体育会系公務員から医学生になりました。

自身の精神状態を可能な限り客観視し、患者目線の精神科医になることを目指しています。




ランキング参加者を見ていると、精神科のお世話になる医学生もちらほら…
意外と多いのかもしれませんね。

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  • 25 Mar
    • 昨日のブログについて

      コメント、いいね、ありがとうございます。ですが、内容が内容なので、消そうと思っていますが、とりあえず限定記事とさせていただきました。また、アメンバーさんを承認できないかもしれません。ご了承下さい。

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  • 24 Mar
    • どれだけ薬を飲んだところで…

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    • 気分障害という動物

      春休み終了まであと10日となりました。社会人の方から、「長期休暇なんて贅沢な!」という声が聞こえてきそうです。私も社会人の時は、街行く学生を見て、「ええなぁ」と思っていました。ですが、実際に長期休暇を貰うと、意外と何もやることがありません。半年間の休養を貰った時もそうでした。でもそれが、良いのだと思います。「病気を治さなくては」「何かしなくては」「これからどうしよう」焦る気持ちは分かります。私もそうでした。ですが今、思い起こしてみても、休養中にいろいろと考え込むことは結局、さらに自分を追い詰めるだけでした。気分障害を持つ方は得てして、長時間考え込むことが得意であり長所であるものの、時として欠点となるように思います。休養中はただボーッとしている時間が大切であり、必要なんだと思います。我々にとって「考えるな!」というのは酷かもしれません。でしたら、たくさん考え込むのも一つの方法だと思います。ただ、結論だけは自分で出さず、医師なり友人なりブログなりに吐き出すのはどうでしょうか。いずれ考えることがなくなって初めて、休養開始です。

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  • 23 Mar
    • ジプレキサ

      この薬を飲んでいた頃、歩いている時に膝が勝手に曲がってしまい、歩きにくかった覚えがあります。副作用だったのでしょうか…でも、この薬の副作用と言えば、「太ること」ですよね。三年前の入院時、体調不良によって175cmに対し47kgまで落ちていた私にとっては好都合だった…………のですが、結局、この薬を飲んでいた頃、体重は増えませんでした思い通りにはいかないものです。しかし今から一年前の大学入学時、59kgまで戻していました。ちなみに今計ってみたら53kgでした。抑うつになると体重が減るのは間違いないみたいです。(双極性障害の患者は肥満傾向があるはずなので、私は当てはまりませんね)もしかして体重をモニタリングすれば自分が上がり気味なのか下がり気味なのか分かるのでは………試してみることにします。

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  • 22 Mar
    • 気分安定薬

      双極性障害の方はどの気分安定薬をお使いですか?・バルプロ酸ナトリウム・炭酸リチウム・カルバマゼピン・ラモトリギン一般にリーマスを選択されることが多いようですが、私はバルプロ酸を使用しています。この2つを使用する時、医師は患者に下記のような傾向を見出すこともあるそうです。リチウム → お人好し『「好人物なだけが取り得」とかいうような、お人好しの感じの人は、たいていリチウムですね。』(講演紹介 第1回福岡精神医学研究会講演記録 双極性障害の診断と治療より)バルプロ酸 → 神経質『話しかけるときに、ちょっとこっちが気を使わんといかんような状態が出てくるような人には、いいようですね。』(講演紹介 第1回福岡精神医学研究会講演記録 双極性障害の診断と治療より)リーマスが第一選択薬であり、多くの方に有効であるということは、双極性障害の患者会などはさぞかし賑やかなんだろうと、勝手に想像してしまいます。私はバルプロ酸の他に眠剤や、例の胃薬などを処方していただいています。今のところ副作用として感じるのは倦怠感ぐらいなので、体の動きが鈍いときは自重トレをしたり、体を叩いて調整してます。「体に鞭打つ」とはよく言いますが、実際に筋肉を叩くことは効果あると思います。公務員の頃は、冬季の訓練などで鈍る身体を、バシバシ叩いていました症状との戦い方はよくわかりませんが、副作用となら戦える気がします。これは回復の兆しなのかもしれませんね……!!今は気分が落ちすぎもせず、かといって楽しいことは何もない状態です。正直くすりを飲んでいて「飲む意味あるのか?」と思うこともあります。ですが、私は春先にかけて危なくなるらしいので、惰性で飲んでいこうと思います。

