子離れ

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一昨日は私の誕生日でございました。

去年のブログを読み返すと、なんか、ものすごくグレてて、三省堂で本の爆買いとかしてました(笑)

今年はぽんぽんの受験も終わり、なんというか、

 

ぷしゅー……

 

という感じだった上に、前の晩にお友達のお店に飲みに行っちゃったこともあって、なんか、なにもしなくていいや……という感じで、

「なにかお祝いする? お赤飯でも作る?」

と母に言われたのですが、

「きのうのお店でおいしい鯖買ってきたし、日本酒のいいのもあるから、それでいいや。今日、ピアノのお稽古だから、帰りに何か簡単に出せるものを見繕ってくる」

 

で、ピアノのお稽古でがっちり絞られて帰ってきたのですが、簡単な夕食といっても、それなりになんだかんだと手はかかるし、食べたら鍋やお皿は洗わなきゃならないし、ぽんぽんは二階の自室でずっとゲーム三昧で、

「ごはんだよー」

の声で降りてきて、

「お誕生日おめでとー」

って乾杯こそしてもらったけど、なんかそれだけで、あとはテレビとか見てて、

チャチャッと食べて、

「美味しかったです。ごちそうさまー」

と言って、またゲームしに戻っちゃうし、母も、

「疲れたちゃった、おやすみなさい」

って寝ちゃうし、なんか、食後の洗い物の山を見つめて、

「……」

いまいち、ものたりないなあ、という感じでした。

 

まあ、しょうがないんだよね。

ぽんぽんも大きくなって、おばあちゃんともなかなか話題も合わないしね。

「おばあちゃんがわかるように話せ」

っていうんだけど、15歳のぽんぽんには、おばあちゃんのテンポに合わせるのはいろいろたいへん。

 

そうわかっているくせに、夕食のときに、ゲーム漬けの娘に、

「今日は、母の誕生日だというのに、あんたはゲームをやる時間はあっても、母になにかちょっとしたものを作ってやろうという気持ちもないんかい」

と、つい一言イヤミを言ってしまって(むかしぽんぽんは、よく誕生日に、ブレスとか髪留めとかを作ってくれたのでした)、ぽんぽんが、

「……」

と押し黙ってしまって(こういう時は一番怒ってる)、

「あ、いま嫌な母になったな……」

と、ちょっと反省していたのでした。

 

 

 

私だって、ぽんぽんの受験のために、あれだけ頑張ったんだから、ぽんぽんだって少しは私に感謝してくれたっていいじゃないのさ。

 

 

そういう私の気持ちがぽろりと口から出てきたんだけど、そういう感謝の押し売りってキリストっぽくないよな。だいたい、

「義務教育は終わったから、あとはぽんぽんががんばれ」

なんて言っておきながら、

「育ててやった恩を態度で表せ」

なんて、すごくエゴっぽい。っていうか、

ああ、私がぽんぽんを手放したくないんだなあ……。

だって、ぽんぽん、かわいいんだもん……。

 

ちょっとしみじみした誕生日になりましたが、

「ぽんぽんも神の子、私も神の子。

そこでしっかり繋がっていくには、エゴっぽくねっとり母親ヅラするのはよろしくない」

もう、生活のことも勉強のことも、自分で管理させていい。

聖霊のことが知りたければ、自分でコースを読めばいい。

母親業も一段落♪って言ってたのは他ならぬ私だし、やりたいことはたくさんあるので、これまでぽんぽんに向けていた時間とエネルギーを自分に向けられることは、それはほんとにうれしいことで、割とあっさり切り替えて、さくっと寝ました。

 

翌日は、お友達に付き合ってもらって、楽しみにしていたお出かけ。

朝、化粧をしていたら、いつも使っている油取り紙がなくなってて、あれ、困ったなと思って、引き出しの奥を探したら、ラベンダーの花が描かれたきれいな和紙に包んである、新しい油紙が出てきて、それは、ぽんぽんが修学旅行で京都に行った時に、お土産として買ってきてくれたものでした。

「ああ、ぽんぽんは、ちゃんと感謝してくれてるんだな」

と思って、それですっかり満足して、上機嫌でお出かけして、1日しゃべり倒して、大満足で帰ってきました。

 

で、その日の夜、ぽんぽんが、

「明日、買い物行きたいんだ」

というので、

「いいよ、いってらっしゃい」

と言ったら、できれば大きなショッピングモールに行きたいそうで、

「でも、一人で行くのもな……」

って言うから、

「明日、空いてるから、私でよければ行くけど、一人で行きたいんでしょ?」

と聞いたら、

「行ってくれたら嬉しいけど」

 

おやめずらしい。

最近、どこに行くのも一人で行きたがって、ぜんぜんデートしてくれないのに。

「じゃ、いいよ、一緒に行こうか」

と言って、ふと思い立って、

「じゃあさ、そこで私になにかプレゼント選んでよ」」

と言ってみました。

今日は朝と夜しか顔を合わせてないけど、なんじゃぽんぽんがすごく気を使ってて、ぽんぽんも、たぶん、私の誕生日になにも用意しになかったことを気まずく思ってるんじゃないかなと思ったからです。

そしたらぽんぽんが、ムカッとした顔で、

「だから、それを選びに行くんでしょ! なんで言っちゃうの!」

 

なんかそれを聞いたら、すごく嬉しくなって、

「あー、もう、いいや、お母さん、なにもいらんわ~。明日も行かなくてもいいや~」

と言ったら、

「いや、他にも欲しいものはあるんで、明日は付き合ってください」

 

ま、結局はついでだったようですが(笑)

おかげさまで、ほんとにいい誕生日(の翌日)になりました。

 

 

 

 

 

 

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