あらざらむこの世のほかの思ひ出に
今ひとたびの逢ふこともがな
「ある」は生きるだから「あらざらむ」は生きていないですね。
「死んだ時の思い出に、もう一回逢いたいなぁ」
でいいのですかね。(^^)
小倉百人一首。56番でしたっけ。
和泉式部 さん。 病気で伏せっている時の歌だとか。
女性はずっと恋を求めるものなのでしょうか。
そのもっと先には、なにがあるのでしょうか。
「不安」?
生活の不安もあるでしょうけど、心の不安?
「やすらぎ」を求める気持ちが男性より遥かに強い。
最近は女性が働けるようになって「やすらぎ」を求める場所にも幅がでてきましたね。
オトコなんかに頼らなくても「やすらぎ」は別にあると信じて生きる人も増えました。
平安時代に宮仕えをする「女房(にょうぼう)」と呼ばれる人たち、手には扇子を持って、基本的には男性に顔を見せなかったと聞きます。そんな中で扇子の奥に安らぎを求める気持ちを秘めながら男性をジッとまったのでしょうか。
和泉式部さんは、どんな女性だったのでしょうね。
男性に対して器用なひとだったのでしょうが、
「死んだ時の思い出に、もう一回逢いたいなぁ」
って、男性が女性にかける言葉のようにも思えます。
それに、何回でも使えそう(笑)
和泉式部さんのことは私自身はまだ良くわかってません。ぼちぼちと調べて行きます。