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  • 21 Mar
    • 不純な思い

      躁鬱病の方は、躁状態になりたいと思うことはあるのでしょうか。私は、躁状態なのかは分かりませんが、生きるべき道が見えていた、自信満々だったハイの状態に戻りたいといつも思います。イライラすることが厄介でしたが、「今度こそ、コントロールできるはず…」そう考えています。「薬を飲みたくない。」こんなことを考えてしまう今日このごろです。

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  • 20 Mar
    • 「かくれ躁うつ病が増えている」岩橋和彦他著

      筆頭著者である岩橋和彦氏が、精神科医であり、かつ双極性障害の患者でもあるという、私にとって大変興味を惹かれる書籍です。上記の事前情報から、「患者目線の体験談もあるのかな」と思っていましたが、基本的には医療者目線の内容となっています。うつ病やパーソナリティ障害などに間違われやすい、また、本人や家族が病気と気付かずに放置されている双極性障害の患者をを本書では“かくれ躁うつ”としているわけです。多くの症例(双極性障害の医師のものもありました)が記載されており、また、随所に神田橋先生の講演からの引用もあり、好感を持ちました。当事者向けの内容に加えて、医療者向けのものもありました。その中でも「安易な抗うつ薬、抗不安薬の投与」「カクテル療法(向精神薬を多数出せば、その内一つは効くだろうという処方)」など、精神医療のあり方について繰り返し警鐘を鳴らしておられます。躁鬱病の誤診には、医療者の責任もあるということでしょうか。しかし、私が一番心動かされたのは、実は「あとがき」に書かれた、岩橋先生が書籍を執筆なさった動機です。『本書は、いわば私の人生における罪ほろぼしの書です。(中略)本気で「世のため、人のため」になるようなことをしてこなかったように思うのです。』(岩橋和彦他著 かくれ躁うつ病が増えている:なかなか治らない心の病気(法研)) “罪”という言葉を見て、「精神医療の専門家でも、感じることは同じなんだ」と思いました。私も同じ気持ちでした。このブログを書いた後にこの書籍を読んだため、より共感を覚えました。罪を償うために何かしなくてはという衝動に駆られたのかもしれません。世のため、人のためという言葉、私も好きです。ですが、周囲に散々迷惑かけた上何もせずのうのうと生きている私とは異なり、多くの患者を救ってこられた氏が罪の意識を持つ必要性を感じません。また、いくらでも格好の良い言葉を使うことができるのに、「罪滅ぼし」という言葉をあえて使用したことに、氏の抱えた罪悪感と誠実な人柄を感じました。     かくれ躁うつ病 - Google検索 

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  • 19 Mar
    • ブログを始めた“きっかけ”

          「私は躁鬱病じゃない!」    2016年11月に躁鬱病の診断を受けた直後のことです。これが始まりでした。躁鬱病に関する様々な書籍や、ネットの記事を探しました。そうしていくと、        「躁鬱病なのかもしれない」    こう変化していきました。精神科医を目指していた私が、精神病だなんて笑えない。でも、夢を諦めたくない。「自身の精神病と闘いながら、精神科医をしている人もきっといるはずだ!」そうして行き着いたのがブログでした。当初は読むだけで、書くつもりはありませんでした。ですが、ブログを読んでいくと、躁鬱病を受け入れ生きている多くの人を目撃する事が出来ました。「ブログを書くことで自分を振り返れば、「自分を理解できない」という今の状況を変えられるかもしれない。」そう、思ったのでした。まだ、その途上にありますが、私にとってこのブログは、何物にも代えがたいオリジナルの「私の参考書」なのです。「きっかけ」をくださったブログに感謝しています。そして、私のブログも、いつか悩める誰かの「きっかけ」になればいいなと、そう思います。

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  • 18 Mar
    • 過去エピソードの総括(~2017,3)

