箇所が増えている・・・。
という恐ろしい事態が起こります。

わたしも学生時代、実技試験ありました。
もう音楽学校ですから、これしかやってへんのですから、必死もいいとこです。
そんななか先生に言われたのは、
「曲はもうさらわないでも、基礎練きっちりやっときなさい」
「時間なかったら、ロングトーンだけでもいい」と。

ほんまにそうです。
もともとあやしい箇所を本番前に、さらったところで、いままでやってできなかったところが、
夢のように出来るということはないんですから、さっさと諦めましょう。
怪しいなりの出来栄えを願って、スルーして、それよりもたっぷりした音量で、
素敵な音色で、演奏する音楽の世界に集中しましょう。

ロングトーンはアスリートでたとえたら、準備運動です。
これをしないで曲に突っ込むのは、
いきなりフルマラソンを走るような暴挙です。(怪我しますよ)
ほんま、やめとき。
きっちり基礎練やってから、曲に臨みましょう。
ロングトーンであっても、上級者になるほど、注意点がたくさんあります。

以前、オーケストラと共演させてもらったとき、
トランペット奏者の方が、朝早くから岡山の会場に入られました。
関西フィルの方で、京都からの移動だというのに。
どうしてそんなに入り時間早いのか伺うと、
「音出しに時間かかるので」とおっしゃいました。
3時間くらい音出しにかけたい、というお話で、
ほえ~・・・と感嘆しました。
音といってもただ音出てる、という音の話じゃありませんから、
自分の求める楽音が得られるまでの音出し、です。
プロは大変やな・・・
生徒のみなさんは、プロみたいに、生活の大部分を楽器の練習に費やすことはとてもできませんが、30分ほどロングトーンを注意深くやってみてください。
特に本番当日はまず曲から、はNG!
まずロングトーンから、です。
(ロングトーンの注意点はテキストを読み返してね。)

体調に気を付けて元気で会場でお会いしましょう~。

そして、この日はすべて入場無料です!
夕方17時以降、佐藤さん、足立さん、朱鷺でお贈りするライヴもあります。
こちらも無料でございます。
ぜひお近くの方、いらしてくださいね。

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母の放ったピザネタです。

久しぶりに帰省して、じゃあピザでも頼もう、となった。
30分後、雨の降りしきるなかドアチャイムが鳴った。
お、ピザがきたな!と思っていたが、なかなかピザ屋さんが帰っていかないので、玄関を覗いてみた。

びしょぬれのレインコート姿の配達のお兄さんが、
応対している母に向かってピザを差し出したまま、突っ立っている。

お兄さんは、お金のやり取りをするために、
ピザを先に受け取って欲しかったのだろう。

 

お兄さん「先にお渡しよろしいですか?」

 

妙な日本語や。

しかしバイト君にはよくあるし、状況からは理解できる。

だが、残念ながら相手が悪かった。

 

母「え、サキにオワタシ?」

お兄さん「はい、先にお渡し・・」

母「え、私?!」と自らを指さす。

お兄さん「あ、い、いえ、あの、先にお渡し・・・」

母「おわたし?!あー、私?私がどうしたん?おって何?」


と延々とやっている最中だった。
面白すぎて息できひん。

なかなかお兄さんを救ってあげられへん。


いつまでやっとんねん。

ピザ、受け取ってあげえな。
兄さんも、他に言い方考えんかいな?

だいぶ長いことやってはりましたな・・・。

 

結局、わたしがピザ受け取って、お金渡して

ご苦労さん、気いつけて帰りや~とお兄さんを解放した。

母は、まだ

「サキにオワタシって何や?」と言っている。

 

 

 

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