2011-11-19 18:27:39

男女別学教育シンポジウム!

テーマ:手作り奮闘記

私は昨年の議会において、小学一年生の男の子への「さん」付けに強い違和感を訴え、男女同質教育に疑問を抱いてきました。

男らしさ、女らしさ教育をするのは当然として、教科指導においても、性差を意識した指導が必要・有効、ということを研究しているシンポジウムが、今日市ヶ谷で、ありました。

折悪しく市ヶ谷は大雨でしたが、靴がずぶ濡れになりながら、参加しました。


参加しているのは、ほとんどが現職の教師の方々で、おそらく私一人が議員として参加でしたが(⌒-⌒; )、
大変多くの示唆を得てきました。

以下要約メモです。




●性差に対応した数学指導(石田浩一 Z会東大マスターコース講師)

photo:01




女子の特性は、中学での数学の指導を通じてわかるのは、以下。
・認識・把握に具体性が必要
・他人からの評価に意識が向く心理的傾向あり


ゆえにこの特性への対処は、3つ。

1.スモールステップ。
飛躍させない。納得を積み上げる。
有効なのは、図による理解、具体例による理解など、複数の理解の仕方を重ねる。
論証よりイメージ。どうしてそうなるのか、納得を積み上げられるようにする。公式として覚えよ、は避ける。


2.数字の方向性を指導者がきちんと語る
数学を、生活に役立つか否かととらえると、表面的。
数学とは、本質をつかみ出し応用する力の学習、ということを示す。

表面理解ではなく、本質まで理解。
マニュアルを使う側ではなく、作る側に。
指示待ちではなく、自立して生きる人間に。


3.肌で触って感じる
空間図形の把握でも、実際に触らせる。フリーハンドて繰り返し書かせる。





●パネルディスカッション

photo:02



☆英語 桐光学園 澤登佳美先生
英語教育でも、女子はスモールステップが有効。それで科目を好きになってくれる。
男子は飽きてしまう。ゲーム感覚で、解けると楽しいようだ。

長文読解でも、女子は一文一文をきちんと読もうとする。男子は大まかでいいとしがち。
ゆえに女子には、少しわからなくても進め、男子にはきちんと読め、と指導している。

プリントも、女子は喜ぶ。特にその子のために作ると必ずやってくる。また必ず提出させている。人間関係作りが効く。
男子は放任でも結構やる。

英語には音読もあるが、男女別教育なので、大きな声で元気に読んでくれて、利点が大きい。共学だと嫌がる。

女子と話すときは横からお母さん的に話す。男子と話すときは上からガツンと言うようにしている。


☆地歴 國學院久我山 和中正太先生
男子は動くものが好き。民族移動など。
女子は事件を短く説明するのに長けている。

ノートの取り方は、男女で顕著に違う。女子は感心するほどうまい子が多い、が、うまいから成績がよいわけではないのが注意すべき点。


☆数学 國學院久我山 今井寛人先生
男女の差は、家庭での父母の差。
中学受験する男の子は、お母さんに聞くのを嫌がる。最後まで説明し切ろうとするから。かつ念押しまでする。
お父さんは、適当なところでやってみろ、となるので、いい。

男子は自分と価値観を共有できるかどうか。
女子は価値観関係ない。自分を大切にしてくれるかどうか。

勉強についての時間の使い方も、女子は、頭を切り替えられない。わからないことがあると止まってしまう。
集中してやり切る、ということをしない。

進路相談などでも、男子はアドバイス通りに考える。しかし女子は既に答えを持っていて、それを認めてもらうために相談にくる。

中学で空間図形をフリーハンドでやらせたいが、最近の中学生はコンパスが使えないのが多い。
小学校時代が忙し過ぎて、体験不足で、そうなるようだ。

数学の成績は、男女差があるか?
理科大の研究では有意差はあまりないそうだ。昔のシムスの報告では顕著に違いがあったようだが…



photo:03



☆討議
男子は全体像の把握に優れている。しかし細かい部分が苦手。
女子は逆。


●別学の良さを保護者に伝えるには
男女の特性を踏まえた指導ができること。結果も出ていること。
ただ國學院も桐光学園も、学校自体は共学。部活なども男女いる。その良さも享受できる。



●ニュージーランド視察報告
PISAの調査で、ニュージーランドの学力低下が判明し、国家をあげてほとんどの学校を別学にした。

訪問した学校でも、別学の方が学力が上がるという調査結果が出ているので、実行しているのであり、今後ニュージーランドでは別学増えることはあっでも減ることはないだろう、とのこと。

実際その学校でも、ニュージーランド平均の大学合格率よりもはるかに高い率を出しているとのこと。


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