      今日まで主に、過去のエピソードに関する日記を連続で投稿してきましたが、ここで一応の区切りとさせていただきます。このような稚拙なブログを読んでくださった方、「いいね」を押してくださった方、読者の方。本当にありがとうございます。当初、自分が精神科のお世話になるとは夢にも思いませんでした。最初の不調(公務員時代)そして人生の岐路は突然現れました。死を意識した日未だに「本当の自分」というものはわかりません。ですがブログを書きながら、自分の人生を振り返ることで、もし自分が躁鬱であるならば・躁は春から始まること・躁は3ヶ月程度続くこと・躁では根拠のない自信に、自分が振り回されてしまうこと・鬱は基本的に秋頃から始まることなどが見えてきました。(ごく一部です。書いていると躁鬱にも冬季鬱にも人格障害にも見えてきて、考え出すと収拾がつきません。)ですが、躁鬱であるかどうかはこの際、棚上げしようと思います。私は、「精神科医は優しい」と思っています。たとえ患者の性格の問題であっても、一応の診断を行い、様子を見てくださることもあると思うのです。当初、私を統合失調症と疑い、入院させてくださったように。(嫌みではありません。実際に体調は好転しました)それに、病気であろうとなかろうと、周囲の人々に迷惑をかけている事実は変わらないわけですから。総じて、自己のコントロール主体が「意志」から「感情」に移る傾向を見出すことができました。不思議なもので、以前から傾向があったにもかかわらず、最近になって初めてわかりました。今後はブログを書きながら自分の主導権を「感情」に委ねることのないように、監視していこうと思います。これからもどうぞよろしくお願い致します。

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  • 17 Mar
    • 受診(五)「医師と精神病」(2017,2)

      このときの受診では、近日に大学の定期健康診断を控えていた。よって、健康診断の問診で正直に話すべきか相談した。返ってきた答えは、私にとって意外なものだった。「言うべきじゃない。大学の保健管理センターは何もしてくれない。薬を貰えるわけではないしね。それに、教授の耳に入ったら………」ここで言葉を濁した。学生の運命は教授次第だ。立場は非常に弱い。一度嫌われれば進級は困難となる。医師であっても(医師であるからこそ)、精神病に対する風当たりは強いということだろうか。医学部村といえども、教授は大勢いる。その内の1人が「悪い芽は早い内に摘んでおく」と考えていても不思議ではない。それとも、失礼を承知で書けば、“便宜的に躁鬱病と診断した”。或いは、“診断に確信がない”という可能性も0ではないと考える。というのも、診断されて僅か3ヶ月で受診は片手で数えるほど。それも5~10分の診療では致し方ないことである。大学に通学できているうちは、公表しても不利益しかないので隠しておくといった主治医の配慮もあり得る。(これが一番可能性が高いと思う)いずれにせよ………だ。私は今まで、病気を公表したことはない。 家族にさえ、「ゲームにハマって体調を崩した」「不眠症になった」などと適当な嘘で誤魔化している。当然、精神科の受診も入院したことも知らない。 よって私が、秘密を打ち明けて頼ることのできる相手は、主治医だけであることに今更気付いたのだった。

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  • 16 Mar
    • 受診(四)「医学生」(2017,1)

      三回目の受診で、やはり精神病と医師について知りたくて、打ち明けることとした。私「病院の先生には守秘義務というのはありますか?」先生「もちろんあるよ」私「………実は私、医学生なんです。」先生「?」私「○大医学部の学生です。」先生「そうなんだ!………大丈夫!ここでの話は決して誰にも言わないよ。それに、医師のなかにも統失や躁鬱を薬で抑えて頑張っていらっしゃる方もいるから、心配しなくていいよ!」隠していた理由はすぐに察していただけた。尋ねるまでもなく私が知りたいことをおっしゃった。流石、精神科の先生だなと感じた。先生の話が、「患者を救うためのやさしい嘘」でないことを願いたい。

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  • 15 Mar
    • 受診(三)「迷い」(2016,12)

      二回目の受診。この病院は大学から距離があるため、「今なら行ける!」と思える日でなければ、なかなか行くことが出来ない。二週間後の約束が、気付けば1ヶ月となっていた。 初回、二回目の受診では、私が医学生であることは隠した。医師を目指す者が精神科のお世話になるなんて、言えなかった。一方で、精神病を抱えながらも医師として頑張っている方がいるのかどうか、確かめたかった。「私みたいな奴が、医師になって良いのか。」これをどうしても確かめたかった。

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  • 14 Mar
    • 先輩の優しさ

      今日は部活動の大会に参加しました。今、終わったところです。優しい先輩が、1人でいる私に声をかけてくれます「俺たちと一緒にご飯行こう!」とっても嬉しいです。本当に。でも、私を気にかけてくださるのはあなただけなんです。先輩は知らないかもしれませんが私は罪人なんです。ここにいられるのも、薬漬けで自分を誤魔化してるだけなんです。私が参加すれば、先輩以外の方々に迷惑がかかりますよ。だから断るしかないんです。「来ないとキレるぞ(笑)」そうしてください。私1人が敵になるしかないんです。進むも地獄、退くも地獄なんです。お願いです分かってください。私の味方はクスリだけです。

