カニの話もええかげんこれくらいにしておきます。
ブログにまとめておこう。
あとは、食うだけ！
【カニカニ辞典】
最初に、食べるカニにはカニとヤドカリがあります。
カニは片足が５本、やどかりは片足が４本です。
【高足ガニ】
太平洋側の相模湾や伊豆など、湾内の水深２００～８００ｍくらいにいる、最大のカニです。
大きいものは３ｍもあるそうです。
このカニは高級ガニで、御前崎から伊豆あたりの漁師さんの宿でしか味わうことができません。
なぜかというと、水揚げして直ぐに身が溶けて行くそうなんです。
おいしいらしいです。
高足ガニはデカイのでもちろん鍋には入りません（笑）
漁師さんに調理してもらわないと食べれません。
日本の固有種らしいですが、アメリカ東海岸でも発見されています。
駿河は 「シマガニ」
神奈川県は 「バンバガニ」
静岡県御前崎は 「メンガニ」
高知県は 「クモエビ」
千葉県房総半島は 「シビトガニ」と呼んでいるそうです。
大阪では、まず食べれませんが、海遊館の一番下に行くと、一日中ジ～～～～っと、ほとんど動かずに斜め上を見て立ってます。（笑）
【わたりがに】
別名「ザガミ」って言うのですね、知りませんでした。
太平洋側から九州、韓国、台湾、中国にいて、伊勢湾や瀬戸内海、有明海にたくさんいるそうです。
水深５～２０ｍと比較的浅瀬に棲んでいて、時には浅瀬をヒラヒラと泳いでいるそうです。
ぶつ切りで売っているのはオスで、メスの方が高価ですが、ほとんどが食材として、出汁として使われるそうです。
これだけ、体の割りに前足がデカイと泳ぐ時に前につんのめらいなかと思ってしまいますが・・・。
【くりがに】
別名サクラガニ。
三陸から北海道以北の磯に棲んでいます。水深５～２０ｍ位のところにいるそうです。
毛蟹とそっくりですが、甲羅は５角形です。
味も毛蟹と似ていて、毛蟹よりも安いので素人が食べるとわからないそうです。
【毛蟹】
別名オオクリガニ
クリガニがサクラガニで毛蟹がオオクリガニ。
もっとも高級なカニとして有名ですね。
カニ味噌がとっても美味しい。
北海道で獲れます。
クリガ二と違って甲羅は四角形です。
【ベニズワイガニ】
日本海と太平洋の三陸沖で獲れます。特に北陸地方で良く獲れます。
生きているときから赤いのでベニズワイガニと呼ばれます。
水深４００～２０００ｍの深海に棲んでいます。
逆にみずあげすると黒くなり、トレトレで料理すると美味しいそうです。
ズワイガニより安くて味が濃いそうです。
【ズワイガニ】
前回も書きましたが、山陰では松葉蟹、北陸では越前ガニ、兵庫県の一部で間人ガニ（たいざガニ）、メスはセコガニ、セイコガニ、コウバクガニ。外国ではtanner crab。
蒸す場合は良いのですが、湯がく場合は甲羅を下にして湯がいてください。上にして湯がくと、かに味噌がぐちゃぐちゃになって味も飛んでしまいます。
【アサヒガニ】
ヤシガニではありませんが、南国のカニです。
味はさっぱりしています。
種子島産が有名ですが、ほとんどのアサヒガニはニュージーランドのものです。
【上海ガニ】
これは料理でよく使われていますね。ハサミが黄金色をしています。
身が少ないので、食材向け、ただしカニの腹は食べないほうがいいです。
下痢するかも。
【花咲ガニ】
根室半島のあたりでよく獲れます。
味は結構濃厚でおいしいですが、甲羅が硬くて食べにくいところもあります。
足は４本なのでヤドカリの仲間ですね。
【タラバガニ】
タラバガニは身がダイナミックで、焼いて食べるのが一番おいしいでしょうか。
このカニも足が４本、だからヤドカリの仲間。
鱈（たら）が獲れるポイントでよく獲れるそうなので 鱈場ガニ。
【カブトガニ】
昔は大阪湾に沢山いて、漁師泣かせのカニだったそうです。網が破れてしまう。
天然記念物で、岡山、山口と九州の一部にしか生息していない。
食べることは可能だけどおいしいとはいえないそうです。
（今は食べると罰せられます）
--後日追記--