ベルリン・天使の詩
テーマ:映画・音楽・演劇・本・詩借りて観ました ベルリン・天使の詩。
1987年にフランスとドイツの合作の映画なんだけど、
なんてったってこの映画はセンチメンタルな時に見るのをオススメします。
「よっしゃー 映画観てやるぞゴラ!」
ってノリで観たら、とても疲れました。。。
ただ、疲れるとは書いたけど、ホントに良い映画であることは間違いないです。
話は守護天使として、紀元から世界を見守り続けた男が人間を見、心に触れ、世界に対して自分は関係者(いわゆる存在者)なのかこのまま傍観者のままとして生きていくのかという葛藤の話。
この映画のおもしろいところは、散文詩のように紡がれていく幾重の言葉たちが、物語が進むにつれ、徐々に収束していく快感がある。
そして最大のポイントは、カメラを通じた『視点』
この絵はどの登場人物が観ている絵なのだろうか?
白黒とカラーの使い方、白黒からカラーにフェイドインするタイミングが絶妙で、一気に物語に引き込まれる
そして、僕が個人的に一番おかしかったところは、なぜ刑事コロンボなのか?
そんで守護天使は世界にたくさんいるという設定で、白黒の視点には町中のいたるところに天使が映っていて、人々を見守っている。
ただ、なぜか天使はオッサンばかり。
これでもかっつ-くらい世界はオッサンであふれている。
これが裸のおねーちゃんなら言うことないのだが。。 90点! おしいっ!!
冒頭にこの映画は見るのがつらいと書きましたが、
それは何故か?
天使がくちずさむ詩にあるように、「あなたは大人ですか? 子供ですか?」というようなテーマがこの映画にはあるから。
大人の反対は子供。子供の反対は、大人
白黒の反対はカラー。関係者の反対は、傍観者。刹那の反対は、永遠。
人間の反対は・・・天使。つまり永遠の命を持つ者。死なない者。血の色が赤だということを体感していないもの。
この映画は観る者の視点が感覚が、子供なのか大人なのか? それだけで面白さ、見所が違う。
そういう意味で観ていて疲れた。 でも面白味のある疲れだった。
たぶんコレの続編の「時の翼に乗って」は見ないと思うけど(笑)、「ベルリン・天使の詩」オススメです☆