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    • 受診(二)「お願いやめて」(2016,11)

      薬局で処方箋を提出した。薬を貰う際、年配の薬剤師は私の顔を見るなり「大丈夫?」と声をかけた。張っていた糸が簡単に切れてしまった。お願いだからその言葉はやめてください。「大丈夫?」が苦手になってしまった。 車に戻った私は、ハンドルにうなだれた。頭の中がグルグル回り動けない。犯した罪の記憶が一斉に蘇る。死への義務感が湧き上がる。身体が内側から溶けていくような感覚。心が収まるまでじっとするしかなかった。

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  • 13 Mar
    • 受診(一)「躁鬱病診断」(2016,11)

      身勝手でしょう?死ぬべき罪人が、病院に自ら行って、生を求めているんだ。向精神薬は飲んでいた。ぞれでも頭の中は思考で渋滞していた。死への義務感に押しつぶされる。思考の隙をぬって、「加害者である私が被害者面で落ち込んでいてはいけないんだ、罪を償わなければ」と、そう考えた。  今なら動ける。そのタイミングを待ち、精神科へ行った。精神科医は私の話を聴いてくださった。「躁鬱病でしょう」それが彼の答えだった。当然、認められなかった。そうでしょう?再び鬱に陥るまで一年以上、薬は飲んでいなかったのだ。 私は所詮、心因性のうつ状態だったのだ、治ったと思っていたんだ。それなのに、躁鬱病を言い渡されて、納得出来るわけがない。こうしてブログに躁鬱病タグを付けるのも、本当に躁鬱病と闘っている方々に「お前は躁鬱病じゃない。病気を免罪符にするな!」と指摘して欲しいがためだ。それとも私はボーダーなのか?自傷行為をしない。去るものは追わないから、見捨てられ不安もない。そんな境界例いるのか?誰か教えてください

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  • 12 Mar
    • 大学(五)「四面楚歌」(2016,10)

      医学部に私の居場所はなかった。当然だ。罪人に味方するやつはいない。しかし、流石医学部というか、なかには話しかけてくれる子たちもいた。だが言葉の裏を考えずにはいられない。言葉を交わすのがつらい。「今日は部活休みだよ」(私に部活に来させないための嘘だろ)「お疲れ様ー」(二度と顔を見せるなってことか)その中でも「大丈夫?」という言葉に追い詰められたら。(こんなクズな私なのに、周囲に心配させてしまった。私は同情をかっている。大丈夫だと言えばいいのに、それが嘘であるのがわかっているから言えない。かといって「大丈夫じゃない」といってさらに同情をかうのか、なんて答えればいいのか)頭の中は大渋滞だ。結果的に無視してしまった。それに対して自己嫌悪が襲ってくる。ああ、来なければよかった。やはり死ぬしかない。罪悪感に支配された。 折角話しかけてくれたのにごめんなさい。無視するつもりはなかったんだ。ここにいてごめんなさい。私には謝罪しかできません。

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  • 11 Mar
    • もう6年。

      震災から、もう6年になるんですね。毎年この時期になると、当時のことを思い出します。災害派遣が行われていた頃、私はまだ教育訓練中でした。「お前たちはここを出たら災派に行くんだぞ!自覚しとるんか!!」と、よく教官にシバかれました。ただ、正直なところ「今すぐ訓練を中断して、災派に行きたい!」というのが本音でした。皆、災派に対する意気込みは非常に強かった。通常業務もあるため、全員が災派に行くことはできません。したがって定員が設けられていましたが、災派希望者数は定員を軽くオーバーしていました。多くの人間が、行きたくても行けないような状況でした。普段、「世のため人のため」と意識することは少ないと思いますが、この時は間違いなく、多くの人が「世のため人のため」に行動していました。これは特に、双極性障害の方にとって、非常によいことだと言えるようです。精神科医の神田橋先生は講演において下記のように述べていました。「人に何かをしてあげて、自分が何かをしてあげたために人が少しでも幸せになれて、それで自分がうれしい、というのが、双極性障害の人の精神療法の目標です。」(講演紹介 第1回福岡精神医学研究会講演記録 双極性障害の診断と治療 より)世のため人のための行動、また始めてみようと思います。

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      テーマ:
    • 大学(四)「山が高い程、谷は深い」(2016,9)

      寝れない食いたくない生きていたくない。なぜ、自分の身体なのに、自由に動いてくれないのか。やはり私の身体は欠陥品だった。バイトには無理して行った。しかし、考えられないミスばかり。結局、4つのバイトには行かなくなった。ただ、以前と異なるのは、自分の行為に対する罪悪感だ。私は犯罪者だ。未来ある医師の卵のこころに傷を付けた。和を乱した。ここにいてはいけない。何故あんなことをしたのか。(読んで不愉快になった方、ごめんなさい。私が加害者であることは重々承知しています。) 病気がそう思わせることもあることは私も知っていた。だが今回は間違いなく罪は私にあった。悪人だ。もちろん、メールを送った相手に謝罪をした。快く許してくれたのにも関わらず、私の罪悪感は積もるばかりだった。通院する気はないが、家にある薬は飲もうと思えた。初めて抑うつ状態となった時は、その波にされるがままだったが、少し抵抗できるようになっていた。初入院の経緯①初入院の経緯②動けるようになった私は、既に夏休みの開けていた大学へ向かった。

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      テーマ:
  • 10 Mar
    • 大学(三)「頂上と墜落」(2016,7~9)

      ピークに達していた。実習で一緒のグループになった女性が、私に惚れていると思い込んだ。正確には、誰からも好かれていると思っていた。「すべて俺が正しい。」そう思っていた。  だから、私の勘違いだと分かったとき激怒した。許さない。ありもしない罵倒を並べたメールを送りつけた。瞬く間に医学部内に広まった。言うまでもなく、私は村八分となった。それでも自分が正しいと思っていた。今になって考えれば、明らかに悪いのは私なのに。当時の私には自分を疑う冷静さなどなかった。ある実習では、隣の学生に話しかけ続けた。このときは途中から、「話しかけ続けないといけない」といった焦りというか、切迫感を覚え、誰か俺を止めてくれと思った。同じ班員が「話が終わらないね」と忠告してくれた。この時初めて、「何かいつもと違う」と感じた。だが、そんな感情はすぐに消し飛んだ。また時期を同じくして、部活の大会があった。何でも出来る気でいた私は、思いついたプランを実行するため、部長に電話をした。「現地へは原付で行きます。ホテルは要りません、野宿します。」 部長は困っていたが、ホテルはどうしてもと言うので原付だけ許可をもらった。(片道500km以上)バイトを終えた夜中に出発し片道20時間。給油を除けば休憩などない。今考えても異常な活動力だった。現地に到着した際、先輩には「キチ○イじゃん」と笑われた。本当にそうだと今なら思える。しかし、当時はその言葉に内心苛立った。帰り道は18時間だったか。その足で飲食のバイトへ向かった。(どうして、今考えれば異常だという行為の数々を、このとき嬉々としてやっていたのか。後に、精神科医には「常に酒に酔っている感じだった」と説明したが、他に説明のしようがない。)そして夏のある日、何の前触れもなく急降下が始まった。

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  • 09 Mar
    • 大学(二)「強気」(2016,7)

      どんどん強気になっていった。話し方が変化した。「○○くん、○○さん」 と呼んでいたが、この頃から「あにき、お兄さん達、おまえ」 などに変化していた、らしい。以前の私はこんな言葉を使ったことはない。  髪を短く切り、椅子にふんぞりかえる。何故か、誰からも好かれているという確信があった。だから多少偉そうにしても許されると思うようになっていた。「意味が分からない」「なんかおかしい」友人に言われた言葉だ。そんな彼らに対し、「これが本当の俺だ!」と言い、ゲラゲラ笑っていた。本当にそう思っていた。信じてくれる読者はいないかもしれない。でも、本当の自分だと、思っていたんだ。気分は最高だった。「俺は一年の勉強で受かったんだぜ!」今考えれば、顔から火が出そうなセリフばかりだ。ここで自分を止められていれば、友人の助言に耳を貸す冷静さがあれば、あるいはこの後のトラブルは無かったのかもしれない。私は人間関係の崩壊へと突き進んだ。

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taro

自己紹介:
体育会系公務員→医学生(2016,4) 精神医療に興味を持つ 悩んでばかりですが、足踏みして...

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